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広島・原爆災害の爪跡

『広島・原爆災害の爪跡』(中野清一編著、蒼林社出版、19820720)

内容

はじめに
現代と原爆(3)広島と私(6)本書の構成(21)
原爆の体験記録
はしがき 25
1 原子爆弾症の白痴のような傷害 35
--大田洋子『屍の街』(一九四八年)より
2  地上最悪の日 36
--蜂谷道彦『ヒロシマ日記』(一九五五年)より
昭和二十年八月六日(36)八月七日(40)
3 原爆投下直後のこと 51
--内田千寿子『一九四五年八月からの出発』(一九七七)より
4 あれから三〇年 62
--内田千寿子『一九四五年八月からの出発』(一九七七)より
原爆手帳交付(62)地域の連帯(65)
5 閃光は消えず 71
--松岡克昌『芦品部隊と警防団』(一九七五年)より
6 中沢家始末記抄 81
--中沢啓治・共同映画宣伝部『はだしのゲン』(一九七六年)より
戦争末期--飢えと恐怖の幼き日(81)原爆が投下された(83)地獄の中でみんな死んだ(85)無数の死に出会った(86)生きる闘かい(88)
7 八月六日のこと 90
--西川満子『原爆』(一九八一年)より
余録・ふたつのジレンマ-原水爆とマスコミ 94
--中野清一『あゆみの新聞』第十三号(一九六〇年)より
事実と誇張(97)記録の姿勢(100)われわれの要望(103)
原爆第一号の調査記録-初期資料(一九四五年から一九六〇年頃まで)の概要-
はしがき 107
1  原爆投下前後の諸状況 109
投下前後の気象(109)投下敵機の状況(109)
2  原爆第一号の威力と爆発状況 111
原子爆弾の威力(111)投下された原爆の爆発状況(113)
3  黒雨の驟雨 118
黒色の泥雨(118)原子核分裂による放射(120)
4 原爆第一号がもたらした諸災害 121
1 物的災害 121
概観(121)建物被害(122)特殊施設の被害(125)放射能による汚染状況(127)
2 人的被害(1)-一般市民の生死 129
概観(129)一般市民の死傷者数(131)死傷者数の推移(132)
3 人的被害(2)-一般市民の傷害 137
原子爆弾傷または原子爆弾症(137)後遺症と晩発障碍症(138)初発障碍の実態(140)慢性障害者(145)
4 人的被害(3)-特殊集団の場合 162
概観(162)生徒・学生・動員学徒の災害(163)国民義勇隊とくに地域国民義勇隊の災害(170)軍隊集団の災害(171)その他の特殊集団(173)
5 原爆がもたらした諸影響 173
概観(174)経済的影響(175)人口動態にみられる影響(185)産業別人口の推移(190)家族関係への影響(101)社会生活上の悪条件(204)
第3部 被爆者救済活動と原水禁運動-その初期(一九六〇年頃まで)の様相-
はしがき 209
1 被害対策の消長 211
1 応急措置 211
応急措置の背景(211)羅災対策協議会(212)食糧対策(213)遺骸収容(213)負傷者の救護(214)応急措置の限界(215)
2 長期対策の胎動 216
「原子爆弾の療養方針」の発表(216)長期対策の萌芽とその挫折(218)アメリカ連合委員会(219)原子爆弾災害調査特別委員会(日本)(220)調査中心への傾斜(221)A・B・C・C(223)治療活動への転換(223)
3 「原爆医療法」前後 224
組織的な治療活動の開始(224)市勢調査員組織による障害者の把握(225)広島市原爆障害者治療対策協議会(226)治療費国庫負担への要望台頭(227)「原爆医療法」の発布(228)原爆被害対策課の発足(229)被爆者健康手帳をめぐる諸状況(230)法外援護事業(234)加療上の問題点と「援護法」への前進要請(234)
4 救済活動と被害者団体の動き 237
内外の救援活動(238)「広島の家」と「憩いの家」(238)「友の家」(239)広島被爆者福祉センター(240)広島平和会館(240)被害者組織の動き(241)原爆の子友の会・原爆乙女の会・原爆被爆者の会(242)八・六友の会(243)広島子供を守る会(243)あゆみグループ(244)原爆被害者救援委員会と広島県原爆被害者団体連絡協議会(245)広島市原爆被害者連合会(245)広島県動員学徒犠牲者の会(246)「こけしの会」・「平和をきずく児童・生徒の会」(247)折鶴会(249)遺族会など(250)
2 ノーモーア・ヒロシマズ運動 251
発端(251)源流(252)世界平和デー(259)平和記念都市設への世界的関心(260)ワールド・ピース・センター(261)世界連邦運動(262)世界連邦アジア会議(263)
3 原水爆禁止世界大会前後 266
概観(266)地域青年の動き(268)民主団体の動き(269)少年少女の動き(270)学者・専門家たちの動き(277)広島婦人たちの動き(278)原水爆禁止世界大会開催への動き(282)第一回原水爆禁止世界大会(282)第二回原水爆禁止世界大会(287)八・六学生平和会議(288)第二回世界大会以後(288)第三回・第四回原水爆禁止世界大会(289)
あとがき 291

仲間とともに-中野清一教授広島大学御退官記念論集

『仲間とともに-中野清一教授広島大学御退官記念論集』(中野清一教授記念事業会、19651225)

まえがき
伊藤満
1部 新らたな灯をともさんとして
私の未来像-ヒロシマによせる期待- 3
(広島大学退官記念講演会速記録から・19650227)
日本社会学への反省 27
(林恵海教授還暦記念論文集・日本社会学の課題・1956年・有斐閣)
<補註>山手茂「社会学者としての中野清一先生」 32
2部 仲間とともに
原爆影響の社会学的調査 37
(原爆と広島・大学人会研究論集第1集・195411)
 ヒロシマの立場 58
(広島大学新聞(教養部)・19491025)
世紀のグループ 61
(広島子供を守る会青年部機関紙創刊号・19551025)
グループの表情 61
(あゆみ・第6号・19560601)
あゆみグループに期待する 63
(あゆみ・第7号・19570210)
生活ぐるみ平和運動 68
(あゆみ・第8号・19570920)
グループ通信 71
(あゆみ・第9号・19580115)
生活の基底に立った同志づくりを 73
(あゆみ・第11号・19580802)
グループ交流のために 75
(あゆみ・第12号・19590320)
ふたつのジレンマ-原水爆とマスコミ- 76
(あゆみ・第13号・19601120)
ヒロシマに甦った青春 94
(文芸春秋・196109)
話し合い諸条件 110
(広大教養・19610705)
沖原義明「<補註>中野清一先生とあゆみグループ」 113
3部 大地を這う
人間尊重の教育について 119
(宗教情報・第21号・195301・金光教宗教方法教育研究会刊)
グループ活動講座 170
/新しいグループ活動/グループ活動の諸段階/計画的なグループ活動/
(県婦協新聞・19550101~0501号)
家庭教育論179
/忘れられてる条件/勤労指導の諸条件/余暇指導の問題/「お小遣い」の問題/直接法と間接法/「家族会議」について/
(広島県PTA県連・195504~195602号)
PTA活動のいままでとこれから-問題点と解決のカギ- 202
(家庭教育・195712号・東方出版)
親と子の「すれ違い」 -どちらが正しい方向にいているのか- 210
(家庭教育・195605号・東方出版)
教育の無重力地帯 217
(家庭教育・195708号・東方出版)
コドモの危機 -社会的離乳期の門題- 226
(朝日新聞・19510312)
忘れられた人々 -社会保障の日本的盲点- 228
(朝日新聞・19510324)
バランス失調 -このごろの社会診断- 230
(朝日新聞・19510616)
ホボロの旅 -離婚世相に絡んで- 233
(中国新聞・19510828)
一つの系譜 -家、友人そして書物- 235
 (1965・9・1~29―広島東千田町と宇治南山とで)
付録
多喜二さんの執念 267
あとがき

中野清一

中野清一

なかの・せいいち 1905**生19930702没 享年88歳 広島大学名誉教授。元立命館大学教授。「あゆみグループ」を組織し、原爆孤児を支援。

資料年表:中野清一<作業中

年月日
1905
**** 誕生
1954
1210 『原爆と広島 大学人会研究論集 第1集』(平和と学問を守る大学人の会編、広島県教職員組合事業部)
 中野清一「原爆影響の社会学的調査」(29)
1958
0301 『新修広島市史第2巻 政治史編』
第5章第3節第2項
「平和記念都市建設事業」(執筆:中野清一)
1026 「広島子どもを守る会青年部」あゆみグループの4組、原爆慰霊碑前で青空結婚式。仲人は中野清一夫妻。 C
1227 『新修広島市史第4巻 文化風俗史編』
 第7章 市民生活の進展[執筆:中野清一]
第8章 新教育制度[執筆:中野清一]
第9章 原爆と新しい文化[執筆:中野清一]
 1959
0517 広島子どもを守る会青年部(代表:中野清一広島大教授)、「祖父母と孫の家庭」実態調査を決める。
0931 『新修広島市史第3巻 社会経済史編』
第8章 原爆後の社会経済問題[執筆:石井金一郎・中野清一]
1961
0601 『新修広島市史第1巻 総説編』
第4編 原爆と広島[執筆:中野清一]
0901 『文芸春秋 第39巻第9号』(文芸春秋新社)
ヒロシマに甦った青春 中野清一 236
0921 中野清一と谷本清広島流川教会牧師、アール・レイノルズのウラジオストクへのヨットでの核実験抗議航海を中止するよう説得。 C
1962
0822 広島平和科学研究所の発会式。中野清一広島大学政経学部長らが設立準備。
1215 『不死鳥 第4号』(広島大学職員レクレーションの会)
戸惑う季節 中野清一(政経学部)…6
1963
05 中野清一、世界各国・各層から平和問題についてのアンケートを取り、あゆみグループの被爆青少年の声とあわせて出版を計画。 C
1110 NHK教育テレビ、原爆孤児とともに歩みを続ける中野清一・千歳夫妻の人間像を描いた「原爆のこらとともに」を全国放送。
1965
1225 『仲間とともに-中野清一教授広島大学御退官記念論集』(中野清一教授記念事業会)
1968
1220 『学問の周辺』(末川博編、有信堂)
中野清一「社会学とともに」
nakano01
1982
0720 『広島・原爆災害の爪跡』(中野清一編著、蒼林社出版)
1993
0702 死亡。享年88歳
1997
0125 『山代巴と民話を生む女性たち』(神田三亀男編著、広島地域文化研究所)
第二の故郷広島と山代さん 中野清一 94
第一信 95
第二信 99
 2005
 0225  中野千歳(夫は中野清一)、死去。享年96歳
 2012
 0423 『私の師』  NPO法人「ANT-Hiroshima」代表 渡部朋子さん(聞き手:升田咲子)『中国新聞』   C
 2023
0403  【考 fromヒロシマ】原爆孤児を「守る会」70年 「ノーモア」願い支援の輪(小林加奈)  C