本島等長崎市長の「天皇の戦争責任」発言

1988年12月7日


長崎市定例市議会における柴田朴議員(共産党)の一般質問

「敗戦半年前天皇に出された”近衛上奏文”が聞き入れられておれば沖縄戦、広島、長崎原爆もなかったはず。天皇の戦争責任について被爆市長としてどう思うか」

本島等市長の答弁

「戦後43年たち、この戦争が何であったか反省が十分できてきた。外国人の記述、日本の歴史家の記述、私自身が軍隊生活で教育関係に携わってきた経験からも天皇に戦争責任はあると思う」

出典:「長崎新聞」1988.12.8

年表:その後の経緯

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