『加害基地宇品-新しいヒロシマ学習』
空辰男著 汐文社 1994 /07/10
目次
章 | 見出し | 備考 |
はじめに | ||
1 | 原爆につながっていた軍港宇品 | |
金輪島で見た火の玉 似島で叫ぶ母の呼び声 凱旋湯の子、日出子さんはまだ 若き海上特攻隊の被爆者救出 「軍港・宇品」の終結とヒロシマ |
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2 | 「臨戦地宇品」とはなんだったのか | |
日清戦争と軍港のはじまり その頃の世界勢力と富国強兵 臨時首都(帝都)広島と神話 木口小平と正岡子規 軍港と陸軍検疫所似島のあゆみ 凱旋碑が平和碑になり得るか |
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3 | 宇品築港の本当の目的はなんだったのか | |
千田貞暁と願いと苦難 漁場を失う地元漁民の反対運動 人造石と服部長七と功労 「呉鎮」と「海兵」と「字品」 無用の長物と士族授産の行彼 西方をみつめる千田銅像 |
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4 | “うじな”にそろっていた自然条件 | |
仁保姫神社の伝説と港 宇品島観音寺伝説と港 三代十郎兵衛物語りと大河のり “うじな”の名の由来と港 |
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5 | 軍港と陸軍墓地と歴史的責任 | |
離散家族・三百万人の責任 平頂山事件と撫順戦犯管理所の教え 陸軍墓地の兵士の骨と被爆者の骨 「港」唱歌とヒロシマの心 |
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6 | 古代から年表が語る「港・宇品」 | |