『広島・長崎30年の証言』広島・長崎の証言の会編、未来社 (上) 19750806(下)19760430
内容
| (上) | 19750806 | |
| 序章 原爆30年目の問い | ||
| 秋月辰一郎 | ヒロシマ・ナガサキ三十年の想い | |
| 鎌田定夫 | わが内なるヒロシマ・ナガサキ | |
| 第1章 歴史の暗点から | ||
| 小堺吉光 | ヒロシマ・救われない犠牲者 -国民義勇隊員の惨禍 | |
| 秋月辰一郎 | ナガサキ・歴史の暗点 | |
| 第2章 ”核権力”と被爆者 | ||
| 栗原貞子 | 天皇と核権力と被爆者と | |
| 山田かん | 原爆とキリシタン | |
| 李奇相 | 被爆朝鮮人の受難と怒り -在日朝鮮人の証言と告発 | |
| 第3章 ビキニ水爆20年目の告発 | ||
| 広田重道 | ビキニ被災二十年目の証言 -原水禁運動の原点をみつめて | |
| 久保山さんへの手紙は訴える -原水爆への国民的怒りの原点をさぐって加納竜一 近藤弘 長岡弘芳 | ||
| 第4章 30年を生きて今-被爆者30年目の証言 | ||
| 鎌田信子 | 原爆を生きつづける証人たち -長崎原爆青年乙女の会のふたり | |
| 古浦千穂子 | 生きられなかった被爆者たち | |
| 文沢隆一 | 胎内被爆から三十年-きのこ会のこと | |
| 広瀬方人 | 被爆二世の生と死 | |
| 石田明 | 原爆裁判への情念と論理 | |
| 福田須磨子 | 〔遺稿〕 われなお生きてあり(続) | |
| 第5章 無国の谷間から -海外被爆者の告発 | ||
| 辛泳洙 | 被爆と民族の問題-日本政府・天皇・国民への苦言 | |
| 鎌田定夫 | 在韓被爆者三十年の遺恨と告発 | |
| 林福順 | 苦しみの淵から | |
| 厳粉連 | 広島から韓国へ地獄はつづく | |
| 島津邦弘 | 核に追われる難民 -ミクロネシアの被爆者たち | |
| 立ちあがる在米被爆者たち | ||
| 据石和江 | アメリカ人に原爆の悲惨を訴えて | |
| 倉本寛司 | カリフォルニア州上院小委員会 原爆被爆者公聴会における証言 | |
| 関係文献目録 | ||
| (下) | 19760430 | |
| 第6章 反原爆運動の中から | ||
| 伊東壮 | 日本被爆者運動の三十年 | |
| 草の根・被爆者運動の中で | ||
| 前座良明 | 長野における反原爆運動二十年と私--長野県原水爆被災者の会と共に | |
| 杉山秀夫 | 私の原水禁運動・被爆者運動二十年 --静岡県原水爆被害者の会と共に | |
| 伊藤普 | 福岡被団協の二十年と私 | |
| 平山良明 | おきなわ・二重苦の被爆者たち | |
| 伊東壮 | 東友会二十年のあゆみ | |
| 深川宗俊 | 朝鮮人被爆者復権のたたかい | |
| 浜崎均 | 原水禁運動とともに生きる--渡辺千恵子さんの生を支えるもの | |
| 北西允 | 原水禁運動の統一と静岡・広島 | |
| 鎌田定夫 | 歴史の証言から歴史の変革へ--「長崎の証言」運動とその周辺 | |
| 第7章 原爆体験の継承をめざして | ||
| 瀬戸口しのぶ | おさなき弱者と「見えない被爆者」 | |
| 今田斐男 | 戦争・原爆体験の伝承者として | |
| 森下弘 | 沈黙の決議 --被爆者教師としての三十年 | |
| 空辰男 | 平和教育の諸相と課題 | |
| 島田麗子 | ひろしまを考える旅 | |
| 長岡弘芳 | 原爆から原発まで --《原爆体験を伝える会》 | |
| 第8章 原爆体験の思想化 | ||
| 石田忠 | 福田須磨子さんの生と死 | |
| 文沢隆一 | 原爆資料発掘作業の試み | |
| 湯崎稔 | 原爆被災復元調査の中から--人間の復権めざして | |
| 山手茂 | 社会科学者は原爆被害問題とどうとりくんできたか | |
| 小川岩雄 | 原水禁運動とパグウォッシュ運動--その問題点と今後の課題 | |
| 山田かん | 詩の中の反原爆 | |
| 岩崎清一郎 | 文学のなかの「原爆」--記録の虚構・その変貌 | |
| 栃木利夫 | 日本近・現代とヒロシマ・ナガサキ | |
| 高橋真司 | 反原爆の思想 --広島・長崎の現代史的意義 | |
| 終章 反原爆三十年目の課題と展望--「広島・長崎の証言の会」座談会 | ||
| ヒロシマ・ナガサキ30年とは何か--広島での討論記録 | ||
| 被爆者運動30年と今後の課題--東京での討論記録 | ||
| 核権力と民衆と証言運動--長崎での討論記録 | ||
| 鎌田定夫 | あとがき | |