1998年12月のうごき

記事
01 東京新聞社説「長崎提言を核廃絶に生かせ」
01 読売新聞「相次ぐ実験から半年-印パ核保有既成事実化」
01 倉本寛司米国被爆者協会会長・森田隆在ブラジル原爆被爆者協会会長、秋葉忠利衆議院議員を訪ね、広島市長選への立候補を要請。
01 米エネルギー省が12月中に通算5度目の未臨界核実験を計画していることが判明。
02 日本放射線影響学会第41回大会、長崎市内で開催。-4日。
02 「金順吉裁判一審判決1周年の集い」、長崎市内で開催。支援者ら約30人が参加。
02 伊藤長崎市長、国連軍縮長崎会議を、核兵器廃絶への大きな一歩と、市議会本会議で評価。
02 私立岩手白百合学園高校2年生300人、修学旅行で広島を訪れ、原爆資料館に車椅子2台を寄贈。
02 朝日新聞「国連軍縮長崎会議:核の惨禍、繰り返さぬ、被爆地からの決意の一歩」
03 広島市内の美容室「ニューフタバ」の社員12人、広島赤十字・原爆病院で美容などの奉仕活動を実施。入院患者45人が受ける。
03 昨年5月に開催されたスペイン・バルセロナでの原爆展の実行委員会事務局長・丸島彰、平岡市長に入場者が記帳した署名簿を寄贈。
03 長崎新聞投書欄「ひろば:緊急特集・軍縮長崎会議」
03 小渕首相、来日中のメネム・アルゼンチン大統領と会談。核不拡散体制を強化していくことで一致。
03? 長崎の証言の会、平和読本「ながさきへの旅」の英語版を出版。
04 第4回平和・協同ジャーナリスト基金賞の贈呈式、東京都内で開催。テレビ長崎「命を刻んで~金順吉氏の足跡」など5点が奨励賞を受賞。
04 朝日新聞「20世紀からの伝言第3部-七つの村の記憶(1)-浦上(長崎)」
04 毎日新聞「ひと:小池健一-チェルノブイリ原発事故禍の白血病児に衛星を使った「遠隔治療」を試みる信州大医学部助教授」
04 広島市在住の米国人翻訳家・スティーブン・リーパー、平和団体「グローバル・ピースメーカー・アソシエーション」を結成。
04 国連総会、核保有5か国に核軍縮交渉を求める日本提出の「核兵器の究極的な廃絶に関する決議案」を賛成160、反対なしで採決。11か国が棄権。
04 国連総会、核保有国に核軍縮を求めるスウェーデン・南アフリカなど8か国が提出した核兵器廃絶決議案」を賛成114、反対18で採択、38か国が棄権。
04 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)世界大会、オーストラリア・メルボルンで開催。広島大学医学部の学生、高橋昭博・松原美代子、横路謙次郎などが発表。
04 松原美代子「ヒロシマの心を伝える会」代表、NTT広島支店と福井県内の3つの小学校をテレビ電話会議システムを使い、被爆体験を話す。
04 国連総会、モンゴルの「非核兵器の地位」を承認することを決議。国連が1か国を対象に「非核の地位」を認めたのは初めて。
05 米メリーランド大学の「プランゲ文庫」が収蔵する占領期の日本の出版物500点、早稲田大学で公開。-12日。
05 広島大学平和科学研究センター、シンポジウム「アジアの危機と日本の対応」を広島国際会議場で開催。
05 広島県山県郡八重町の光明寺、小玉好行が八尾洋二・鈴木咲子が両親から受け取った手紙を題材にして作曲したオペラ風音楽物語「撫子」を公演。
05 核戦争防止国際医師の会(IPPNW)、第13回世界大会をオーストラリアのメルボルン大学で開催。5日間の日程。
05 非核の政府を求める会、シンポジウム「核兵器廃絶への道-被爆国政府を問う」を東京都内で開催。約100人が参加。
05 第5回平和政策懇談会、独中部の都市カッセルで開催。-6日。同会は、総選挙で社会民主党と90年連合・緑の党の新政権の誕生後初めて、独の反核・平和活動家や研究者が一堂に会する場としてひらかれたもの。
05 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)の役員8人、社民党の秋葉忠利衆議院議員の広島市長選への擁立を同党県連合に要請することを決める。
06 長崎YMCA、「平和の使者」クリスマスカードコンテストの表彰式を長崎原爆資料館で実施。
06 朝日新聞(広島版)「風’98・取材ノートから:反核運動の広がり-被爆地が訴え連携を」(斎賀孝治)
06 大阪府八尾市の久宝寺中学校生徒、被爆体験を聞いた佐伯敏子に「1円募金」約18万円を寄贈。
07 広島県被団協・県原水協、日本政府が国連総会の決議案「核兵器のない世界に向けて新しい課題の必要」に棄権したことに対する抗議文を小渕首相宛に送付。
07 長崎ピースウイーク実行委員会、シンポジウム「戦後補償の在り方-アメリカ・ドイツと日本」を長崎市内で開催。約20人が参加。
07 広島県立庄原格致高校高野山分校、「教育に新聞を」(NIH=Newspaper In Education)の公開授業を実施。「国連軍縮長崎会議」・「被爆」などを取り上げる。
07 生協ひろしま、平和公園碑めぐりを実施。
08 連合山口周南地域協議会、山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」に約75万5000円の援護基金を寄贈。
08 子どもたちが描いた原爆ドームの絵画作品展、NHK広島放送局2階ギャラリーで開催。-13日。
08 毎日新聞「記者の目:国連軍縮長崎会議-「核廃絶の意志」連携を」(綿貫洋・長崎支局)
08 中国新聞「洗心:歴史に学び誠実に生きたい-辺見じゅんさん広島県神辺町で講演」
08 中国新聞「緑地帯:わが気象館8-平和教育」(斉藤政宏)
08 長崎新聞「わがまち回顧(1)本社(上)-「長崎を最後の被爆地に」-国連軍縮会議で決議」
08 長崎の証言の会・長崎被災協など、爆心地公園の核兵器廃絶人類不戦の碑前で「ナガサキ不戦の集い」を開催。約60人が参加。
08 ロシア、極北のノバヤゼムリャ島の実験場で臨界前核実験を実施。
08 NATO外相理事会、ブリュッセルで開催。フィッシャー独外相、非公式会合で核の先制使用放棄を提案。
09 「元大正屋呉服店を保存する会」と「原爆遺跡保存運動懇談会」、レストハウスの全面保存を求める追加署名4028人分を広島市に提出。
09 明治大学4年生・井上誠、インド・ムンバイで原爆写真展を開催し、祖母の広島での被爆体験を話す。-16日。
09 長崎県原水禁と県平和・労働センター、「反核9の日座り込み」を長崎市平和公園で実施。約60人が参加。
09 1995年のノーベル文学賞を受賞したアイルランドの詩人シェイマス・ヒーニー、広島市の原爆資料館を見学。
09 (日本時間10日)米エネルギー省、ネバダ核実験場で5回目の臨界前核実験を実施。[機器の異常で延期]
10 長崎原爆訴訟を支援する会、同会結成10周年を記念し、長崎市内で街頭宣伝活動を実施。
10 広島県被団協・県原水協など、ロシアの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約70人が参加。
10 藤田雄山広島県知事、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をエリツィン大統領とパノフ駐日大使あてに送付。
10 広島県・三良坂町平和を願う会、ロシアの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを町内の平和公園で実施。95人が参加。
10 長崎県被爆者手帳友の会、ロシアの臨界前核実験に抗議する座り込みを長崎市平和公園で実施。約35人が参加。
10 広島県被団協・県原水禁・連合広島など、ロシアの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約110人が参加。
10 広島県内の呉・大竹・廿日市・三次・福山・尾道・府中・三原・因島の各市長、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をロシア大使館などに送付。
10 平岡広島市長、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をエリツィン大統領とパノフ駐日大使あてに送付。
10 日本原水協、ロシアの臨界前核実験に対する抗議行動を東京のロシア大使館前で実施。約20人が参加。
10 カナダ下院外交貿易委員会、世界的な核軍縮に自国が果たすべき役割についての報告書を公表。NATOについて、核を含めた戦略見直し論議を強く押し進めるようカナダ政府に勧告。
11 京都地裁、「京都原爆症認定訴訟」に、被爆起因高ければ原爆症認定すべきとし、原告勝利の判決を下す。
11 東京新聞社説「臨界前でも人類への背信だ」
11 中国新聞社説「許されない米露臨界前核実験」
11 読売新聞「視点・直言:反核電子メール-新しい形の抗議運動」
11 朝日新聞社説「未臨界実験:核軍縮の減速を憂える」
11 毎日新聞「論説ノート:「電発」と原子力」
11 読売新聞「日本は安全か第2部・テポドンの波紋(3)技術輸出で広がる脅威-外貨獲得源に、印パ核実験の引き金にも」
11 日本被団協、ロシアの未臨界核実験に抗議し、アメリカに実験計画中止を求める宣伝行動を東京都内で実施。約30人が参加。
11 藤田広島県知事、米国が予定している未臨界核実験の中止を求める要請文を駐日米大使に送付。
11 長崎県原水禁、県平和・労働センターなど、ロシアの臨界前核実験に抗議する座り込みを長崎市平和公園で実施。約60人が参加。
11 日本ペンクラブ、ロシアと米の臨界前核実験に抗議する声明を発表。
11 長崎ピースウイーク実行委員会、シンポジウム「戦争被害の実相を知る-ヒロシマ・ナガサキの被爆<再考>」を長崎市内で開催。本島等前長崎市長らが講演。
11 (日本時間12日)米エネルギー省、ネバダ核実験場で5回目の臨界前核実験を実施。
12 放射線影響研究所、「地元連絡協議会」を開催。14人が参加。1983年以来15年ぶりの開催で通算7回目。
12 読売新聞「日本は安全か第2部・テポドンの波紋(4)「核疑惑」米は圧力強化」
12 世界平和連帯都市市長会議(会長:平岡広島市長)、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 平岡広島市長、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 日本原水協、米国の臨界前核実験に対する抗議集会を駐日大使館前で実施。14人が参加。
12 長崎市長・市議会議長、米国の臨界前核実験に対する連名の抗議文を駐日大使あてに送付。
12 藤田広島県知事、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 広島県原水協など、アメリカの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約70人が参加。
12 広島県の呉・廿日市・尾道の各市長、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 長崎県知事・県議会議長、米国の臨界前核実験に対する連名の抗議文を駐日大使あてに送付。
12 原爆被爆者相談員の会、シンポジウム「被爆者と介護保険」を広島YMCAで開催。約80人が参加。
12 「広島・長崎市民緊急行動実行委員会」、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」に先立ち「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会」を広島市の原爆資料館で開催。約180人が参加。
13 赤旗「米ロ両国による未臨界核実験について-日本共産党・志位書記局長の談話」
13 赤旗主張「未臨界核実験-国際世論に挑戦する核超大国」
13 中国新聞社説「広島市政こんな人に託したい-平和を都市づくりに生かそう」
13 核実験に抗議する長崎市民の会、ロシアと米国の核実験に対する抗議の座り込みを長崎市平和公園で実施。
13 長崎平和推進協会継承部会と長崎を世界に伝える会、「アメリカでの平和活動報告会」を合同で長崎原爆資料館で開催。
14 平山郁夫の「文化勲章受章を祝う会」、広島市内で開催。広島県から名誉県民、広島市から名誉市民の称号を贈る。
14 中国新聞社、旧広島市天神町南組の原爆による死亡状況をまとめる。1945年末までに88人が死亡。
14 長崎県職員組合、ロシアと米国に対する抗議の座り込みを県庁前で実施。約20人が参加。
14 伊藤長崎市長・池本市議会議長、在日米国大使館を訪れ、臨界前核実験に対し抗議。
14 真田真三広島県医師会長(核戦争防止国際医師会議日本支部長)、米国の核実験に対する抗議文を駐日大使館あてに送付。
14 広島・長崎両市長、米ロに臨界前核実験の中止を求める要請文を連名で送る。
14 長崎県・岐宿町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を全会一致で採択。
14 シャルマ「インド・日本親善協会」事務局長、広島市を訪れ、来年3月州都インパール市で開催を予定している核問題をテーマとした市長会議への協力を要請。
14 中国憲兵隊司令部の幹部の長男、被爆死した父親の遺品と手記を広島市に寄贈。
14 米のコーラス・グループ「マンハッタン・トランスファー」のメンバー4人、長崎市の平和公園を訪れ献花。
15 松井義子「韓国の原爆被害者を救援する市民の会会長」、死亡。70才。
15 厚生省、東京・九段南に建設中の「戦没者追悼平和祈念館」(仮称)の正式名称を「昭和館」とすると発表。
15 中国新聞社説「広島市政こんな人に託したい-清潔・誠実さ、情熱と実行力」
15 中国新聞「天神町南組:ヒロシマの記録-遺影は語る」
15 長崎県議会、ロシアと米の未臨界核実験の中止を求める決議を全会一致で可決。
15 反核グループ「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」、「核廃絶への新たなアジェンダに関する声明」を支持することなどを求めた要望書を小渕首相に送付。
15 沖縄県与那国町立与那国中学校3年生21人、修学旅行で長崎を訪れ、平和祈念像前でエイサーを披露。
15 李実根広島県朝鮮人被爆者協議会会長、秋葉忠利衆議院議員に広島市長選への立候補を要請。
15 中本弘前広島市議会議長、広島市長選挙に向け、「平和首都」の実現などの政策を発表。
15 平岡広島市長、明石広島平和研究所長の「普遍的核の傘」発言(国連軍縮長崎会議の基調講演で)について慎重論を、市議会一般質問の中で述べる。
15? 高柳記念電子科学技術振興財団、科学放送賞の最高賞「高柳記念賞」にNHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」を選ぶ。
16 パキスタン日本文化協会、原爆展をイスラマバード中心部のホテル内で開催。在パキスタン日本大使館が後援。-18日。
16 中国新聞社説「広島市政こんな人に託したい-「傍観者」では済まされない」
16 「広島・長崎市民緊急行動実行委員会」の代表、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」に先立ち開催した「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会」での提言を広島平和研究所に提出。
16 長崎県北松生月町議会、「「非核・平和の町」宣言に関する決議」を採択。
16 長崎県・北松田平町議会、定例町議会で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を採択。
16? 広島市在住の花岡俊男、来春、「広島・マニラ友好協会」の設立を計画。
17 原爆被害者相談所、被爆者健康手帳を取得するため証人を捜している2人を公表。
17 核兵器の脅威と平和の希求を織り込んだタペストリー(装飾織物)の連作「世界の歌」(リュルサ作)、広島市現代美術館で公開。-来年3月21日。18日、リュルサ夫人の「歓迎と平和の集い」、広島厚生年金会館で開催。
17 中国新聞「風ぐるま:ヒロシマの真実」(菱木一美)
17 広島県被団協・県原水協、米国のイラク攻撃に対し、クリントン大統領あてに抗議文を送付。
17 日本原水協、米英両国によるイラク空爆に対し、米国政府や国連などに抗議文や要請書を送付。
17 長崎県・吾妻町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を賛成多数で採択。
17? 全電通長崎県支部被爆者連絡協議会、会員と家族の被爆体験を収めた証言集「風化に抗して」を出版。
18 長崎新聞社説「大量破壊兵器対策が焦点」
18 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」、広島国際会議場で開催。パキスタンや核保有国を含む13か国15人の軍縮専門家が参加。-19日。
18 長崎県・佐々町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を採択。
18 長崎県・小佐々町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を採択。
18 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」の参加者12か国の14人、広島市の原爆資料館を見学。
19 田辺雅章ら広島市旧猿楽町の住民ら、原爆爆心地の街並みをコンピューターグラフィックスで復元する試みを開始。
19 朝日新聞社説「つづれ織り-核を見据える想像力を」
19 中国新聞「核軍縮フォーラム、意義は?道筋は?-参加者に聞く」
19 朝日新聞(広島版)「風98・取材ノートから:印パ核実験と武田さん-育てよう平和交流の芽」
19 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」(於広島国際会議場)、閉幕。明石康広島平和研究所長が総括の記者会見。
19 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」の参加者12か国13人、会議終了後、広島国際会議場で岩本節子の被爆体験を聴取。
19 長崎原爆被災者協議会など、「本島発言を考える会」(第2回)を開催。11人が参加。
20 「第2回東京フォーラム」(広島市で開催)記念講演会「核廃絶の道を求めて」、広島国際会議場で開催。明石康広島平和研究所長、イケウス・スウェーデン駐米大使・アザンブージャ・ブラジル駐米大使が講演。約250人が参加。
20 中国新聞社説「核廃絶へ説得力ある提言を」
20? オーストラリア在住のイバニエス・原智子、同国で原爆展の開催を企画し、広島に滞在し資料提供を呼びかける。
21 政府、1999年度大蔵原案を内示。原爆被爆者対策費は本年度より34億円減の1603億円。原爆死没者追悼平和祈念館は来冬着工予定。
21 広島県原水協、広島市内の病院や原爆ホームに入院・入所している被爆者2200人に1人1000円の年末見舞金を贈呈。
21 フランスで原爆の実相を伝える活動をしている美帆シボ、被爆カキの木二世を育てている長崎市立川平小学校を訪問。児童と交流。
21 外務省の青年招請事業で来日している中国の新聞・出版社の記者代表団5人、広島市を訪れ原爆資料館などを見学。
21? 長崎の証言の会、米・英のイラク攻撃に対する抗議文を両在日大使館に送付。
22 中国新聞「中国新聞を読んで:国連軍縮会議-市民とのかかわり焦点」(吉田修)
22 読売新聞(広島版)「解説:大蔵原案祈念館に2億円-「被爆国の役割」表すものに」
22 リチャードソン米エネルギー省長官、核兵器関連物質トリチウムを商業用の原子力発電所で製造することを決定したと発表。
24 広島地裁、韓国人被爆徴用工裁判の口頭弁論を開廷。双方が最終準備書面を提出し結審。
24 テレビ会議システムによる被爆体験聞き取りを授業に取り入れた福島県葛尾村立小学校の岩崎秀一教諭、松原美代子の案内で広島市の原爆資料館を見学。
24 平岡広島市長、平和公園対岸にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑を来年の8月6日を目標に公園内に移設する方針を明らかにする。
24 リャベフ・ロシア原子力省第1次官、ノバヤゼムリャ島の核実験場で今月13日までに計5回の臨界前核実験を実施したと述べる。
24 シン・インド外相、今後も核開発を続行する意向を表明。
25 広島市平和公園の「原爆の子の像」のモデルとなった故佐々木禎子の母佐々木フジ子、死亡。80才。
25 福岡高裁、金順吉裁判控訴審の第1回口頭弁論を開廷。
25 中国新聞社説「韓国人慰霊碑の移設を歓迎」
25 朝日新聞社説「原発軍事利用:自らのおきてに背く米国」
25 読売新聞(広島版)「市長の本懐-平岡・広島市政の8年(下)平和行政を振り返って」
25 広島県被団協・県原水協など8団体、ロシアの未臨界核実験に対する抗議の座り込みを広島市の平和公園で実施。
25 日本被団協、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をエリツィン大統領宛に送付。
26 石丸紀興広島大学教授と学生ら13人、広島市内の被爆建物を見学。
26 朝日新聞社説「NATO-ドイツ外相の提案に乗る」
26 平和の灯奉賛会、広島市平和公園の平和の池を清掃。約40人が参加。
27? 旧広島市水主町上の元住民3人、被爆前の個別地図を復元。
27? 原爆ドームが広島県物産陳列館として完成した当時のイラストが岩国市内で見つかる。
28? 我部政明琉球大学教授、復帰前の沖縄に核兵器を600発貯蔵していたことを示す米の公文書を入手。