原爆被爆者対策をめぐる裁判

−原爆裁判B(11)−

原爆症認定訴訟(認定申請却下処分取消請求事件)(昭和年()第号)

裁判所:札幌地裁

提訴日:1999(平成11)年10月1日

判決日:

原告:安井晃一

被告:国(厚生大臣)

事案の概要:原告は、広島市皆実町にあった暁16710船舶通信補充隊の兵舎、被爆距離1.8キロメートルで被爆。右腕3か所にガラス破片が刺さり、左大腿骨部を打撲。1996年、前立腺がんで手術を受けたので、11月に原爆症の認定を申請。97年4月、厚生省は申請を却下。これに対する異議申し立ても99年6月却下される。

争点:原爆症認定

判決:

Y M D NEWS1
99 10 01 北海道札幌市在住の広島被爆者・安井晃一、厚生省に前立腺がんの原爆症認定を求め、札幌地裁に提訴。
99 11 29 北海道・札幌地裁、「安井原爆訴訟」の第1回口頭弁論を開催。

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