【資料】藤居メモ(1956年3月-5月)
[3月19日 原水爆禁止日本協議会全国総会]
長崎、東京、広島
世界大会を開くかどうか
杉本[長崎]市議 世界大会 資金の自信がない
八戸-費用を出す 広島でやれ-費用、距離の点
長崎の代表[小佐々八郎]-長崎が陰にかくれるのは不都合
会場がない 爆心地屋外テントを張ってでも
第1候補 長崎、第2候補 広島 常任委員会
太平洋における水爆実験阻止-連帯性
救援
他の平和諸運動との関連性
国際協定の進め方
原水爆禁止と軍縮の日
国際法の問題 1.中止要求の権利、2.予防措置、3.賠償
3300万の署名、7億の署名
世界的科学者-同盟体を作ってボイコットの要
国際法違反として国際法廷
宗教家の結合体・被災団体->ローマ法皇提案
1.太平洋地域の原水爆実験禁止に関する決議
2.救援運動の促進に関する決議
[4月12日 原水爆禁止日本協議会幹事会]
木野、山本、新屋敷、福島、草野、草野、広田、藤居、安井、御前
第2回世界大会
1.広島・長崎原水協-現地の意向
2.各地域の意向
3.世界平和行動の日
第1.長崎 第2.広島
1.禁止運動-世界大会への準備
2.救援運動
3.4/15-4/21 阻止週間
4.生きていてよかった 5:30 国鉄会館の講堂-約1時間
5.その他
5月6日 [原水爆禁止広島協議会理事会]
1.御前様のお話 会場がないところでこそやるべきだ
2.常任委・準備-水爆実験対策
水爆実験阻止国民大会
中心は水産 かつを、まぐろ
1.国際協定を結べ
2.救援--国家補償
-救うことが救はれることだ
3時間 13,000 1800名
8日 第1回実行委員会
長崎現地 1,000人収容 7-8ケ所
3.被害者の声に相呼応する-批判層の獲得
軍縮と原子兵器 大会の組方
4.国際的・国内的-車の両輪
平和と軍縮と原子兵器 署名
田辺 両方へ出得る人数を1,000人
第1回軌道にのせる-藤居 実行委員会、浜井
長崎 独自の力では準備が出来ぬ
広島 被害者派遣等をしている
世界大会
8・6-8・9大会
8・6集会 世界大会の一環として
救援と禁止運動を明確にする
国際的-禁止協定 禁止と軍縮
国内的-援護法、救援と禁止
分科会に重点を置く
大会までに充分議論を尽す
8・6大会 地域大会を持つ
広島 8・6被害者全国総会-協力 1,000-2,000名
長崎 世界大会の一環として長崎大会
東京 主要世界大会
実行委員会の成立
性格-歴史的つながりで原水協が世話団体として
団体数 2500通 中央団体 300 原水協 300 国会議員 700
個人 400 地方自治体 800
5月8日 [第2回原水爆禁止世界大会実行委員会]
田辺氏に臼田さんより、仕事の件で長崎の帰途一度広島へよる。
5月9日に予定せられるエニウェトク水爆実験は、9日が長崎原爆投下の日にあたる
[中止を]強く要求する。
各国主権に制限を加へても、戦争防止をする。
297坪 1坪6人坐る 1,300人 体育館
2,000人収容の三菱会館は6月より補強改装
長崎国際文化会館 1,000人収容
宿舎は50名は可能
やれる方法を定めて帰って来てくれ
広島 6、7 禁止と救援-被害者援護法と国家補償問題
長崎 9、10、11 禁止と軍縮-水爆実験禁止協定
5月9日 全国社会福祉協議会原爆被害者対策特別小委員会
長友技官、斉藤事務官
青木事務局長 挨拶
民生部長 3回政府衆参両議院
佐伯氏 三輪
長友 公衆衛生局
原爆による人体への影響は大きい
予防・治療・診断の関係 本体発見は未経験 定説までには相当期間
適確な治療法を発見する 本体が逐次判明
治療法の確立に協力する立前
予算化 臨床検査
精密検査費 27年から 28 100
研究治療費 1240
原対協 広島
長崎 医大
広島、長崎、市川
1.いのち、2.生活
骨子を作る-此の次までに
地元議員に出てもらう
大蔵省 8月終りに 6月初め 項目 6月中旬頃課長会議
全社協青木事務局長、佐野民生部長、熊谷厚生部長、厚生省公衆衛生局長長友技官外3名、藤居広島原水協事務局次長、市川千代子(未亡人会)、小佐々長崎市会副議長等-20名が集まり、5月9日午前10時から東京渋谷区原宿社会事業会館で、全国社会福祉協議会原爆被害者対策特別小委員会を開き、特別小委員会を常置すると共に、次のことを協議した。特に長友技官その他の人は涙をうかべながら現地側の説明を聞いていた。
1.原爆症の治療費の全額国庫負担については厚生省は熱意を示しているが、問題は政府、衆参両議院にある。
2.現在、広島及長崎原対協が行っている被爆者の検査結果の速かなる判明をまって原爆被害者援護法の骨子を作り第2回特別小委員会を開く。その時は出来るだけ多くの国会議員の参加をもとめる。政府-議員立法?
3.6月中旬に厚生省の課長会議までに援護法の裏付予算資料として十分な資料を公衆衛生局は待っている。
4.本年度研究治療費が昨年の額になったことは衆参両議員、広島長崎市および市議会が大きな力となったが、原水爆禁止世界大会とその後の運動の成果が決定的基礎を なしている。
5月22日 [原水爆禁止世界大会常任実行委員会]
295坪 体育館 長崎に会場なし
安井総長 経過報告
畑氏報告 駅より2つ目の茂里町 118K×30K 50坪 3分
1m×50cm 1列8本 2,000人 廃墟 市所有物
周辺-
長崎バス整理工場 戦後の建物らしい
真中に向って右側はあけ開げ 最中に鉄骨の柱7,8本<縦長50cm>ある
真中から左を修理工場 解放の可能性あり
兵器製作所 450坪 400坪 2,000人
便所その他は? 増設の要あり 床はコンクリート
国際文化会館 補助椅子を加へ1,025 屋外ステージ
東高校 7-8分 勝山小学校体育館295坪
黒田氏 三菱兵器製作所-建築専門
長崎バス修理工場 修理に使用している
3日間 装飾等を加へるならば1週間
杉本 東高等学校講堂体育館 医師会3,000人の人-集ったといふ
兵器製作所 会場にするならば整備する テント・屋根・ビニール
写真の通り板囲い通風、便所は設備する
長崎バス-昨年譲渡
小山 16日 地評議長 長崎バス 貸りられれば可能
分科会会場はある 爆心地
田辺 ①三菱兵器製作所、廃墟だから補強しなければ安心してやる 国際儀礼
②茂里町の自動車修理工場は可、1/3程度 修理を続ける所
修理工場の機能をやめなければ会議場にならぬ。大会中そっくり借りなければ ならぬ。相当広い空地があるので、収容数は相当数ある。
①第一会場 市で装飾を考える、②450坪、③400坪×4人
午后 大会の意義
平和アピール7人委員会日高
禁止は具現段階-どう取扱ふか
イーデン首相から返事、全廃することに賛成
協議の上に協定された軍縮するといふことを含む
米国スチーブンソン、キーフオーバー
ソ連は120万軍縮実現
第1日に政治的努力を払ふ為に東京で行ふ、東京案
愛善会 1.東京を主会場にして長崎と広島をどう生かすか 2.
他人数を集めたのは広島といふよりも原水爆禁止がそういふ力を持った。集めた 次にどう組織し、力を持たすか、それをどう政治的に高めるかといふことだ。会 場については東京が決定的ではない。広島-長崎と往復するかといふことではな い。大衆運動は長崎といへばそちらに動いている。労苦を積重ねていたことに対 し、 長崎1年間に何に
運動
○組織がどうであったか-運動がどうか
○救援金-救援運動はどうか
○未組織層が多かったのはどうか
8・6 行動-各地でもつ
8・9 世界大会
13-15 世界大会
決定 長崎主要会場 5月29日長崎へ原水協・総評
事務総長 安井郁