ヒロシマ その惨禍 未来への証言

『ヒロシマ その惨禍 未来への証言』(広島平和教育研究所、広島平和教育研究所出版部 、 19840803)

目次

章節項
発刊によせて
序章
Ⅰ章 ヒロシマをたずねる
1 原爆ドームと平和記念公園
(1)軍都広島 (2)平和都市広島 (3)広島平和記念公園 (4)原爆ドーム
2 原爆モニユメント
(1)広鳥平和都市記念碑(原爆慰霊碑)
(1)人的被害の「空白」 (2)碑文の由来と「碑文論争」
(2)原爆供養塔
(3)原爆犠牲国民学枚教師と子どもの碑
(4)県立広島第二中学校職員生徒慰霊碑
(5)韓国人原爆犠牲者慰霊碑
(6)義勇隊の碑
(7)原爆の子の像
(8)峠三吉詩碑
(9)原爆犠牲ヒロシマの碑
(10)マルセル・ジュノー博士記念碑
(11)嵐の中の母子像
(12)ローマ法王平和アピールの碑
(13)平和の灯
3 原爆被災資料
(1)広島平和記念資料館(原爆資料館)(2)広島平和記念館
2章 原爆は何をもたらしたか
1 原子爆弾
(1)原子爆弾の関発 (2)原子爆弾の構造 (3)原爆の威力と放射線 (4)原爆投下の理由 (5)原爆投下
2 原子爆弾による被害
(1)熱線による被害 (2)爆風による被害 (3)放射線による被害
(4)原爆後障害 (1)ケロイド (2)血液障害 (3)眼の障害 (4)胎内被爆 (5)悪性腫瘍 (6)遣伝的影響
3 原爆被害の特質一その非人道性
(1)人的被害 (2)建物被害 (3)その非人道性
3章 被爆者は何を体験したか
1 劫火に追われて
1-1 原爆地獄 死出の行列
(1)戸坂分院 (2)可部地区分院群 (3)江波分院 (4)庄原分院 (5)大田分院 (6)宇品分院 (7)広島第二陸軍病院
1-2 それは「人間の死」ではなかった
2 被爆者は、いま
2-1 肉体的・精神的・社会的条件の破壊
(1)『苦しむことだけで生きてきた人生じゃった』(中川さんの最合)
(2)『どうにもならにやあ自殺した方がえエ』(坂井さんの戦後)
(3)『妹は私が殺した…』(惨苦の思いを残して死んだ山田さんの場合)
(4)精神病院への入院(吉川さんとその家族の場合)
2-2 被爆の実相と原爆医療法
(1)直技被爆者 (2)入市被爆者 (3)胎内被爆者 (4)被爆者の遺伝的影響
2-3 被爆者は、日本人だけではない
2-4 被爆者の要求と国民的課題
(1)被爆者の救護と医療 (2)原爆医療法と特別措置法 (3)被爆者の実態 (4)被爆者の要求と課題
4章 核兵器・核戦略・核戦
4-1 今日の核兵器
(1)核兵器貯蔵量 (2)戦略核兵器 (3)戦術核兵器(戦場核兵器)(4)戦域核兵器
4-2 核戦略と世界
(1)核実験 (2)核戦略の推移 (3)核兵器の対峙状況 (4)核戦争の危機
4-3 核戦争と被害予測
(1)1メガトン核爆弾の威力 (2)戦域核戦争による被害 (3)世界核戦争のシナリオ (4)予測される被害 短期的影響 (5)予測される被害 長期的影響
5章 1.平和教育の意義と課題  2.平和教育の構造  3.平和教育の目的  4.平和教育の内容  5.平和教育の方法  6.平和教育運動
むすびにかえて
資料
1 広島原爆による人的被害関係文献資料
2 大戦末期の戦時法令等
3 広島平和記念資料館(原爆資科館)入館状況
4 つるの折り方
5 平和教育映画フィルム・ライブラリー