「1977年」カテゴリーアーカイブ

広島大学総合科目:戦争と平和のための総合的考察

広島大学総合科目:戦争と平和のための総合的考察 1977年~

出典:山田浩、森利一編『平和研究ノート』(広島大学総合科学部国際関係論教室、19790518)

目次

01 芝田進午 平和の思想
14 北西允 日本の原水禁運動―略史と問題点
15 庄野直美 核時代と原爆被爆者
16 藤井敏彦 平和教育
17 松元寛 原点としてのヒロシマ

 

広島県高校生平和ゼミナール

広島県高校生平和ゼミナール

77 広島県高校生平和ゼミナール、発足。
78 02 11 第1回県高校生平和ゼミナール(県高校平和ゼミ実行委主催)、広島市内で開催。
『第1回広島県高校生平和ゼミナール』第1回広島県高校生平和ゼミナール(第1回広島県高校生平和ゼミナール実行委員会編・刊、1978.2.11)、『より確かに平和へ歩もう No.1 第1回広島県高校生平和ゼミナールの記録』(1978.5.3)<広島平和記念資料館蔵>
79 02 11 「第2回県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催。(12日まで)
80 02 10 「第3回高校生平和ゼミナール」、広島市で開かれる。(2月11日まで)
81 02 11 広島市で広島県高校生平和ゼミナール、開催。
81 02 21 広島県高校生平和ゼミナールなど、広島市で第3回平和と民主主義のための上映会を開催。
82 02 06 「第5回広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催。(11日・13日も)。
83 02 11 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開校(13日まで)。シンポジウム、各教科による平和学習を実施。
84 02 11 広島県高校生平和ゼミナール実行委、広島市で第七回広島県高校生平和ゼミナールを開催。(12日も)
85 02 09 第8回高校生平和ゼミナール(同実行委主催)、広島市で開催(11日まで)(約350人参加)。11日、約200人参加非核宣言採択。エチオピアの駐日大使を招き、対話集会「戦争と飢えはいらない」を開催。
86 02 11 第 9回広島県高校生平和ゼミナール(同ゼミナール実行委主催)、広島市で、開催(約 350人出席)。
87 02 07 第10回広島県高校生平和ゼミナール、広島市で開催(11日まで、約400人参加)。反 核ソング「ヒロシマ・スチューデンツ・アピール」を披露。
88 02 11 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(13日も)。今年11回目。
89 02 04 第12回広島県高校生平和ゼミナール(実行委員長・横山英広大名誉教授)、広島市で開催(約600人参加、11日も)。映画観賞会など。
89 02 12 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(約200人参加)。英語・国語などの授業形式で平和学習。原爆ドーム保存などを求める緊急アピールを採択。(「2.4」の項参照。)
90 02 11 広島高校生平和ゼミナール、同市内で、「一日平和学校」を開催(約200人参加)。今年で13回目。原爆をテーマにした一人芝居「朝ちゃん」の公演など。
91 02 10 「第14回広島高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(約250人参加)。湾岸戦争への発言が相次ぐ。
92 02 08 第15回ヒロシマ高校生平和ゼミナール、「平和とは何だ、人間とは何だ」をテーマに広島市の平和記念館で開催。約200人が参加。

 

書名 著者出版者
1 第1回広島県高校生平和ゼミナール 第1回広島県高校生平和ゼミナール実行委員会編 1978/02/11
2 より確かに平和へ歩もう No.1 第1回広島県高校生平和ゼミナールの記録 第1回広島県高校生平和ゼミナール実行委員会編 1978/05/03

被爆問題国際シンポジウム広島準備委員会第1回社会科学委員会(広島)議事録(文責 宇吹)

第1回社会科学委員会(広島)議事録(文責 宇吹)
(被爆問題国際シンポジウム広島準備委員会)

第1回社会科学委員会(広島)議事録
1977.4.30 午後1:30~ 於YMCA
[出席者]宇吹暁、大西典茂、北西允、山本鎮雄、湯崎稔
議題
1. 日本準備委主催 第1回・第2回社会科学委員会の報告
湯崎世話人より概要の報告、内容は別添資料のとおり
2.「総合報告書」のItemsの検討
各委員に予め『市長国連レポート』を第0次案とし、これに関する修正・加筆の意見を送付してもらうよう事務局より依頼してあったが、寄せられた意見がなかったので、出席者で3月9日国際準備会に提出されたItemsをもとに討論をおこなった。その大要はつぎのとおりである。
作業文書Ⅲ(社会科学)
1. アプローチと原爆被害の全体像
2. 原爆投下をめぐる政治的諸問題
3. 原爆による社会の破壊
4. 原爆による生活の破壊
4-1家族の破壊
4-2労働力の損壊
4-3病気と貧困の悪循環
5. 原爆による精神的崩壊
6. 被爆者の運動
〇2.はどういう意図か。項目の中で2.が異質な感じがする。6.と一緒に論じた方がよいのではないか。
〇被害の実態にしぼってはどうか。政治的諸問題を扱うとすれば、さまざまな解釈があるので慎重を要する。報告書としては、2.の項目を立てない方がよい。
〇外国人被爆者の問題もとりあげるべきだ。
〇4.の項目内容は個人レベルの問題という感じが強いが、これが3.とどう結びつくのか。
〇これを機会に、広島における被爆者の実態を示す諸資料を集めたいので関係者をあげて欲しい。
<名前のあがった関係機関・個人>
市役所労政課、原対協、吉田治平、田中一郎、相原和光、温品道義、藤居平一、山口夕[ママ]子、中野清一
3.その他
〇湯崎世話人より、第3回社会科学委員会(東京)への出席要請および生活史調査(広島)の世話人決定の要請があったが、未定。
<文責 宇吹>