佐藤栄作首相の広島市平和式典参列

１９７１年８月６日

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65	06	23	浜井広島市長、佐藤首相に平和式典への出席を要請。「被爆２０周年を記念し、首相が平和宣言をしてほしい」
65	07	06	橋本官房長官、広島の平和式典への首相の出席には応じかねるとの政府の態度を表明。
65	07	07	浜井広島市長、佐藤首相に平和式典への出席を重ねて要請。
65	08	06	広島市、原爆死没者慰霊・平和記念式典を挙行。橋本内閣官房長官が首相代理で出席。約３万人が参列。（台風15号の影響）。過去帳に４６９人を追加奉納、総計６万１４３３人。
65	08	06	佐藤首相あいさつ（代読）「わが国は唯一の原爆被災国として、人類を戦争に導く核戦争から令世界を守るために世界平和の確立を念願としている。ベトナムでうずまく戦乱は心痛む思いである。私はこの記念すべき日に当たり、原爆犠牲者の霊前に人類
66	07	19	広島市、佐藤首相に原爆慰霊式への案内状を出す。
67	06	27	山田広島市長、佐藤首相に平和式典への出席を要望。首相、回答を保留。
70	06	26	山田節男広島・諸谷義武長崎両市長、佐藤首相に平和式典への出席を陳情。首相は返答せず。
71	05	11	佐藤首相、８・６式典に出席の意向を山田広島市長に表明。「ことしは昭和天皇、皇后両陛下が原爆慰霊碑に参拝されたことでもあり、８月６日の平和記念式典には万難を排して参列する」。
71	05	30	広島県被団協（田辺勝理事長）、平和式典に出席する佐藤首相に会見を求め、被爆者対策で見解を聞くことなどを決める。
71	06	12	広島大学全共闘など、「８・６広島反戦集会広島県統一実行委員会」の結成大会を平和記念館で開催。佐藤首相の来広阻止闘争展開などを決める。
71	06	26	山田広島市長、平和式典に出席する佐藤首相の日程の地元案を発表。式典で花輪奉呈とあいさつ、原爆資料館の見学、原爆養護ホームの慰問。
71	07	05	被爆者青年同盟代表、首相の8･6出席は許せないと広島市に申し入れ。［被爆二世］
71	07	13	原水禁国民会議、佐藤首相あての核問題についての公開質問状を竹下官房長官に手渡す。式典終了までに回答を求める。
71	07	26	広島市の平和式典に出席する佐藤首相の日程が決まる。
71	07	26	被爆者青年同盟、佐藤首相の平和記念式典参列に関する公開質問状を広島市長に提出。
71	07	26	被爆者青年同盟の4人、広島市の原爆慰霊碑前で首相の式典出席に反対して座り込みを開始。会を広島大学で開催（－25日）。佐藤首相の「来広阻止闘争」と反戦集会のスケジュールを決定。［被爆二世］
71	07	26	東京被爆者青年同盟、東京で結成、「８・６ヒロシマと連帯する東京集会」開く。広島での佐藤首相来訪阻止闘争を予定。
71	07	27	日本被団協、佐藤首相あての「被爆者問題に関する要望書」を竹下官房長官に手渡す。
71	07	28	日本原水協・広島県原水協、広島市に来広する佐藤首相に面会できるよう要望書を提出。
71	07	28	広島県公安委員会、「被爆２６周年８・６広島反戦集会全国統一実行委員会」の８月５、６日広島市内デモ行進申請を受理。［佐藤首相来広阻止］
71	07	31	広島県原水協・県被団協、来広予定の佐藤首相あての被爆者援護強化要望書を広島市に託す。
71	08	03	被爆者青年同盟代表３人、山田広島市長と会見。２６日の佐藤首相平和式典参列などに関する公開質問状への回答を要求。
71	08	04	広島県警察本部、８・６平和祈念式典警備本部を設置。県警察始まって以来最高の2700人の制・私服警官を配置の予定。［佐藤首相来広］
71	08	04	広島県公安委員会、申請を受け付けていた８月５、６日のデモ行進２２コースのうち８コースについて一部変更し許可。［佐藤首相来広阻止］
71	08	05	佐藤首相、平和式典出席のため広島入り。
71	08	05	中核系・反帝学評（フロント）系・革マル系の学生２１団体１７７０人、それぞれ広島駅周辺で佐藤首相来広抗議のデモ。２７００人の警察官が厳重警備。
71	08	06	佐藤首相、広島の式典終了後、広島原爆資料館・原爆養護老人ホームを訪問。
71	08	06	西垣昭首相秘書官、佐藤首相代理として広島原爆病院を慰問。
71	08	06	広島市、原爆慰霊・平和祈念式典を挙行。佐藤首相・船田中衆議院議長参列。歴代首相で初めて式典参列は初。雨の中、約3万人が参列。首相の花輪奉呈中に、女性が首相に突進し、警備の警官に取り押さえられる。
71	08	06	佐藤首相の式典出席阻止行動で新左翼系学生５９人逮捕。
71	08	06	佐藤首相挨拶＝「世界唯一の原爆被災国として、人類滅亡の危機を未然に防ぐため、戦争の絶滅と国際館の平和秩序の確立を図る」
71	08	06	首相は式典後、広島原爆資料館、原爆養護ホームを訪問。県庁で記者会見。①被爆者援護法は考えていない②非核三原則は国是であり、国会で改めて非核武装宣言をする考えはない③中国の国連加盟には賛成だが、国府追放には反対し、そのための対策を検討
71	08	06	被爆二十六周年、「原爆死没者慰霊式ならびに平和祈念式」。佐藤首相出席。風雨の中、新左翼系学生の妨害で大混乱。
71	08	07	日本被団協、佐藤首相の広島訪問について被爆者援護策が無いと非難の声明を発表。
71	08	09	長崎市で平和祈念式典。竹下官房長官が首相代理で出席
71	08	21	広島地検、平和式典で佐藤首相に突進した女子学生（明治学院大3年）を処分保留のまま釈放。

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