国会会議録の中の世界遺産

委員会 年月日 備考
001 運輸及び交通委員会 05 1947/07/22 その次に離島觀測の施設、先ほど申した通り、中央氣象臺におきましては離島に觀測所をもつております。たとえば南西諸島の屋久島、奄美大島の名瀬、南大東島、宮古島、石垣島等に日本の測候所があるわけであります。そういう所の觀測はほかの國にはあまり大したこととありませんが、日本としては死活問題でございます。これから夏、秋になつて日本に押し寄せてくる臺風、あらしは、琉球列島あるいは南洋諸島方面から參るのでありまして、向うに日本の測候所をもつておるということは非常に強みでございますので、一般大衆にとつても死活の問題でございます。
001 文化委員会 02 1947/08/01

日光「國立公園設置に關しまする運動は、明治四十四年第二十八議會に、日光を帝國公園となす請願が採擇せられたのに始まりまして、爾來毎年議會に提案せられた請願陳情はおびただしい數に上りまして、世しようやく國立公園設置の機運が釀成されてまいつたのであります。」「その國立公園の指定の場所および年月日につきましては、一番最初の紙の裏の方に、第一囘が昭和九年三月十六日、瀬戸内海・雲仙・霧島・第二囘が昭和九年十二月四日、阿寒・大雲山・日光・中部山岳・阿蘇、第三囘目といたしまして昭和十一年二月一日、十和田・富士箱根・吉野熊野・大山、第四囘昭和十三年十二月十七日、富士箱根(一部區域の追加)というような國立公園をしていしてまいりまして昨年終戰後初めて伊勢志摩國立公園を指定いたしまして、現在では十三箇所の國立公園を日本に設置いたしている次第であります。」

001 文化委員会 03 1947/08/05  なおこの機會に國立公園の對外利用及び國内利用について、私どもの考えておるところを申し述べさしていただきますのならば、國立公園につきましては、一應現在戰爭の破壊から免れておる日本の觀光地といたしまして、都市觀光については京都、奈良がございますが、それ以外では外人に廣く宣傳されております日光とか、あるいは富士・箱根とか、また火山をもつて有名な阿蘇・別府の地帶とかいうものは、外人は必ず一應はこちらに来るであろう。またそれとともに今いうのは、少し先走つておるかも知れませんが、原子爆弾による戰爭の成果、その結果を見るという一つの觀光氣分が外國に起こつておるようでございます。と申しますのは、長崎と広島でございますが、われわれとしては、まことに殘念なことでありますけれども、第二次世界大戰の原子力の威力を見るために、諸外國の人たちが相當多數視察に來るであろうと考えております。それらの點につきましては、長崎におきまする雲仙國立公園、また廣島におきまする厳島國立公園、瀬戸内海國立公園なんかを十分整備いたしまして、科学力と同時に自然風景に親しませて、日本の國土は破壊されておりますけれども、なお秀麗なる、世界に誇示すべきものがあることを認識していただきたいと、考えておる次第でございます。これらの問題につきましては、さいわいにして大藏省から若干の豫算を認められましたので、至急國立公園全般につきまして、對外宣伝用の映畫を作成いたしますとともに、英文竝びに外字、邦文のパンフレツト、リーフレツトを多數發行すべく、目下それぞれ計畫いたしておりまして、これらを通して、わが國土竝びにわが國民性を十分理解して、國際親善に寄與していきたいものと考えておる次第でございます。
001 文化委員会 04 1947/08/07 ○原田委員 ただいまサンフランシスコから横濱までの船賃は五百ドルだろうと思います。これを邦貨のやみ値に換算すると、十萬圓以上になるのではないかと思います。そういふときであるから、外貨の獲得ということは、非常に重大なことであつて、觀光事業が、將來日本の産業の中で重要な部門を占めてくることは、相當常識のある人なら、考えておるところである。ただいま厚生大臣の言われるところでは、燒野原のこのときに遊びごとであるかとかいうようなことを言う人があるということでありますが、私はもつてのほかであると思う。そういう考えを拂拭して、日本の觀光事業を大いに高めて、外貨の獲得に努めなければならぬのであります。厚生大臣は、今豫算がないと言われましたが、もちろん今は豫算がない。しかし厚生省では今五百五十萬圓ですか、言われましたが、運輸省にもいくらかある。この少い金でも、集めれば相當な額になつてくる。この間加賀山さんがここで佐藤さんの質問に對して、觀光會社が今たくさんできておりますが、これに對して補助をやつていくというようなお答えでありましたが、私は重點的にやつていく。統計を見ますと、東京を中心にした富士・箱根、それから日光等が、過去の實績を見るときに、観光客が一番ずば抜けて多いのであります。今までは、日本へ來て富士山と藝者というようなことを言われましたが、そんな意味じやなしに、富士・箱根、さらに奥多摩・秩父というような所を中心に重點をおいて、ここに設備を設け、日本へ來て、大體富士方面を見たら、日本を見て來たのだというようなことに重點をおいてやつていくときには、私は案外少い金で目的が達せられじやないかと思う。それからそれこそ徐々に全日本的に觀光客を誘致する設備を進めていくべきであると私は考えるのであります。これに對する厚生大臣の御意見を伺いたい。
001 国土計画委員会 1947/08/19 ○廣島縣厳島町の災害復舊工事に關する請願(第六十一號)
001 通信委員会 08 1947/08/22

八月二十一日 屋久島に無線電信電話局設置の請願(上林山榮吉君紹介)(第一四四號)

001 通信委員会 09 1947/08/26 屋久島に無線電信電話局設置の請願(上林山榮吉君紹介)(第一四四號)
001 文化委員会 02 1947/09/22 観光事業に関する小委員会
法隆寺、姫路城
○説明員(兵藤清君) 私共の文化課で擔當いたしております國寶、重要美術品、史蹟名物、天然記念物の主として保存に關する消極的な面でありまして、保存行政は三つの法律によつて行われております。それは皆様のお手許に差上げました國寶保存法、それから重要美術品ノ保存ニ關スル法律、それから史蹟名勝天然記念物保存法、この三つの法律であります。
又臨時的に法隆寺伽藍の修理費といたしまして、十二萬五千圓を計上して、緊急修理を必要とする建造物及び寶物類に對して、修理を實施して參つたのであります。
次に國寶建造物の維持修理といたしまして、昭和九年度以來毎年度繼續して實施いたしております法隆寺伽藍の修理費について申上げますと、昭和九年度より昭和二十一年度までは、毎年度十萬圓乃至十二萬五千圓を補助して實施して參つたのでありますが、昭和二十一年度におきましては、更に二十七萬九千圓を計上して同伽藍の聖靈院修理のために増額補助することとなつて、この工事は漸く竣功いたしたわけであります。次いで昭和二十二年度におきましては、百五十萬圓を計上して、目下五重の塔の根本修理のため解體工事を實施しておるところであります。尚金堂の根本修理につきましては、文部省といたしましては、最も愼重を期する意味におきまして、その對策を考究中であります。
更に國寶建造物の維持修理として、昭和九年度以來、毎年度繼續事業として實施いたしておりますものに姫路城の修理があります。この城郭の修理費として、毎年度四萬圓内外の僅少の經費を支出しておりますが、今日ではこの少額では、ほんの應急修理の程度でありまして、根本修理は目下のところ困難であります。尚大體明年度におきましては、この増額を豫定いたしておる次第であります。
HP
001 運輸及び交通委員会 23 1947/10/04 近畿日本鐵道會社線法隆寺、平端間復活の請願 (細川八十八君紹介)(第七六八號)
001 議院運営委員会 35 1947/10/14 ○参事(河野義克君) 今度正倉院の御物が両院議員に拜観を許されるようになりました機会に、その御物の保存状態を調査したり、それから法隆寺その他関西の古社寺の現況について調査するために文化委員会で議員を派遣したいという要求を出しておられます。議員派遣要求書を朗読いたします。
  議員派遣要求書
一、派遣の目的 法隆寺その他國費建造物並びに正倉院御物保存状態を実地調査する。
一、派遣議員 金子洋文、梅津錦一、團伊能、大隈信幸、岩本月洲、來馬琢道
一、派遣期間 十月十六日から十月十九日まで
一、派遣地  奈良縣
一、費用概算 九、六〇〇円
  内 訳
一、議員派遣 旅費(一名一日四〇〇円)六名四日分
右本院規則第百八十條により要求する。
 昭和二十二年十月十日
     文化委員長 山本勇造
 参議院議長 松平恒雄殿
001 本会議 38 1947/10/15 ○議長(松平恒雄君) お諮りして決定いたしたいことがございます。文化委員長より、法隆寺その他國宝建造物並びに正倉院御物保存状態を実地調査するため奈良縣に金子洋文君、梅津錦一君、團伊能君、大隈信幸君、岩本月洲君及び來馬琢道君を來る十六日より十九日まで四日間の日程を以て、派遣したいとの要求がございました。これら六名の議員を派遣することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
001 国土計画委員会 19 1947/10/28

○川越博君 本請願は霧島國立公園の區域内に新しく都井岬を編入してもらいたいという趣旨でございます。都井岬と申しますのは、宮崎縣の最南端でありまして、太平洋上に約八キロ突出いたしましておりまして、自然の放牧場もあり、あるいはまた名瀑もあり、あるいは御崎神社というりつぱな神社もある。殊に誇るべきは約五町歩に及ぶところのそてつの自然林があるのであります。これは天然記念物として指定されておるのでありまするけれども、かの眺望臺に臨みますと、實に雄大でありまして、霧島山、櫻島、志布志一帶、大隅半島、それから遠く屋久島、種子ヶノ島の二つの島を初め宮崎、青島、鵜戸、油津などを展觀することができて、實に阿蘇の大觀峰にも匹敵すべき雄大なるところの展望であります。從いまして山の霧島と調和のとれるところのこの都井岬を、ぜひとも國立公園の區域内に編入をしていただきたい。こういう熱願であります。
 地元の軍政官も非常に氣に入られて、しばしば足を運ばれておるし、現在米軍の人たちもしばしば行つているような状況でございます。それから本請願と少し關連いたしますが、青島、鵜仁の一帶の海岸線、こういつた點につきましても、どうぞ關係當局においては考察をされて、山の美に加うるに、海岸一帶の美を加味されて、山と海との調和のとれたりつぱな霧島國立公園に育て上げていただきたい。こういうことをお願いをいたす次第であります。以上をもつて説明を終ります。

001 文化委員会 07 1947/11/11 奈良地方の寺院その他國法の保存状態
參議院文化常任委員會から奈良地方の寺院その他國法の保存状態の調査に出張
法隆寺
HP
001 運輸及び交通委員会 40 1947/12/03 法隆寺
001 通信委員会 27 1947/12/05 屋久島
001 運輸及び交通委員会 43 1947/12/08 法隆寺
001 本会議 75 1947/12/09 法隆寺、屋久島
002 本会議 44 1948/06/07 屋久島
002 文化委員会 07 1948/06/18 法隆寺
002 文化委員会 08 1948/06/22 法隆寺
002 司法委員会 48 1948/06/26 屋久島
002 文化委員会 18 1948/07/01 法隆寺
002 文化委員会 19 1948/07/02 法隆寺
002 予算委員会 40 1948/07/03 法隆寺
003 本会議 17 1948/11/29 屋久島
005 文部委員会 01 1949/02/12 法隆寺
005 運輸委員会 05 1949/03/29 屋久島
005 文部委員会 02 1949/03/24 法隆寺
005 本会議 09 1949/03/31 法隆寺
005 文部委員会 04 1949/04/04 法隆寺
005 内閣委員会 06 1949/04/07 法隆寺
005 文部委員会 05 1949/04/07 法隆寺
005 議院運営委員会 16 1949/04/08 法隆寺
005 文部委員会 06 1949/04/08 法隆寺
005 本会議 13 1949/04/11 法隆寺
005 建設委員会 04 1949/04/11 屋久島
005 文部委員会 07 1949/04/12 法隆寺
005 予算委員会 13 1949/04/15 法隆寺
005 文部委員会 08 1949/04/19 法隆寺
005 文部委員会文化小委員会 01 1949/04/19 法隆寺
005 文部委員会 10 1949/04/22 法隆寺
005 文部委員会 07 1949/04/22 法隆寺
005 議院運営委員会 25 1949/04/26 法隆寺
005 内閣・文部委員会連合審査会 01 1949/05/06 法隆寺
005 建設委員会 15 1949/05/10 法隆寺
005 厚生委員会 17 1949/05/10 屋久島
005 文部委員会 15 1949/05/11 法隆寺
005 本会議 24 1949/05/11 法隆寺
005 厚生委員会 18 1949/05/12 屋久島
005 商工委員会 14 1949/05/13 屋久島
005 1949/05/13 屋久島
005 文部委員会 21 1949/05/18 法隆寺
005 逓信委員会 15 1949/05/19 屋久島
005 商工委員会 20 1949/05/20 屋久島
005 文部委員会 24 1949/05/21 法隆寺
005 文部委員会 17 1949/05/21 法隆寺
005 文部委員会 25 1949/05/22 法隆寺
005 本会議 31 1949/05/22 法隆寺
005 運輸委員会 27 1949/05/23 屋久島
005 本会議 33 1949/05/24 法隆寺、屋久島
005 本会議 34 1949/05/25 法隆寺
005 本会議 34 1949/05/25 屋久島
005 本会議 35 1949/05/26 法隆寺
005 本会議 35 1949/05/26 屋久島
005 文部委員会 閉01 1949/06/16 法隆寺
005 観光事業振興方策樹立特別委員会 03 1949/07/04 法隆寺
005 厚生委員会 閉03 1949/07/26 屋久島
005 経済安定委員会 19 1949/08/10 屋久島
005 文部委員会 28 1949/08/23 法隆寺
005 文部委員会 閉06 1949/09/12 法隆寺
005 建設委員会 28 1949/09/15 屋久島
005 文部委員会 閉08 1949/09/22 法隆寺
005 文部委員会 29 1949/09/26 法隆寺
005 文部委員会 閉09 1949/09/26 法隆寺
005 文部委員会 閉12 1949/10/13 法隆寺
005 文部委員会 閉14 1949/10/24 法隆寺
006 文部委員会 02 1949/11/10 法隆寺、姫路城
006 本会議 08 1949/11/11 法隆寺、姫路城
006 本会議 10 1949/11/14 法隆寺
006 文部委員会 04 1949/11/15 姫路城
006 厚生委員会 04 1949/11/16 屋久島
006 文部委員会 05 1949/11/18 姫路城
006 本会議 16 1949/11/21 法隆寺
006 本会議 15 1949/11/24 法隆寺、姫路城
006 文部委員会 13 1949/11/28 姫路城
006 厚生委員会 09 1949/11/28 屋久島
006 文部委員会 09 1949/11/29 姫路城
006 本会議 22 1949/11/30 屋久島、姫路城
006 文部委員会 15 1949/12/01 姫路城
006 考査特別委員会 11 1949/12/01 法隆寺
006 本会議 23 1949/12/01 屋久島、姫路城
006 文部委員会 15 1949/12/01 法隆寺
007 水産委員会 13 1950/04/10 屋久島
法隆寺
007 文部委員会 01 1950/02/01
007 文部委員会 02 1950/02/04
007 文部委員会 04 1950/02/14
007 予算委員会第三分科会 01 1950/02/17
007 文部委員会 07 1950/02/28
007 予算委員会 10 1950/03/09
007 大蔵委員会 29 1950/03/24
007 文部委員会 14 1950/03/30
007 文部委員会 19 1950/04/22
007 文部委員会 21 1950/04/25
007 文部委員会 16 1950/04/25
007 文部委員会 25 1950/04/29
007 文部委員会 26 1950/04/30
007 本会議 45 1950/04/30
007 文部委員会 27 1950/05/01
姫路城
007 文部委員会 02 1950/02/04
007 文部委員会 04 1950/02/14
007 予算委員会第三分科会 01 1950/02/17
008 建設委員会 04 1950/07/25
屋久島
008 災害地対策特別委員会 05 1950/08/31
008 考査特別委員会 14 1950/11/13
008 運輸委員会 15 1950/11/20
法隆寺
008 本会議 08 1950/07/25
008 文部委員会 03 1950/07/26
008 建設・地方行政委員会連合審査会 01 1950/07/26
008 建設委員会 05 1950/07/26
008 議院運営委員会 11 1950/07/29
008 本会議 12 1950/07/31
008 文部委員会 閉07 1950/10/06
008 文部委員会 10 1950/11/13
姫路城
008 文部委員会 閉04 1950/10/03
010 法隆寺
010 予算委員会 13 1951/02/12
010 文部委員会 26 1951/03/24
屋久島
010 行政監察特別委員会 13 1951/05/28
010 厚生委員会 閉01 1951/07/26
010 電気通信委員会 22 1951/08/07
012 運輸委員会 09 1951/11/07 姫路城
農林委員会 09 1951/11/14 屋久島
内閣委員会 16 1951/11/21 姫路城
屋久島
012 経済安定委員会 10 1951/11/22
012 厚生委員会 08 1951/11/22
012 予算委員会 22 1951/11/24
012 文部委員会 10 1951/11/26
012 厚生委員会 10 1951/11/27
013 文部委員会 02 1952/02/05 姫路城
屋久島
013 経済安定委員会 02 1952/02/18
013 通商産業委員会公聴会 01 1952/04/15
013 経済安定・通商産業・建設委員会連合審査会 05 1952/05/19
法隆寺
013 図書館運営委員会 02 1952/02/20
013 文部委員会 07 1952/02/27
013 文部委員会 54 1952/07/28
015 文部委員会 02 1952/11/12 姫路城
法隆寺
015 文部委員会 03 1952/11/27
015 文部委員会 05 1952/12/02
015 文部委員会 10 1952/12/17
015 文部委員会 11 1952/12/18
015 文部委員会 08 1953/02/06
姫路城
015 文部委員会 02 1952/11/14
015 文部委員会 10 1952/12/17
015 文部委員会 08 1953/02/06
016 図書館運営委員会 04 1953/06/22 法隆寺
屋久島
016 大蔵委員会 07 1953/06/24
016 経済安定委員会 06 1953/06/30
016 経済安定委員会 07 1953/07/01
016 大蔵委員会 15 1953/07/04
016 経済安定委員会 04 1953/07/07
016 経済安定委員会 05 1953/07/09
016 通商産業委員会 16 1953/07/14
016 大蔵委員会 27 1953/07/28
016 通商産業委員会 31 1953/08/06
018 建設委員会 01 1953/12/03 屋久島
019 法隆寺
019 文部委員会 35 1954/05/20
019 文部委員会 閉03 1954/08/02
屋久島
019 経済安定委員会 04 1954/05/11
019 経済安定委員会 28 1954/05/28
019 建設委員会 閉03 1954/09/15
019 農林委員会 72 1954/10/11
022 法隆寺
022 予算委員会第二分科会 01 1955/06/03
022 予算委員会第四分科会 01 1955/06/28
022 文教委員会 閉01 1955/10/05
023 文教委員会 05 1955/12/13
姫路城
022 文教委員会 閉01 1955/10/05
屋久島
022 農林水産委員会水産に関する小委員会 04 1955/06/04
022 社会労働委員会 18 1955/06/21
022 補助金等の整理等に関する特別委員会 09 1955/06/22
022 逓信委員会 10 1955/06/28
022 農林水産委員会 閉14 1955/11/11
023 文教委員会 05 1955/12/13 法隆寺
024 法隆寺
024 文教委員会 04 1956/02/07
024 文教委員会 14 1956/03/13
024 内閣委員会 46 1956/05/15
024 文教委員会 46 1956/06/03
024 文教委員会 53 1956/10/26
屋久島
024 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 14 1956/04/06
024 農林水産委員会 55 1956/10/01
姫路城
024 文教委員会 04 1956/02/07
024 文教委員会 48 1956/07/17
026 法隆寺
026 文教委員会 03 1957/02/07
026 文教委員会 03 1957/02/08
026 予算委員会第二分科会 01 1957/02/11
026 予算委員会 13 1957/03/20
026 内閣委員会 13 1957/03/28
026 予算委員会第四分科会 02 1957/03/30
026 地方行政委員会 22 1957/04/11
026 内閣委員会 20 1957/04/11
屋久島
026 社会労働委員会 24 1957/04/20
026 社会労働委員会 54 1957/05/18
姫路城
026 文教委員会 03 1957/02/07
026 文教委員会 03 1957/02/08
屋久島
028 予算委員会第四分科会 02 1958/02/14
028 運輸委員会 07 1958/02/20
028 運輸委員会 06 1958/02/20
028 地方行政委員会 10 1958/03/06
028 予算委員会第二分科会 02 1958/03/24
028 予算委員会第三分科会 03 1958/03/25
法隆寺
028 予算委員会第二分科会 04 1958/02/17
028 内閣委員会 33 1958/04/23
029 文教委員会 閉03 1958/09/10 法隆寺、姫路城
030 外務委員会 06 1958/10/20 法隆寺
031 文教委員会 14 1959/03/12 法隆寺
屋久島
031 運輸委員会 05 1959/02/05
031 運輸委員会 05 1959/02/06
031 国土総合開発特別委員会 02 1959/02/27
031 農林水産委員会 20 1959/03/10
031 予算委員会第三分科会 04 1959/03/26
032 運輸委員会 閉04 1959/10/05 屋久島
屋久島
033 国土総合開発特別委員会 06 1959/11/20
033 建設委員会 07 1959/12/16
033 国土総合開発特別委員会 12 1959/12/26
033 本会議 27 1959/12/26
法隆寺
034 文教委員会 06 1960/03/11
034 議院運営委員会 20 1960/03/17
屋久島
034 地方行政委員会 10 1960/03/08
034 法務委員会 12 1960/04/05
034 内閣委員会 23 1960/04/28
屋久島
035 文教委員会 閉04 1960/10/15
036 文教委員会 閉01 1960/11/30 屋久島
036 建設委員会 閉02 1960/12/01 法隆寺
法隆寺
038 文教委員会 01 1961/02/08
038 文教委員会 03 1961/02/09
038 予算委員会第二分科会 01 1961/02/25
038 予算委員会第二分科会 06 1961/03/03
038 文教委員会 12 1961/03/16
038 予算委員会第四分科会 02 1961/03/28
屋久島
038 商工委員会 02 1961/02/09
038 決算委員会 14 1961/03/29
038 内閣委員会 18 1961/03/30
038 決算委員会 20 1961/04/12
038 災害対策協議会 11 1961/09/20
040 法務委員会 16 1962/03/15 屋久島
法隆寺
040 文教委員会 15 1962/03/19
040 運輸委員会観光に関する小委員会 02 1962/04/11
040 本会議 42 1962/04/27
041 文教委員会 閉01 1962/10/01 法隆寺
041 内閣委員会 閉04 1962/11/01 屋久島
法隆寺
043 予算委員会 02 1963/01/29
043 予算委員会第二分科会 05 1963/02/21
043 文教委員会 16 1963/05/22
屋久島
043 農林水産委員会 01 1963/01/29
043 農林水産委員会 02 1963/01/29
043 地方行政委員会 04 1963/02/05
屋久島
046 農林水産委員会 01 1964/01/29
046 農林水産委員会 02 1964/01/30
046 運輸委員会 05 1964/02/18
046 運輸委員会 12 1964/02/28
046 予算委員会 16 1964/02/28
046 運輸委員会 18 1964/03/17
046 運輸委員会 13 1964/03/17
046 地方行政委員会 17 1964/03/25
046 災害対策特別委員会 閉03 1964/09/29
046 災害対策特別委員会 19 1964/10/02
046 災害対策特別委員会 22 1964/10/27
法隆寺
046 文教委員会 08 1964/02/20
046 文教委員会 09 1964/03/06
046 建設委員会 37 1964/06/12
姫路城
046 内閣委員会 04 1964/02/06
046 内閣委員会 01 1964/02/18
046 予算委員会第四分科会 05 1964/02/21
046 内閣委員会 03 1964/02/27
046 内閣委員会 07 1964/03/10
046 内閣委員会 08 1964/03/12
046 内閣委員会 19 1964/03/31
046 本会議 14 1964/03/31
046 文教委員会 25 1964/05/15
046 文教委員会 35 1964/06/26
046 文教委員会 閉05 1964/10/01
046 特別委員会 閉01 1964/08/31 原爆ドーム初出
オリンピック東京大会準備促進特別委員会

○山本利壽君 今回のこのオリンピック記録映画というものに対して、各方面が非常に期待をしていると思うのでございます。したがって各方面からいろいろな希望やら注文が出まして、ほんとうにその衝に当たられる方は御苦心が多いと思うのでありますが、先ほど河野委員から技術方面に対するいろいろな御希望が出ましたので、私は別な方面からちょっと気のついたことを一つ申し上げておきたいと思うのでございます。もちろん、これは要求ではありません。御参考にでありますが、先ほどちょうだいいたしましたこの記録映画の資料の七ページのところに「雲の海。重なり、流れ、薄れて、やがて、見えはじめる建物。」、その次に「広島原爆ドーム。」、こういうことが出ているわけですが、なぜここへ原爆ドームが出なければならなかったかと、ちょっとふしぎに思ったから御質問するわけでございますが、まあ日本が原爆を受けて、その廃墟の中から立ち上がって、しかも、こんなすばらしいことをやったという感じを見る人に与えるという意味とも思うのでありますが、今度のオリンピックは「世界は一つ、東京オリンピック」という標語のもとにやるわけでございまして、ほんとうに世界じゅうの人がこの記録映画を見て、ああよかったと楽しみ、かつまた、希望を抱くような映画にしてもらいたいと思うのであります。先ほど読みましたところのものは、今度の映画が必ずこのとおりできるという意味でもないかと思いますので、あえて発言したわけでございますが、私はこの原爆を落としたことについては、そのことのよしあしは別として、アメリカ人は非常に心を痛めておると思うんです。われわれはけんかをして、こちらが正しくても、だれかにけがをさせたら、そのけがのあとを見るということは、私はほんとうにいつまでもいやなものでありますから、やはりアメリカ人としては、今度のこの映画でせっかく東京オリンピックがどんなものであったかと思っていると、そこへ原爆の廃墟ドームがパッと写ると、あまり愉快なものでは私はないだろうと想像する。またアメリカに反対するところの反感を持っておる国々は、あれを見ろ、あれはアメリカのやった残骸だというふうにすぐ思いはしないか。それでわれわれ日本人が思っておる以上に、こういうことは世界の人々には響くところが多い。見た者がみんな喜んで見た。ほんとうにいい映画であった、楽しい映画であった、しかも意義のある映画であったと思うような映画をひとつつくっていただきたいので、この原爆のドーム、広島のドームがそういうことと一致するものかどうか、うまく一致するようにおとりくださるとは思いますけれども、ひょっとした日本人の思わないことで、外国人にちょっとこの原爆の話をすると、何かひどく響くこともございますので、ちょっと気のついたところを私は申し述べたわけでございます。もし御参考になれば、そういうふうにお願いしたい。別に原爆のドームは写すべからずという意見を申し上げたわけではございません。
屋久島
048 予算委員会第四分科会 06 1965/02/27
048 運輸委員会 22 1965/04/13
048 予算委員会 01 1965/02/22 第一分科会
法隆寺
姫路城
048 内閣委員会 02 1965/02/02
048 内閣委員会 02 1965/02/04
049 文教委員会 02 1965/08/05 法隆寺
屋久島
049 災害対策特別委員会 閉03 1965/09/21
049 農林水産委員会 08 1965/10/01
屋久島
051 大蔵委員会 18 1966/03/08
051 科学技術振興対策特別委員会 07 1966/06/03
051 文教委員会 16 1966/04/06 法隆寺
姫路城
051 建設委員会 06 1966/02/25
051 商工委員会 38 1966/05/31
屋久島
055 決算委員会 03 1967/03/23
055 予算委員会第四分科会 03 1967/05/24
055 農林水産委員会 37 1967/07/20
055 建設委員会 22 1967/07/12 姫路城
055 文教委員会 01 1967/07/20 文化財保護に関する小委員会法隆寺
056 文教委員会 04 1967/10/23 法隆寺
屋久島
056 決算委員会 03 1967/10/11
056 農林水産委員会 06 1967/11/10
法隆寺
058 予算委員会第一分科会 03 1968/03/14
058 予算委員会第四分科会 04 1968/03/15
058 建設委員会 09 1968/04/04
058 内閣委員会 19 1968/04/27
屋久島
058 災害対策特別委員会 02 1968/02/27
058 災害対策特別委員会 03 1968/03/08
058 農林水産委員会 05 1968/03/26
059 災害対策特別委員会 05 1968/10/09 屋久島
059 文教委員会 閉04 1968/11/29 法隆寺
法隆寺
061 建設委員会 26 1969/06/13
061 運輸委員会 32 1969/07/17
061 本会議 08 1969/02/26 キーワード「文化遺産」初出?。内容は「文化財」と同一。
参議院文教委員・従四位勲二等・故北畠教真君の御霊に追悼
わが民族の貴重な文化遺産であります平城宮跡の国による買い上げを推進され、その結果同宮跡の保存の完ぺきが期せられるに至ったのであります。
HP
061 予算委員会 04 1969/02/27 第一分科会姫路城
061 運輸委員会 32 1969/07/17 二十世紀の文化遺産である死の灰ストロンチウム九〇なども相当降り注いでいる道理であり、やがてはこの古代文化の体現者のはだにケロイドの花を咲かせる危険も濃厚になってくると書いてある HP
屋久島
061 農林水産委員会 09 1969/03/11
061 農林水産委員会 13 1969/03/20
061 大蔵委員会 06 1969/03/25
063 文教委員会 01 1970/09/08 文化財保護に関する小委員会。「飛鳥の文化遺跡を保存」 HP
屋久島
063 大蔵委員会 11 1970/03/12
063 内閣委員会 20 1970/04/27
063 内閣委員会 15 1970/05/08
063 農林水産委員会 32 1970/08/10
063 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 20 1970/10/15
063 農林水産委員会 閉04 1970/10/27
姫路城
063 法務委員会 03 1970/03/12
063 文教委員会 閉01 1970/07/10
064 法務委員会 05 1970/12/09 一方では非常に重大な文化遺産を売り渡すというような結果になることをおそれるのであります。 HP
064 社会労働委員会 03 1970/12/15 屋久島
姫路城
065 決算委員会 06 1971/03/03
065 文教委員会 07 1971/03/05
法隆寺
065 予算委員会 03 1971/02/10
065 文教委員会文化財保護に関する小委員会 01 1971/05/18
屋久島
065 災害対策特別委員会 04 1971/03/19
065 予算委員会第四分科会 01 1971/03/23
067 農林水産委員会 02 1971/12/03 姫路城
067 内閣委員会 04 1971/12/07 屋久島
068 文教委員会 01 1972/04/13 文化財保護に関する小委員会法隆寺
068 建設委員会 19 1972/06/06 琵琶湖の開発は、琵琶湖の漁業、養殖業や農業を守り、自然と文化遺産を保全することを中心に、その許容範囲内において行なわれなければなりません。 HP
屋久島
068 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
068 予算委員会第四分科会 03 1972/04/25
068 内閣委員会 24 1972/05/23
068 農林水産委員会 20 1972/06/09
文化遺産
068 予算委員会第三分科会 05 1972/03/24
068 内閣委員会 06 1972/03/30
068 内閣委員会 07 1972/04/04
068 外務委員会 08 1972/04/14
068 建設委員会 19 1972/06/06
071 本会議 04 1973/01/29 日本語一つとってみても、祖先の文化遺産を継承しているのであります。過去の歴史を全部否定して、われわれの手に残るものは全く無であります。こうした日本の文化、伝統、日本の国家と民族について全く等閑視してきたのが戦後の教育であり、現在のごとく精神の荒廃を招いた根本的の原因であると思うのであります。 HP
071 予算委員会第二分科会 04 1973/03/07 文化財保護の問題で質問。埋蔵文化財といいますのはわが国の祖先が残しました貴重な文化遺産 HP
071 予算委員会 11 1973/03/26 とうといわれわれの文化遺産が開発する側、発掘する側でその費用を負担しているという原因者負担ですね、このあり方についてはどのようにお考えでしょうか。 HP
071 逓信委員会 06 1973/03/29 それから、もう一つ大きな点は、現在、御承知のように、世界的に文化遺産がかなりいろいろな意味でこわされたり、環境汚染等で破壊されたりいたしております現実がございますので、その世界的な遺跡あるいは文化美術、そういうものを、いまのところ世界の二十九カ国に取材班を派遣いたしまして、そして番組化したい。これは実際の番組として誕生いたしますのは四十九年の正月以降になろうかと思いますが、これはいま申し上げましたように世界的なかかわりの中で制作して出していきたいというふうに考えております。 HP
071 逓信委員会 20 1973/06/06 高松塚古墳。
せっかくああいうりっぱな文化遺産があったにもかかわらず、実際は国民の方が見られないわけでございます。そこで、あれと全く同じ模型のものをその近所につくりまして、石室も壁画も、日本一流の画家にかいてもらって、そしてそれを一般の人にお見せして、せめてその当時の偉業をしのんでいただくということにしたい。
HP
071 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 07 1973/06/06 ○春日正一君 
沖繩の文化財ですね、それが非常な規模で破壊されるという危険にさらされている
日本の歴史、アジアの歴史を説く上では非常に貴重な価値を持った文化遺産です。そういうものがいま急速にこわされようとしておる。
HP
071 建設委員会 12 1973/06/14 民族としての文化遺産を保護していきたい、一面では国土の開発として建設省として仕事を進めていきたいという、三つどもえといえばそういう形でございますが、これは大事なことであります。特に仙台市の大白山の具体的な例をお聞きいたしましたけれども HP
071 商工委員会 30 1973/06/15 オニヒトデだけではなくて、開発のまさに鬼、ほんとうの人手がサンゴ礁をだめにしてしまう、あるいは海をだめにしてしまうという状況があるというふうに思います。そういう点で、乱開発について十分な監視をしてもらわなければならぬというふうに思いますが、沖繩にはすぐれた文化遺産が非常に多いわけでありまして、県指定、国指定を合わせますと、百八十三件あるというふうにいわれておりますが、これらに対しても、これはデベロッパーが入り込むと、日本の各地で起こっておるような状態が出てまいります HP
071 公害対策及び環境保全特別委員会 11 1973/07/11 ここに道路を建設することはいいのかどうか、そのメリットですね。経済学的あるいは生態学的、あるいは文化遺産を守るとかそういったことじゃなくて、建設省としてこの道路は適当であると思われるのかどうなのか。
いまお話がございました中霧島の有料道路、これは鹿児島県の霧島町と宮崎県の高原町、この間を結ぶ最短の道路
HP
071 本会議 38 1973/09/24 教育という営みは、次の世代に過去の文化遺産を伝達するばかりでなく、未来によりよい社会を築き上げるために必要な能力を子供たちに与えなければならないのであります。 HP
法隆寺
071 予算委員会第四分科会 02 1973/03/03
071 決算委員会 04 1973/03/29
071 文教委員会 05 1973/04/19
屋久島
071 公害対策並びに環境保全特別委員会 27 1973/06/19
071 内閣委員会 15 1973/06/26
071 農林水産委員会 48 1973/08/28
071 農林水産委員会 50 1973/08/30
文化遺産
071 本会議 04 1973/01/29
071 予算委員会第二分科会 04 1973/03/07
071 予算委員会 11 1973/03/26
071 逓信委員会 06 1973/03/29
071 逓信委員会 20 1973/06/06
071 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 07 1973/06/06
071 建設委員会 12 1973/06/14
071 商工委員会 30 1973/06/15
071 公害対策及び環境保全特別委員会 11 1973/07/11
071 本会議 38 1973/09/24
072 文教委員会 02 1973/12/20 われわれの祖先の残してくれた文化遺産でございます。環境庁が行なった自然破壊に対する歯どめ以上の決意と、以上の措置をもって立化遺産を守り抜くということが、今後われわれの未来の子供たち、あるいは今後の日本にとってきわめて必要なことであり重要な任務だと私は思います。 HP
072 逓信委員会 05 1974/02/14 飛鳥保存財団が寄付金を集めて飛鳥のこのたび発掘されました高松塚の古墳保存という問題で、六億という金が集まったということが非常に膨大であるということでございますが、実はこの飛鳥地方全般に、明日香村一つとらえてみましても、これ全体がいわゆる日本の歴史というものの幕明けを告げるところの重大な国民的な文化遺産でございまして、これを全部国の費用でどうするかということにつきましては、根本の飛鳥をどうするかということからきめてかからなければなりません。 HP
072 内閣委員会 11 1974/04/02 法隆寺
屋久島
072 農林水産委員会 11 1974/02/20
072 地方行政委員会 06 1974/03/26
072 農林水産委員会 30 1974/04/09
072 農林水産委員会 31 1974/04/10
072 農林水産委員会 21 1974/05/09
文化遺産
072 文教委員会 02 1973/12/20
072 逓信委員会 05 1974/02/14
072 予算委員会第二分科会 03 1974/03/07
072 予算委員会第四分科会 01 1974/04/04
072 予算委員会第四分科会 02 1974/04/05
072 農林水産委員会 34 1974/04/25
072 商工委員会 38 1974/05/22
072 文教委員会 17 1974/05/30
072 本会議 24 1974/05/31
法隆寺
073 文教委員会文化財保護に関する小委員会 01 1974/10/23
073 農林水産委員会 04 1974/11/12
075 文教委員会 01 1975/02/07 文化遺産
075 文教委員会 02 1975/02/18 文化遺産
075 予算委員会第一分科会 03 1975/02/26 文化遺産
075 建設委員会 03 1975/02/19 屋久島
075 公害対策及び環境保全特別委員会 02 1975/02/19 屋久島
075 建設委員会 04 1975/02/21 屋久島
075 文教委員会 03 1975/03/04 文化財保護に関する小委員会
法隆寺
075 文教委員会 05 1975/03/19 文化遺産
075 予算委員会 02 1975/03/31 第三分科会 屋久島
075 本会議 16 1975/04/15 屋久島
075 文教委員会 10 1975/05/23 屋久島
075 公害対策及び環境保全特別委員会 10 1975/05/23 屋久島
075 文教委員会 05 1975/05/23 文化財保護に関する小委員会
075 文教委員会 12 1975/06/05 法隆寺、文化遺産
075 決算委員会 09 1975/06/05 文化遺産
075 文教委員会 13 1975/06/10 キーワード「自然遺産」「世界遺産(条約)」の初出
○参考人(菊屋嘉十郎君)
山口県萩市長の菊屋でございます。あわせて全国史跡整備市町村協議会の会長。
ユネスコにおきましても、一九七二年に採択されました勧告、すなわち「文化遺産及び自然遺産の国内的保護に関する勧告」というものの中におきましても、伝統的な建造物群を文化遺産の一つとしてとらえて、その保護を図るべきであるということを各国に訴えておる次第であります。しかるに、近年における生活様式の急激なわが国における変化や、開発事業の進展によって、年々その町並みの姿が変貌を来しておる、かっての景観をとどめるものがだんだん少なくなっておるということは大変残念でありまして、こういう事態に対処するために、すぐれた歴史的景観を保っておる集落、町並みを持っております市町村においては、みずから市の条例を定めてその保存を図っておるところでありますが、その数はすでに全国で十一カ市町村に上っております。
HP
075 文教委員会 15 1975/06/19 文化遺産
076 運輸委員会 02 1975/11/18 屋久島
076 農林水産委員会 06 1975/12/17 屋久島
077 予算委員会 04 1976/04/26 屋久島
077 農林水産委員会 06 1976/05/11 屋久島
078 災害対策特別委員会 02 1976/10/08 屋久島
078 社会労働委員会 03 1976/10/19 屋久島
078 社会労働委員会 04 1976/10/21 屋久島
080 社会労働委員会 05 1977/03/10 屋久島
屋久島
080 農林水産委員会、公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 01 1977/03/16
080 農林水産委員会 07 1977/03/22
080 予算委員会 07 1977/03/28
080 農林水産委員会 08 1977/04/01
080 予算委員会 14 1977/04/06
080 社会労働委員会 15 1977/04/26
080 農林水産委員会 13 1977/04/26
080 外務委員会 11 1977/05/19
屋久島
082 災害対策特別委員会 02 1977/10/06
082 商工委員会 08 1977/11/15
屋久島
084 予算委員会第一分科会 01 1978/03/29
084 予算委員会第四分科会 02 1978/03/30
084 農林水産委員会 22 1978/05/10
084 商工委員会 21 1978/06/08
084 農林水産委員会 20 1978/06/08
087 外務委員会 04 1979/02/22 キーワード「世界遺産条約」の初出
○塩出啓典君
一九七二年、国連人間環境会議がストックホルムで開かれて以来、環境問題をめぐる各国の国際協力は一段と進んでいるわけでありますが、その中にあってわが国の対応のおくれが目立つわけであります。同会議で締結を約束し、その後調印をした国際条約でいまだ批准をしていないものがあるわけであります。時間がございませんので私の方から申し上げますが、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する条約、いわゆるワシントン条約であります。また、世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約、また、廃棄物その他の投棄による海洋汚染の防止に関する条約などでありますが、そういうものがなぜ批准がおくれているのか。
○説明員(小林俊二君)
第三番目の文化・自然遺産保護条約につきましては、この条約の内容が各国内におきます文化財保護の問題と並びまして、国際的な文化財保護のための協力、さらにはっきり申し上げますれば、主として途上田における保護のための援助といった面を含んでおりまして、そのための予算措置を要するという内容になっておりますので、そうした予算措置の観点から、若干単なる国内における体制整備とは異なった面を含んでおりますので、その観点からこれに加入することが適当であるかどうかということを検討中であるというので、若干そのポジションにおきましては前二者とは異なっております。
HP
087 予算委員会 16 1979/03/27 屋久島
090 農林水産委員会 05 1979/12/10 屋久島
090 農林水産委員会 03 1979/12/11 屋久島
屋久島
091 予算委員会 04 1980/02/02
091 農林水産委員会 02 1980/02/06
091 予算委員会第四分科会 02 1980/03/05
091 予算委員会第四分科会 03 1980/03/06
091 予算委員会第三分科会 02 1980/03/31
091 商工委員会、石炭対策特別委員会連合審査会 01 1980/04/16
091 災害対策特別委員会 05 1980/04/24
091 外務委員会 14 1980/04/09 ただいま御審議いただいておりますこの絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約とか、廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約、移動性の野生動物の種に関する保存条約というものが、このストックホルム会議におきまして採択が勧告されているわけでございまして HP
091 外務委員会 17 1980/04/23 ○土井委員 
一つは、一九五四年五月十四日にオランダのハーグで五十カ国が調印いたしました武力紛争の際の文化財保護条約というのがございます。五六年八月七日に五カ国以上がもうすでに批准をいたしまして発効しているのですが、現在これから数がふえているかもしれませんけれども、昨年あたりでは六十六カ国がもうこれに批准をしておる。二十六年も過ぎているのに日本は未批准であります。調印はしたけれども、まだ批准をしない。文化財保護について日本は熱心じゃないのかということを言われてもいたし方がない、こういう感じもいたします。
 それからまた、世界の文化遺産及び自然遺産の保護条約、これは一九七二年十一月十六日にパリのユネスコの第十七回総会で採択をされました。七八年十一月現在で四十カ国がこれを批准いたしております。大臣御承知のとおりに、あのストックホルムの国際環境会議、あの席を発端にいたしましてつくられた条約でもございます。このユネスコの席において日本は議長席にも席を連ねた一国でございます。にもかかわらず今日に至ってこれに対して批准の動きすらない。ちょっと問題だと思うのです。
HP
093 エネルギー対策特別委員会 04 1980/11/12 屋久島
屋久島
094 予算委員会第一分科会 03 1981/03/02
094 環境委員会 04 1981/04/07
094 商工委員会 04 1981/04/14
094 外務委員会 11 1981/04/22
094 交通安全対策特別委員会 07 1981/04/22
094 地方行政委員会 09 1981/05/12
094 内閣委員会 10 1981/05/26
094 農林水産委員会 18 1981/06/03
094 外務委員会 19 1981/06/03

○土井委員 
もうあと一つの世界の文化遺産と自然遺産の保護に関する条約、(中略)日本はいまだにこの条約についても批准の気配がございません。
 (中略)締約国はそこにユネスコ分担金の一%を拠出しなければならないということになっているのですが、聞くところによりますと、わが国の場合は、年間約四千万円ぐらいの支出が予想されるということが一つの原因にもなって、批准が見送られておるということもちまたに聞こえてくる声でございます。大臣、いかがでございますか。

○園田国務大臣 文化財を保護するということは、その国だけではなくて、世界のすべての人々に対するその国の責任であるとさえ感じております。かつまた、日本の文化財というものはなかなか貴重な文化財が多いわけでありまして、御発言の趣旨はよくわかります。ただ、二つの条約がおくれました理由は、一つは、主として文化財が集中している奈良、京都、この地区が空港だとかなんだとかというところから距離が余り離れてない、こういう現地の実情、それから後の方の条約は、このための国内法との調整、分担金等の問題等でおくれていることだと存じます。しかし、文化財の保護というのはきわめて重要な問題でありますから、これについて私もつい関心がここまでいっておりませんでしたが、いま承りましたので、重大な関心を払って、困難はありましょうとも、各省庁とも協議の上前向きに締結の可能性について検討したいと存じます。

HP
096 屋久島
096 予算委員会第一分科会 02 1982/02/27
096 予算委員会 08 1982/03/15
096 予算委員会 16 1982/03/27
096 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 04 1982/03/31
096 建設委員会 05 1982/04/01
096 公害及び交通安全対策特別委員会 03 1982/04/02
096 農林水産委員会 12 1982/04/08
096 建設委員会 08 1982/04/27
096 法務委員会 16 1982/08/10
098 決算委員会 02 1983/01/20 屋久島
101 予算委員会 01 1984/03/10 第五分科会
キーワード「白神山地」の初出
農林水産委員会 07 1984/04/11 屋久島
農林水産委員会 09 1984/04/18 屋久島
農林水産委員会 11 1984/04/19 屋久島
101 本会議 19 1984/06/27 白神山地
社会労働委員会 21 1984/07/05 屋久島
農林水産委員会 29 1984/10/03 屋久島
102 外務委員会 07 1985/04/16 ○抜山映子君 武力紛争時の文化財保護のための条約の解説はそれでわかりましたんですけれども、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の方はどうして批准できておらないんですか。
○政府委員(山田中正君) 失礼いたしました。世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約、これにつきましても条約の趣旨は望ましいものと考えておりますが、これにつきましては現在文化財保護法等国内法との関連、締約国に求められております財政負担等の問題がございますので、関係省庁とも協議をいたしまして締結の可能性を検討してまいりたいと考えております。
○抜山映子君 そうすると後者の方は予算上の制約もある、こういう御趣旨でしょうか。
○政府委員(山田中正君) はい。後者の条約につきましては予算上の制約もございますが、関連の国内法の問題がございます。私、先ほど申し上げました文化財保護法のほかに自然公園法、自然環境保全法等の関係法令の調整の問題もございますので、その点も含めまして関係省庁と協議さしていただきたいと考えております。
○抜山映子君 そうすると前者の方の条約は、各国がそれぞれ交通網とかそういうものが発展してきてもう既に保護さるべき文化財と認められたところも京都や奈良と同じように近辺にそういう施設があるという場合にはバランス上この条約を日本も批准することになっていくわけですか。
○政府委員(山田中正君) 条約自体には文化財の集中地区が軍事目標から妥当な距離離れていなければならないということで、それの具体的な基準が明確でございませんでした。当初検討いたしましたときには我が国の場合それが非常に近接しておるという事情があったわけでございますが、先ほど申しましたように関係国の状況を調べまして、この妥当な距離というのについての国際通念を確めた上で決定いたしたいと思います。
HP
102 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 06 1985/06/12 ○國場委員 あそこは一番の激戦地、しかも軍司令部が首里城の真下にあって、マッカーサーは我が国の作戦に対して、文化遺産には手をつけるな、爆撃してはいかない。その証拠には、京都、奈良、鎌倉、そこは爆撃してないんですよ。そういうようなことでやったにもかかわらず首里城をこっぱみじんにして影も形もないというのは、これは全く人命とか財産とかを失った、それは物であるからいい、しかし命はかえがたいものであるけれども、遺産とすべき、沖縄の象徴ともすべき首里城が姿もないということに対してはなんですから、どうぞひとつ長官も振興局長も総務局長も、その点に対しましては何はさておいても優先して六十二年、六十三年と継続予算をもってぜひ実現させていただきますようよろしくお願いします。それに対してお考えがありましたらお聞かせいただきたい。
○関(通)政府委員 首里城につきましては、先生御案内のとおり復帰後これまで歓会門及び歓会門久慶門接続石垣、さらに久慶門の復元整備を行ってまいりまして、これらの円あるいは石垣はほぼ復元が完成いたしておりますし、また五十九年度からは、四カ年計画で歓金門と久慶門の内郭を復元整備することとしてその事業を今継続しているところでございます。復元できるところをまず復元するということで着手したわけでございます。
 本年度は、焼失しました首里城正殿の位置の確認のために学識経験者等を含めました委員会等も設けまして、また正殿の位置確認調査を県に委託して実施いたす予定でございます。
 さらに、首里城跡地一帯につきましては沖縄の歴史的風土及び文化財の保存等の観点からこれにふさわしい区域として整備を検討するということが第二次振興計画にもうたわれておりますので、この趣旨にかんがみまして引き続き所要の検討を進めることというぐあいにいたしております。
HP
104 逓信委員会 08 1986/04/16 屋久島
104 環境特別委員会 05 1986/05/14 白神山地
107 予算委員会 01 1986/10/06 屋久島
107 農林水産委員会 01 1986/10/23 白神山地
107 環境特別委員会 02 1986/11/26 白神山地
107 環境委員会 03 1986/12/12 白神山地
108 農林水産委員会 04 1987/05/21 屋久島、白神山地
108 農林水産委員会 07 1987/05/25 屋久島
109 予算委員会 05 1987/07/23 ○内藤功君 非核三原則にも反するし、国会の審議権も侵すし、内容も非常に重大な問題がある。強く私ども反対する意思表明をしまして、三宅島の問題に入ります。
 まず、世界文化遺産及び自然遺産の保護条約について、その条約の内容を御説明いただきたい。
HP
109 環境特別委員会 02 1987/08/19 白神山地
110 決算委員会 閉01 1987/11/12 ○佐藤昭夫君 それでは、環境庁長官にお尋ねをいたしますが、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の批准問題であります。(中略)できるだけ早くこれが批准できるように三省庁協議検討のひとつ促進方を大臣に特にお願いをしたいということですが、どうでしょうか。
○国務大臣(堀内俊夫君) 佐藤先生、もう非常に詳しくて、何もかも御存じの上でおっしゃっているような感じでございまして、私もこの条約の趣旨は、おっしゃるように賛成でございます、望ましいものと思っております。ただ御承知のように、もうおっしゃっていますけれども、国内法ございます。文化財保護行政というのを日本はやっておるわけなんです。もう一つは、今おっしゃるように財政負担の問題、まあ大したことないとおっしゃるけれども、ございます。この二つ、別の省であるわけでございますので、我々としては関係省庁とこれはできるだけ早く結論が出るように検討を進めたいと思います。
HP
111 本会議 03 1987/12/02 ○上田耕一郎君
 米海軍は、一九九〇年代に、ミッドウェーを二つの原子炉、百個の核爆弾を持つ巨大なニミッツ級原子力空母に交代させると公表しています。池子の米軍住宅建設が強行されようとしているのもそのためです。総理は、横須賀を恒常的な対ソ核基地とし、厚木に爆音、三宅島にNLP、夜間離着陸訓練基地を押しつけているミッドウェーの、さらに放射能禍の危険まで生み出す原子力空母の横須賀母港化を断固として拒否すべきです。いかがですか。
 環境庁長官は、世界の文化・自然遺産保護条約の趣旨からいっても、日本のガラパゴスと言われる三宅の自然、オジロワシの住む貴重な池子の緑をどう守っていくのか、決意をお伺いしたい。
HP
112 予算委員会 01 1988/03/09 第二分科会
○日笠分科員 
 まず、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約についてでございます。(中略)そのおくれている原因は那辺にあるや、まずお伺いをしたいと思います。
○遠藤(實)政府委員  (中略)ここの条約の受け皿となる国内法との関係、あるいは締約国として求められます財政負担の問題等がございまして、現在までのところ結論を得ておりません。(中略)
○遠藤(實)政府委員 文化財につきましては例えば文化庁の関係、それから自然遺産等につきましては環境庁その他と協議をいたしております。
○遠藤(實)政府委員 一九八八年度におきまして予定しております日本の分担金は約二千五百万ドルでございます。したがいまして、その一%ということは大体二十五万ドルということになるかと思います。
○遠藤(實)政府委員 その金額自体はもちろん出せない金額ではございません。ただ、もちろん条約を批准いたします場合に、当然、殊にユネスコにつきましてはいろいろ問題がございましたものですから、そういったことも若干考慮しながら検討しなければいかぬということは考えておりますけれども、金額といたしまして日本が拠出できないというふうなものではございません。
○日笠分科員 昨年の七月、ユネスコ本部のドロステ生態科学部長が来日されて、早く批准をしていただくようにという要請があったと聞いておりますし、つい最近は竹下内閣の全閣僚に京大の今西名誉教授であるとか動物作家で有名な戸川先生なんかが批准を求める質問状を出した、このようにお聞きしておりますが、大臣、覚えていらっしゃいますか。
○宇野国務大臣 そのようなものをもらった記憶が私には今のところございません。
○遠藤(實)政府委員 ちょっと私のところで今具体的にどういう形で提出されたか存じておりませんけれども、ただ、この関係者の伊藤正春先生という大変熱心な方を通じまして、外務省の方に熱心にこの条約の批准につきまして働きかけがあったことは事実でございます。
○日笠分科員 新聞報道では質問状を出した、こうあるわけですね。。
○日笠分科員 例えば識者の間では、広島、長崎の被爆遺跡、特に広島の原爆ドームですね、それから西表島のイリオモテヤマネコの生息地、ヤンバルクイナの沖縄本島、こういうものが非常に可能性が高い、こういうふうに言っておりますが、その辺はいかがでしょうか。一般論ですからね。
○遠藤(實)政府委員 この条約につきまして批准、締結いたしました後に、また国内的な枠組みに従って検討することになると思います。例えばただいま御指摘の広島の原爆ドームにつきましても、同じように条約批准後いろいろと協議したいと考えておりますけれども、歴史的な価値については十分留意する必要があるというふうに考えております。
HP
112 予算委員会 23 1988/03/10 ○池田(行)委員
まず、外務省関係では、調査捕鯨等水産外交のあり方、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約等の批准、在外公館の充実、海外ホームステイの体制改善、人種差別撤廃条約の批准と国内法の整備、竹島・尖閣列島問題、政府開発援助のあり方等であります。
HP
112 予算委員会 09 1988/03/17 ○内藤功君
この三宅島については、自然の美しいところであります。村民の意思は四年間明確であります。これを断念することを政府が速やかに決定し、そしてこのような紛糾を一日も早くやめることを私は重ねて要望するものであります。
 次に、世界文化遺産・自然遺産保護条約の締結の問題を伺いたいと思いますが、この条約の現在の締約国数、これはどのくらいになっておりますか。
○政府委員(遠藤實君) 現在九十八カ国でございます。
○内藤功君 昨年七月の委員会でも聞きましたが、今国会にこれを提出すべきだと私は思うんですが、この提出の問題はどうなっておりますか。
○国務大臣(宇野宗佑君) この条約の趣旨は望ましいものであると考えております。
 だから、締結できるように、やはり実施体制なりさらには負担の問題もございましょうから、財政上の負担の問題等々関係省庁と十二分に話し合いを得まして結論を得たいというのが現在の状況であります。
○内藤功君 環境庁長官に伺いますが、この条約は、日本の美しい自然、今の話の三宅島で言えば珍しい鳥、サンゴの地球上の最北限であります。石垣島にもサンゴ礁はあります。三宅島は東洋のガラパゴスと、こう言われておる。こういう美しい自然文化遺産を守るということは政府の国際的、国内的責務じゃないかと思いますが、長官の本条約の認識について伺いたい。あわせて条約締結についての決意を伺いたい。
○国務大臣(堀内俊夫君) まず第一点の、この条約に加盟するということは望ましいと考えております。
 第二点の問題は、富士箱根伊豆国立公園地域内にある重要な自然遺産であります。殊に三宅島の中には鳥獣保護区域も決められております。そういう意味において、我が国でも非常に大事な地域であると認識をしております。
HP
112 農林水産委員会 08 1988/04/21 白神山地
114 本会議 14 1989/06/09 ○内藤功君 
三宅島の米空母艦載機の夜間離着陸訓練場の設置計画に対し、圧倒的多数の島民は、生活を守り自然環境を守るため、強く反対しておられます。島民の意思に従い、計画を断念すべきであります。また、世界文化遺産及び自然遺産の保護条約は、速やかに批准すべきであります。明確な答弁を求めます。
HP
118 文教委員会 01 1990/03/29 ○森暢子君
それで、これはちょっと文化庁の方ではあれが違うかもわかりませんけれども、ユネスコの方で、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約とか、それから文化財の不法な輸出及び所有権譲渡の禁止及び防止手段に関する条約とか、こういうふうなものが総会で採択されているわけですが、日本ではまだそれが批准されていないわけです。こういうこともぜひ文化庁の方から声を出していただいて、積極的に世界の文化に貢献していっていただきたいというふうに思うわけです。
HP
118 予算委員会 05 1990/04/06 ○山口(鶴)委員
昭和五十五年、第九十一国会ですけれども、土井委員長、当時外務委員でございましたが、世界の文化遺産及び自然遺産保護条約、批准がおくれているのは一体なぜかということを当時の大来外務大臣に質問をしたそうです。
○北川国務大臣 今後は各関係省庁と十分協議して、前向きで適切に対処してまいりたい、このように思っております。
○赤尾政府委員 私たちといたしましては、この条約の趣旨には賛成いたしております。しかしながら、この条約を締結するに当たりましては、まだ条約の運用上必要な国内実施体制の整備等の問題もございますので、今特に外務省の中におきまして鋭意検討をしている状況でございます。したがいまして、もう少し時間がかかると思っ
HP
118 環境委員会 03 1990/05/25 ○岩垂委員
きょうはいろいろなことを伺いたいと思うのですが、世界の文化遺産と自然遺産を守るための文化遺産及び自然遺産保護条約の批准の問題。これは実は私もう十何年前から言ってきていることでして、ことしの予算委員会で山口書記長からも御指摘のとおりでございます。
○小林説明員 ただいまお話しの世界文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約につきましては、文化庁としてこれまで、批准した場合の文化財保護法との調整の必要性につきまして具体的な検討を行ってきたところでございます。現在のところ、文化財保護法との関係では特段の調整の必要はない、このように考えておるわけでございます。したがいまして、文化庁としては、この条約を批准するということにつきましては特に問題はないものと考えているところでございます。
○鈴木説明員 お答えいたします。
 外務省といたしましては、ただいま各国におきますこの条約の実行状況を調査中でございまして、さきに予算委員会でも御質問があった点でございますので、それと前後しまして三月の段階で主要三十八カ国に対しまして訓令を発出しておりまして、特に各国でこの条約に基づいてリストをつくるということでございますので、リストの整備状況がどうなっておるのか、それからユネスコの委員会に対しましてそのリストに基づいて目録を出す、こういうことになっております。その目録の選定基準等、各国どういうふうな基準でそれを選定しているのか、こういうものを調査中でございます。幾つかの国からは答えが返っておりますので、この答えを見ながら、我が国として具体的にどういうふうに手続を進めていったらいいのか、これを今検討中でございます。
○岩垂委員 文化国家のバロメーターだと言われるかもしれません。文化庁の方は文化財保護法との関係で問題ない。環境庁も、これは本当は国立公園の特別区域でダブらせたんじゃ特別な意味はないんですよ。そうじゃなくて、今まで指定していないところも含めてやりながらそういうことを広げていくということが必要だなというふうに思うんです。例えば、さっき林野庁にお礼を申し上げたんですが、白神山地のブナの原生林の残し方というのは、まさにMABのユネスコの提起に基づいて完全に原生を残す、周りにバッファーゾーンをつくってそれを守っていく、そしてそのもとに利用をちゃんと対応する、そういう計画を含めてやっていますので、これは割合に指定しやすいと言うとおかしいんですが、そういう残し方になっております。私は現場に何回か行きましたが、まさに世界に誇ることができるほどのスケールのブナの原生林だと思います。
HP
118 予算委員会 1990/05/30 ○林紀子君 寄せられました手紙には、若いお母さんが、原爆ドームを見て初めて平和の問題を考えた、子供には決して核戦争など味わわせたくない、こう書いております。被爆後四十五年たち、当時被爆した建物は老朽化し、あるいは都市開発の中でだんだん取り壊されていっております。私は今回、被爆した建物であります広島の日赤原爆病院、広島大学の理学部、レストハウス、日本銀行広島支店などの原爆遺跡の調査を行ってまいりました。被爆者の方々は、私たちの命には限りがあります。いつまで生きられるかわかりません。しかし、建物はしゃべることはできなくてもその姿でそこにあるだけで原爆の悲惨さを後世に長く伝えることができる。ぜひ遺跡の保存をお願いしたいと訴えていらっしゃいます。広島市議会では、三月、全会一致で遺跡保存について「歴史的財産を後世の広島市民に伝承すべきである。」と決議を行っているのです。
 私は、世界で唯一の被爆国日本として遺跡保存に努力し、後世に知らせることは歴史的、国際的な使命であると思いますが、厚生大臣、これもぜひお答えいただきたいと思います。
118 外務委員会 08 1990/06/08 ○松原委員 そこで、このカンボジアの共同声明の中で、アンコール遺跡周辺についてはこれを非敵対地域として宣言をする、国際社会がその遺跡の保護保存のため協力を拡大することを歓迎する、こういうふうな声明が行われ、日本の方でもアンコール遺跡救援日本委員会というのも発足をさせたいというふうに素早く動いているわけであります。このように、いわゆる文化遺産というものについて非常に熱意を持って日本もこれの保護に当たるという動きを出されましたが、この点については一九七二年十一月に採択をされた世界文化遺産及び自然遺産の保護条約というのがあります。これについてはまだ批准をされておりませんね。一方で、カンボジア和平でアンコールワットを守ろうということで非常に大きな熱意を示されながら、今申し上げたこの種の条約についてまだ批准がおくれておることについては、実は今度の予算委員会でも山口書記長が聞いておりますね。まだちょっと時間がかかるというような答弁ですけれども、そういう感覚ではいかぬのじゃないかと思いますが、この批准についてはもう少し前向きに、もっと早期にやるというような形にもならぬものでしょうか。いかがでしょうか。
○赤尾政府委員 確かに、この問題につきましては、先生初め多くの方から国会の場でも御指摘を受けております。私たちといたしましても、条約の趣旨は非常に結構であるということで既に署名は了しておりますが、批准するに当たりまして、もう少しこの条約の運用上必要な国内の実施体制の整備の問題を中心に検討しているという状況でございます。特に、世界遺産委員会というのがございまして、そこに提出するいろいろな文化遺産、天然遺産の目録の作成等の問題がありまして、そういう点を中心に在外公館等に訓令を出して今調査しておる段階でございます。
HP
118 環境委員会 07 1990/06/19 ○寺前委員 私は、きょうの主題は、吉野熊野国立公園大台ケ原特別保護地区の問題について関心を持っておりますのでお聞きをしたいと思うわけです。
 そこで最初に、一九七二年、ですから今から十八年前になるでしょうか、世界遺産条約というのをユネスコの総会で決めているんです。既に百十二カ国が批准をしているんですね。我が国は入っていないんですよ。大臣、御存じですか、この世界遺産条約というのを。
○寺前委員  それで、この遺産条約ではこういうことになるのですね。国内の自然文化の遺産を保護する、ユネスコへの分担金の一%を拠出する。今問題になっているのは、世界の十一カ所の熱帯林が世界の遺産として指定されていますのや。昨年は百万ドルが開発途上国にあるこの世界遺産の保護に充てられたということです。考えてみたら、日本の国は熱帯林を破壊して非難を受けてきているでしょう、随分向こうから木を持ってきて。だから世界的な角度から見ても、日本がこの熱帯林の問題について遺産として残すことに消極的やというのは一体どういうことなんだろうか、こうなるのです。
 それからもう一つあるのです。それは何かというと、世界遺産条約で生物圏保護地区というのがあるのです。これは八一年に日本の白山、志賀高原、大峰・大台、屋久島、この四つが指定されていますのや。おまえさんのところの国の指定の問題についても、指定はするけれども条約批准せえへんというのはどういうことなんやと、こうなるわけです。これは会議に出る人が恥ずかしい思いをしてみんな帰ってきますのやで。
○寺前委員 その姿勢で、四つのうちの一つである大台ケ原・大峰山の問題について以下聞きたいのです。
 大台ケ原は、約二千ヘクタールの隆起準平原が広がって、太平洋型のブナなどの温帯林とトウヒなどの亜寒帯の針葉樹が混在する深い樹海に覆われ、その豊かな原生林はニホンカモシカやツキノワグマなど数え切れないほど多くの野生動物が生息しているわけです。七二年に特別地域千六十九ヘクタールの全額国費買い上げが決定されて、現在までに約八百十四ヘクタールが約二十二億円で買い上げられてきたのです。八四年には、環境庁が土地を所有管理する日本で最初の国立公園にしたわけです。八八年十一月には、保護強化のための特別保護地区に昇格させてきた。特別に金を出して特別な役割を果たしてきた。これは忘れんといてほしいわけです。何で二十二億円の金を出してまで買ったのか。その目的は一体何だったんです。まず原点をはっきり聞かしてほしいと思う。
○山内政府委員 お話がございました民有地の買い上げ制度は、国立公園で言えば特別保護地区あるいは少なくとも第一種特別保護地域になることのできるところを買い上げるという趣旨でございまして、おっしゃるように大台ケ原はトウヒ林につきまして言えば、日本での分布の南限というようなことをも考慮いたしまして八百ヘクタール余の民有地を買い上げた趣旨でございますから、これはあくまでも、おっしゃるように風景というよりもむしろもっと生物環境の風致の様相を配慮して国費をもって買い上げたところでございます。
○寺前委員 当時の環境庁企画調整局長は城戸さんというのですが、議事録を読んでみますと、こう言っています。開発に対して自然環境や史跡を保護するため、民有地の買い上げを実施することとし云々、こういう説明です。そりゃそうですわ。それはユネスコの遺産条約にまで、後世にわたって責任を負いましょう、そういう指定地域にしてきたんだから、これはあくまでもその姿勢は貫いてもらわなかったら困るわけですよ。
 そこで、環境庁に引き続きお聞きしますけれども、この大峰山・大台ケ原の一角に林野庁が持っているところの国有林があるでしょう。その林野庁の国有林については、九〇年度で、原生的な天然林を保存することにより、森林生態系から成る自然環境の維持、動植物の保護、遺伝資源の保存等を目的とする森林生態系保護地域に指定することを検討している、御存じですか。
○山内政府委員 知っております。国有林の中で保護林と言われる制度が古くからあるのでございますが、これを大きく見直そうということで林野庁の中に検討会が設けられまして、今先生がお話しの大杉谷付近を含む十二カ所を長期的な候補にしたいということで、過般たしかこのうちの、大杉谷は入っておりませんが、七カ所については具体的に地元の営林局で生態系保護地域の指定をお決めになったと聞いております。
○寺前委員 だんだん話難しくなりますわ。
 それは、世界遺産条約で言うところの厳しい方向に持っていこうという話なんですよ、生態系をぐっと保存していこうという。ところが、環境庁が買うた方はそれに匹敵する扱いをすることになっているんだろうか。私、ちょっと気になる。
HP
120 予算委員会 08 1991/02/07 ○二見委員
質問を全く別の質問に変えます。湾岸戦争については以上で打ち切って、またどうせこの後、あした我が党の草川委員もこの問題に触れるだろうし、各委員も触れると思いますので、別のテーマにしたいと思います。今度のテーマは大変平和なテーマであります。
 これまでどんなものが世界遺産リストに上っているかといいますと、例えばエベレストを含むサガルマータ国立公園、ネパールです。グレート・バリア・リーフ、オーストラリアです。それからアメリカのヨセミテ国立公園。ペルーのマチュ・ピチュ遺跡。それからローマの旧市街ですね。それから万里の長城。ガラパゴス諸島、これはエクアドルです。モヘンジョ・ダロ遺跡、パキスタン。アンコール・ワット、カンボジア。ボロブドール、インドネシア。あるいはエジプトのピラミッド。こうしたものが世界遺産条約のもとに世界遺産として指定をされております。
 なぜ十五年間も我が国はこれを批准してこなかったのか、大変不思議に思えてならないのでありますけれども、この世界遺産条約について、環境庁か文部省かな、文部省ですか、これはどういうような認識を持っているのか、まず認識を承りたいと思います。
○二見委員 外務大臣、発効されてからきょうまで十五年間、なぜこれはたなざらしになってきたのですかね。これは大変私は異常なことだと思っている。我が国には沖縄県石垣島のサンゴ礁やイリオモテヤマネコやヤンバルクイナが生息する南西諸島があるし、あるいは世界最大級のブナ原生林が広がる白神山地、その他多くの自然遺産があります。先日来日したB・ドロステ・ユネスコ生態科学部長を初め、多数の内外の専門家が日本の遅々として進まない対応に不満を抱いております。地球環境問題の視点からもこの問題に本気になって外務省は取り組むべきだと私は思います。今までどうしてたなざらしにしてきたのか、今後これをどうするのか、はっきり御答弁いただきたいと思います。
HP
120 農林水産委員会 02 1991/02/14 屋久島
120 文教委員会 04 1991/02/20 ○鍛治委員 それから次に、世界遺産条約の批准問題でちょっとお尋ねしたいのです。
○井上国務大臣 予算委員会で御答弁申し上げましたが、一九七二年、第十七回のユネスコの大会で、御案内のように決定されまして、採択になりまして、一九七五年十二月から条約が発効した。このことにつきまして、世界の文化遺産及び自然遺産の保護、私ども日本としても、その趣旨は望ましい。そしてまた、文化財保護法との関連で、私ども文部省としては、今先生の言われたとおりでございます。関係各省、外務省、また環境庁と相談いたしまして、ぜひ善処をいたしたい、このように考えております。
HP
120 予算委員会 01 1991/03/11 第二分科会
○寺前分科員  一つは、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約、いわゆる世界遺産条約は世界の百十二カ国が批准をしているわけですが、一九七二年のユネスコ総会で採択されてからもう二十年になる。何で日本はこれを批准しようとしないのかよくわかりませんので、これをひとつ説明をしていただきたい。
 もう一つは、国連環境計画は、九二年六月のいわゆるブラジル会議、国連環境開発会議での絶滅のおそれのある生物種を保護する国際的な取り決めとなる生物学的多様性に関する条約の採択を目指して草案を出している。これに対して保護区の指定などの提案をして検討すべきだというふうに私は思うのですが、どういう態度で臨もうとしておられるのか、この二点についてお聞きをしたいと思います。
○丹波政府委員 お答え申し上げます。
 まず第一番目の世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約でございますが、おっしゃるとおり、発効いたしましたのが一九七五年でございまして、現在までのところ、締約国が百十カ国を超えておるということでございます。
 ちなみに、ごく簡単に、この条約の構成でございますけれども、一つは、文化遺産と称しまして、記念的な意義を有する彫刻、絵画、考古学的物件または構造物といったようなもので、歴史上、美術上または科学上顕著な普遍的価値を有するものを保護するという考え方が一つ、国内的及び国際的に保護する。もう一つは、自然遺産と称されまして、自然の記念物で、観賞上または科学上顕著な普遍的価値を有するものをそれぞれの締約国の国内で保護し、かつ国際的にも協力し合って保護していこうという趣旨でございますので、そういう趣旨からいたしまして、私たちはこの条約は基本的に日本にとっても好ましいものと考えておりますが、ただ、この条約上必要な国内の実施の問題、どのような実施措置をとったらいいのかというようなことにつきまして、関係各省庁で検討作業が行われて、今日まで至っておるという状況でございます。大変時間がたっておりますけれども、この検討作業を急がなくちゃならないということは、十分に私たちは意識を高めておりまして、もうしばらくの御猶予をいただきたいと思います。鋭意、今後検討作業は早めていきたいというふうに考えております。
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120 外務委員会 02 1991/03/26 ○清水澄子君 それでは、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約についてはいかがなんですか。 これは一九八〇年の四月に衆議院外務委員会で私どもの委員長であります土井たか子議員が質問をしております。これに対しまして当時の大来外務大臣は、次の国会で提出するように取り運びたいと明確に答弁をしておられるわけです。それから十一年が経過をいたしました。そしてまた、昨年四月の衆議院予算委員会でも我が党の山口書記長がいつ批准をするのかという質問をしておりますけれども、これもまた実施体制の整備等の国内の調整ができないというお答えですり抜けられるお考えですか。
○政府委員(丹波實君) 日本としても加入すべきものというふうに考えておりますけれども、先ほどの条約に伴いますと同じような問題がございまして、要するに条約に加入するためには必要な国内の実施上の措置というものをとらなければならない。この文化遺産条約との関係では、国内的に今どのような措置をとるべきかという点をめぐりまして関係省庁との協議で非常に時間をとって今日までかかっておるということでございます。
 私たちといたしましては、本当にもうこの条約に入る時期がそこに来ているという認識を高めておりまして、ことしの初めも外務省、環境庁、文化庁が集まりまして勉強会を一生懸命開きましたけれども、本当にできるだけ早く準備を整えて国会に御提出申し上げて御審議いただきたいというふうに考えております。
○政府委員(丹波實君) この条約に関連いたします国内法といたしましては、例えば自然公園法あるいは自然環境保全法あるいは文化財保護法等の法律がございます。例えばこの条約の三条では、先ほど申し上げたような文化遺産あるいは自然遺産というものを指定するということになっておりますが、一体どのような基準で政府のだれが認定するのかといったような問題が例示的に挙げられると思いますけれども、そういう問題をめぐりまして国内的な措置をどうとるかということの検討に時間がかかっておるということでございます。
 いつまでにとおっしゃいますけれども、なかなか、私たちとしては非常に近い将来の国会におかけしたいとは思いますが、かつそういうことを目標に本当に鋭意検討を早めたいと思っておりますけれども、もうしばらくの時間の御猶予をいただきたいというふうに思います。
○清水澄子君 じゃ、前の大来外務大臣が次の国会にとまで具体的におっしゃってから十一年間ですから、近い将来というとどの程度お待ちしたらよろしいのでしょうか。
○政府委員(丹波實君) 近い将来、時間の考え方の問題になりますけれども、でき得れば両三年というふうに考えて私たちとしては勉強していきたいというふうに考えております。
HP
120 外務委員会 05 1991/04/09 ○堂本暁子君
では、次に、世界遺産条約のことについて、先日もお隣りの清水委員が質問されましたけれども、文部省と環境庁から簡単に、今どう考えていらっしゃるかお考えを教えてください。
○説明員(西尾理弘君) 世界文化遺産及び自然遺産の保護条約につきましては、その趣旨は望ましいものと考えておるところでございまして、文部省としては、文化財保護法との関連でも内容的な問題はないものと考えております。
○堂本暁子君 環境庁はいかがですが。
○説明員(永瀬誠君) 環境庁におきましても、この条約につきましてはその趣旨は望ましいものと考えておりまして、加盟につきましても問題はないというふうなことでございます。
○堂本暁子君 先日清水委員への御答弁で、国内の措置という関係で省庁との間の協議に時間がかかっているということなんですけれども、実際に今関係省庁はこういうふうに賛成しておられる。それで、どのぐらい待ったらいいんですかという質問については両三年というふうにお答えになったんですけれども、私は余りにも遅いのではないか。やはりこれだけ環境外交ということをおっしゃっているとき、そして実際に遺産委員会の事務局長や委員長がことし見えたときにも、日本はどうしてこれを批准しないのかと。もう世界の百十六番目になるわけですね、批准すると。
 余りにも遅いんですが、清水委員もお聞きになりましたけれども、どうしても私は、もうほかの役所は賛成しておられるのに外務省としては三年もかかる、両三年というふうに考えて勉強したいというふうにおっしゃっているんですが、余り勉強する必要のない条約のように私には思えますので、再度これは大臣から、もう一刻も早く批准に持ち込むということで手続をお始めいただくということの御返事をいただけないでしょうか。
○政府委員(丹波實君) 実はこの条約に日本が加入した場合の国内の実施体制の問題につきましては、ことしの一月にも外務省と環境庁、文化庁の担当官が勉強会を開いたりしておりまして一生懸命努力しておるわけでございますので、できるだけ早い機会に国会におかけするように私たちとしては努力していきたいと考えております。
HP
120 環境委員会 05 1991/04/26 ○岩垂委員 文化遺産及び自然遺産保護条約の批准に関連をして質問をいたしたいと思います。
○鈴木説明員 お答えいたします。
 昨年の御審議の際に、私の方から御紹介いたしました各国への調査の内容でございますが、三十八カ国すべての回答を得られたわけではございませんが、各国の国内関連法令がいかなるものであるか、それから国内リストの作成状況がいかなるものか、またその根拠は何であるか、それから目録の提出、この方法といったものについて調査をいたしました。
 すべてをかいつまんで御報告する時間はございませんけれども、国内関連法令との関係では、既に持っております国内法で対処するという国がかなりの数に上っておりますが、他方、アメリカそれからオーストラリア、ベトナム等、数は限られておりますが、この条約の締結の前後に新たに国内法を整備している例がございます。
 他方、国内リストの作成の点でございますが、例えば、この国内リストというものを条約上定めなければならないという義務は書いてございません。先生御承知のとおり、ユネスコに目録を提出するということでございます。この国内リストを作成するかどうかといった点については、各国でそれぞれ対応が異なっております。中にはイギリス、フランスのように、国内リストを作成しまして、そのリストをそのまま目録としてユネスコに提出している例がございます。また、国内リストというものはつくらずに、目録をそのまま作成して提出している国々もございます。
 これは三点目の目録の提出状況といったものにもかかわるものですが、目録の作成の基準、これはまさに先生の御質問の点でございますけれども、各国でどのような基準を設けているのかいないのかといった点でございます。この点につきましては、国によりまして、国内法のレベルでこれを規定している国もございます。他方、国内法が授権をしまして、審議会等で検討してそれを決めていくといった例もございます。
 細かい点は省きますが、以上が調査の結果でございます。
○岩垂委員 鈴木さん、そのデータというのは公表というか、私に見せていただけますか、今でなくてもいいから。
○鈴木説明員 後ほど御提示することにいたします。

○岩垂委員 鈴木さん、今の検討の中で問題だと思われること、これをちょっとリストアップしてくれませんか。
○鈴木説明員 お答えいたします。
 昨年の先生の御指摘もございまして、私ども、先ほど御紹介いたしました各国への調査、これに基づきまして、環境庁さん、それから文化庁さんとともに三省庁の間で、この条約上どのような義務が課されるのかといった点についての実態的な検討を開始いたしました。まだ完全にその作業が終了しているわけではございませんで、一応第一条から第三十八条まで逐条ごとに、どのような問題点があるかということについて、一通りの第一回の勉強をいたしました。
 その結果、幾つかの主要な検討事項があるということがございまして、例えば第三条の国内遺産の認定に関する主体、その認定の基準、これが一つのポイントでございます。
 それから第二点として、この条約の第四条、それから第五条の保護、保存、活用等の措置に関する既存の国内法での担保状況、つまり国内法で実際にどの程度の措置がなされているかといった点でございます。
 第三点目に、第十一条に目録の作成が書いてございますが、その目録の作成の主体、それからその基準といったポイントがございます。
 それから第四点、最後の点でございますが、これは先ほど先生からも御指摘がございました分担金の支払いの点でございます。
○鈴木説明員 お答えいたします。
 まず結論から申し上げます。ただいま三省庁間で具体点な点についていろいろ検討しているわけでございまして、細かい点の作業というのがかなり詳細な作業を必要としておる、こういう認識でございます。私どもとしましては、今国会での外務大臣の答弁等もございます。できるだけ速やかに検討を進めていきたいと考えておりますが、現在作業のめどといったものを先取りして、どの時点で可能であるかといった点については、残念ながら申し上げる状況にございません。ただ、できるだけ速やかに作業を進めていきたいと思っております。
 なお、先生御指摘のこの条約上の締約国の義務の点でございますが、先回も御説明申し上げましたとおり、余り大きな、また多くの義務は課されておりません。
 他方、この条約の第四条でございますが、第四条には第一条、二条の遺産につきまして、その遺産を認定し、保護し、保存し、整備活用することが義務であることを認識するとございまして、この第四条と、それからそのほかの第五条以下の努力規定、この関係がどうなるかといった点についてのさらに詳細な検討が必要でございます。
 少なくとも第四条では、今申し上げました点については各国の義務が課されておりますので、この義務の範囲がどういうものであるかといった点については、さらに各国の履行状況等も、この点について詳細な調査をいたしたいと思っております。

HP
121 環境委員会 03 1991/09/27 ○長谷委員
それから、大臣がいらっしゃるのでお願いをいたしますけれども、世界遺産条約、これはもう大変批准が急がれていると思います。長官もこれについては早くやりたいという御所見がございますので、来年にUNCEDの会議もございますので、それに向けまして一層早く批准できるように御努力を願いたい、このように重ねてお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました
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121 外務委員会 03 1991/10/02 ○古堅委員 世界文化遺産及び自然遺産の保護条約の批准の問題について、最初にお尋ねします。
 一九八七年七月二十三日、参議院予算委員会で、日本共産党の内藤議員がそれに関して質問い一たしました。当時の倉成外務大臣も稲村環境庁長官も、その批准に向けて鋭意努力する、そういう答弁をされています。あれから四年が過ぎました。一九七二年十一月十六日第十七回ユネスコ総会で、当時の議長国であった日本の萩原大使が議長を務められ、そのもとでこの条約が採択されたのであります。それから来年まで二十年になります。
○古堅委員 日本は、いかなる障害があって批准がおくれているのか、その理由を明確に御説明願いたいと思います。
○丹波政府委員 お答え申し上げます。
基本的にもちろん日本にとっても好ましい条約であるという考え方のもとで今日まで検討してきたわけですが、検討の対象は、その運用上必要な国内実施体制整備の問題等、いろいろ解決すべき点が残されておって、関係省庁を交えて今日まで検討してきておるということでございます。
 なお、ことしの春の国会で外務大臣からもお答え申し上げたところでございますけれども、政府といたしましては、この条約の締結は本当にもう今や急ぐべきものであるというふうに考えておりまして、できるだけ速やかにこの現在行っておる検討を下したいというふうに考えております。
○古堅委員 どこかそれに反対している省庁でもあるのですか。それともただ単に、二十年近くも過ぎて今日に至っだということは、外務省を初めとする日本政府がそれに対する真剣な意欲がない、そういうところに尽きるのですか。もう一度お尋ねします。
○丹波政府委員 お答え申し上げます。
 私が承知しておりますところでは、この条約の加入に対しまして反対しておる省庁はございません。先ほども申し上げましたけれども、この条約の実相上、遺産関係と申しますか、文化遺産、自然遺産関係の日本の国内法といたしましては、自然公園法とか自然環境保全法あるいは文化財保護法、いろいろな国内法がございますけれども、そういう国内法との整合性の問題、実施上の諸問題ということを検討してきたということでございます。
 繰り返しになりますけれども、私たちはこの条約は本当にもう早期に批准されるべきものであるという認識のもとに検討を急いでおりまして、できるだけ早く国会におかけしたいというふうに考えてございます。

○古堅委員  去る五月十八日、琉球大学で第四回南西諸島自然保護シンポジウムというのが開かれました。私も帰って、それに参加いたしました。そのシンポジウムの中で、この条約が批准されれば沖縄の西表島やあるいは沖縄本島北部の山林地域が指定の候補地になり得る、そういう話もそこで出ておりました。日本で、自然遺産の保護地としてどんなところが候補地として考えられるか、お答えいただければそういうお考えについてもお尋ねしたいと思います。
○丹波政府委員 申しわけございませんけれども、そういう具体的な特定の地域の問題につきましては、私、こういう公式の席上で発言できるほど知識がございませんので、御勘弁いただきたいと思います。
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121 環境委員会 04 1991/10/03 環境保全の基本施策に関する件について調査
六、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」の早期加入を実現し、国内の指定地域の選定等の対応に万全を期すること。
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122 環境特別委員会 02 1991/11/20 ○政府委員(伊藤卓雄君)
世界の自然遺産の保護という観点で望ましいという観点から、早期締結のために外務省等に働きかけをしているところでございます。所管は外務省でございますので、いろいろ御検討いただいておるようでございますが、今後とも積極的にその働きかけを行ってまいりたいと思います。
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122 運輸委員会 02 1991/12/04 屋久島
123 環境委員会 01 1992/02/26 ○長谷委員 それではまず最初に、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約、いわゆる世界遺産条約と言われている条約
○伊藤(卓)政府委員 先ほど大臣の御答弁にもありましたような経緯で現在各関係省庁で条文の読解等をやっておりますが、そういった中におきましても、今後の世界遺産の選定方法等についてどうするかといったことも含めていろいろ検討いたしております。
 自然遺産に関しましては環境庁が主として考えることになるわけでございますけれども、具体的な基準を今明確に申し上げることはできませんが、この条約の趣旨等に照らしまして、国立公園などの、すぐれた自然環境として我が国の国内法等によって保護されておる地域の中から、世界的に見て傑出した価値を持つところを自然環境保全審議会等の意見を参考にしながら推薦していくということになろうかと考えております。
HP
123 環境委員会 02 1992/02/27 大臣は所信表明の中で、「有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約への早期加入を図るための国内法制度の整備を図るとともに、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の締結を目指し、関係省庁間で準備を進めるなど国際条約への取り組みを強化してまいります。」このように述べておられます。そういうことで私も大変心強く思うわけでありますけれども HP
123 環境特別委員会 02 1992/03/04 ○国務大臣(中村正三郎君) 
さらに、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約への早期加入を図るための国内法制度の整備を図るとともに、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の締結を目指し、関係省庁間で準備を進めるなど国際条約への取り組みを強化してまいります
HP
123 予算委員会第八分科会 01 1992/03/11 ○寺前分科員 それで、私さっきも、各国のように国として手を打っていく必要がある。今、いわゆる古都保存法で歴史的風土何とかというのがありますよね、それで景観を守っている。例えば嵯峨野とかそういうところを守っていますよ。そこは、かなりその土地所有者の果たしている役割も大きいですよね。そうやって守っているわけだけれども、町並みの問題がやはり一番借景に関係してきて、これを歴史的都市としてそのものを残していくということは、残念ながら今までのこれだけではやっていけないことが、この高さ制限の緩和やらこういう問題の中で出てきたわけですから、そういう意味では、国としても何か特別な対処すべきものを考えてみる必要があるのじゃないだろうか。
 それで私は、今世界の多くの国が参加している問題として世界遺産条約というのがありますが、そういう遺産条約に京都を登録させて、そして積極的に批准してほしいなというような気になるのです。イタリーのフィレンツェやべニスが登録されて、今日美しい歴史都市として守られているのを見るにつけても、特にそういうことを感ずるわけですね。ですから、何で日本が世界の遺産条約に入らぬのだろうか。私は、入って積極的に、誇り得べき歴史的都市を守るという特別施策、特別立法というのをぜひ山崎建設大臣のときに考えてほしいものだという期待を持っているのですが、いかがですか。
○市川政府委員 ただいま御指摘ございました世界遺産条約につきましては、御指摘のように、現在日本は批准しておらないわけでございますけれども、近く政府におきましては閣議にかけまして、批准の方向で取り扱うというふうに私ども伺っておるわけでございます。
 この条約を批准いたしました段階におきまして、現在既に百十八カ国がこの条約締結国になっておるようでございますので、ほぼ全世界的レベルで世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約が効力を出すわけでございますので、その方向も踏まえながら、また、先ほど大臣からも御答弁申し上げましたように、特に京都市におきましては、改めて自然景観や歴史的景観の保存と土地利用のあり方についても検討しているところでございますので、そういったような方向での施策の検討ということになろうかと思っている次第でございます。
HP
123 環境委員会 06 1992/04/21 ○岩垂委員 長官がどこかで御発言になったようなことを見たことを覚えているのですが、白神山系のブナの原生林、屋久杉、私は石垣のサンゴ礁も言いたいわけですが、遺産条約の対象として環境庁としてはこれは推薦したいなというお気持ちだろうと思うのですが、その点いかがですか。
○伊藤(卓)政府委員 今御質問の最初にございましたけれども、長官という御指摘でございましたけれども、前長官が白神山地あるいは屋久島を訪れておりまして、その際に、この地の自然に非常に感銘を持たれたという発言はしております。
 この世界遺産リストヘの推薦のやり方につきましては、条約締結後に各省で連絡調整を図って、専門家の意見を踏まえながらやっていくということでございますが、環境庁としては、国立公園あるいは自然環境保全地域といったような国内法で守られている地域、これは実は推薦の要件でもあるようでございますので、そういったものの中から世界的に誇り得るものとして、審議会の意見等を参考にしながら推薦していきたいと考えておりまして、具体的に今どことどこということを明示するのは御勘弁いただきたいと思います。
○岩垂委員 それじゃ伺うけれども、白神山系のブナの原生林や屋久杉は世界的に価値のあるものだと認識しておられるかどうかという質問に答えていただきたい。
○伊藤(卓)政府委員 世界遺産のクライテリアというのがございますので、それに照らして判断せざるを得ませんので、今どうだということを明示することは控えたいと思います。(岩垂委員「いや、あなたか、環境庁がそう思っているかどうかだよ」と呼ぶ)
 環境庁はと言いますけれども、これは審議会とか専門家の御意見も最終的には聴取する必要がございますので、控えさせていただきます。
HP
123 外務委員会 07 1992/04/22 ○渡辺(美)国務大臣 
 最後に、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。
 この条約は、昭和四十七年十一月にパリで開催された国際連合教育科学文化機関の第十七回総会において採択されたものであります。
 この条約は、文化遺産及び自然遺産を人類全体のための世界の遺産として損傷、破壊等の脅威から保護し、保存することが重要であるとの観点から、国際的な協力及び援助の体制を確立することを目的としており、世界遺産委員会の設置、その任務、国際的援助の条件及び態様等について規定しております。
 我が国がこの条約を締結することは、世界の文化遺産及び自然遺産の保護の分野における国際協力に寄与する見地から有意義であると認められます。
 よって、ここに、この条約の締結について御承認を求める次第であります。
HP
123 外務委員会 10 1992/05/26

○川島委員 私は、ただいま議題になっております世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約についてお尋ねをいたします。

HP
123 科学技術委員会 06 1992/05/26 最後に要望しておきますが、地球サミットを前にいたしまして、外務省の方も、文化財だとか自然遺産の関係で環境問題が非常に問われておるところでございまして、 HP
123 外務委員会 11 1992/06/18

○麻生委員長 これより会議を開きます。
 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
 本件に対する質疑は、去る五月二十六日に終了いたしております。
 これより本件に対する討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。 本件は承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕
○麻生委員長 起立総員。よって、本件は承認すべきものと決しました。 お諮りいたします。
 ただいま議決いたしました本件に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○麻生委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

HP
123 本会議 34 1992/06/18 ○麻生太郎君ただいま議題となりました世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本条約は、世界の文化遺産及び自然遺産が破壊の脅威にさらされていることにかんがみ、人類全体のために普遍的価値を有するこれらの遺産を国際的な協力によって保護するための効果的な体制を確立することを目的として作成されたもので、昭和風十七年十一月、第十七回ユネスコ総会において採択されたものであります。
 本条約は、文化遺産及び自然遺産を損傷、破壊等の脅威から保護し、保存するため、国際的な協力及び援助の体制を確立するための締約国の義務、世界遺産委員会の設置及び世界遺産基金の設立等について規定をいたしたものであります。
 本件は、去る四月二十一日外務委員会に付託され、同月二十二日渡辺外務大臣から提案理由の説明を聴取し、五月二十六日質疑を行い、同日質疑を終了いたしました。次いで、本十八日採決を行いました結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。
 本件は委員長報告のとおり承認するに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり承認するに決しました。
HP
123 外務委員会 10 1992/06/18 ○委員長(大鷹淑子君) 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 HP
123 外務委員会 33 1992/06/18 ○神谷信之助君 そういう努力をなさっているわけですから、そこで私はお聞きしたいのですけれ
ども、条約の前文に「特別の重要性を有しており、したがって、人類全体のための世界の遺産の一部として保存する必要があるもの」という規定があります。今、御答弁の中にもありましたけれども、したがってそういう点からいうと、広島、長崎の原爆遺跡の保存というもの、これは日本の国家責任でもある、さらにはまた世界の遺産リストに載るように日本政府としても提起をする必要があるというように思うのですが、この点についてはいかがですか。
○神谷信之助君 我が国の文化的な遺産といいますかあるいは自然遺産の代表的なものを選んでいきたいということでこれから検討していくということですけれども、世界遺産の一覧表のリストの中にポーランドが推薦した物件としてアウシュビッツが記載をされています。この世界遺産委員会でアウシュビッツがどういう理由で認められたのか、もしわかれば御説明いただきたいと思うのです。
○神谷信之助君 もう時間がありませんので政務次官にお伺いしますが、自然遺産、文化遺産というもの、それは同時に人類が犯した過ちを再び繰り返してはならない、その具体的な証拠といいますか遺産として、アウシュビッツの問題もあるだろうし、あるいは日本においての広島、長崎の原爆の被害、こういうものがあるというように思うのですね。だからそういう点は、人類全体のための世界の遺産の一部として、再び過ちを繰り返さないためにもこれは検討すべき課題ではないかというように思うのですけれども、政務次官、これは検討の対象にはなさいますかね。それぐらいにはしてもらって検討してほしいと思うけれども、いかがですか。
123 議院運営委員会 33 1992/06/18 次に、本日外務委員会の審査を終了した世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の締結について承認を求めるの件について、委員長から緊急上程の申し出があります HP
123 本会議 24 1992/06/19 ○大鷹淑子君ただいま議題となりました条約につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 この条約は、文化遺産及び自然遺産を人類全体のための世界の遺産として、損傷、破壊等の脅威から保護し保存することが重要であるとの観点から、国際的な協力及び援助の体制を確立することを目的として昭和四十七年のユネスコ総会において採択されたものでありまして、文化遺産及び自然遺産の国内的及び国際的保護措置、世界遺産委員会の設置及びその任務、世界遺産基金の設立、世界遺産委員会による国際的援助の条件及び態様等について定めるものであります。
 委員会におきましては、本条約の批准がおくれた理由、本条約の実施を確保するための国内措置、我が国における遺産の認定とその手続、国際文化交流についての基本方針、アンコール・ワットの修復に対する協力等の諸問題について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。
 質疑を終え、採決の結果、本条約は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
○議長(長田裕二君) これより採決をいたします。 本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕○議長(長田裕二君) 総員起立と認めます。 よって、本件は全会一致をもって承認することに決しました。
HP
125 決算委員会 閉01 1993/01/21  それからもう一つ、例えば先生の地元でございます屋久島、これはいわゆる亜熱帯から亜寒帯に至ります非常に幅広い植物群が垂直に分布しているということで有名でございまして、そういう点も踏まえて、今、世界遺産条約に自然遺産として登録方を申請もしているのでございますが、これについてはことし現地調査もございますが、その調査員に対していろいろ特殊性を説明する際にこの基礎調査の結果が非常に大きく役立つと思っております。また私ども、そういうことを踏まえまして、屋久島もさらに自然保護の観点から守っていく必要があるという観点で、来年度、例えば野生生物保護センターというのを屋久島につくりたいと思っておりますし、それから、花ノ江河湿原というのが実はあるのでございますが、そこの保護と島の保護強化もこの基礎調査を踏まえつつやりたいと思っております。 HP
126 決算委員会 05 1993/04/12 ○鈴木(喜)委員 この問題と同じように、旧近衛師団の司令部の跡地というのが千鳥ケ渕にありまして、これについてはたくさんの署名が集まってこれを保存するということで保存されたと聞いております。私も二十数年前にあそこに行ったときはもう本当にぽろぽろの建物だったんですけれども、それがきれいに今補修されて残っていて、一つの近衛師団というものを残しているということですけれども、今回残そうとしているのはそういう近衛師団だとか大本営だというような問題じゃなくて、極東裁判という一つの戦争の歴史、みんなに残していかなきゃならないという歴史的な意義のあるものです。
 ぜひ防衛庁の方に答えていただきたいんですけれども、世界遺産条約というものがございます。この中の指定というのも、先ほどの文部省のお答えを聞きますと、どうしてもこれはほかに法制化しないで、歴史的なものでなければこの遺産条約でも指定できないというふうに聞こえますけれども、あと三年たてばこれは五十年、半世紀たつわけですよ。戦争が終わってから半世紀たつというこの区切りのときに、今この建物をなくしてしまうということは防衛庁の事業としても非常におかしいことだと思うんです。遺産条約の中の登録をされるなり、また、そうでなくてもこのものについて何らかの形で保存をするということを考えていただきたいと思うんです。アウシュビッツについてはこの遺産条約のことで登録をされているんですから、それと同様にもいろいろ、第二次世界大戦を風化させないために何とか防衛庁の方でも御配慮いただきたいと思うんですが、時間が来ましたので、このことについて長官の御答弁をいただきたいと思います。
○中山国務大臣 市谷に残っております一号館の保存につきましては、防衛庁といたしましても、歴史的な意義、先生がおっしゃいましたような意義について軽視しているわけではございませんで、何とか保存をする方法はないか、全部は無理としても一部だけでも残す方法はないかということで検討を重ねたと聞いております。
 ただ、御承知のような市谷台のあの限られた敷地の中にあの広大な建物でございまして、あれを残すことは防衛庁本庁の移転計画に大きなそごを来すということになりまして、やむを得ず撤去をするということになったわけでございますが、そのかわり、歴史を後世の人々にできるだけ正確に残していくというような意味も含めまして何らかの形で記念に残せるようなものは残す、また歴史のはっきりした現実というものを記念館のような形であそこに残して、記念館を建てましてその歴史の意義というものを後世に伝えていきたい、そう努力をしているところでございます。
○鈴木(喜)委員 これで終わりにいたしますけれども、ミニチュアとか記念館じゃだめなんですよ。実物を残すところに意義があるんだから、その点、長官、ぜひお考えをいただきたいと思いますので、よろしく。せっかく今いろいろな意味で話題になっているところでございます。言いたいことはまだたくさんあったのですけれども、またの機会にさせていただきますが、壊しちゃったらもうおしまいなんですから、壊す前にぜひお考えをいただきたいと思います。
 これで私の質問を終わります。
HP
126 外務委員会 06 1993/04/27 次に、生物の多様性保全に関しては、一九七一年のラムサール条約、一九七二年の世界遺産条約、一九七三年のワシントン条約、一九七九年のボン条約などの国際条約があり、また、米国、中国、ロシア、豪の四カ国とは渡り鳥保護に関する二国間協定が結ばれております。これらの条約、協定は、保護の対象を特定の生息地や特定の生物種に絞ったものであり、すべての生物種、遺伝子、生態系を対象とした国際条約が今日の生物多様性保全条約だと言われております。
 移動性野生動物の種の保全に関する条約、通称ボン条約が一九八三年に発効いたしておりますが、我が国はなぜこれに加入をしないのか、理由をお伺いいたしておきます。
○河合説明員 ワシントン条約、ラムサール条約とも、御指摘のようにかなり限られた範囲の生物の保護を目的としたものでございます。通称ボン条約につきましては、国境を越えて移動する野生動物の保護のために、捕獲の禁止、生息地の保全回復等、より広い範囲の保護を規定したものでございます。
 ワシントン条約、ラムサール条約については我が国は既に批准をしておるわけでございますが、ボン条約につきましては既に批准した二条約と適用対象が重複しているところがございまして、ボン条約の締結によって我が国が新たに負うこととなる義務と既存の条約によって負っている義務との整理が必要だと考えております。十分な整理をした上で、ボン条約を批准するかどうか慎重に検討を加えていきたいというふうに考えております。
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126 環境特別委員会 08 1993/05/26 それから、ガラパゴス諸島などの自然遺産につきまして、御承知のように我が国は、昨年批准をいたしました世界遺産条約に基づきまして基金への分担金の支払い等を行っておるわけでありますが、そういうことを通じて開発途上地域の自然遺産の保全に対して援助を行っているわけであります。
 今後、環境庁としましては関係省庁と連絡を図りながら、技術的支援も含めまして世界の自然遺産の次世代への承継ということにできるだけの協力をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
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126 農林水産委員会 20 1993/06/10 ○馬場政府委員 富士山の景観は我が国を代表するものである、世界的にも非常に有名であるという点では後世に伝えるべき重要な財産というふうに私どもも認識しております。林野庁は林野庁として、これまでも保安林制度、保護林制度などによって、この地域の自然景観が維持されるように努めてきたところでございます。
 ところで、お尋ねの、世界遺産条約に基づくいわゆる世界遺産一覧表への推薦の件でございますが、御案内のとおり、昨年度我が国から二地域を推薦したところでございまして、これについてはユネスコの方から調査委員会が来日いたしまして、それぞれの地域を調査して帰ったところでございます。
 そういう遺産としての一覧表に掲載されるに当たってのいろいろな手続とかいろいろなことを考えますと、推薦した二つについて、これがちゃんと登録されるかどうかという点が、いわば我々のまず第一の今やることでございまして、富士山については最初の二つには入らなかったわけでございますが、これからどうするかということは今後関係省庁とも連絡をとりながら検討させていただきたいと思っているわけでございまして、現時点では、さきに推薦したものがまずちゃんと登録されるかどうかというところに全力を挙げている段階でございます。
○前島委員 文化庁いらしてますか。もしあれだったら文化庁の見解を聞かせてください。
○若松説明員 富士山は我が国を代表する景観でございますし、成層火山の典型として世界的にも広く知られているわけでございます。
 富士山につきましては、そういうことから、文化庁といたしましてはそのすぐれた景観に着目いたしまして、文化財保護法によりましておおむね五合目以上の範囲を特別名勝に指定をして保護しているわけでございます。
 世界遺産一覧表への登載ということにつきましては、昨年、世界遺産委員会に対しまして自然遺産二件と文化遺産二件について推薦をいたしておるところでございまして、現在その登録の実現に向けて努力をしているわけでございます。
 今後の一覧表への登載の推薦につきましては、富士山を含めまして、昨年推薦した物件に対します世界遺産委員会における審議状況等を、その推移をも見つつ、関係省庁と連絡をとりながら対応について検討していきたい、こういうふうに考えております。
○前島委員 林野庁長官、遺産条約にリスト化したって、私は林野行政と何ら対立するものではないと思います。富士山という特殊な位置づけから見れば、遺産条約にリスト化することによって逆に林野行政がやりいい面も、率直に言って起こってくるのではないだろうか、地域の協力という面であり得るだろう、こういうふうに思いますので、様子を見て、極端に言うとハードルが高いと困るのでという消極的な意味ではなくして、ぜひその辺の推進方をお願いをしたいというふうに思います。
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127 外務委員会 01 1993/08/24 原爆ドームのユネスコ世界遺産一覧表への記載推薦に関する陳情書(広島市中区基町一〇の五二広島県議会内檜山俊宏)(第一三号) HP
128 環境委員会 01 1993/10/19 さらに、すぐれた自然環境を保全するため、国立公園、ラムサール条約登録湿地等の保護管理の充実を図るとともに、世界自然遺産としての登録を推薦している白神山地及び屋久島の保護管理に万全を期してまいります。 HP
128 環境特別委員会 02 1993/10/20 ○広中国務大臣 さらに、すぐれた自然環境を保全するため、国立公園、ラムサール条約登録湿地等の保護、管理の充実を図るとともに、世界自然遺産としての登録を推薦している白神山地及び屋久島の保護、管理に万全を期してまいります。 HP
128 環境委員会 03 1993/10/26 ○森政府委員
それから、もう一つ考えなければなりませんのは、南極地域の環境でございますとか世界遺産条約に言う自然遺産、こういったものも人類普遍の価値を持つものでございまして、我が国といたしましても、条約等に定められたところによってその保全に貢献をすべきであると考えております。
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128 環境特別委員会 03 1993/10/27 白神山地.全国的にブナ林保全のために、長官としての決意と対応 HP
128 外務委員会 04 1993/11/10 原爆ドームのユネスコ世界遺産一覧表への記載推薦に関する陳情書(広島県尾道市久保一の一五の一尾道市議会内木曽勇)(第九三号) HP
128 文教委員会 01 1993/11/19 原爆ドームの世界遺産化に関する請願(斉藤鉄夫君紹介)(第四六三号) 同(池田行彦君紹介)(第四六四号) 同(谷川和穗君紹介)(第四六五号) 同(中川秀直君紹介)(第四六六号)
原爆ドームの世界遺産化に関する請願(粟屋敏信君紹介)(第五〇九号) 同(佐藤守良君紹介)(第五一〇号) 同(岸田文雄君紹介)(第五六五号) 同(亀井静香君紹介)(第六四〇号) 同(柳田稔君紹介)(第六四一号)
原爆ドームの世界遺産化に関する請願(小森龍邦君紹介)(第一一五七号) 同(秋葉忠利君紹介)(第一二二〇号)
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128 外務委員会 05 1993/12/03 原爆ドームのユネスコ世界遺産一覧表への記載推薦に関する陳情書外一件(広島県神石郡油木町大字油木乙一八五八油木町議会内岩崎政盛外一名)(第一四七号) HP
128 文教委員会 02 1993/12/03 原爆ドームの世界遺産化に関する請願(森井忠良君紹介)(第一七七四号) HP
128 文教委員会 03 1994/01/27 ○原爆ドームの世界遺産化に関する請願(第一五六号外二件) HP
128 文教委員会 03 1994/01/28 原爆ドームの世界遺産化に関する請願(森井忠良君紹介)(第三三八〇号)原爆ドームの世界遺産化に関する請願(森井忠良君紹介)(第三九三四号)原爆ドームの世界遺産化に関する請願
     (斉藤鉄夫君紹介)(第四六三号)原爆ドームの世界遺産化に関する請願
     (森井忠良君紹介)(第一七七四号)原爆ドームの世界遺産化に関する請願
     (森井忠良君紹介)(第三三八〇号)原爆ドームの世界遺産化に関する請願
     (森井忠良君紹介)(第三九三四号)
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128 本会議 13 1994/01/28 原爆ドームの世界遺産化に関する請願(三件)原爆ドームの世界遺産化に関する請願(三件) HP
129 文教委員会 01 1994/05/12 原爆ドームの世界遺産化に関する請願(森井忠良君紹介)(第九八二号) HP
129 決算委員会第二分科会 01 1994/05/26 原爆ドームの世界遺産化 HP
129 予算委員会 13 1994/05/31 屋久杉です。鹿児島の縄文杉です。もう一枚は、これはブナです、白神山地 HP
129 環境委員会 03 1994/06/01 世界自然遺産として登録した白神山地及び屋久島の保護管理に万全を期してまいります。 HP
129 決算委員会 03 1994/06/02 世界遺産一覧表に原爆ドームを登載するための政府の取り組み HP
129 文教委員会 03 1994/06/03 世界遺産一覧表に原爆ドームを登録しようという運動 HP
129 予算委員会第三分科会 01 1994/06/07 日本にとっても象徴ともいうべき富士山の世界遺産について HP
129 予算委員会第七分科会 01 1994/06/07 姫路城は、先生の御地元でございますが、過去、昭和二十六年三月に普適切手十四円で発行しております。それから、昭和三十九年に修復完成記念で、これは記念切手として発行しております。それから第一二次の国宝シリーズの第六集で、同じく姫路城は昭和四十四年に発行しておりまして、もし今度出せば四回目ということでございます。まあ世界遺産条約のリストに挙げられたということを記念してということならば、これは四種類の世界遺産、文化遺産、自然遺産、リストを記念したということで、シリーズで発行できるように鋭意、最大限前向きに取り組んでいくようにお願いしているところでございます。 HP
129 環境特別委員会 04 1994/06/08 世界自然遺産として登録した白神山地及び屋久島の保護、管理に万全を期してまいります。 HP
129 予算委員会 15 1994/06/15 原爆ドームの世界遺産 HP
129 文教委員会 04 1994/06/20 「原爆ドームを「世界遺産」に 首相、推薦検討を指示」という記事 HP
129 外務委員会 05 1994/06/23 六月七日、新聞でも報道されましたが、羽田首相は七日午前の閣僚懇談会で、世界遺産リストに広島市の原爆ドームを登録するためにユネスコヘの推薦を検討するよう熊谷官房長官に指示された HP
129 環境委員会 06 1994/06/29 富士山の世界遺産リストの登録実現に関する請願(大石千八君紹介)(第三四二六号)
 同(木部佳昭君紹介)(第三四二七号)
 同(栗原裕康君紹介)(第三四二八号)
 同(斉藤斗志二君紹介)(第三四二九号)
 同(塩谷立君紹介)(第三四三〇号)
 同(原田昇左右君紹介)(第三四三一号)
 同(堀内光雄君紹介)(第三四三二号)
 同(柳沢伯夫君紹介)(第三四三三号)
富士山の世界遺産リストの登録実現に関する請願(安倍基雄君紹介)(第三四七六号)
 同(大口善徳君紹介)(第三四七七号)
 同(杉山憲夫君紹介)(第三四七八号)
 同(前島秀行君紹介)(第三四七九号)
 同(松前仰君紹介)(第三四八〇号)
HP
129 文教委員会 04 1994/06/29 原爆ドームの世界遺産化に関する請願(森井忠良君紹介)(第九八二号)
HP
129 環境特別委員会 08 1994/06/29 富士山の世界遺産リストへの登録に関する請願(第二〇九二号外五件) HP
130 本会議 02 1994/07/20 まず第一は、八月十五日を「平和を考える日」として制定する。第二は、原爆ドームを世界遺産に登録する。第三に、さきに述べた趣旨を国会で決議する。 HP
130 文教委員会 01 1994/07/21 七月七日と八日の二日間、広島県及び兵庫県に委員派遣が行われましたので、その調査結果の概要 HP
130 本会議 03 1994/07/22 原爆ドームの世界遺産一覧表への記載 HP
131 環境委員会 01 1994/10/21 世界自然遺産地域及びラムサール条約登録湿地の保護管理を推進してまいります。 HP
131 決算委員会 01 1994/10/21 自然遺産である三内丸山遺跡及び白神山地のブナ天然林の保存等が挙げられました。 HP
131 環境特別委員会 02 1994/10/26 世界自然遺産地域及びラムサール条約登録湿地の保護管理を推進してまいります。 HP
131 文教委員会 02 1994/10/27 原爆ドームの世界遺産 HP
131 環境委員会 02 1994/10/28 阿蘇山がなるかどうかはわかりませんが、実はきのうも富士山のことで世界遺産にお願いしたいということで HP
131 国際問題に関する調査会 02 1994/11/02 参考人(平山郁夫君) HP
131 環境特別委員会 03 1994/11/09 屋久島それから白神山地 HP
131 環境特別委員会 04 1994/12/08 富士山の世界遺産リストヘの登録に関する請願(第一三一二号外三件) HP
131 環境委員会 03 1994/12/09 富士山の世界遺産リストの登録に関する請願(斉藤斗志二君紹介)(第一四八四号)
 同(福永信彦君紹介)(第一四八五号)
 同(山口俊一君紹介)(第一四八六号)
 同(大口善徳君紹介)(第一六一〇号)
 同(笹山登生君紹介)(第一六一一号)
同月二十五日
 富士山の世界遺産リストの登録に関する請願(大野由利子君紹介)(第一九五一号)
 同(小泉晨一君紹介)(第一九五二号)
 同(竹内猛君紹介)(第一九五三号)
 同(松岡利勝君紹介)(第一九五四号)
富士山の世界遺産リストの登録に関する請願(斉藤斗志二君紹介)(第一四八四号)
HP
131 本会議 12 1994/12/09 第一〇 富士山の世界遺産リストヘの登録に関する請願(四件) HP
132 環境委員会 02 1995/02/07 世界遺産として指定された白神山地、屋久島の保全に万全 HP
132 環境特別委員会 02 1995/02/15 世界遺産として指定された白神山地、屋久島の保全に万全 HP
132 予算委員会第五分科会 01 1995/02/20 世界遺産白神山地の問題 HP
132 文教委員会 05 1995/03/17 広島の原爆ドームの世界遺産化の問題 HP
132 決算委員会 02 1995/04/10 原爆ドームもありますけれども、これは世界遺産に指定されて永久保存されるようですが、それに匹敵するぐらいの大きな歴史的価値 HP
132 文教委員会 06 1995/04/26 広島原爆ドームの世界遺産リスト登録に関する陳情書外三件(水戸市中央一の四の一水戸市議会内錦引喜男外三名)(第四七号) HP
134 大蔵委員会 01 1995/10/18 昭和五十二年に開通した白山スーパー林道、白川村や上平村とともに世界遺産条約に基づく世界遺産への申請を行っている平村の相倉合掌集落、 HP
134 環境特別委員会 02 1995/11/01 秋田県及び青森県を訪れ、両県にまたがる白神山地世界遺産地域の保護管理状況を中心に調査 HP
134 農林水産委員会 03 1995/12/06 私の県にも白神山地という世界遺産がありますが HP
136 農林水産委員会 02 1996/02/23 保安林とか保護林とか、こういうものにつきましてはむしろ一般会計負担でやるべきじゃないかという世論の声を受けまして、世界遺産の部分から逐次一般会計化をするというふうなことを図っているわけでございます HP
136 予算委員会第五分科会 01 1996/02/29 鹿児島の屋久島も縄文杉がありまして、これは平成五年に世界自然遺産に指定 HP
136 予算委員会第三分科会 02 1996/03/01 原爆ドームの世界遺産化について質問 HP
136 中小企業対策特別委員会 03 1996/03/15 京都は世界遺産条約に登録されている十七の社寺があるわけですが、こういう大事な文化遺産をお預かりしているこの京都で非常に乱暴な高層マンションなどの建設が次々と進んだわけでございます HP
136 農林水産委員会 08 1996/04/11 屋久島等、世界遺産にも指定されましたような非常に立派な山を持っているところでは森林環境整備推進協力金、これは林野庁がことしから全国的に打ち出したのですが HP
136 文教委員会 06 1996/04/11 広島の原爆ドームが世界遺産に推薦されたことにかんがみても、また築後五十年を目安とするという説明もあったことに照らしてみても、当然許容範囲だと確認してよろしいですか。 HP
136 本会議 12 1996/04/22 森林及び森林政策の位置
世界遺産として登録いたしております。
HP
145 国土・環境委員会 09 1999/04/13 白神山地 HP
145 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 11 1999/05/24 沖縄の首里城址など九件の琉球王国のグスク、お城ですね、及び関連遺産群を文化遺産にということで、相当今煮詰まっているように聞いております。現状をぜひお聞かせ願いたい。
 それからもう一つは、自然遺産として沖縄本島北部の山原の森を自然遺産にと、こういうふうな声もほうふつと沸き起こっておるわけでございます
HP
147 決算行政監視委員会第三分科会 02 2000/04/21 白神山地世界遺産地域の管理 HP
150 国際問題に関する調査会 03 2000/11/15 ○参考人(岡島貞一郎君)同志社女子大学の岡島.
経済・社会・文化分野における国連活動と専門機関の関係、ユネスコの現状と課題ということでお話しさせていただきます。
HP
150 予算委員会 03 2000/11/22 国際自然保護連合、IUCN総会の勧告決議は、沖縄のジュゴン等の保全への国際的な関心の高さのあらわれと認識をいたしております HP
151 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 03 2001/02/27 海上基地、辺野古にはジュゴンがすんでいる、こういう自然の生きた関係があるわけですね。
 それで、エコツーリズムで、今全国的には屋久島が注目されているわけですが、屋久島は原生林、そして世界遺産に登録をされて、屋久島を訪れる人たちが、登録をされる以前は年間平均約十一万人だったのが、登録をされて以降は二十五万人にふえたと聞いています
山原の世界自然遺産への登録を検討することを要請すると、アンマンの国際会議で決まりました。
HP
151 環境委員会 05 2001/03/27 山原の森を白神のように世界自然遺産に指定をすべきだというふうに HP
151 農林水産委員会 23 2001/06/26 神山地自体は、世界自然遺産地域ということで、立入禁止を含めて厳重に保護されなければならない地域、あるいはそれに準じた地域等を設けてしっかりと守っていきたい HP
153 文部科学委員会 04 2001/11/21 文化遺産並びに自然遺産、さらに複合遺産の中でカウントされていくわけでありますが、日本は現在十の世界遺産を有しております。イタリアでは三十、フランスでは二十五、こういう水準にあるというようなこと、いろいろな総合的な観点から、もっともっと文化芸術の振興が必要であるのではないかというふうに思っているところでございます HP


世界遺産条約 1972年11月21日、ユネスコ総会で採択

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102 外務委員会 07 1985/04/16
109 予算委員会 05 1987/07/23
110 決算委員会 閉01 1987/11/12
111 本会議 03 1987/12/02
112 予算委員会第二分科会 01 1988/03/09
112 予算委員会 23 1988/03/10
112 予算委員会 09 1988/03/17
114 本会議 14 1989/06/09
118 文教委員会 01 1990/03/29
118 予算委員会 05 1990/04/06
118 環境委員会 03 1990/05/25
118 外務委員会 08 1990/06/08
118 環境委員会 07 1990/06/19
120 予算委員会 08 1991/02/07
120 文教委員会 04 1991/02/20
120 予算委員会第二分科会 01 1991/03/11
120 外務委員会 02 1991/03/26
120 外務委員会 05 1991/04/09
120 環境委員会 05 1991/04/26
121 環境委員会 03 1991/09/27
121 外務委員会 03 1991/10/02
121 環境委員会 04 1991/10/03
122 環境特別委員会 02 1991/11/20
123 環境委員会 01 1992/02/26
123 環境委員会 02 1992/02/27
123 環境特別委員会 02 1992/03/04
123 予算委員会第八分科会 01 1992/03/11
123 環境委員会 06 1992/04/21
123 外務委員会 07 1992/04/22
123 科学技術委員会 06 1992/05/26
123 外務委員会 10 1992/05/26
123 外務委員会 11 1992/06/18
123 議院運営委員会 33 1992/06/18
123 本会議 34 1992/06/18
123 外務委員会 10 1992/06/18
123 本会議 24 1992/06/19
125 決算委員会 閉01 1993/01/21
126 決算委員会 05 1993/04/12
126 外務委員会 06 1993/04/27
126 環境特別委員会 08 1993/05/26
126 農林水産委員会 20 1993/06/10
127 外務委員会 01 1993/08/24
128 環境委員会 01 1993/10/19
128 環境特別委員会 02 1993/10/20
128 環境委員会 03 1993/10/26
128 環境特別委員会 03 1993/10/27
128 外務委員会 04 1993/11/10
128 文教委員会 01 1993/11/19
128 外務委員会 05 1993/12/03
128 文教委員会 02 1993/12/03
128 文教委員会 03 1994/01/27
128 文教委員会 03 1994/01/28
128 本会議 13 1994/01/28
129 文教委員会 01 1994/05/12
129 決算委員会第二分科会 01 1994/05/26
129 予算委員会 13 1994/05/31
129 環境委員会 03 1994/06/01
129 決算委員会 03 1994/06/02
129 文教委員会 03 1994/06/03
129 予算委員会第三分科会 01 1994/06/07
129 予算委員会第七分科会 01 1994/06/07
129 環境特別委員会 04 1994/06/08
129 予算委員会 15 1994/06/15
129 文教委員会 04 1994/06/20
129 外務委員会 05 1994/06/23
129 環境委員会 06 1994/06/29
129 文教委員会 04 1994/06/29
129 環境特別委員会 08 1994/06/29
130 本会議 02 1994/07/20
130 文教委員会 01 1994/07/21
130 本会議 03 1994/07/22
131 環境委員会 01 1994/10/21
131 決算委員会 01 1994/10/21
131 環境特別委員会 02 1994/10/26
131 文教委員会 02 1994/10/27
131 環境委員会 02 1994/10/28
131 国際問題に関する調査会 02 1994/11/02
131 環境特別委員会 03 1994/11/09
131 環境特別委員会 04 1994/12/08
131 環境委員会 03 1994/12/09
131 本会議 12 1994/12/09
132 環境委員会 02 1995/02/07
132 環境特別委員会 02 1995/02/15
132 予算委員会第五分科会 01 1995/02/20
132 文教委員会 05 1995/03/17
132 決算委員会 02 1995/04/10
132 文教委員会 06 1995/04/26
134 大蔵委員会 01 1995/10/18
134 環境特別委員会 02 1995/11/01
134 農林水産委員会 03 1995/12/06
136 農林水産委員会 02 1996/02/23
136 予算委員会第五分科会 01 1996/02/29
136 予算委員会第三分科会 02 1996/03/01
136 中小企業対策特別委員会 03 1996/03/15
136 農林水産委員会 08 1996/04/11
136 文教委員会 06 1996/04/11
136 本会議 12 1996/04/22
140 農林水産委員会 02 1997/02/20
140 予算委員会第三分科会 01 1997/03/03
140 外務委員会 07 1997/04/02
140 環境特別委員会 05 1997/04/02
140 決算委員会 03 1997/05/02
140 環境委員会 08 1997/05/16
140 労働委員会 12 1997/05/16
140 決算委員会第二分科会 01 1997/05/26
140 決算委員会 08 1997/06/06
141 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 11 1997/10/30
141 科学技術委員会 02 1997/11/06
142 予算委員会 16 1998/03/02
142 外務委員会 03 1998/03/11
142 厚生委員会 04 1998/03/13
142 予算委員会第五分科会 01 1998/03/19
142 予算委員会第三分科会 01 1998/03/19
142 予算委員会第二分科会 01 1998/03/19
142 外交・防衛委員会 07 1998/04/07
142 国土・環境委員会 08 1998/04/08
143 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 06 1998/09/22
144 予算委員会 02 1998/12/07
145 予算委員会第三分科会 01 1999/02/17
145 予算委員会第八分科会 01 1999/02/17
145 予算委員会 08 1999/03/02
145 国土・環境委員会 03 1999/03/11
145 外交・防衛委員会 05 1999/03/15
145 交通・情報通信委員会 05 1999/03/23
145 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 03 1999/03/24
145 国土・環境委員会 09 1999/04/13
145 国土・環境委員会 10 1999/04/15
145 地方行政委員会 14 1999/05/06
145 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 11 1999/05/24
145 国土・環境委員会 19 1999/06/08
145 国会等の移転に関する特別委員会 09 1999/06/10
145 国土・環境委員会 22 1999/07/06
145 内閣委員会 12 1999/07/16
145 地方行政・警察委員会 17 1999/08/03