『戦後五十年広島県政のあゆみ』(広島県、19960301)
目次
編章節項 | タイトル | 備考 |
口絵 | ||
発刊にあたって 藤田雄山(広島県知事 ) | ||
第1編 | 戦後50年のあゆみ | |
第1章 | 民主県政のはじまり | |
第Ⅰ節 | 戦争の終結 | |
1. | 県土の壊滅 | |
(1)県庁の壊滅 (2)戦禍に続く台風禍 | ||
2. | 被災者の援護と連合軍の進駐 | |
(1)被災者の援護 (2)進駐軍対策 | ||
第Ⅱ節 | 県政の民主化と地方自治体制の確立 | |
1. | 民主化への取組 | |
(1)初の公選知事誕生 (2)親しまれる県政 (3)公職追放 | ||
2. | 財政健全化への努力 | |
3. | 新警察・消防制度の発足 | |
(1)国家警察から自治体警察へ (2)市町村消防制度の発足 | ||
4. | 教育の民主化 | |
(1)教育委員会の発足 (2)6・3・3制の発足 (3)社会教育の復活 | ||
第Ⅲ節 | 経済の民主化と都市・農山漁村の復興 | |
1. | 農地改革 | |
(1)農地委員会 (2)農地の買収・売渡し | ||
2.食糧危機と増産 21 | ||
(1)食糧の確保 21 (2)緊急開拓 23 (3)生産技術指導 |
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3食糧・衣料品・日用品の配給 | ||
4.広島市戦災復興区画整理事業 | ||
第Ⅳ節 戦後社会の復興と新たな展開 | ||
1.戦後の援護対策 | ||
(1)救済援護態勢の整備と対応 31 (2)住宅対策 32 (3)失業対策 |
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2.県民生活への新たな体制づくり | ||
(1)福祉3法等の成立と対応 34 (2)衛生行政の対応 36 (3)労働3法の成立と対応 |
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3.教育文化スポーツの復興 | ||
(1)県美展の開催 38 (2)国体と広島カーブ 39 (3)広島大学の開学、夜間部の開設と広島女子短期大学の設立 40 |
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第2章 | 消費県から生産県へ | |
第Ⅰ節 | 生産県構想の推進 | |
1.生産県構想 | ||
(1)生産県へのみち 46 (2)生産県民運動 47 (3)第2次計画 |
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2.農林水産業の振興 | ||
(1)地帯農業の確立と農業技術の振興 48 (2)年間1万haの造林 51 (3)水産業の振興 52 (4)団体の育成と制度資金 53 (5)新農山漁村の建設 |
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3.臨海工業地帯の造成と商圏の拡大 | ||
(1)軍用施設の転換 57 (2)日本鋼管の誘致 59 (3)広島港,尾道糸崎港港湾地区の整備 61 (4)民間貿易の再開と国内販路の開拓 63 (5)中小企業の振興 64 (6)工業試験場の整備 |
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4.交通網の整備 | ||
(1)幹線道路の整備 66 (2)1万トンバースの整備 67 (3)広島空港の開港 |
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5.水資源開発と治山治水 | ||
(1)芸北特定地域の電源開発 68 (2)ダム建設促進 71 (3)治山治水 |
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第Ⅱ節 | 市町村の廃置分合と郡の区域変更 | |
(1)市町村合併の推進 74 (2)新市町村建設促進 75 (3)第2次の大型合併 76 (4)郡の区域の変更 |
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第Ⅲ節 | 県民生活の増進と教育の振興 | |
1.原爆被爆者対策 | ||
(1)原爆医療法に基づく援護 79 (2)原爆病院の開院 |
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2.結核予防の取組 | ||
(1)予防対策の強化 80 (2)保健所・県立病院の整備拡充 |
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3.教育文化施設の整備 | ||
(1)高等学校の新増設 82 (2)専門教育機関の設置 84 (3)社会教育施設の整備 |
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4.国連軍引揚対策 | ||
5.海外移住の再開 | ||
第Ⅳ節 | 県行政基盤の整備 | |
1.基町へ県庁移転 | ||
2.3年連続の赤字決算 | ||
3.戦後改革の見直し | ||
(1)公職追放の解除 92 (2)県警察の創設 93 (3)教育の再編 |
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第3章 | 県勢の均衡ある発展 | |
第Ⅰ節 | 地域の均衡ある発展と基盤の整備 | |
1.広域開発と大規模プロジェクトの推進 | ||
(1)広島広域都市圏と備後地区工業整備特別地域 98 (2)水源の確保 99 (3)工業用水道 101 (4)国道バイパス,港,鉄道の整備 |
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2.農山漁村の振興 | ||
(1)農林漁業の構造改善 105 (2)農山漁村地域の開発 109 (3)大規模林業圏 110 (4)内陸工業団地の造成 111 (5)試験場の整備 |
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3.中小企業の振興 | ||
(1)工場・店舗などの集団化 115 (2)職業訓練の充実 |
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4.行政執行体制の整備 | ||
(1)行政組織の改編 118 (2)電子計算組織の導入 119 (3)公営企業関係組織の整備 120 (4)公社・事業団の設立 |
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第Ⅱ節 | 健康で快適な生活環境 | |
1.住宅と生活環境施設 | ||
(1)住宅建設計画の推進と住宅団地の造成 123 (2)広島市基町地区再開発 124 (3)広島市内の河川不法占用 125 (4)生活環境施設の整備 |
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2.公害防止対策の展開 | ||
(1)公害防止対策の推進 127 (2)瀬戸内海の水質保全 |
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3.自然環境保全行政の開始 | ||
(1)自然環境保全の取組 131 (2)緑化の推進と自然公園などの整備 |
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第Ⅲ節 | 同和対策の総合的推進 | |
1.推進体制の整備 | ||
(1)同和対策審議会答申までの取組 135 (2)県同和対策基本方針の策定 |
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2.同和対策事業の計画的推進 | ||
(1)生活環境の整備 137 (2)社会福祉と保健衛生の充実 138 (3)産業の振興と就業機会の確保 139 (4)啓発活動の推進 |
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3.同和教育の推進 | ||
(1)推進態勢の充実 140 (2)同和地区児童生徒の進路保障 141 (3)社会同和教育の充実 |
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第Ⅳ節 | 幸せな県民生活づくり | |
1.福祉保健行政の本格化 | ||
(1)西条福祉団地の整備 145 (2)原爆被爆者,毒ガス障害者対策の充実 145 (3)献血の推進 |
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2.青少年育成と教育・文化施設の充 | ||
(1)健全な青少年の育成 148 (2)障害児教育施設の全県的整備 150 (3)教育センターの整備 151 (4)全国高等学校総合体育大会の開催 151 (5)美術館の建設と縮景園の整備 |
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3.総合交通安全対策の推 | ||
4.災害への対応 | ||
(1)豪雪災害と防災対策の整備 155 (2)豪雨災害と防災行政無線の整備 |
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5.明治百年記念事業 | ||
(1)県民の森の整備 157 (2)県史の編さん |
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第4章 | 住みよい地域社会の形成 | |
第Ⅰ節 | 地方の時代とコミュニティづくり | |
1.地方の時代 | ||
(1)市町村自治の強化 164 (2)広報広聴活動の充実 |
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2.コミュニティづくりの推進 | ||
(1)コミュニティづくり推進体制の整備 165 (2)コミュニティ活動の促進 |
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3.文化行政の総合的推進 | ||
(1)県民の文化活動の促進 169 (2)草戸千軒町遺跡とみよし風土記の丘 |
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第Ⅱ節 | 不況対策と地場産業の振興 | |
1.構造不況への対応 | ||
(1)中小企業構造不況業種への対応 173 (2)特定不況地域振興総合対策の推進 |
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2.地域産業の振興 | ||
(1)水田の総合的利用の促進 174 (2)農業の担い手対策 178 (3)栽培漁業センターの整備 180 (4)地場産業の振興 |
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第Ⅲ節 | 県民生活の安定と福祉社会への前進 | |
1.県民生活の安定 | ||
(1)県民生活安定緊急対策本部の設置 183 (2)消費生活条例の制定 183 (3)土地利用対策 |
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2.資源問題への対応 | ||
(1)省資源・省エネルギー 186 (2)水資源開発の促進 |
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3.福祉社会への前進 | ||
(1)県立病院の整備と保健医療計画 188 (2)救急医療の体系的整備1 89 (3)へき地医療の拡充 190 (4)社会福祉計画と大規模社会福祉施設等の整備 191 (5)在宅福祉対策の充実 |
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4.私学助成の強化 | ||
第Ⅳ節 | 新しい地域社会の形成 | |
1.魅力ある地域社会の建設 | ||
(1)賀茂学園都市 197 (2)備北新都市圏 198 (3)広域市町村圏振興計画 |
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2.自然環境の保全と創造 | ||
(1)緑化センターの設置と自然歩道 200 (2)自然公園大会と全国野鳥保護の集い 200 (3)松くい虫の防除 |
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3.生活環境の広域化 | ||
(1)県営広域水道 203 (2)流域下水道の整備 205 (3)産業廃棄物処理 |
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第5章 | 21世紀広島の基盤づくり | |
第Ⅰ節 | 基幹的交通体系など社会資本の整備 | |
1.高速交通時代への対応 | ||
(1)新広島空港整備 212 (2)空港の活用とコミューター化 213 (3)高速自動車道と30分道路網整備 215 (4)新幹線新駅の設置支援 |
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2.国際化等に対応した港湾整備 | ||
(1)国際港湾広島港の整備 217 (2)流通拠点整備と都市再開発用地の確保 |
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3.情報ネットワークの整備 | ||
第Ⅱ節 | 産業の活性化と個性豊かな地域づくり | |
1.技術立県の構築 | ||
(1)技術開発の促進と情報機能の強化 221 (2)広島中央テクノポリス 223 (3)新たな企業立地の促進 |
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.農山漁村地域の活性化 | ||
(1)いきいき農業ひろしまの展開 225 (2)チャレンジ林業ひろしまの展開 228 (3)マリンピア芸南と豊かな海づくり大会 229 (4)離島架橋の整備 |
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3.個性豊かな地域づくりと観光・イベントの振興 | ||
(1)特色を生かした地域づくりへの支援 232 (2)瀬戸内中央リゾート地域の整備 233 (3)SunSunひろしまスタート 234 (4)海と島の博覧会の開催 235 (5)景観の保全と創造 237 (6)大規模公園の整備 |
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第Ⅲ節 | 豊かな県民生活づくり | |
1.あたたかい地域社会の実現に向けて | ||
(1)21世紀の高齢社会への対応 242 (2)広島県立保健福祉短期大学 243 (3)暴力追放への取組 244 (4)野生生物の保護 |
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2.男女共同参画社会の実現 | ||
(1)男女共同参画社会の実現 246 (2)女性総合センター「エソール広島」の建設 |
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3.教育の振興 | ||
(1)学校教育の充実と生涯学習の推進 248 (2)広島県立大学の開学 250 (3)広島女子大学の再編整備 |
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4.文化・スポーツの振興 | ||
(1)地域文化の創造 253 (2)文化施設の整備 254 (3)県立総合体育館の整備 |
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第Ⅳ節 | 行財政改革の実施と民間活力の活用 | |
1.行財政改革の推進 | ||
(1)行革大綱の策定と実施 257 (2)行政組織活性化方策 258 (3)公文書の公開と個人情報の保護 |
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2.民間活力の導入 | ||
第Ⅴ節 | 国際交流・協力や国際平和の推進 | |
1.国際交流・協力の推進 | ||
(1)中国四川省との交流 263 (2)国際化推進プラン21の策定 264 (3)国際経済交流の促進 |
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2.国際平和の実現に向けて | ||
(1)国際平和年記念事業 266 (2)第12回アジア競技大会の広島誘致と開催 |
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むすび | 日本で一番住みやすい生活県を目指して | |
第2編 | 座談会 戦後50年の回想 | |
第1部 | 民主県政のはじまりと生産県構想 | |
終戦直後の広島県政と新たな体制づくり 281 終戦直後の災害復旧と広島市の戦災復興 283 食糧の確保と農地改革285教育制度の改革 287 町村合併の促進 290 生産県構想の推進 |
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第2部 | 経済の高度成長と地域の均衡ある発展 | |
臨海工業地帯・都市圏整備 298 過疎過密問題への対応 309 水源の確保と県営広域水道 315 昭和38(1963)年1月豪雪と昭和47(1972)年7月豪雨 |
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第3部 | 地方の時代と福祉・保健の展開 | |
地方の時代への対応 324 こころ豊かな人づくり 329 同和対策の推進 332 保健医療体制と大規模社会福祉施設の整備 |
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第4部 | 地域の活性化と国際化時代への対応 | |
技術立県の構築 344 高等教育機関の整備と地域おこし 350 高速交通網の整備 353 国際化時代への対応 |
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第3編 | 年表・付表 | |
年表 365 付表 419 主要参考文献 435 表・図版リスト 436 写真リスト 439 |
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編集を終えて |