「書誌2013」カテゴリーアーカイブ

堀場清子のフェミニズム―女と戦争と

『堀場清子のフェミニズム―女と戦争と』(中島美幸著、ドメス出版、20131220)

内容

1 「女」であること 3
2 女の惨状 詩集「狐の眸」「空」 4
3 家父長制の正体 詩集「ズボンにかんする長い物語」「じじい百態」 21
4 元始への旅 未刊詩集「エジプト詩篇」、未収録作品五篇「女神たち」 35
5 女・沖縄 詩集「首里」 46
6 戦争と歴史 詩集「延年」 57
7 非核への闘い 未収録作品三篇「またしてもの放射能渦」 65
8 ふたたび、「女」であることとは 81

鱗片 ヒロシマとフクシマと

『鱗片 ヒロシマとフクシマと』( 堀場清子著、ドメス出版、20131220)

内容

No.
1 悪夢のはじまり 12
 怯える日々 12
大本営発表&隠す報道 14
メルトダウンしたか! 18
再臨界は? 22
SPEEDIの怪 37
さらなる隠蔽と詐術 47
2 犠牲のシステム 56
 被曝は発掘の瞬間からはじまる 56
仲間はみな肺癌で死んだ 57
放射能の粉塵はナミブ砂漠をわたって 60
イヴォンヌは闘う 62
司法は変われるか 67
放射能汚染は、無罪! 74
無力者の“美徳” 82
3 原爆投下 85
 原子野にて 85
世界への警告 95
被爆者はいない? 106
略奪者たち 111
日本政府は被爆者を遺棄した 113
木の葉のように焼かれて ABCCの実像 120
被爆者に国家補償を 133
原爆投下は国際法違反 137
人類に対する罪 150
科学者も軍首脳も原爆使用に反対だった 157
洗い流された放射能 170
アメリカの核戦略に追随する 174
ヒロシマとフクシマと 182
4 核と生命は共存しえない 188
 曼珠沙華 188
禁句とされた「原子爆弾」 200
一望の原子野、日本じゅうが見た 212
悲痛!温品版 224
占領軍到着の日々 234
二週間の空白期間 236
占領軍の検閲始まる 240
変転する平和祭 266
朝鮮戦争と原爆作品 283
幻のフィルム 290
まがりなりに「独立」はしたものの 298
貫いた例、そして蹴散らされた数々の例 309
最後の機会に 315
5 責任を問う 317
 罪なきひとびとの上に 317
国に見捨てられた 323
被曝、そして関連死 326
低線量被曝の恐怖 334
放射能と闘う 344
甲状腺が危ない 349
子供たちの疎開を! 363
ふくしま集団疎開裁判 366
刑事責任を追及せよ 380
6 原発ゼロの日 400
 究極の破局が眼前に 400
それでも再稼働 410
地元も同意は得られたか 416
泊、止めれば、みな止まる!! 421
原発は地震で壊れた 431
7 放射能を食べる 448
 濃縮される汚染 448
安全基準値さえなかった 458
ようやく新基準となったが 469
信頼関係の問題なんです 478
.8 湧きあがる脱原発の声 487
 国民は働いている 487
さようなら原発17万人集会 500
「原発ゼロ」の民意 511
安保の障壁 518
9 内なるデーモンを呼び醒ませ 523
 戦時下へ逆行する政治 523
「屈辱の日」、海をこえて怒号ひびく 533
経産省前テントへ攻撃はじまる 538
鬼の袖を、旗幟に立てる 544
あとがき 560
私の近況 562

堀場清子全詩集

『堀場清子全詩集』(堀場清子著、ドメス出版、20131220)

内容

詩集 狐の眸 抄 1956 13
ゆうかり 14
やさしい日によせて 16
瞳 18
他愛ない会話 20
かひな 22
今日 24
ざんげ 26
眸 28
鬼火 30
罪びと 32
祈り 34
焰 35
涙 36
追憶 37
自由の心よ 38
渚にて 40
真夜中の電線にとまつて 42
悪阻 44
詩集 空 1962  47
1  その空が 50
影 58
道 62
少女 65
その音はなにか 68
焰 73
2 CHANSON 82
REQUIEM 86
ここは女のモルグです 88
獸 92
3 八月 96
島の話 98
灯 101
春 104
霧の国 110
  詩集 ズボンにかんする長い物語 1971  115
リボンについて 116
パイオニアをめぐる考察 125
ニューヨーク 131
ミシスと煙草 138
フィラデルフィア 142
ワシントン・D・C 151
ミシガンの秋 156
ミスXの肖像 162
戦争花嫁の唄 168
AMERICA.1965 172
ペンタゴン 176
微笑の化学 182
印象のギリシア 187
シュノンソーにふる雨は 194
ズボンにかんする長い物語 198
あとがき 205
詩集 じじい百態 1974 207
吉田一穂 208
西條八十 214
西脇順三郎 218
村野四郎 222
羽仁五郎 226
葛飾北斎 228
高力士 232
岡村二一 240
高村光太郎 242
草野心平 245
中西悟堂 251
中里介山 254
小川芋銭 262
梅蘭芳 264
与謝蕪村ⅠⅡ 272
じじい抄 282
未刊詩集 エジプト詩篇 1976~1979 289
 沙漠の風 290
オシリスに邂逅う 293
億夜の闇 297
千本の弦 302
復活の汀 304
イシスの翼に 306
機上から 309
木賃の愉楽 310
ハッサンと莚 312
朝の岸辺 315
蚤たち 318
メソポタミア 321
魅惑の地 326
ジブラルタルをわたる 328
  未収録作品五篇 女神たち 1979~2012  335
 イザナミ 336
海の女によせて 340
カーリーの土地 344
麦よみがえる 350
女神ワラムルングンジュは語る 355
詩集 首里 1992 369
文字 370
家路 373
首里 376
上布幻 380
カミンチュの来歴 387
オーラルの青空 392
マブイ奇譚 396
マーガレット・ゲインのニッポン日記 406
海の中道 411
丘にて 418
特攻 421
簪報国 425
嗚呼御真影奉護隊 433
かなし おきなは 海きょらさ
あとがきにかえて 442
詩集 延年 2003 453
盧溝橋 454
加担 458
水盃 464
タカモンサンの死 469
朽葉 476
公平不公平 480
父 486
花の季節 493
かつて存在した“地球”という星の寓話 496
軍隊 499
柿の実 503
反物屋さん 506
土の都 511
北京の春 515
延年 518
占拠 524
コネ社会 528
大黄河 533
未収録作品三篇 またしてもの放射能渦 2011~2013 539
いのち 540
「一億総懺悔」の国に生きて 545
またしてもの放射能渦 554
解題 598
 あとがき 608
 著者プロフィール 614
 著作など 616
 別冊
鱗片 ヒロシマとフクシマと 2011~2013
堀場清子のフェミニズム 女と戦争と 2013 中島美幸
「堀場清子全詩集」同梱
・鱗片 ヒロシマとフクシマと
・堀場清子のフェミニズム- 女と戦争と 2013

書誌2013

書誌2013

本・パンフレット

書名 著者 発行所 発行年月日
肥田舜太郎さんが語る「いま、どうしても伝えておきたいこと」: 内部被曝とたたかい、自らのいのちを生かすために 肥田舜太郎 (著) 大久保賢一 (著) 日本評論社 201302
変革期の基層社会―総力戦と中国・日本 奥村哲編 創土社 20130228
丸田孝志「第7章 中国共産党根拠地の権力と毛沢東像」
体験から歴史へ <昭和>の教訓を未来の指針に 保阪正康・半藤一利・立花隆・田城明 講談社
被爆者調査を読む―ヒロシマ・ナガサキの継承 浜日出夫・有末賢・竹村英樹(編著) 慶応義塾大学出版会 20130330
みなし子ハッチ―一寸の虫にも五分の魂 渡辺力人 渡辺力人 20130420
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 2つの世界大戦と原爆投下 オリバー・ストーン 著ピーター・カズニック 著大田 直子 訳 早川書房 2013004
東学農民戦争と日本―もう一つの日清戦争 中塚明・井上勝生・朴孟洙 高文研 20130620
革命の儀礼―中国共産党根拠地の政治動員と民俗 丸田孝志 汲古書院 20130829
原水爆禁止2013年世界大会の記録 原水爆禁止世界大会実行委員会 20130831
 2013広島県政白書 新自由主義県政と県民生活 広島県政白書実行委員会  広島自治体問題研究所  20130930
証言2013―ヒロシマ・ナガサキの声 第27集 長崎の証言の会 長崎の証言の会 20131001
占領期の出版メディアと検閲――戦後広島の文芸活動 広島市文化協会文芸部会 勉誠出版 20131027
岩崎文人「総論―GHQ/SCAP占領下の文学―表現への欲望とその抑圧 」岩崎清一郎「散文―高揚への軌跡」長津功三良「総合雑誌・サークル誌・大学高校文芸誌―若い才能の開花と挫折」三浦精子「児童文学 占領下の広島の児童文学―「ぎんのすず」(広島図書)を中心に 」福谷昭二「詩―詩誌の活動を中心として」飯野幸雄「俳句―戦後広島の俳句の復興者たち」山本光珠「短歌―1945―1954 」
日本の社会主義 ― 原爆反対・原発推進の論理 加藤哲郎 岩波書店
ヒロシマはどう記録されたか(上)(下) 小河原正己 朝日新聞出版 20140730

雑誌論文

著者 タイトル 雑誌名(発行者) 発行年月日
特集:アジアのなかの戦争遺跡 歴史評論 2014年8月号(歴史科学協議会) 20140801