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広島随想 豊田清史

『広島随想』(豊田清史、火幻社、19870420)

見出し メモ
009 生霊、反核に生きん
019 戦争の死者は眠ってはいない
023 二回死んだ男
027 羽ばたけ千羽鶴
031 糺すべき戦争短歌
035 ヒューマニズム戦争歌人
041 渡辺直己作品の真価
051 「火幻」に載せた「重松日記」
059 「黒い雨」の重松日記と私
065 原民喜の詩碑
071 広島での花幻忌
075 占領下の原爆文献考
079 小林和作、人と作品
085 悼縁記
松永信一先生、木下夕爾「木靴忌」、光藤珠夫先生、善友井原思斉兄、作家中野重治氏、小倉馨君、詩吟山本巌師、田辺伝二医師、詩人坂本寿さん、広大の原爆追悼式、短距離吉岡隆徳さん、藤秀犀先生、小堺吉光君、
123 広島の街 今昔
紙屋街界隈、亥の子と千羽鶴、軍部と復興、広島城と寺院、街に咲く花、広島と女性たち、縮景園回想、牛田の風物、山水を味わう
145 広島ペンクラブ有感
153 福山の文学者たち
木下夕爾、井伏鱒二、葛原しげる、清水良雄、光藤珠夫、野上久人、高山雍子、佐々木おらい、
167 西行の宮島の歌を正す
177 県下の文化財の美
甲山の十一面観音像、耕三寺の三十六歌仙切、不動院の梵鐘、吉備津神社の狛犬、加茂の姫谷焼、千代田の薬師如来、宮島の平家経納、油木の八幡社社叢、浄土寺の多宝塔、仏通寺の花頭窓、加計の吉水園、武田家の兜鉢、豊松の神代神楽、安国寺の法灯国師像、
197 県内で注目した焼物
宮島黄瀬戸の瓶子、砧青磁の香合、
鎌倉期の常滑壼、古志野茶碗、古備前の水指、姫谷色絵皿、姫谷染付皿、姫谷茶碗、古伊万里の油壷、靹の赤絵徳利、江波染付皿、縄文の透耳大壷、
219 帝釈峡探勝記
233 帝釈峡を描いた文学、紀行文
239 カルストの幽谷と古代遺跡
245 後記

ドキュメント悲しみの千羽鶴

ドキュメント・悲しみの千羽鶴(豊田清史、創樹社、1991/07/10)目次

1 鶴を折りつつなぜ死んだ
2 二歳で被爆、でも元気に育った
3 六年生の冬、原爆症が出た
4 生きたくて千羽鶴を折る
5 ほんとうは千三百羽をこえていた
6 禎子よ、もう一度この胸に
7 「原爆の子の像」建立へ
8 子どもの力で平和をきずくのだ
9 パン代五五〇円使っただけ
10 はばたく千羽鶴
11 苦しみに絶った若い命
12 千羽鶴のこころね
13 次つぎと寄せられた千羽鶴
14 反核への折り鶴運動
15 禎子の折った赤い鶴
16 海を越える折り鶴の輪
17 折り鶴への放火事件
18 像の二〇万羽を引きちぎる
19 首相の句碑には折り鶴がない
20 「折り鶴の会」の嘆き
21 折り鶴でとっちめられた私
22 千羽鶴の詩歌や出版書
23 ピカドン竹藪の千羽鶴
24 「金色の鶴」の紛失
25 湯川博士より「千羽鶴」の書
26 お母さんの千羽鶴
27 七六万羽折った北川さん
28 町をあげて千羽鶴運動
29 さまざまな問題をもつ平和公園
30 鶴に生きる禎子の霊よ
31 千羽鶴が絶えませぬように
あとに

 

 

火幻

火幻短歌会機関誌『火幻』()

<所蔵>P=ピカ研、N=西岡、U=宇吹、G=原爆資料館
年月日 通巻 備考 所蔵
1
2
3
19590723 4 特集「八月六日」 P
5
6
7
8
9
10
19610415 11 G
12
13
19611221 14 G
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20
19630920 21 G
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24
25
19641221 26 G
19650325 27 春季号 NG
19650720 28 特集「戦後広島の文芸と短歌」 P
29 G
30
19660318 31 <保田白汀追悼号> PNG
19660801 32 特集「原水爆短歌この二十年」 PG
19661006 33 G
34
35
19670720 36 特集「広島とベトナム」 P
19671018 37 創刊10周年記念号 PNG
38
19680320 39 春号 N
19680723 40 特集「社会詠作品の検討」 P
19681010 41 秋号 PG
42
19690320 43 G
19690718 44 G
19691010 45 G
19691215 46 新春号 PG
19700315 47 春号 N
19700720 48 夏号 NUG
19701010 49 秋号 NG
19701215 50 新春号 N
19710310 51 春号 NUG
19710720 52 夏号「ヒロシマ・平和特集」 PNUG
19711020 53 秋号 NP
19711220 54 新春号 U
19720325 55 <同人三氏追悼号> PNU
19720715 56 夏号 NU
19721010 57 秋号<創刊十五周年記念特集号> PU
19721215 58 新春号 NU
19730315 59 春号<*原*夫・梅田昌一・国川浩夫氏追悼> NU
19730720 60 夏号―佐藤求歌集<空寂>批評― N
19731015 61 秋号 N
19731210 62 新年号 U
19730310 63 春号 NU
19730710 64 夏号 NU
19741010 65 秋号 U
19741210 66 新春号 NU
19750320 67 春号 NU
19750710 68 夏号 NUG
19751010 69 秋号 NU
19751215 70 新年号 NU
19760315 71 春号 U
19760710 72 夏号 NU
19761010 73 秋号 NU
19761210 74 新年号 NU
19770310 75 春号 NU
19770710 76 夏号「ひろしま33回忌特集」 NUG
19771010 77 秋号「第15回火幻賞発表」 NU
19771220 78 新年号 NU
19780310 79 春号 PU
19780710 80 夏号「核と戦争、広島特集」 PU
19781015 81 「火幻創刊20周年特集」 U
19781215 82 新年号「20周年大会記・歌集「心眼」批評」 NU
19790315 83 春号 NU
19790715 84 夏号「<核と広島>特集」 NUG
85 秋号―火幻賞・合宿研究会記― N
19791220 86 新年号 NU
19800320 87  春号 NUG
 19800720 88 夏号 NUG
 19800720 89  秋号―第18回火幻賞発表― NUG
 19801220 90  新年号  U
 19810315 91  春号―農村詠特集― NU
 19810715 92 夏号―ヒロシマ・反核特集― NUG
 19811015 93  秋号 NUG
19811220 94  新年号 NU
 19820325 95   春号 UG
 19820715 96  夏号「<広島反核110人の作品>特集」 NUG
19821101 97  秋号「<創刊25周年記念号>」 UG
19830105 98 新年号「火幻創刊25周年記念大会記」 NUG
19830325 99  春号「久保田千文追悼記」 UG
19830720 100  夏号「創刊100号記念特集」<反核の歌> NUG
19831015 101  秋号 NUG
19831215 102  新春号 NUG
19840320 103  春号「歌集批評号」 NUG
19840710 104  夏号「特集<今こそ核兵器の廃絶を!>」 NUG
19841015 105  秋号「作品鑑賞批評号」 NUG
19841220 106  新春号 NU
19850320 107  春号 NU
1985 0720 108  夏号「戦後40年、反核特集」 NUG
19851020 109  秋号「西行は宮島に止錫したか」 U
19851220 110  新年号 NUG
19860320 111  春号―歌集批評特集― UG
19860720 112  夏号―反核草の根特集― NUG
19861020 113 秋号―火幻賞発表― NUG
19861220 114  新年号 NUG
19870320 115  春号 NU
19870720 116  夏号―特集<反核作品と絶唱高橋武夫の歌>― NU
19871020 117  秋号―火幻創刊三十周年記念号― U
19871220 118  新年号―創刊30周年記念大会特集― NU
19880320 119  春号 NUG
19880720 120  夏号―反核、ヒロシマはこれでよいか― NU
19881020 121  秋号―火幻賞・合宿研究会― NUG
19881220 122  新春号  U
19890320 123  春号―特集<昭和逝く>―  U
19890718 124  夏号―ヒロシマ・反核特集―  U
19891020 125  秋号―火幻賞と歌集評― NU
19891220 126  新年号 NU
19900310 127  春号―戦争と歌人―  U
19900715 128  夏号―特集<平和、渡辺直己>― NU
19901020 129  秋号―火幻賞・新人賞発表―  U
19901220 130  新年号 NU
19910320 131  春号―豊田清史・西岡歌集特集― UG
19910718 132  夏号―平和・汚染はこれでよいか― NUG
19911020 133  秋号―第29回火幻賞、大立、木村歌集評― U
19911220 134  新年号 NU
19920320 135  春号―中元・東田歌集批評特集― U
19920720 136  夏号―平和・破壊はこれでよいか― NU
19921020 137  秋号―創刊35周年記念号― UG
19921220 138  新年号  U
19930320 139  春号 UG
19930720 140  夏号―特集<ヒロシマはこれでよいか>― U
19931020 141  秋号―<黒い雨と重松日記>特集 第32回火幻賞発表― UG
19931220 142  新年号 NU
19940320 143  春号―追、歌人でもあった森瀧市郎博士―  U
 19940720 144  夏号「特集<平和と渡辺直己全集>」  U
145
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147
19950710 148 G
149
150
19960315 151 G
152
19961015 153 秋号 NG
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155 G
156 G
19971020 157 G
158
19980315 159 春号「七万の無縁骨を平和祈念館に 第35回火幻賞発表」 NG
19980715 160 夏号「総括―井伏作品「黒い雨」に使われた被爆者の手記」、「特集―反戦歌人の第一人者、安藤正楽」 NG
19981010 161 秋号「中丸歌集「旅の衣は」・木原歌集「白き不要」批評」、「これでよいか、体制派歌人」 NG
162 新年号「特集―末広憲爾歌集「鶴」批評」 N
19990310 163 春号「特集=人間性の追求をヒロシマに、短歌に」 NG
19990710 164 夏号「特集=世の歪みをわれらかく生きる!」 NG
19991005 165 秋号 NG
19991210 166 新年号 NG
20000305 167 春号「国民文化祭三原市短歌大会を迎える」 NUG
167 G
20000710 168 夏号「見つめよう合同歌集「広島」」 NG
20001001 169 秋号「井伏作品「黒い雨」検証のまとめ」 NG
20001201 170 新年号「「火幻」45年を迎える」 NG
20010305 171 G
20010615 172 夏号「37年ぶりに公表された井伏の「重松日記」」 NG
173
20011210 174 新年号「全国月の西行祭10年・火幻45周年」 NG
175 春号 N
20020710 176 夏号「井伏著「黒い雨」盗作の結末特集」 NG
177 秋号 N
178
179 春号 N
20030625 180 夏号「特集―反核・非戦に生きる―」 NG
20031005 181 G
20031210 182 新年号「豊田清史歌集「幽魂」特集」 NG
20040310 183 春号「特集<憲法第9条が踏みにじられる>」 NG
20040705 184 夏号「特集<真に反核、非戦を生きた歌人>」 N
20041001 185 秋号 NG
20041210 186 新年号 N
20050310 187 春号「被爆60年、ヒロシマを生きる」 NG
20050710 188 夏号「被爆60年、原爆、劣化ウランを許さない」 NG
20051010 189 秋号「特集 全国反核秀歌二十首」 NG
20051210 190 新年号「特集・火幻創刊50年を迎える」、「松田弘江夫人追悼」 N
20060310 191 春号 NG
20060710 192 夏号「創刊50年記念号 ―人間性の追求―」 G
20061020 193 N
20070310 194 火幻創刊50周年記念大会 G
西岡喜美子「師の第一歌集「暁雲」を読みて」
20070701 195 <特集反核社会詠に挑む> NG
20071001 196 N
20080201 197 NG
20080620 198 N
20081020 199 N
20090220 200 創刊50年・第200号特集号 N
20090710 201 N
20091010 202 N
20100301 203 N
20100710 204 N
20101010 205 N
20110305 206 NG
20110705 207 N
20111030 208 編集記(豊田啓文)「今年の八月五日、父清史が突然意識を失い、救急病院に運ばれました。検査の結果、脳梗塞と診断され、意識が回復しないまま病床に寝たきりで今日に至っております。」 N
同年11月24日没。

 

 

 

豊田清史

豊田清史

とよた・せいし 192111生20111124没

編著書(宇吹所蔵分)

書名 発行所 発行年 備考 所蔵
歌集 暁雲 明丘荘 19420301 N
廣島 歌集 第二書房 19540806 歌集廣島編集委員会編(代表:豊田) U
千羽鶴-原爆の子の像の記録 昭森社 19580806 U
火の幻 日本文芸社 19600615 U
原水爆秀歌 日本文芸社 19620801 N
広島随筆 広文館本通店 19640330 N
豊田清史所蔵原水爆に関する出版物目録-戦後広島における文化関係出版物 火幻社 196506 [91052818]に収録
炎の歌集 東出版 19660806 阿部正路・島内三郎・豊田清史編
炎は消えず-父子被爆記 火幻社 19670701 豊田久夫・豊田清史(共著) N
歌集・炎の証 広文館書店 19690301
原爆文献誌 崙書房 19710806 N
歌集 心眼 火幻社 19780620 火幻叢書第20集 N
広島県短歌史 溪水社 19820420 N
はばたけ千羽鶴 筑摩書房 19820730 N
広島の遺書 蒼洋社 19840510 N
評伝渡辺直己 雁書館 19850604 U
反核秀歌百絶 短歌公論社 19850720 N
廣島随想 火幻社 19870420 N
生霊 豊田清史歌集 雁書館 19890720 火幻叢書第56集 N
[ドキュメント]悲しみの千羽鶴 創樹社 19910710 NU
広島県歌人史と全歌碑 火幻社 19921020 火幻叢書第71集 U
「黒い雨」と「重松日記」 風媒社 19930806 N
爆前・爆後-広島を生きた教師のドキュメント 創樹社 19940710 N
 「原爆の子の像」と「折鶴」-正しい知識<学習の手引き>  火幻社  19950501 N
骨四百首 豊田清史歌集 砂子屋書房 19960710 N
 知られざる井伏鱒二  蒼洋社  19960725 N
戦後を拓いた歌人の書 創元社 19980901 N
 歌集 幽魂 創元社  20030701  火幻叢書第102集 N
 井伏鱒二著「黒い雨」の内実―書誌学的検証― 創元社  20051020 N
 アンネをしのぐ鶴を折って生きんとした禎子 創元社 20080401 N

資料

 

千羽鶴-原爆の子の像の記録

千羽鶴-原爆の子の像の記録(豊田清史、昭森社、19580806)目次

1 起き上った子どもたち
2 千羽鶴の折紙も空し
3 「こけしの会」から「平和をきずく会」へ
4 少し勉強して出血する
5 非人間への抗議の証
6 全国の友達の激励に支えられて
7 私たちは論議よりも実践をする
8 級友の手で文集『こけし』を発刊
9 恵美子さんの臨終
10 百万の子どものねがい、制作は菊池先生
11 世界の子どもが手をつなごう
12 クリスマス島の水爆実験に抗議する
13 いためつけられる墓碑
14 星の一つが見つめている
15 大人の批判もうけて
16 広島の死の事実を
17 世紀の握手、Xマスの集い
18 〈原爆の子〉の祈念像
〈附録〉「平和をきずく児童・生徒の会」のあしあと
あとに
補記

〈附録〉「平和をきずく児童・生徒の会」のあしあと

月日 事項
1955(昭和30) 1025 佐々木禎子さんが原爆症でたおれた。12人目。
1110
1225

豊田清史(編著書)

豊田清史(編著書)

年月日 タイトル 出版社 所蔵
所蔵:N=西岡喜美子、U=宇吹、G=広島原爆資料館
19420301 歌集暁雲 明丘荘 N
19540806 歌集廣島 第二書房 UG
歌集広島編集委員会=代表:豊田清史、委員:岡本明、小倉豊文、神田三亀男、熊野喜久男、小堺吉光、島昭、清水惟明、土居貞子、西原忠、深川宗俊、宮田定、村上弘、山隅衛、山本康夫
19580806 千羽鶴-原爆の子の像の記録 昭森社 UG
19600615 火の幻 日本文芸社 U
19620801 原水爆秀歌 日本文芸社 NG
19640330  広島随筆  広文館本通店  NG
196506  豊田清史所蔵原水爆に関する出版物目録-戦後広島における文化関係出版物 火幻社  G
19660806  炎の歌集
19670701  炎は消えず-父子被爆記 N
19690301  歌集・炎の証  広文館書店 G
19710806  原爆文献誌  崙書房 NUG
19780620  歌集・心眼  火幻社 NUG
19820420  広島県短歌史  溪水社 [渓水社] NUG
19820730  はばたけ・千羽鶴  筑摩書房 NUG
19840505  広島の遺書  蒼洋社 NUG
19850720  反核秀歌百絶  短歌公論社 NUG
19870420  広島随想  火幻社 NUG
19890720  生霊-豊田清史歌集 NU
19910710  (ドキュメント)悲しみの千羽鶴  創樹社 N UG
19921020 広島県歌人史と全歌碑 創元社 U
19930806  「黒い雨」と「重松日記」  風媒社 NG
19940710  爆前・爆後-広島を生き得た一教師のドキュメント  創樹社 NUG
19950501 「原爆の子の像」と「折鶴」 正しい知識<学習の手引き> 火幻社 NG
19960710 歌集 骨四百首 砂子屋書房 N
19960725 知られざる井伏鱒二  蒼洋社  G
19980901 戦後を拓いた歌人の書 創元社 N
20030701 幽魂 歌集 創元社 G
20051020 井伏鱒二著「黒い雨」の内実 書誌学的検証 創元社 G
20080401  アンネをしのぐ鶴を折って生きんとした禎子 創元社  G
 20140625  千羽鶴 原爆の子の像の記録  日本ブックエース、日本図書センター(発売) G