「書誌1968」カテゴリーアーカイブ

ヒロシマの証人 シナリオ

『ヒロシマの証人 シナリオ』(「ヒロシマの証人」全国配給上映委員会世話人、19680825)

内容

原水爆禁止を全世界に訴えるために(「ヒロシマの証人」製作上映実行委員会、1968年7月)
「ヒロシマの証人」製作上映実行委員会
事務局:庄野直美(事務局長・広島市民対話の会事務局長)、吉川清(被爆者)、小林省三(広島YMCA主事)、高橋昭博(広島映画ペンクラブ)、深川宗俊(詩ママ])、三宅登(広島県労事務局長)、村上忠人(広島映画サークル会長)
 映画『ヒロシマの証人』演出にあたって(斉村和彦)
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原爆はなぜ投下されたか 日本降伏をめぐる戦略と外交

『原爆はなぜ投下されたか 日本降伏をめぐる戦略と外交』(西島有厚著、青木書店、1968/07/20)

はしがき
1部 はたして原爆によって戦争は終わったか?
I 原爆神話と大量殺戮兵器としての原爆 10
1 原爆と戦争終結 10
2 大量殺戮兵器としての原爆 13
3 長崎の悲運 18
4 原爆による人命の被害 19
II  原爆役下を正当化する論理 22
1 トルーマンの声明と三つの論拠 22
2 早期終戦・人命救助のためという論理 30
III  もし原爆が投下されなかったら40
1 米軍の対日最終戦略 40
2 本土上陸作戦による米軍の損害見積り 43
IV 原爆投下に批判的な諸見解 50
1 日本攻撃責任者の見解 50
2 その他の批判的な諸見解 57
3 ソ連における原爆投下についての諸見解 61
V  はたして原爆が日本の降伏をもたらしたか? 68
1 戦争終結を実現する条件は何であったか? 68
2 原爆が和平派と主戦派に及ぼした影響 80
3 主戦派の本土決戦計画 98
VI  八月十五日の降伏をもたらしたものは何か? 107
1 降伏決定の直接的要因 107
2 ソ連参戦の和平派に及ぼした影響(その一)112
3 ソ連参戦の和平派に及ぼした影響(その二)128
4 ソ連参戦の主戦派に及ぼした影響(その一)138
5 ソ連参戦の主戦派に及ぼした影響(その二)152
2部 原子爆弾は何のために投下されたか
VII  原爆役下以外の戦争終結の可能性 170
1 日本の抗戦能力 171
2 日本の和平工作 185
(i)繆斌工作 186
(ii)バッゲ工作 187
(iii)ダレス工作 189
(iv)ソ連工作 192
VIII 原爆役下命令とポツダム宣言 224
1 原爆投下命令をめぐる諸問題 224
2 ポツダム宣言をめぐる諸問越 245
IX  原爆使用反対の声と原爆投下方針の採択 267
1 原爆使用反対の声(科学者と軍最高首脳部)267
2 原爆投下方針の採択(暫定委員会と諮問委員会)281
X ソ連参戦と原爆投下 293
1 ソ連参戦前の原爆投下(=対日戦終了)293
2 原爆実験成功後のアメリカの態度の変化 305
3 原爆投下のもう一つの目的 317
(モートン博士のブラッケット批判にたいする反批判)
むすび 328
年表 337
文献目録 340