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年表:平和教育(1998年)

年表:平和教育(1998年)

事項
01 12 北海道教職員組合帯広市支部の教職員21人、長崎原爆資料館を見学。
01 15? 愛知県甚目寺町、昨年8月に長崎を訪れた同町の小中学生でつくる平和学習派遣団の報告書「ピーストラベルもくじ」を発行。
01 18 広島平和教育研究所、中学生向けの平和学習の手引き「ピースハンドブック」のバックナンバーをまとめた「平和教材第2集」を刊行。
01 20 広島県教育委員会など、原爆ドームと厳島神社の世界遺産登録1周年を記念して高校生対象の「世界遺産講座」を広島市内のエリザベト音楽大学で開催。県立広島観音高校の生徒約880人が参加。
01 26 メキシコ・グァナファト州の青年文化交流団、広島市を訪れ平和学習。
02 01? 長崎総科大学工学部管理工学科の男子学生3人、長崎平和研究所と長崎の証言の会の活動を紹介したホ-ムページを卒業研究発表会で報告。
02 07? 広島女学院大学4年生・蘭(あららぎ)ゆかり、マレーシアで開催された「戦争の恐怖展」会場で中国系住民を中心に実施したアンケート調査の結果を卒論にまとめる。
02 12 広島平和文化センター、「平和のキャンパス-日本・韓国平和交流の集い」を市国際青年会館で開催。-14日。日本青年14人、韓国人留学生8人、大邱市からの学生10人が参加。(「平和文化」no.128)
02 21 長崎市立川平小学校、学習発表会を開催。全児童、被爆柿木の二世を育てながら原爆や平和について学んだ成果を劇で披露。
02 24? 大阪市の出版社「啓林館」、高校1年用教科書に、被爆50周年に広島市で開催された「こども平和のつどい」に参加した各国の子供たちの言葉を取り上げる。
03 03 東京・正則高校2年生、「平和修学旅行」として、韓国・長崎を訪問。
03 06 東京都の私立正則高校2年生371人、韓国・長崎平和学習旅行の一環として長崎市を訪問。-9日。
03 13 広島平和教育研究所、県内小中学校の平和教育推進体勢実態調査の結果をまとめる。同種の調査は1982年5月以来15年ぶり。平和教育の年間カリキュラムを作っているのは95%。
03 13 「被爆体験証言者交流の集い」、研修会を広島原爆資料館で開催。金沢寛太郎広島市立大学教授が「平和とマスメディア」と題して講演。
03 13? 広島平和教育研究所、「原爆の子の像」のモデル佐々木禎子の生涯を描いた「ヒロシマ平和カレンダー」の英訳版を作成。
03 25 米ハワイ・真珠湾地区のパールハーバー小学校の児童14人ら、福岡県のホームステイ先の児童らとともに、広島市の平和公園を訪問。
03 25? 「被爆体験証言者交流の集い」、研修会を広島国際会議場で開催。金沢寛太郎広島市立大学教授が、「平和とマスメディア」と題して講演。約50人が参加。
03 26 高校生平和ゼミナールのメンバーら、「5大陸の子どもたちの願いを集めて、核兵器のない21世紀をめざし、世界の子ども平和像をつくろう」と広島で呼びかける。(「東友」)
03 27 神奈川県高校生平和ゼミナールの再建1周年を記念して、高校生の平和集会「『世界高校生平和宣言』をつくろう!」を三浦海岸で開催。-28日。全国11都道府県から60人が参加。(「原水協通信」5月号)
04 11 長崎平和推進協会、被爆の実相の学習と語り部の後継者育成を図る「ながさき平和講座」を長崎原爆資料館で開催。荒木正人同協会写真資料調査部長が「写真は語る原爆前後」と題して講演。約50人が参加。
04 21 京都市立修学院小学校6年生136人、広島市内にあるかつての留学生寮・興南寮跡の石碑前で「折りづる集会」を開催。花岡俊男広島ブルネイ友好協会会長から話を聞く。
05 03 「ヒロシマ高校生平和ゼミナール-春の1日平和学校」、広島市内で開催。22回目。約200人が参加。
05 17 広島県加計町・安野中学校、被爆直後の避難者と同じ道を歩く「安野中歩こう会」を開催。
05 17? 長崎市・長崎平和推進協会、沖縄県での平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」の参加者を募集。
05 20 広島平和教育研究所などでつくる「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真を世界におくる会」、ヒロシマ・ナガサキの被爆写真パネルをインドの4つの教職員組合に贈る。
05 21 広島大学付属東雲中学校3年生85人、原爆養護ホーム神田山やすらぎ園を慰問。
05 27 伊藤長崎市長、修学旅行で来崎した岡山市立桑田中学校3年生が平和公園で開催する平和集会に出席。
05 27? 広島県加計町の安野中学校、「被爆者のたどった道を歩き追体験しよう」と実施している「歩こう会20年のあゆみ」(A5判、20ページ)を発行。
05 30 「広島高校生平和ゼミナール」のメンバー約30人、インド・パキスタンの核実験への抗議を訴える「反核手形」の寄せ書きを東京の両国大使館に発そう。
06 08 京都市立峰ケ丘中学校3年生、修学旅行で長崎市を訪れ、日赤長崎原爆病院の慰問などを実施。
06 14 広島市平和教育委員会、今年8月の平和記念式典で「平和への誓い」を担当する子供代表らによる「こどもピースサミット98」を市内で開催。
06 15 京都市立加茂川中学校3年生248人、修学旅行で長崎市平和公園を訪れ、平和セレモニーを開催。
06 16 「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」を主宰した江口保(長崎の被爆者)、東京都内の病院で死亡。19日、都内で葬儀・告別式。約250人が参列。
06 19? 「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」、インド・カルカッタの女性グループが計画している核知識の教育プログラムへの協力を呼びかける。
06 20? 広島市立長束小学校4年生、学校のインターネットのホームページにインド・パキスタンの核実験に対する抗議文を掲載。
06 21 広島県立広島観音高校2年6組の生徒39人、使用済みの割り箸で原爆ドームの模型を製作し、学園祭で披露。
06 27 第26回全国平和教育シンポジウム、広島市立袋町小学校(被爆建物)で開催。約500人が参加。佐貫浩法政大教授が講演、吉永小百合が原爆詩集を朗読。若い教職員を対象に原爆遺跡を巡るガイド養成講座を初めて分科会に取り入れる。-28日。
06 27 長崎県被爆二世教職員の会など、「子ども平和の集い」を長崎市立銭座小学校で開催。約250人の親子連れが参加。
06 28 読売新聞「追悼抄6月:「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」元教師・江口保さん」
07 01? 広島県原爆被害者団体協議会(伊藤サカエ理事長)、今秋から「原爆体験証言者養成講座」を計画。
07 01? 長崎県教育委員会と県教職員組合、日曜日となった今年の8月6日を登校日とするかどうか校長の判断とすることで合意。
07 03 長崎市教育委員会、同市小学校長会で、日曜日に当たる今年の8月9日をできるだけ登校日にするよう呼びかける。
07 04 広島市立己斐上小学校、全校児童の平和集会を開催。童話「まちんと」のスライド上映や朗読劇など。
07 09? 広島平和教育研究所、中学生向け夏休み用副本「ピースハンドブック」を発行。
07 09? 広島市の私立保育園「広島光明学園」、核戦争による人類の危機までの残り時間を示す「終末時計」の実物大の模型「核の時計」を園舎に掲げる。
07 10 愛知県豊橋市の桜丘高校の生徒と教師8人、自転車で長崎市に到着。19日から同校などで開催する「第10回愛知サマーセミナー」で紹介する伊藤市長のメッセージを受け取る。
07 10 朝日新聞文化欄「原爆投下の創作劇、広島で上演-核廃絶訴え若者に手ごたえ」(藤川伸治広島平和教育研究所事務局長)
07 11 「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」代表江口保を偲ぶ会、東京都内で開催。約180人が参加。
07 11 長崎市・長崎平和推進協会、被爆地長崎の小中学生が沖縄戦の悲惨さなどを学ぶ平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」の事前研修を実施。-12日。
07 11 アジア太平洋都市サミット、福岡市内で開催。世界23都市の代表が参加。長崎市の助役が長崎で平和学習をするよう訴える。
07 14? 広島平和教育研究所、平和公園内の「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」の死没者名簿に新たな死亡者を記入するため遺族からの申し出を呼びかける。
07 15 福山市多治米小学校、原爆被爆者の体験を聞く「平和集会」を開催。
07 17 広島市立長束小学校、平和集会を開催。パソコンのメールで全国の小学校と交流している4年生が「全国こども千羽づる大作戦」の取り組みを報告。
07 17 広島県・廿日市市立金剛寺小学校、平和集会を開催。
07 18 広島県大竹市立玖波小学校、平和集会を開催。
07 18? 広島県・沼隈町の千年中学校、インド・パキスタンの人達へ核実験反対のメッセージを伝えるため「ピースキルト」の制作に取り組む。
07 21 長崎県教委、県内の公立小中学校の登校日設定状況をまとめる。110校(17.5%)が8月9日を登校日に、509校(81.0%)がその前後を登校日に設定。長崎市内では、86校(95.6%)が登校日とする。
07 22 広島市佐伯区公民館などで、コミュニティセンターネットワーク事業「芸術の中の平和学習-ピース・セミナー8・6」開始。-30日。四国五郎(画家)・沖田孝司(ビオラ奏者)・井出三千男(写真家)・大和喜久男(映画研究家)らが講師。
07 22 恵の丘長崎原爆ホームと川平小学校、長崎市の爆心地公園で平和祈願巡礼を実施。
07 23 米・仏の女子学生ら4人、広島市の平和公園で平和学習。
07 25 広島平和教育研究所、平和公園を中心に被爆建造物写生大会を開催。約50人が参加。
07 25 読売新聞連載「あしたの世界に向けて-平和教育の役割」(-27日、3回)
07 26 広島市平和公園の「原爆の子の像」の碑前祭、挙行。市内10中学校でつくる実行委員会主催で10回目。小・中・高校生約400人が参加。
07 28 地理教育研究会の広島大会、広島市内で開催。-31日。全国から約80人が参加。28日、「21世紀の平和教育を考える」をテーマにパネル討議。
07 29 東広島市被爆資料保存推進協議会、「平和学習バス」を実施。14回目。同市内小・中・養護学校29校の代表58人が広島市の平和公園を見学。吉川生美から被爆体験を聞く。
07 29? 「非核の政府を求める広島の会」、県と県内の全市町村を対象に行った平和行政に関するアンケートの結果をまとめる。県と82市町村から回答。「8月6日を登校日にして平和学習をしている」自治体は38件(45.8%)。
07 30 広島市安佐南区・倉掛公民館、平和学習会を開催。小学校低学年とその保護者など約50人が参加。
07 30 平成10年度第1回被爆体験証言者交流の集い研修会、広島原爆資料館で開催。田辺雅章が「「原爆ドームと消えた街並み」制作を終えて」と題して講演。(「平和文化」no.130)
08 01 広島市竹屋公民館、平和公園一帯20カ所の原爆慰霊碑めぐりを実施。小学1-5年生と保護者計38人が参加。
08 02 広島市手話サークル連絡協議会、広島市平和公園で原爆慰霊碑巡りを実施。約120人が参加。原爆資料館で開いた平和学習会ではろうあ者で被爆者の高夫勝己が証言。
08 02 中国新聞「この人:松元寛-「広島・長崎修学旅行案内」改訂版を出した広島大名誉教授」
08 02 広島市安公民館、平和公園の碑めぐりを実施。西尾隆昌が案内。
08 03 毎日新聞「教育ワイド21世紀へ:今年もまたやってくる8月6日、8月9日-被爆地の学校、継承への取り組みは」
08 03 広島市安佐公民館、平和学習会を開催。石田民生が「被爆体験から」と題する講演。
08 03 広島平和教育研究所、「親と子のヒロシマ体験学習」を開催。被爆者との交流、中沢啓治の話。-4日。
08 04 広島平和教育研究所など、原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑慰霊祭を挙行。過去帳に9人の名前を追加し、計1023人となる。約1000人が参列。
08 04 広島平和教育研究所、「広島市内の戦跡をたどるフィールドワーク」を実施。
08 04 広島平和教育研究所、「被爆電車に乗って被爆体験を聞く会」を開催。石田明広島県原爆被爆教職員の会会長ら2人が解説。小中学生など約120人が参加。
08 04 広島県東部地区高校部落解放研究部連合会府中・福山ブロック、「ピースウオーク98」を実施。25校から生徒94人が参加。松永高校を出発し、5日に夕方に広島市平和公園に到着。
08 05 広島市亀山公民館、平和のつどいを開催。
08 05 米国・アメリカン大学と立命館大学の学生約30人、高橋昭博元広島市原爆資料館長の被爆体験を同資料館で聴取。
08 05 広島平和教育研究所・広島高校生平和ゼミナールなど、「原爆犠牲ヒロシマの碑」碑前祭を開催。約300人が参加。
08 05 広島市祇園公民館、「ヒロシマの心を受けつぐ」を開催。
08 05? 広島市立幟町中学校の「平和委員会」、インドの中学生へのメッセージとして「原爆の子の像」のモデル佐々木禎子さんをテーマにした絵本作りに取り組む。
08 06 長崎市、市内の公民館での原爆映画上映会を開始。-9日。
08 06 広島市八幡コミュニティーセンター、「8月6日あるきんぐ」を実施。
08 06 福岡市内の小中学校51校(全体の24%)が登校日とし平和学習を実施。
08 06 長崎県五島岐宿町の山内小学校、平和集会を開催。福江市在住の被爆者・富上ミツノの被爆体験を聴く。
08 06 中国放送(ラジオ)、広島への修学旅行を全国に広めた江口保に焦点をあてた番組「伝え続けて・・・」を放送。
08 07 長崎県松浦市立志佐中学校、平和集会を開催。被爆者・小溝昭七郎の被爆体験を聴く。
08 07 長崎県壱岐の武生水中学校、平和集会を壱岐文化ホールで開催。
08 07 長崎県島原市立第二中学校生徒会、平和集会を開催。同市在住の被爆者・木下八重の被爆体験を聴く。
08 07 「沖縄市親子平和大使」一行22人、長崎市入り。「青少年ピースフォーラム」などに参加。
08 07 長崎県南高有家町の4つの小学校、平和集会を開催。
08 07 広島市馬木公民館の寿大学講座、「原爆講座」を開催。講師は緩急車雲助(本名:久保浩之)。
08 07 広島市舟入公民館、「平和ってなあに」を開催。
08 07 広島市船越公民館、「親子平和学習」を開催。
08 09 長崎市立城山小学校、平和祈念集会を開催。
08 09 長崎市の活水中・高校、平和祈念集会を開催。
08 09 長崎原爆資料館と慶応大学湘南藤沢キャンパスを結び、インターネットやテレビ会議などを使用した平和学習フォーラム。昨年に続き2回目。
08 09 長崎市・小榊小学校、平和祈念集会を開催。
08 09 長崎市の淵中学校、平和集会を開催。今年6月に実施した平和学習で学んだ成果を壁新聞で発表。
08 09 県立長崎北高校の放送部員4人、平和式典に参列したインド人記者にインタビュー。
08 09 長崎市立西浦上小学校、平和集会などを開催。
08 09 長崎市の純心中・純心女子高校、慰霊祭を挙行。
08 09 長崎県南高布津町の布津中学校、平和集会を同町の多目的集会施設「世紀の泉」で開催。
08 09 長崎市立山里中学校、平和祈念集会を開催。
08 09 長崎市立山里小学校、平和祈念集会を開催。
08 09 長崎市立銭座小学校、平和祈念集会を開催。
08 10 広島市安佐公民館、ロビー展を開催。過去10年間の平和宣言を展示。
08 10 長崎工業高校演劇部、平和登校日に朗読劇「トンボが消えた日」を上演。東京の劇団「クロカル」との共演。
08 10 広島市己斐上公民館、「子どもサマーシアター」を開催。
08 12 広島市三入公民館、「平和学習のつどい」を開催。
08 12? 第一学習社、同社の添削指導を受ける高校3年生3000人を対象に7月に実施した調査「現代高校生の平和観」の結果をまとめる。インド・パキスタンの核実験について9割が「いかなる理由でも許されない」と回答。
08 13 毎日新聞「深層:後世へ残せ・戦争遺跡-「平和教育に活用不可欠」
08 13? 長崎を訪れている関東方面の高校のうち75校程度が、来年旅先を別の地域に変更する予定が明らかになる。
08 15? 東広島市の向陽中学校と板城小学校の生徒・児童、米国・タフツ大で開催が計画されている原爆展に飾るため千羽鶴を折る。
08 22 広島市子ども会連合会、「広島・長崎子ども会親善交歓会」を広島市の平和公園で開催。広島市から78人、長崎市から36人が参加。毎年夏に両市で交互に開催し、今回が22回目。
08 24 長崎新聞「ばってん通信:福岡発-長崎被爆の吉永さんも招いて-原爆の日に平和学習」
08 27 愛知県甚目町の「児童・生徒平和体験学習派遣団」一行12人、長崎市を訪問。
08 28 中国新聞「シンポジウム「広島に原爆を落とす日」に何を見たか-ヒロシマ継承、刺激的提案」
08 33 広島平和文化センター、「平和学習支援ボランティア」を募集。
09 04? 日教組・広島平和教育研究所、広島・長崎の原爆被害の実態を記録した写真ポスターを世界32カ国計55の教育団体に発送。
09 07 広島平和会館、「被爆体験証言者養成講座」を開講。60人が参加。毎週月曜日に計4回開講予定。
09 13 朝日新聞(広島版)「風・取材ノートから:高齢化する被爆証言者-継承へ期待の養成講座」
09 13? 広島平和教育研究所、漫画「はだしのゲン」をテーマにした来年のカレンダー製作を計画。
09 20 広島市立基町高等学校、文化祭を開催。図書委員、夏休みに実施した原爆遺跡の現状調査の結果を展示。
09 26 第1回ナガサキ親子で行う平和学習、長崎原爆資料館で開催。長崎平和推進協会が本年度から実施している「98ナガサキ平和創造グラント事業」の助成事業の一つで小学生とその保護者ら13人が参加。
10 02 名古屋市の市邨学園高校、文化祭を開催。-3日。修学旅行で長崎を訪れた時に実施した被爆者の聞き取りを基に、「ナガサキ新聞」を制作、発表。「原爆と人間展」パネルも展示。
10 04 広島市の安田女子高校、文化祭を開催。社会科学研究部が琴乃若・森光子・イルカなど著名人を含む約2000人分の手形を展示。
10 14 高知県須崎市立須崎中学校、修学旅行で長崎市を訪れ、同市の原爆被爆者福祉基金に35万円を寄付。
10 15 広島を訪れる修学旅行生のピーク。この日、約5000人が原爆資料館を見学。
10 17 東京都国分寺市第5中学校2年生150人、岡畠鉄也中国新聞東京支社記者から、世界の核や被爆者の現状について学ぶ。
10 22 東京都立府中西高校2年生318人、修学旅行で訪れた長崎市内で平和宣言を発表。
10 26 財団法人「ヒロシマ・ピース・センター」、第10回谷本清平和賞の受賞者に故・江口保「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」主宰者を決定。
11 07 広島平和文化センター、「平和学習支援ボランティア」を対象にしたヒロシマ継承研修(第1回)を実施。60人が参加。
11 07 長崎市立山里小学校、第49回平和祈念式を挙行。
11 13 長崎市・深堀中学校、文化祭を開催。鹿児島市を修学旅行で訪れた2年生、市民を対象に実施した長崎原爆や知覧特攻隊などについてのアンケート調査の結果を発表。
11 13 長崎県大村市立桜が原中学校で文化祭。2年生、長崎に投下された原子爆弾とキノコ雲を描いた巨大パネルを展示。
11 22 沖縄県・南風原町の小学生、広島市牛田公民館で市立戸坂城山小学校の生徒と平和交流。
11 27? 長崎県北松鹿町の有志、同町内の被爆者・内山田若雄の体験記「想い出の兵営」を平和教育用にと出版。
11 28 「プロジェクトくすの木委員会」、設立総会を長崎原爆資料館で開催。
12 02 私立岩手白百合学園高校2年生300人、修学旅行で広島を訪れ、原爆資料館に車椅子2台を寄贈。
12 04 松原美代子「ヒロシマの心を伝える会」代表、NTT広島支店と福井県内の3つの小学校をテレビ電話会議システムを使い、被爆体験を話す。
12 06 大阪府八尾市の久宝寺中学校生徒、被爆体験を聞いた佐伯敏子に「1円募金」約18万円を寄贈。
12 07 広島県立庄原格致高校高野山分校、「教育に新聞を」(NIH=Newspaper In Education)の公開授業を実施。「国連軍縮長崎会議」・「被爆」などを取り上げる。
12 08 中国新聞「緑地帯:わが気象館8-平和教育」(斉藤政宏)
12 13 長崎平和推進協会継承部会と長崎を世界に伝える会、「アメリカでの平和活動報告会」を合同で長崎原爆資料館で開催。
12 15 沖縄県与那国町立与那国中学校3年生21人、修学旅行で長崎を訪れ、平和祈念像前でエイサーを披露。
12 24 テレビ会議システムによる被爆体験聞き取りを授業に取り入れた福島県葛尾村立小学校の岩崎秀一教諭、松原美代子の案内で広島市の原爆資料館を見学。
12 28 愛媛県東予市立西中学校の生徒と教諭11人、広島市平和公園の「原爆の子の像」に1万羽の折り鶴で作ったハトの絵をささげる。
12 30? 広島在住の原爆詩人・栗原貞子、福岡県筑紫野市築山中学校の生徒が「生ましめんかな」を題材に創作した劇のシナリオと上演ビデオテープを受け取る。
12 31 長崎の証言の会が修学旅行生を対象に実施してきた「碑めぐり」が今年は約70校で昨年の倍にのぼっていることが判明。

 

 

年表:平和教育(1979年)

年表:平和教育(1979年)

事項
01 08 広島平和教育研究所、「平和教育基準カリキュラム」をまとめる。
01 13? 日教組、「1979年運動方針」で教師向けに反戦・平和教育に取り組むことを検討すると発表。
01 14 「ヒロシマ・若者と語る会」第1回会合、東京で開催。
01 20 日本科学者会議長崎支部、「長崎の開発と教育を考える」講座開く。
02 09 長崎県教組、「ながさきの教育“平和教育の手引き”」刊行。
02 11 「第2回県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催。(12日まで)
02 11 長崎県教組、長崎市内で平和教育研究集会開く。
02 28? 広島市教育委員会など、公民館活動についての報告書をまとめ、公民館が原爆・平和問題に取り組むことを提言。
03 06 栃木県の高校生、修学旅行で来広し、平和学習。
03 13 名古屋市の高校生、修学旅行で来広し、平和学習。
03 14 米国の中学校で、生徒による模擬原爆裁判を開き、原爆投下責任者の米大統領に無罪判決を下す。
03 14 劇団「民芸」俳優、米倉斎加年「ヒロシマと演劇活動」と題して、広島市内で講演。
03 24 大阪府の中学生、修学旅行で来広し、平和学習。
03 26 広島市中央公民館、「国連とヒロシマ」などをテーマに市民講座開く。
03 26 広島県教委、被爆職員の休養休暇制度を新設するため、県人事委員会に規則改正を要請。
03 29 米YMCAシアトルで「平和教育コンファランス」開催。日本YMCA同盟代表団など参加。
04 13? 広島平和教育研究所、幼稚園から中学校までの平和カリキュラム試案を作成。
04 25 兵庫県宝塚市の中学生、修学旅行で来広、平和学習。
05 10 広島・長崎の被爆教職員の会、教科書出版会社に、教科書の原爆記述についての公開質問状を送付。
05 11 広島市青少年センター主催、青年教養講座「核時代の危機を考える」、開催。
05 12 佐賀県の中学生、修学旅行で来広し、平和記念公園で「平和を祈る式」を行う。
05 13 「ヒロシマを語る若人の集い」第2回会合、東京で開催される。
05 14 大阪府の中学生、修学旅行で来広し、平和学習。
05 14 全国被爆教師の会会長、家永教科書訴訟の原告側証人として出廷。
05 16 広島平和教育研究所、理事会開き、本年度活動方針など決定。
05 26? 大阪府箕面市の中学生、平和学習の成果をまとめ冊子を作成。
05 30 東京上平井中学校生徒、修学旅行で来広し、平和学習。
05 30 県立広島商業高校で、「平和教育週間」始まる。(6月6日まで)
06 02 第7回全国平和教育シンポジウム、広島市で開催。日本平和教育研究協議会・広島平和教育研究所主催。(3日まで)
06 02 第7回全国平和教育シンポジウム、広島市で開催。日本平和教育研究協議会・広島平和教育研究所主催。(3日まで)
06 05? 広島平和教育研究所、設立7周年を迎える。
06 06 大阪府八尾市の中学生、修学旅行で長崎市を訪れ平和学習。
06 06? 広島大学総合科学部、「平和教育ノート」を出版。
06 07 広島県立国泰寺高校で、被爆者から被爆体験を聞く会開く。
06 09 大学生協東京地連、被爆者援護法と原水禁運動についての学習会を開催.
06 10? 広島市、市内公民館に平和教育図書コーナーを設置する準備を開始。
06 13 大阪府松原市の中学生、修学旅行で長崎市を訪問し平和学習。
06 14 広島市の鈴峯女子中学校生徒ら、原爆記録映画鑑賞など平和学習。
06 16 国際児童年広島人権会議設立記念会で、「ヒロシマ子ども平和文化会館」(仮称)の建設要請を特別決議。
06 16 ブラジル・ヒロシマ市中学校から、原爆資料のお礼にとサンパウロ州旗届く。
06 17? 広島平和教育研究所、小・中学生用の夏休み帳など作成。
06 17? 広島平和教育ライブラリーに、アニメーション映画「ピカドン」など新作加わる。
06 24? 長崎県被爆教師の会の平和教育資料編集委員会、「平和読本」の作成・刊行を計画中。
06 24? 翠町中学校生徒会、旧広島第三国民学校の被爆実態を調査し、調査結果を出版することを決める。
06 28 長崎市の世界平和祈念旬間行事検討部会、第一分科会を開催。平和式典を若い世代への継承の場とする見直し大綱を決定。
07 04 日教組定期大会、福岡市で開催され、「平和教育」など討議。
07 08 広島平和教育研究所など主催、原爆問題講演会、広島市で開催。
07 11? 長崎「原爆問題」研究普及協議会、小冊子「原爆と平和教育」発行。
07 13? 広島県舟入高校演劇部、全国高校総合文化祭で原爆劇を上演。
07 14 広島市の戸坂中学校生徒、原爆資料館を見学し、平和学習。
07 15 修学旅行で広島を訪れた関西地方の学生・OBら、大阪市で「ヒロシマを結ぶ若者のつどい」開催。
07 16 広島市の安田高校で「平和ウィーク」始まり、平和学習。
07 21 広島市の高校生ら、広島市で「原爆集中フィールド・ワーク」開く。
07 21 広島市で、「平和を語る夕べ」開催される。
07 23 平和教育映画上映会、広島市祇園町公民館で開かれる。(28日まで)
07 23 広島ワールド・フレンドシップセンターの「教師交換事業」で広島の教師、米国に出発。「平和教育」などについて米教師と交流。
07 24 広島平和教育研究所、「平和教育映画ライブラリー」の県外・海外への設置を、関係団体に働きかけることを決定。
07 25 長崎市の純心女子短大学生ら、米国研修に出発。米国学生と“平和交流集会”を計画。
07 25? 長崎市教組、アニメーション映画「ピカドン」購入。
07 29 新日本婦人の会広島県本部、子どもの問題シリーズ学習で、アニメーション映画「ピカドン」など上映。
07 30 広島県高教組、「高校生の原爆等に関する意識および知識の調査」まとめる。
07 31 広島市労働者学習協議会、郷土史講座開く。「原爆はなぜ投下されたか」などのテーマを取り上げる。(10月まで)
08 03 大阪市在住の朝鮮人学童来広し、平和学習。
08 05 広島県高校生平和ゼミナール実行委、広島市で「8・6全国高校生集会」開催。
08 06 岐阜県恵那市の小学校で「平和デー」を設け、平和学習。
08 06 広島県内の学校で、生徒ら登校し平和学習。
08 06 第31回日米学生会議、広島市で開催。「平和」をテーマにシンポジウム。
08 06 大分市の中学校で、長崎市の被爆教師を迎え平和授業行われる。
08 09 長崎市、原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を開催。約1万8000人が参列。市長・被爆者代表、平和宣言・誓いのことばを式典参列者に向かって読み上げる。体験継承を意図した初の試み。
08 09 長崎県下400校余りの小・中学校で、生徒ら登校し平和学習。
08 09 長崎市の中学生、公民館で「平和の尊さを考える展示会」開く。
08 10 和歌山県田辺市の高校新聞部のメンバー来広し、原爆問題取材。
08 11 岡山県の中学生来広し、平和学習。
08 20 広島平和教育研究所、「平和教育実践事典」の編集作業を開始。
08 22 大阪教育大付属高校新聞部のメンバー来広し、原爆問題取材。
08 22 大阪市の子供会のメンバー、平和学習のため来広。
08 23 東京上平井中学校の生徒の父兄ら来広し、平和学習。
08 31 ペルー・リマ市の小・中学校生徒より、平和を願う寄せ書き届く。
09 01 「原発はごめんだ市民の会」など、核実験被曝の実態を学ぶ集会を、広島市で開催。
09 11? 広島平和教育研究所に、各地の学校から、修学旅行で来広の際、体験を語る被爆者を紹介して欲しいとの申し込みが相次ぐ。
09 14? 広島市の小学校で、校長の呼びかけに応え生徒ら、原爆を題材にした本の感想文など寄せる。
09 19 長崎市長、原爆は平和教育の原点の1つであるとの見解を繰り返して表明。
09 21 福山市の中学校の生徒、文化祭で平和学習の成果を発表。
09 22 京都府長岡京市の小学生、修学旅行で来広し平和学習。
10 02? 広島市立幟町中学で、文化祭の一環として生徒会主催平和教育展示会、開催。
10 04 中国地方の盲学校生徒による演劇大会で、原爆をテーマにした演劇発表される。
10 13 広教組広島地区支部、「第29回教研集会」開催し、平和教育などで分科会開く。
10 13? 東京上平井中学校の生徒、修学旅行で広島・岩国など訪れ、平和学習の感想文集をまとめる。
10 13? 大阪枚方市の小学生、教科書で被爆婦人と作家の往復書簡を読み、被爆婦人に激励の手紙を寄せる。
10 20 長崎総合科学大学、市民文化講座開催。「長崎原爆とは何か」などテーマ。(12月8日まで)
10 20 京都府の養護学校生徒、修学旅行で来広し平和学習。
10 25 高知県須崎市の中学生、修学旅行の途中、長崎原爆病院慰問。
10 26 広島県教組など、県下の小・中学生を対象に行った「原子爆弾(被害)に関する調査」結果をまとめ発表。
10 27 広教組主催、第29次教育研究集会、三次市で開催され平和教育などで分科会開く。(28日まで)
10 27 オランダで開催される「中性子爆弾反対を教える平和教育全国集会」に、広島の平和教育関係者ら参加。
10 27 「福山こだま会」、被爆者問題などテーマに、第3回市民福祉講座開催。
10 28 長崎県教組主催「長崎県母と女教師の会」、佐世保市で開催され、平和教育などで分科会。
11 01 滋賀県近江八幡市の養護学校生徒、修学旅行で来広し、平和学習。
11 02 広島市の安田学園女子高校生徒、「平和」についての調査・研究結果を文化祭で発表。(3日まで)
11 02 広島市の公民館で平和文化市民講座開かれ、作家小久保均、講演。
11 07 広島市の高校で、広島県朝鮮人被爆者協議会会長、「原爆・平和・民族の誇り」と題して講演。
11 09 島原市の中学校生徒、原爆をテーマにした版画パネルを制作し、文化祭で発表。
11 10 広教組主催、第29回教研集会、呉市で開かれ、教科別の平和教育実践例など報告。
11 11 広島県安芸郡の海田中学校生徒、文化祭で創作原爆劇上演。
11 13 大竹市の中学校生徒、文化祭で「戦争」に関する意識調査結果を発表。
11 13 広島市立翠町中学校生徒が制作中の34年前の学籍簿をもとにした平和教育読本を、学校側、教材として使用することを決定。
11 15 今夏、ソ連で開かれた国際ピオネールキャンプに参加したソ連の子供らから、千羽ヅル届く。
11 15 広島県立舟入高校演劇部、高校演劇県大会で原爆劇上演。
11 16 古代から現代までの広島の歴史を探求する、第2回歴史講座開校。テーマ「国連を動かしたヒロシマの声」など。(2月20日まで)
11 17 埼玉県の高等学校生徒、修学旅行で来広し平和学習。
11 19 三次市立三次中学校生徒ら、文化祭で被爆者らの聞き取り記録のスライドを発表。
11 21 那覇市首里中学校の生徒、修学旅行で長崎市を訪れ、平和公園で「長崎平和集会」開く。
11 23? 原爆詩集の著者、吉岡満子、全国の平和教育を行っている学校へ詩集を寄贈。
11 24 広島県内の高校生ら、部落・平和問題を話し合おうと、広島市で合同集会開く。
11 26 東京和光学園小学部の生徒ら、来広し平和学習。
11 27 広島県朝鮮人被爆者協議会会長、交流を続けていた尼崎市立園田東中学校を訪れ、生徒らと懇談。
11 28 原爆被爆教職員の会全国連絡会、長崎市で総会開き運動方針など決定。
12 01 広島「平和を語る若者の集い」・東京「ヒロシマを結ぶ若者の集い」、東京で合同合宿し、平和問題などで討論。
12 07 広島国際文化財団主催「留学生による日本語スピーチコンテスト」で、バングラデシュの留学生、広島の平和教育などについて述べ優勝。
12 08 広島大学吟道部、広島市で原爆体験の継承をテーマにした構成吟を上演。
12 18? 岡山県高教組、同県の高校生の平和意見調査を行い、中間報告をまとめる。

 

 

 

年表:平和教育(1978年)

年表:平和教育(1978年)

事項
01 09 「教育問題研究委員会」長崎市で開かれ、「平和」指導事例について協議。
01 12? このほど広島女学院原爆被災誌の英訳本が米高校で紹介され、読後感届く。
01 20 広島県原水禁主催「ヒロシマを考える平和講座」第2回講座開講。2月10日まで4回、於労働会館。
01 21 広島県教組、県内高校生の原爆意識調査結果発表。
01 28 「教育問題研究委」、教師用平和教育手引き書の市教委原案について、被爆者・教師らから長崎市で「意見を聞く会」開く。
01 29 日教組教研集会、平和運動・平和教育推進のアピール採択。(26日-29日)
01 30 「教育問題研究委」、第2回「意見を聞く会」開く。
02 06 北九州市教委が8・6に平和授業をした教諭を処分していた事が判明。
02 07 三重県の高校から、長崎市国際文化会館へ募金・折りヅル届く。
02 11 第1回県高校生平和ゼミナール(県高校平和ゼミ実行委主催)、広島市内で開催。
02 11 長崎県教組、市内で平和教育研究会開く。
02 18? 佐伯郡廿日市中学校生徒による平和を願うモザイク壁画制作開始。
02 20 長崎市教育委員会、平和教育は原爆を原点としないとする教師向け手引き書を作成。
02 24? このほど広島大学総合科学部で「平和」講座終了。
03 10 東京上平井中学、ヒロシマへの修学旅行の前に被爆者招き体験談聞く。
03 11 長崎定例市議会で教育長、「被爆を原点とせず素材として平和教育に用いる」との見解表明。
03 17 広島県立皆実高校の生徒、第一県女の先輩から被爆体験聞く。
03 24? 広島三次高校の教師、平和教育教材としてスライド「語り継ぐ戦争体験」製作完成。
03 24? 大竹市の石材業者、市内の小学校へ平和教育教材にと“被爆の石”贈る。
03 25 広島県被爆教師の会、新指導要領からの核記述削除に対して文相に公開質問状提出。
03 25 全国被爆教師の会、今年の平和教育シンポジウムを長崎で開催すると発表。
03 28 平和文化センター、昨夏実施した「被爆の継承に関する意識調査」結果を発表。
03 31? 安田女子高校社会科学研究部のメンバーら、核廃絶のため、総理大臣に手紙を書く運動始める。
04 11? 東京都上平井中学校の生徒ら、広島への修学旅行へ向けての原爆学習をまとめる。
04 18 岐阜県恵那市の中学生、修学旅行で来広。ヒロシマ学習。
04 18? 三次高校の教師、父母の戦争体験を基に生徒が描いた絵で、スライド「語り継ぐ戦争体験」を作成。
05 07 広教組結成30周年、広島教育会館落成の記念式典開催。
05 08 北九州市の中学生ら、修学旅行途中で千羽ヅルなど原爆病院へ贈る。
05 09 「県高校生平和ゼミナール実行委員会」、核廃絶への首相の積極的行動を要請する手紙を首相あてに発送。
05 10 修学旅行で来広した岐阜県の中学生、感想文集を発行。
05 12 岐阜県恵那市の中学生、修学旅行で来広。
05 14 長崎原爆被災者協議会、修学旅行生に原爆映画を上映。
05 15 広島平和教育研究所、1980年に広島市で「国際平和教育会議」を開くことを決定。
05 16 広島市長崎市の中学生、広島市平和記念公園で交歓会。
05 16 文部省、先の「被爆教師の会」の原爆記述削除についての公開質問について核記述の復活はしないと回答。
05 18 長崎市教委の平和教育手引き書「平和に関する指導資料」完成。その中に「平和教育は原爆を原点としていない」と明記。
05 20? 広島市翠町中学校生徒会、母校の被爆死者名簿作成、被害調査など推進。
05 22 平和教育研究サークル、長崎市教委に「研究委託と平和に関する教育」についての公開質問状提出。
05 22? 広島平和教育研究所・広島平和文化センター共同で、広島を訪問する修学旅行生にヒロシマを訴える運動にとり組む。
05 27 県立広島商で、「平和教育週間」(5月27日-6月2日)開始。
05 27 京都府の中学生、修学旅行で来広、“ヒロシマ”を学習。
05 31 東京都上平井中学校3年生、ヒロシマ学習のため来広。(1日まで)
05 31? 安芸郡こばと学園で、母親参加のユニークな幼児平和教育推進。
06 02 広島大学公開講座「市民にとっての平和」始まる。(7月21日まで、15講座)
06 08? 長崎市の小学生による共同制作の壁画「原爆の証」、このほど完成。
06 09 NHK、東京上平井中学校の広島への修学旅行を取材した番組放映。
06 09 長崎県教組の平和教育推進委員会、長崎市教委発行(5月18日)の指導資料への批判書発行配布。
06 10 第6回全国平和教育シンポジウム、長崎市で開催。(日本平和教育研究協議会主催、11日まで)
06 10 第6回全国平和教育シンポジウム、長崎市で開催。(日本平和教育研究協議会主催、11日まで)
06 10 広島平和教育研究所、平和学習を中心にした「夏休み帳」の見本完成。
06 16 広大総合科学部で平和講座。テーマ「資源エネルギー問題と平和」
06 20 広大総合科学部で、平和講座。テーマ「南北問題と平和」
06 21 長崎市長、長崎市教委の“原爆”を平和教育の原点としないとの見解で一致しているとの見解発表。
06 22 文部省、“核”記述を現行通り生かした「高等学校学習指導要領案」発表。
06 24 広島平和教育研究所主催「平和教育基礎公開講座」開かれる。
06 27 米カリフォルニア州の小学生から、「原爆の子の像」に千羽ヅル届く。
06 27 広大総合科学部で平和講座、テーマ「原水禁運動の歴史と現実」
06 28 青年教養講座「わが町“広島”をたずねて」、テーマ「被爆都市ヒロシマの課題」
07 07 長崎市の小学生による原爆壁画、国際文化会館に寄贈される。
07 13 広島基町高校の姉妹校の英高校校長ら、来広。
07 18 広島市安田女子高生ら、原爆遺跡を訪ねて「原爆フィールドワーク」実施。
07 19 愛知県津島市の教職員来広、広島の教職員と平和教育について話し合い。
07 19 横浜市の高校生、ヒロシマ学習のため来広、広島の高校生と交流。
07 25 広島県の高校生、「8・6高校生学習会」を開き、「’78核兵器完全禁止・被爆者援護大会」への参加を決定。
08 01 広島県被爆教師の会、県教委に被爆教師の休養休暇設置を要望。
08 02 広島の高校演劇部、「全国高校総合文化祭」で原爆をテーマにした劇上演。
08 02? 京都府宇治市の中学生による広島での平和学習(5・27)の記念文集届く。
08 03 愛知県津島市、広島県から被爆教師招き平和教育問題で交流会。
08 03? 広島市の大学生による「閃影-33年後の若者の戦争観」まとまる。
08 05 長崎市の小学校長、8月9日の原爆投下日に「原爆許すまじ」を歌ってはならないと指示していたことが判明。
08 05 NHKテレビ「特集・ヒロシマを受け継ぐ-平和教育」など、原爆特集番組放送。
08 05 全国被爆教師の会、「平和教育国際シンポジウム」の開催呼びかけ。
08 05? 広島への修学旅行で平和学習を続けている東京上平井中学生徒から、近況報告届く。
08 06 (修学旅行で芽ばえた平和教育、文通主婦へ熊本の教諭)
08 06 大分市の中学校で、被爆者の体験談聞き平和学習。
08 06 ウィーンの合唱団から折りヅル届き「原爆の子の像」にかけられる。
08 07 米のJ・サマヴィル博士、広大で講演。テーマ「ヒロシマの意味-平和研究・平和教育の課題」
08 09 北九州市内の小・中学校、「平和学習の日」として登校。
08 09 長崎県内小・中学校で、約7割が登校し原爆学習。
08 10 長崎市の中学校で、生徒会主催の平和祈念式典。
08 16? 東京の高校生、広島を訪れ原爆をテーマに映画作成。
08 17 国連青少年友好センターのメンバー、ニューヨークで国連について学習。
08 17? 岐阜県の中学生、広島への修学旅行で学んだ平和学習成果をまとめ文集発行。
08 17? 大分県教組、「大分の平和教育」発行。
08 19? (平和教育をめざす公民館活動)
08 20 日本YWCA主催「ひろしまを考える旅」、広島市で始まる。(22日まで)
08 21 東京上平井中の父兄ら来広し、平和学習。
08 24 東京の教師・大阪の高校生グループ、広島で平和学習。
08 25 広島市出身の母子、広島に帰省し、平和学習。
08 31 広大付属東雲小学校の母子、被爆者に体験談を聞く。
09 05 明治学院大放送研究会、広島で被爆者らを取材。
09 09 被爆教師の会のメンバーら、修学旅行で広島を訪れる学生らの受け入れ態勢を協議。
09 09? 広島市翠町中学校、「軍港宇品で考えること」発行。
09 13 名古屋市の事業所従業員来広し、平和学習。
09 14 尾道市内の中学校で、ブラジルの広島市中学校に原爆写真集贈るためのカンパ活動開始。
09 18 広島県被団協(森滝理事長)、広島市で理事会開き、広島への修学旅行生受け入れ問題など討議。
09 18 全国被爆教師の会・平和文化センターなど、広島への修学旅行生の平和教育について討議。
09 22 広島県被爆教師の会、国連軍縮週間を「第2期平和教育週間」にすると決定。
09 27? 三次高校教師らによる平和教育教材のスライド、10月米で紹介するため、英語版を作成中。
09 29 広島県被団協の高橋昭博、全国各地で「被爆体験を語る旅」に出発。
09 30? 平戸市の小学生ら、修学旅行中、長崎市の原爆資料館に貝殻細工寄贈。
10 02 県高校被爆教職員の会会長、米での「新しい平和達成努力のための全米会議」に向け出発。米各地で被爆の実相訴え。
10 06 「高校生のための国際文化セミナー」、広島市内の高校で開催。
10 09 ブラジルサンパウロ市の広島中学の役員来広し、「折鶴の会」と交流。
10 18 広島県の中学生、修学旅行で長崎市訪問、平和学習。
10 19 広島市の中学校で、「戦争と平和」テーマに核問題を考える文化祭開催中。
10 23 高知県の中学生、修学旅行で長崎市訪問し平和学習。
10 24 全国公民館研究集会で祇園公民館主事、被爆体験継承を公民館活動に取り入れるよう提言。
10 24 「’78国連軍縮週間行動広島実行委」主催で、広島市で「平和教育」について討論集会。
10 25 日本原水協主催、東京で「第1回国連軍縮週間連続市民講座」(30日まで)
10 28 広大平和科学研究センター・広島平和文化センター共催「国連軍縮特別総会最終文書検討会」、広島市で開催。
10 30 核兵器完全禁止・被爆者援護をめざす国民(NGO)懇談会主催「国連軍縮週間セミナー」、東京で開催。
10 31 東京都上平井中の卒業生による「ヒロシマOB会」、被爆者福祉に寄金。
11 01 長崎市内小学校で、第29回平和祈念式。
11 02 広島市内女子高の文化祭で、原爆写真展。
11 03 広島市の鈴峯女子高など、文化祭で被爆問題取り上げる。
11 04 第28次広島県教育研究集会開催。「平和教育」などで分科会。(5日まで)
11 04? 広島市内の中学生、平和記念公園で外人を対象に行った原爆観アンケート調査結果まとめる。
11 08 原爆被爆教師の会、福岡市で全国連絡総会開き「原爆被爆者教職員の会」と改称。
11 09 名古屋市の高校生、修学旅行で長崎市訪れ平和集会開く。
11 09 大阪枚方市の中学校で、教師が自作自演で原爆劇上演。
11 09 沖縄那覇市の中学生、修学旅行で長崎市訪れ平和集会開く。
11 18 日本YMCA同盟主催「平和教育コンサルテーション」、広島県内で開く。
11 20 広島県教組、主任手当きょ出金で「基金」を設置し平和教育教材費などにあてることを決定。
11 25 「世界連邦市民講座」、広島市で開く。
11 25 「第2回県高校生文化祭典」広島市内の高校で開かれ、原爆問題など研究成果を総括。
12 25 広島県被爆教職員の会総会で、修学旅行生のための「ヒロシマ子供平和文化会館」の建設など決定。
12 25 広島県被爆教職員の会、県教委に被爆教職員の休養休暇の制度化を要求。

 

 

年表:平和教育(1977年)

年表:平和教育(1977年)

事項
01 24 廿日市中学2年生制作の、アルミ板被爆者壁画完成。
02 22? このほど広島県下の幼稚園で平和教育実践レポート「幼児の平和教育」まとまる。
02 26 被爆資料を寄贈した広島市の一被爆主婦に、八戸の中学生から版画届く。
03 08 大阪府松原市の高校生、広島に平和研修旅行。(10日まで)
03 08? 広島大、新学期から一般教養科目「戦争と平和に関する総合的考察」開始。
03 17 東京都立小平高校映画研究同好会製作の原爆映画、広島市で初上映。
03 28 修学旅行の東京の女子高校生、長崎市平和公園に参拝し読経。
03 29 広島県下の婦人が集まって、広島主婦同盟設立総会開く。家庭での平和教育推進などの方針決定。
03 30? 広島平和教育研究所、近く新しい平和教育副読本発行予定。
04 07 米国社会教育研究協議会のラーキン事務局長来広し、市長と平和教育について話し合い。
04 16 広島大総合科学部で平和講座「戦争の足音」始まる。
04 20 広島県被爆教師の会など六団体、教科書出版社に原爆問題の記述について公開質問状を送付。
05 11 全国被爆教師の会、被爆教師を無医地区へ配転した長崎県教委に抗議、撤回要求。
05 16? このほど佐伯郡廿日市町中学校生徒による彫金共同壁画「人類の墓標」の制作過程のスライド完成。
05 17 沖縄県浦添中学校の修学旅行生、長崎市の平和祈念像前で、「平和集会」開く。
05 21 広島平和教育研究所、市内で77年度理事会と創立5周年記念式開催。
05 21? このほど、長崎市立西町小学校で、「公教育には不適」と原爆読本を校長が、封印。
05 26 広島平和教育研究所の小中学校用の夏休み帳完成。
05 28 大阪府の女子高校生、修学旅行中、長崎市国際文化会館で平和集会開く。
05 28? 広島平和教育ライブラリ-、設立1周年を迎え、手持ち作品を公開。劇映画「ふたりのイ-ダ」など上映。
05 28? このほど、NGO国際シンポに提出の平和教育部門の報告書(第1次草案)まとまる。
05 28? このほど、来年度からの中学社会科で、原爆・戦争について詳しく記述した教科書が完成。
06 01 東京都上平井中学校の三年生、原爆学習のため広島に修学旅行。昨年に続いて2度目。2日まで滞在。
06 03 県高教組の平和教育推進委員会、広島市内で開催。
06 08 文部省、新「学習指導要領」案発表。「核否定」の記述など消される。
06 08? このほど県高教組平和教育推進委員会、昨年実施した高校生の戦争観のアンケート調査の中間報告まとまる。
06 09 核否定の記述抹消の文部省指導要領(8日)に対し、広島・長崎県教組ら抗議のアピール発表。
06 11 第5回全国平和教育シンポジウム、広島市内で開催。(12日まで)テーマ「ヒロシマ・ナガサキの世界化」。
06 11 第5回全国平和教育シンポジウム、広島市内で開催。(12日まで)テーマ「ヒロシマ・ナガサキの世界化」
06 12 日本平和教育研究協議会、広島市内で第4回総会。文部省の学習指導要領案に抗議の決議。
06 13 広島平和教育ライブラリー、平和記念館で、平和教育映画の上映会。(24日まで)
06 13 長崎県教組平和教育推進委員会、「平和教育旬間」実施。(22日まで)
06 14 広島県教組第45回定期大会、三原市で開催。(15日まで)原爆教育否定する新指導要領に対する抗議など決議。
06 15 長崎市教育長、市議会で、「ナガサキの原爆読本」は副読本として不適当との見解を表明。
06 16 長崎市議会で市長、文部省の新学習指導要領案について遺憾の意表明。社会党議員、被爆教師のへき地への配転について質問。
06 18 長崎県教組、市内で第38回定期大会。平和教育の推進を決議。(17、18日)
06 21 長崎市議会で「平和教育問題」論議。市教委平和教育に消極的態度。
06 23 長崎市教委、小中学校向け「平和に関する学習指導資料(要領)」作成の方針を決定。
06 23? このほど、平和教育の手引書「平和の歩み」の購読をめぐって、長崎県教組と教委の対立が表面化。
06 26 長崎県高教組、最終日。原水禁運動の統一を決議。
06 28 呉市県立広高校で「平和を考える日」として映画鑑賞や講演会。
06 29 文部省、教科書検定結果を発表。
06 29 日教組、「78年版中学校教科書の研究」(研究白書)まとめる。
06 29 佐世保空襲を語り継ぐ会・空襲犠牲者遺族会、鎮魂慰霊平和の塔の除幕式を行う。
07 02 長崎市の西町小学校の“原爆読本追放”(5.21付)についてPTA有志ら、市教委に抗議。「原爆原点に考えぬ」と市教委側応対。
07 08 長崎市立西町小学校の“原爆読本追放”事件で長崎県被爆教師の会、同校校長・市教委に対し公開質問状提出。
07 16 長崎県教組平和教育推進委員会、同市内小・中学生の原爆に関する意識調査まとめる。
07 16 米の大学生来広。原爆資料館など見学。
07 18 文部省、指導要領に核の記述復活させると日本被団協に回答。(→23日)
07 18 法政大付属女子高(横浜市)、校外研究旅行として来広。広商原爆研究部などと交流会。
07 19 長崎県教委、県被爆教師の会編集の「ナガサキの原爆読本」など副読本として不適との見解表明。
07 19 広島市内の高校教師グループ、原爆記述について日本と外国の教科書の比較研究をまとめる。
07 21? このほど長崎市内小学校で、校長が原爆映画のチラシの校内配布を禁止していたことが判明。
07 23 文部省、新指導要領(小・中学校)を正式に告示。核の記述復活。
07 30 本川小学校児童、夏休み返上で登校、平和教育。
08 02 愛知県津島市長、長崎市を訪問。反戦平和推進のため被爆資料など収集。
08 02 長崎市教委、県被爆教師の会などの公開質問に対して“原爆読本”は教材に不適と回答。
08 06 東京上平井中学校生徒、平和祈念式に参列。
08 06 呉市の県立広高校、「広島を考える日」として全員登校。
08 06 佐伯郡五日市小、大竹市小方小、山県郡壬生小でも全員登校。
08 08 長崎県教委の広域人事異動に対する県教組の取り消し要求の訴訟初公判。
08 09 長崎市立西町小学校で校長によって封印された「ナガサキの原爆読本」のうち15冊図書室に戻す。
08 09 長崎県教委、原爆記念日に登校した小・中学校数発表。約3分の2が登校。
08 10 このほど長崎県教組、県教委の実施した広域人事(被爆教師の無医村地区配転など)の違法性を指摘した「人事酷書」まとめる。
08 11 長崎市長、「原爆読本」(県被爆教師の会発行)は思想的に問題ありとの見解表明。
08 16 東京の大学生、ドキュメンタリー制作のため来広。被爆者取材。
08 17? 東京の高校生、ドキュメンタリー映画の制作を機に、8・6後も広島に滞在しヒロシマ行脚。
08 21 東京上平井中学の母親グループ来広。ヒロシマを学習。
09 09? 広島市内祇園中で、夏休みの原爆学習の報告会開く。14日からは校内原爆展。
09 10 長崎市教委、平和教育推進のため「教育問題研究委員会」設置を決定。被爆教師などメンバーから外される。
09 12 米加州の日系人の夏季学校児童の折った千羽ヅル、広島市に届き、広島市立中島小児童が平和公園内「原爆の子の像」にささげる。
09 12 長崎市教委「教育問題研究委」の初会合で、長崎の平和教育は「原爆」を原点としないことを強調。
09 20 定例長崎市議会開会。平和教育問題原爆病院移転などに論議集中。
09 25 東京都足立区の中学校生徒、学校祭で原爆劇「はだしのゲン」を上演。
09 29 熊本県の中学生、修学旅行でヒロシマ学習のため来広。
10 12 被爆教師の会全国連絡会、長崎市内で総会。長崎市教委に、被爆教師の離島配転などについて抗議要求書提出。
10 14 広島YMCAで市民福祉講座。被爆者問題、差別問題がテーマ。
10 26 修学旅行中の大阪府の小学生、原爆病院慰問。
10 28 長野県の定時制高校生、修学旅行で原爆体験学ぶため来広。広島市の高校生と交流会。
10 29 教育問題研究委員会(長崎市教育長の私的諮問機関)、長崎の平和教育の原点は「原爆」でなく「平和を希求する精神」という市教委の方針確認。
10 29? このほど、ヒロシマ学習を目的にした修学旅行が急増し、被爆教師の会などを中心に受け入れセンター設置の要望高まる。
10 29? このほど、安田女子高校・観音高校などで原爆問題をテーマにした文化祭の準備進む。
10 30? このほど、長崎市緑が丘中のメッセージ依頼にこたえて、アメラシンゲ国連議長より返書届く。
11 01 長崎市山里小学校同校で、第28回平和祈念式典開催。
11 12 修学旅行で長崎訪問中の名古屋市の高校生、被爆者に恒例の寄金。
11 23 広島市内で「第1回県高校生平和文化祭典」開催。原爆問題などの研究成果を発表。
11 26 長崎市教育長の諮問機関「教育問題研究委員会」、市教委の提出した平和教育の指導原案にほぼ賛意を表明。
12 09? 修学旅行で長崎市訪問した滋賀県の高校生、被爆者に寄金。
12 15 長崎市教育長、53年度教育要覧に“平和”の項目新設すると市議会で答弁。
12 25 中国四国教育系学生ゼミナール広島大会、広大東雲分校で開催。(29日まで)
12 27 佐伯郡湯来東小の児童の折った千羽ヅル、平和公園内の原爆の子の像に飾られる。

 

 

年表:平和教育(1976年)

年表:平和教育(1976年)

05 11 長崎市立長崎中学校3年生207人、修学旅行で初めて広島を訪問。広島市立国泰寺中学校の生徒が出迎える。
05 13 広島市立国泰寺中学校3年生346人、修学旅行で長崎市を訪問。長崎市平和公園で姉妹校の縁組みを進めている長崎中学校の生徒と交歓会を開く。
06 09 東京都葛飾区立上平井中学校3年生280人、修学旅行で初めて広島市を訪問。
06 12 第4回全国平和教育シンポジウム(広島市)。1200人余が参加。-13日。
06 19 京都市立安祥寺中学校3年生、修学旅行で初めて広島市を訪問。「原爆の子の像」と「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」を参拝。韓国人の慰霊碑に修学旅行生が参拝したのは初めて。

 

 

年表:平和教育(1975年)

年表:平和教育(1975年)

04 30 広島平和教育研究所、平和教育カリキュラムの第一案をまとめる
06 14 第3回全国平和教育シンポジウム、広島市・幟町中学校で開催。全国18都道府県から1000人近くが参加。-15日。
07 03 広島市教委、「平和教育の指導例集・小学校編」まとめる
08 06 広島県三次市の高杉小学校、集団疎開した広島市袋町国民学校の疎開児童6人を招き、体験を聞く。
08 06 広島市の安田女子高校、栗原貞子の詩「生ましめん哉」のモデルになった平野美貴子の被爆体験を聞く。
09 25 愛知県名古屋市の立花高校2年生209人、修学旅行で広島を訪問。平和公園の慰霊碑前で合唱・詩の朗読などを実施。同校が修学旅行で来広するのは今回で5回目。
10 23 愛知県立佐屋高校2年生256人、修学旅行で広島を訪問。平和公園の原爆慰霊碑前で平和式典を開く。

 

 

年表:平和教育(1974年)

年表:平和教育(1974年)

06 01 第2回全国平和教育シンポジウム、広島市で開催。約600人が参加。-2日。
06 33 米オハイオ州で平和運動グループによる「ウィルミントン1975年8月会議」開催運動を展開。平和教育のカリキュラムや在米被爆者の認識、米国青年の原爆に対する拒否反応などについて討議する。

 

 

年表:平和教育(1972年)

年表:平和教育(1972年)

事項
02 12 広島県原爆被爆教師の会、代表者会議を開催。「原爆犠牲国民学校教師と子どもの遺族会」の見舞金や遺族年金要求運動を全面協力することを申し合わせる。
06 01 広島平和教育研究所発足。広島市・教育会館で開所式。理事長に宅和純広島県教組委員長、研究会議長は今中次麿広島大名誉教授、事務局長に石田明広島県教組副委員長

年表:平和教育(1971年)

 

71 01 09 広島県被爆教師の会(石田明会長)、中学生向け英語・平和教育教材「Let’s Cry for Peace」刊行
71 07 06 広島市教委、「平和教育の手引き」試案・小学校編を作成。市内全校に送り意見を求める
71 07 06 東京都被爆教師の会結成
71 08 04 「原爆爆牲国民学校教節と子どもの碑」、広良市平和記念公園前緑地帯に完成。碑に納めた過去帳には子供七百七十四人(死亡推定二千人)、教師百三十一人(同二百人)記入
71 08 06 山田広島市長平和宣言。「すベての国家は、いっさいの軍備主権を人類連帯の世界機構に移譲し、解消すベきでおる。まず、すべての戦争の即時停止と核不使用協定の早急な実現を要請し、次の世代に戦争と平和の意義を正しく継承するための平和教育が
71 10 09 埼玉県浦和市立高校、文化祭を開催。-11日。映画「ヒロシマ・ナガサキ-1945年8月」の上映や被爆資料の展示をおこなう。
71 10 17 原爆被爆教師の会全国連絡会結成。石田明会長。平和教育の全国的展開などをきめる.
71 11 02 修学旅行で広島を訪れた埼玉県浦和市立高校の生徒30人、市内の宿舎で広島商業高校・広島女学院高校・廿日市高校3校の生徒13人と交流。
71 12 07 原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑建設委員会が追悼集「流灯」刊行