年表:原爆展(1996年)

年表:原爆展(1996年)

記事
01 02 「市民のフランス原爆展」開催実行委員会一行8人(沼田鈴子・姜文煕など)、広島を出発。4日-14日、パリやリオンなどで展示会や被爆体験の発表会などを開催する予定。
01 04 広島の市民グループ「市民のフランス原爆展」開催の原爆展、パリ市内で開幕。-14日。
01 12 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)などが2月にフランスで開催する「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」の展示資料約1700点の通関手続き、広島税関支署で終了。瀬戸高行・坪井直・山岡ミチコの3人が被爆の証言をすることが決まる。
01 16 広島の市民グループ「市民のフランス原爆展」開催実行委員会のメンバーら8人、フランスから帰国。17日、市役所で帰国報告。4日-14日にパリ・リヨン・グルノーブルの3都市で開催した原爆展に約1000人が訪れたと語る。
01 18 広島平和教育研究所など、「戦争と原爆展」を呉市役所ロビーで開催。-23日。引き続き、広島・福山などあわせて県内7会場で開催。
01 24 連合長崎、来月にフランスのパリで「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」を開催すると発表。
01 27 連合広島など、2月6日から11日間フランス・パリで開催する「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」の壮行会を広島市内で開催。
01 29 平岡広島市長、今年にフランスでの開催を予定している原爆展の開催をパリのユネスコ本部で実施したい意向を表明。
01 29 平岡広島市長、橋本首相に対し、被爆の実相を伝えるため国家事業として海外で原爆展を開催するよう要請する考えを記者会見で示す。
01 31 「戦争と原爆展-幻のスミソニアン展、アジアから見た原爆」三次展、三次市教育会館で開催。県内の会場としては3番目。-6日。
02 03 坪井直・広島県被団協事務局長ら9人、フランスで開催する原爆展に出席のため広島を出発。
02 06 連合広島など、「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」をフランス・パリで開催。広島・長崎の遺品など90点を展示。-17日。
02 13 伊藤長崎市長、日本政府の援助などで韓国慶尚南道に建設中の「被爆者福祉センター」に被爆写真など30点を寄贈する意向を表敬訪問した韓国人被爆二世に表明。
02 16? 「戦争と原爆展」、広島県尾道市で開催。-20日。
02 17 フランス・パリで開催された「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」、閉幕。期間中9000人が入場。
02 21 連合長崎など、フランスのパリで開催した「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」を終え、県庁で帰国報告。
02 22 伊藤長崎市長、来年3月にもドイツ・ビュルツブルグ市で長崎原爆展を開催することを明らかにする。
02 29 生野了連合広島事務局長らフランス・パリで開催された原爆資料展派遣団のメンバー3人、平岡広島市長に帰国報告。
03 01 連合長崎など、2月にパリで開催した「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料展」の報告集会を長崎市内で開催。約100人が参加。
03 01 斉藤鉄夫(新進党)、衆議院予算委員会第3分科会で海外原爆展の国家事業化を要請。外務省、明確な意志表示を避ける。
05 21 平岡広島市長・伊藤長崎市長、ジュネーブで同市長と懇談、原爆展開催を打診。
05 25 大場充広島市立大学教授らがインターネットに開設した「原爆展」へのアクセスが80か国77万件となる。
05 25 ベンジャミン・ラドナー・米アメリカン大学学長、広島市を訪問し原爆資料館を見学。
06 10? 長崎市議会に原爆落下中心碑や長崎原爆資料館展示問題などに関する請願・陳情が相次ぐ。
06 13 米国スミソニアン航空宇宙博物館の新館長に元海軍中将のダナルド・エンゲンが就任。
06 30? 米国の「平和をめざす退役軍人会」、8月末にミズーリ州で開催予定の全国大会で広島・長崎両市の原爆展を開くことを決める。
07 10? 広島県府中市立図書館、「絵は語る-あの日のヒロシマ」展を開催。-29日。1974年にNHK広島が募集した絵を展示。
07 12 広島・長崎両市長が連名で、池田外相に政府主催の海外原爆展を開催することを計画していることが判明。
07 12 岡山市・西大寺地方原爆被爆者の会、岡山市立上道中学校で出張原爆展を開催。
07 13 福山市人権平和資料館、企画展「反核・平和運動に生きて」を開催。-8月4日。
07 15 舟橋喜恵広島大学教授・山田寿美子福島生協病院相談室長(広島県府中市の市民団体「ジュノーの会」の派遣)、8月上旬にキエフ市のチェルノブイリ博物館が開催する「キエフ原爆展」に展示する広島平和文化センター所蔵の「市民が描いた原爆の絵」
07 23 名古屋市の「被爆写真展を開く会」、スリランカの旧首都コロンボで原爆写真展を開催。6日間。
07 23 広教組・広島平和教育研究所・県原水禁など、「侵略と原爆展-日本は朝鮮・マレー半島で何をしたか」を広島市の県民文化センターで開催。
07 23 広教組・県高教組・県原水禁など、「侵略と原爆展-日本は朝鮮・中国・マレー半島で何をしたか」を県民文化センターで開催。-31日。
07 25 広島市立中央図書館、企画展「消えた街-心にのこる広島」を開催。-8月16日。
07 26 広島・長崎両市の関係者4人、外務省を訪れ、政府が海外原爆展を開催するよう要望。
07 31? 広島県大竹町郵便局で「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター展」開催。-8月8日。
08 01 広島市各区役所ロビーで原爆写真ポスター展。-9日。
08 02 上田正紀(広島県河内町在住の元小学校長)、写真展「ヒロシマ・オキナワ」を東広島市内のスーパーで開催。
08 03 広島池田平和記念会館、企画展示「もうひとつのヒロシマ」展を開催。-25日。
08 06 橋本首相、広島市の平和式典出席後の記者会見で、海外原爆展の開催に前向きな姿勢、また援護法改正は考えていないとの考えを示す。
08 06 ユーゴスラビア日本友好協会・セルビア人共和国日本友好協会、ボスニア・ヘルツェゴビナのセルビア人支配地域最大都市バニャルカで原爆展を開催。
08 08 日中友好協会福岡支部など、「96平和のための福岡の戦争展」を福岡市内で開催。-11日。
08 09 橋本首相、長崎市内で記者会見。政府主催の海外原爆展に積極的意向を表明。
08 09 「長崎の原爆展示をただす市民の会」、原爆殉難者追悼集会を長崎市内のホテルで開催。約100人が参加。
08 09 末永浩、「アジアの戦争加害写真展」を長崎市内のギャラリーで開催。-13日。
08 19 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部、北朝鮮支部から8月6日に平壌で原爆写真展を開催したとのファックスを受け取る。
08 20 米国「平和をめざす退役軍人会」、ミズーリ州コロンビア市の私立女子大スティーブン大学で「原爆展」を開催。広島・長崎両市が協力。-9月1日。期間中、2700人が参観。
08 21 「96平和のための広島の戦争展」、県民文化センターで開催。-25日。
08 27 広島市・広島平和文化センター、新潟市の県民会館で原爆展を開催。-9月1日。期間中1万人以上が参観。
08 27 北海道標津町生涯学習センターで、「原爆写真展」を開催。-9月1日。
10 01 長崎市の惨状や復興過程を撮影した元米海兵隊エドワード・ロジャーズ(ロサンゼルス在住)の写真展、長崎原爆資料館で開催。-1997年3月31日。
11 26? 長崎市、シーボルト生誕200周年をきっかけに交流を深めているドイツ・ビュルツブルグで来年2月に原爆展開催を計画。
11 27? 広島平和教育研究所、市民からカンパを募って広島と長崎の被爆写真を海外の学校などに贈る「ひろしまピースネットワーク」運動を開始。
12 03 江並・米スティーブン大学常務理事、8月に開催された原爆展の報告のため長崎市長を表敬訪問。6日、平岡広島市長を訪問。
12 10? マーチン・ハーウィット元米スミソニアン航空宇宙博物館館長、原爆展中止の経過を詳述した「拒絶された展示」を出版。
12 13 平岡広島市長、来年3月にイタリアで長崎市と共同の原爆展を開催する計画を市議会で明らかにする。
12 18 「ピースボート」、世界一周の船旅に出発。広島の大学生ら3人、6寄港地での原爆資料の展示を計画。