天皇・皇后の広島訪問

1989(平成元)年9月9日

Y M D NEWS1
89 08 16 宮内庁と広島県、天皇・皇后の9月広島訪問を発表。それによると、9日来広、広島赤十字・原爆病院を慰問予定。
89 09 08 広島県公安委員会、「ストップ・ザ・戦争への道!ひろしま講座」の天皇来広反対を訴えるデモ申請を時間変更して許可。
89 09 08 「天皇の来広を許さない9・9広島行動実行委員会」、広島地裁に、9日のデモ申請の県公安委による大幅変更について、許可の執行停止を求める仮処分を申請。(申請は却下され、デモを中止。)
89 09 09 広島地裁・高裁、天皇来広反対デモを県公安委が時間帯を変更して許可したことに対する市民団体の不服申し立てを棄却。
89 09 09 天皇・皇后、広島県安浦町で開催される第9回全国豊かな海づくり大会に出席のため、広島入り。−11日。1月の即位後、地方行事への参加は、5月の第40回全国植樹祭(徳島県)についで2度目。
89 09 09 「天皇代替り監視情報センター・広島局」など、天皇・皇后来広に抗議して広島市でデモ(約170人参加)。県公安委による時間帯変更で、1時間遅れでデモを実施。
89 09 09 天皇・皇后、来広。11年ぶり。原爆慰霊碑に参拝、広島赤十字・原爆病院を慰問(皇太子時代を含め4回目)。侍従を通じて「この地が原爆による被爆の歴史を持つことに思いをいたさずにはいられません。この地を訪れ、平和への思いを深める人が一人でも多いことを願うものです。」との来広の感想。
89 09 10 中国新聞「被爆者に優しくお声−原爆病院−「元気になって下さい」−予定外の病室へも次々」[天皇]
89 09 10 中国新聞「にこやかに両陛下−窓開け手振られる−市民ら親しみ−温かいお人柄/若々しい/明るい感じ−開かれた皇室象徴」[天皇]
89 09 10 中国新聞「ヒロシマに深い思い−両陛下−「平和希求」とご感想−心境複雑な被爆者も」[天皇]
89 09 10 中国新聞「天皇、皇后両陛下−原爆病院ご訪問−被爆患者お励まし−11年ぶりの広島−慰霊碑には花束」

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