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広島県原水協年表(1982年)

広島県原水協年表(1982年)

月日 事項 備考
0111 広島市役所庁舎で10フィート運動広島呼びかけ人会・広島平和文化センター共催「原爆写真巡回展」. 16日まで.
1.11
1.16 呉市で映画「冬のリトルボーイ」完成試写会.
1.24 広島県文化団体連絡会議第 8回総会. 核戦争なくすアピール採択.
1.29 広島市で第31次日教組全国教研集会始まる. 2月 1日まで.
1.30 10フィート運動の原爆記録映画第 1作「にんげんをかえせ」, 広島市で一般公開.
1.- 広島県「黒い雨・自宅看護」原爆被害者の会連絡協議会, 小冊子「黒い雨」発行.
2.20 呉地区高校生平和の集い. 呉市勤労会館に 350人参加. 21日まで.
3. 7 広島県原水協など主催「リムパック82反対・核兵器完全禁止を求める呉集会」. 呉市中央公園に 130人参加.
3.21 「82年・平和のためのヒロシマ行動」. 広島市平和公園など 6会場に19万人参加.
3.25 安芸郡府中町・同町議会, 非核町宣言をおこなう. 県内では初めて.
3.27-28 新婦人呉支部など, 広町で原爆記録映画上映と原爆写真展を開催.
3. 末 核兵器廃絶の決議・意見書, 県内で24市町村となる.
5.18 平和と民主主義をめざす広島県民懇話会主催「結成一周年記念シンポジウム・限定核戦争の脅威とヒロシマの責務」.
5.20 広島県内の38団体・個人が, 「核戦争から生命と愛を守ろう」とアピールを発表.
5.21 新日本婦人の会広島県本部, 被爆体験手記集「木の葉のように焼かれて」の英語版を発行.
5.23 「平和を語る青年の集い」の若者ら30人, 原爆ドーム前で「東京行動」に呼応してダイ・イン.
5.23 5・23東京行動に広島県内から数百人参加.
5.27 広島労働会館で第 2回国連軍縮特別総会にヒロシマの声を伝える広島県原水協代表団の結団式と壮行会.
5.31 広島県原水協・宗教NGOなど主催「ヒロシマから国連へ代表を送る夕べ」. 広島YMCAで.
6. 5 広島県高校生平和ゼミナール, 平和公園周辺で「平和のためのヒロシマ行動」を開催. 呉市では, 第16回呉地区高校生平和の集い.
6.14 広島県原水協・平和委員会共催の学習会, 始まる. 県内 5か所で開く.
6.20 広島県原水協第29回定期理事会.
6.27 広島県被団協第19回定期総会.
7. 3 10フィート運動福山市民の会主催「欧米反核ラリー代表団帰国報告集会」. 7. 5 原水爆禁止1982年世界大会広島実行委員会結成総会.
7. 7 山口勇子「原爆瓦―世界史をつくる十代たち」(平和文化発行)出版.
7.21 広島県被団協, 被爆者援護の充実を求めて対県交渉.
7.28 新日本婦人の会広島県本部, 「木の葉のように焼かれて第16集」を発行.
7.30 山下会, 「あさ第17号」を発行.
7.31 広島市の社会福祉センターで「すべての戦争犠牲者の集い」. 東京空襲を記録する会などの呼びかけたもの.
8. 1 第28回広島平和美術展始まる. 6日まで.
8. 5 原水爆禁止1982年世界大会, 広島市中央公園に88人の海外代表を含む約 3万人が参加して開催.
8. 5 安芸郡府中町で初の非核宣言シンポジウム.
8. 6 反核・日本の音楽家たち主催「広島国際平和コンサート」. 広島県立体育館に5000人参加.
8. 6 第 3回「原爆犠牲者にささげる音楽の夕べ」. 見真講堂に1000人参加.
8. 7 原水爆禁止1982年世界大会決議実践日本原水協集会. 広島県立体育館に6500人が参加.
8.22 広島共立病院, 民間病院では初の被爆二世の健康診断を実施.
8.26 ベレス・デクエヤル国連事務総長, 広島市を訪問.
9.10 広島YMCAホールで山口勇子の多喜二・百合子賞受賞を祝う会. 80人参加.
10.28 福山市で「平和をつむぐ人の会」結成. 反核市民講座の開催など決める.
11. 1 広島市西区福島町に特別養護老人ホーム「くすの木苑」完成.
11.21 安芸郡「府中町平和のための集い」結成大会.
11.27-28 中国 5県原水協など主催「82年岩国基地平和行動」.
1207 平和をつむぐ会第 1回講演会.

’82・平和のためのヒロシマ行動

『’82・平和のためのヒロシマ行動 3月21日の記録』(総評教宣局共同デスク、労働教育センター、19820523)
内容

見出し 備考
01 ヒロシマ行動 反核の叫び、空前の大集会
世界へ核廃絶訴える 富塚光夫(総評事務局長)
02 反核運動に新たな芽-ヒロシマへー
 07  東京、国連に連動を
 11  報告(「音楽運動」4月1日号)  印牧真一郎
 13  メッセージ  デクエヤル(国連事務総長)
 14  反戦・反核の声高く ヒロシマに20万人つどう(「婦人しんぶん」4月10日号)  広島・森容子
19  核戦争の危機をめぐって(月報生きる権利 82年4月号)  野間宏(作家)
24  きいてください  洲加本有衣子(作詞)
26  6会場で多彩な催し 人類が生存するために
 26  メインステージ
28  反核平和運動と「3・21ヒロシマ行動」の意義-ヨーロッパと極東(月報「生きる権利」82年4月号)  森瀧市郎(広島大学名誉教授)
 30  スピーチ広場 草の根運動を広めよう
 32  若者の広場
 35  戦争に加担するな 小田実氏が講演
 38  ちびっ子ひろば
43  反核・軍縮へ・・・各界もたちあがる
46  ヒロシマ行動の中で 新しい運動への始動 抑圧からの解放の役割を  伊藤成彦(反核・文学者グループ・中央大学教授)
48  語り部の広場 原爆の惨状を伝える
52  歌の広場
56  日本は悲惨を知っている 世界各地でヒロシマ報道 ロンドンからモスクワから
57  ヒロシマ行動に20万 5・23集回につなごう(「解放新聞」4月5日号)

 

 

記録・82年 平和のためのヒロシマ行動

『記録・82年 平和のためのヒロシマ行動』(82年・平和のためのヒロシマ行動広島実行委員会、198205)

内容

タイトル 備考
テーマソング きいてください
主催:第2回国連軍縮特別総会に核兵器完全禁止と軍縮を要請する国民運動推進連絡会議、82年・平和のためのヒロシマ行動・ヒロシマ実行委員会
参加人員:194000名、とき:1982年3月21日 午後1時~4時 ところ:広島市平和記念公園一帯
グラビア
002 <はじめに>(K)
002 メイン・ステージ
003 開会宣言 今堀誠二
003 呼びかけ人挨拶 中野好夫
004 基調報告 庄野直美
007 被爆者の訴え
007 何も知らずに死んだ市民 伊藤サカエ
008 罪ない朝鮮人被爆者 李実根
009 今こそ真剣に行動を 山口仙二
010 あいさつ(国際軍縮促進議員連盟顧問) 宇都宮徳馬
あいさつ(広島県知事) 竹下虎之助
メッセージ(国連事務総長) デ・クエヤル
011 あいさつ(広島市長) 荒木武
012 あいさつ(長崎市長) 本島等
012 日本被団協あてローマ法王庁からのメッセージ(要旨)
イ・マルチネス(バチカン市国、国務長官代理)
013 ヒロシマ・アピール
82年 平和のためのヒロシマ行動
014 反核アピール
伊藤成彦
ディック・ミネ
槙枝元文
森瀧市郎
藤井日達
大友ヨウフ
田中龍夫
中林貞男
草野信男
熊代慎一
今石益之
閉会宣言(日青協会長) 城吉信
<以下別掲予定>
024 語り部の広場
050 歌の広場
056 若者の広場
071 ちびっこの広場
077 スピーチの広場
105 関連協賛行事
115 ヒロシマ行動をふりかえって
117 経過と総括
ヒロシマ行動会場分布図

核兵器の包括的研究 国連事務総長報告

『核兵器の包括的研究 国連事務総長報告』(服部学監訳 、出版社、19820305 )

日本語版刊行にあたって
国連事務総長による前書き
報告提出にあたっての手紙
1 はじめに
2 現在の核兵器の実態
A 核兵器 21
B 長距離運搬システム 22
C 情報・指揮・管制・通信 27
D 超大国の主要な戦略兵器 28
E 地域核戦力 35
F 他の国の戦略兵器 36
G 戦術核戦力 37
H 核兵器取得の技術と費用
3 核兵器の技術的発展の傾向
A 過去ならびに現在の発展の主要な形態 43
B 弾頭の設計と特性 46
C 核兵器実験 49
D 兵器体系についての一般的解説 52
E 戦略的運搬システム 54
F 戦略的対抗手段および対抗システム 59
G 探知・識別システム 62
H 地域的核戦力
4 核兵器使用の効果
A 一発の核爆発による効果 68
B 限定核攻撃の効果 79
C 戦術核兵器の広範な使用による影響 84
D 全面核戦争、核の応酬の影響 89
E 全地球的側面 96
F 核実験の影響 103
G 民間防衛
5 抑止論および核兵器にかんするその他の理論
A 戦略理論と核兵器 112
B 核兵器と抑止 113
C 戦略理論と技術の発展 118
D 核兵器保有国の核戦略理論 119
E 戦略理論と安全保障 129
6 核兵器体系のひきつづく量的増加と質的改良が安全保障に対してもつ意味 132
7 核軍縮にかんする諸条約、諸協定、諸交渉の意味 157
8 むすび 「人間社会にたいする絶え間ない脅威」 172
付録Ⅰ 核兵器による効果の技術的記述
A 爆風とその効果 183
B 熱線とその効果 187
C 火災 188
D 電磁パルスとその効果 190
E 初期核放射線 193
F 残留放射線(フォールアウト)196
G 放射線傷害 198
H 複合傷害および一般的相乗作用
付録Ⅱ 1980年度軍縮交渉委員会に提出された核保有国による「安全保障の保証」
あとがきにかえて

 

 

 

原爆展 忘れまい、この惨禍

『原爆展 忘れまい、この惨禍』(朝日新聞東京本社企画部、19820701 )

内容

表紙 写真
ヒロシマー1945 ナガサキー1945 挿図写真
02 ごあいさつ 広島市・長崎市・朝日新聞社
広島市から 荒木武(広島市長)
03 長崎市から 本島等(長崎市長)
05 広島ー人類最初の日
13 地球最後の地
21 非核日本の責務 岸田純之助
24 原爆の開発・破壊力
27 目標都市の選定
28 日本の原爆開発
29 広島・八月六日
32 被爆直後〈松重美人〉
34 被爆の品々
40 遺品など
48 原爆被害の全貌 庄野直美
51 長崎・八月九日
54 余燼くすぶるなかで 〈山端庸介〉
60 被爆の品々
64 遺品など
70 ラジオゾンデ・伝単など
76 原爆による人体の障害 西森一正
81 ヒバクシャの戦後 〈福島菊次郎〉
84 原爆の図-救出 〈丸木美術館〉丸木位里・丸木俊
86 原爆以後の核開発と反核
88 米ソの核戦力
89 もし「核」が落ちたら
90 私の反戦 瀬戸内晴美
92 出品目録

10フィート運動記録集

『10フィート運動記録集  Know more Hiroshima 』(広島10フィート若者の会編・刊、19820806 )

もくじ

01 はじめに 松井あずさ(10フィート運動ヒロシマ事務局)
04 あいさつ 永井秀明(10フィート運動ヒロシマ事務局長)
10フィート運動紹介
08 前史
10 10フィート運動
12 10フィート運動の展開
18 海外派遣活動
10フィート運動 海外派遣チームに参加して ロニー・アレキサンダー
海外派遣アメリカチーム 点が面になるまで 香川博司(福山YMCA主事)
「100万人は何故、集まったか」 市民の伝書鳩を送る会 中井貴美子
21 映画紹介
「明日への伝言」-10フィート運動メッセージ映画-
あらすじ
アンケート
24 「にんげんをかえせ」-10フィート映画第一作-
あらすじ
監督に聞く 橘祐典 (たちばな・ゆうてん)監督
アンケート
31 「予言」-10フィート映画第二作-
あらすじ
監督に聞く 羽仁進 監督
アンケート
38 「10フィート映画第三作」
監督に聞く 熊谷博子 ディレクター
40 募金と共に寄せられた手紙から
43 被爆者に聞く-「にんげんをかえせ」に出演された方々-
44 これからの若い人達が・・・ 吉川清・生美
46 被爆体験を聞く勇気を 沼田鈴子
48 一人ひとりが意識を 柴崎時彦
50 ほんとは思い出したくないよ・・・ 深見潔
51 「にんがんをかえせ」より
24歳の時長崎で被爆 片岡津代
14歳の時長崎で被爆 山口仙二
51 各地の実践記録
52 全国13団体
68
88 原爆記録映画10フィート運動広島呼びかけ人会
10フィート運動広島事務局
広島呼びかけ人名簿 (19801001現在・154名)
90 あとがき 児玉克哉(広島10フィート若者の会)
奥付
裏表紙裏 明日への伝言 山川啓介(作詞)・いずみたく(作曲)

 

 

きみはヒロシマを見たか

『きみはヒロシマを見たか 広島原爆資料館』(高橋昭博・NHK取材班・土田ヒロミ、日本放送出版協会、19821101)

目次

口絵
ヒロシマの語り部 高橋昭博
(広島平和記念資料館長)
1 真夜中の館内にて
2 8月6日の私
3 ひとりからの出発
4 たったひとりの修学旅行
5 語り継がれるヒロシマ
平和な日々
1 材木町の朝
2 中島本町
3 マンハッタン計画
4 軍都広島
5 リトル・ボーイ
6 建物疎開
最後の別れ
1 時間の止まった部屋
2 三位一体の遺品
3 広島市立中学校
4 軍国少年の日々
8時15分!!
1 空襲警報発令
2 炸裂の瞬間
3 放送断絶
4 被爆第1報
5 燃える中島
6 少女たちの被爆
7 広島2中隊の全滅
8 生皮と生爪
9 熱線と爆風
10 人影の石
11 石段の形見
その日8月6日
1 5枚の写真
2 父と娘
3 御幸橋
4 セーラー服の少女
5 死者の山
6 うしろ姿の少年
7 警察官
8 市立高女隊の悲劇
9 被爆直後の録音テープ
10 少女の下駄
11 37年目の再会
あとに遺されたもの
1 2次被爆
2 放射線
3 脱毛
4 ケロイド
5 ガラス片
6 被爆ピアノ
7 黒い爪
8 もうひとつの黒い爪
歴史のなかのヒロシマ
1 被爆全数
2 動員学徒被爆全数
3 消えた学校
4 30年目の卒業アルバム
5 37年目の被爆タイル
6 37年目の訪問
7 ヒロシマの語り部たち
あとがき