年表:原爆展(1997年)

年表:原爆展(1997年)

記事
01 22? 広島市、4月にスペインなどで被爆資料や丸木夫妻の「原爆の図」を展示する「ヒロシマ・未来に向けてのメッセージ」展の開催を計画。
02 03 広島・長崎両市がイタリア中部のペルージア・アッシジ両市で3月に開催する原爆展の概要が決まる。
02 12 広島・長崎両市が今月フランス・パリのユネスコ本部で開催予定だった原爆展が本部の「政治問題を避けたい」との意向から暗礁に乗り上げていることが判明。
02 15 長崎市、原爆展をドイツ・ビュルツブルグ市のシーボルト博物館で開催。-3月31日。
02 24 ドイツ・ビュルツブルグ市のシーボルト博物館で開催中の長崎市の原爆展開会式に出席した中野市議会議長ら3人、市役所で帰国の記者会見。
03 01 広島・長崎両市が協力する「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」、イタリア・ペルージア市の地下要塞(展示場)とアッシジ市役所で同時開催。-31日。
03 29 広島放送児童合唱団、原爆展が開催されているイタリア・ペルージャ市の会場でコンサートを開催。
04 22 広島市、3月1-31日にイタリアで開催された「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の開催結果を公表。入場者は4万3000人。
04 29 沼田鈴子、米ミネアポリス市の市民団体の招きで渡米。
05 06 丸木位里・俊子の「原爆の図」、スペイン・バルセロナで開かれる「ヒロシマ展」に出品のため、広島市現代美術館から搬出。
05 17 平岡広島市長、スペイン・バルセロナで開催される「ヒロシマ展」に向け、広島を出発。18日夜(日本時間19日未明)到着。20日、マラガイ・バルセロナ市長と会談。-25日。
05 20 夜(日本時間21日未明)、「ヒロシマ展」、スペイン・バルセロナで開会式。約300人が参加。21日-8月6日、一般公開。
05 21 (日本時間22日)平岡広島市長、スペイン・バルセロナ市で記念講演。約50人が参加。
05 25 平岡広島市長、欧州出張から帰任。記者会見で11都市から原爆展開催の要望があったことを明らかにする。
06 03 広島市、7月中旬から北海道で開く巡回原爆展の日程を決める。
06 19? 岡山県原爆被害者会玉野支部、13年間続けてきた原爆展を今年中止することを決める。
06 21 マレーシア中華大会堂総商会、今年8月に同会が主催する戦争展に、広島や長崎から原爆被災者の組織が参加することを歓迎する意向を表明。
07 11 広島市、北海道の3自治体と共催する原爆展で展示する被爆資料の発送作業を開始。
07 14 「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター展」、広島市竹屋公民館で開催。-8月15日。
07 15 大宮原水協(埼玉県)など、原爆展を市立図書館で開催。-20日。
07 16 岡山市原爆被害者の会、原爆平和展を市内で開催。
07 17 広島市共催の巡回原爆展、北海道・小樽市観光物産プラザで開催。-21日。
07 19 広島市原爆資料館、企画展「きのこ雲の下に子どもたちがいた」を開催。-8月31日。
07 21 米の「平和を目指す退役軍人の会」、前年8月にミズーリ州コロンビアで開催された広島・長崎両市の原爆展のパネルを譲り受け、ニューハンプシャー州コンコードで原爆展。-28日。
07 23 創価学会平和委員会・長崎青年平和委員会、「原水爆禁止宣言と核兵器の脅威」展を長崎池田平和会館で開催。-8月10日。
07 23 広島市・札幌市共催の巡回原爆展、北海道・札幌市の道立道民活動センターで開催。開会式に平岡広島市長が出席。北海道被団協の被爆者3人の証言を約250人が聞く。-29日。
07 23? 「戦争と原爆展」が、1995年7月の韓国・ソウル市での開催以来この2年間に日韓の23会場で開催され、2万人以上が訪れたことが判明。
07 24 広島市立中央図書館、「しるされた被爆体験-手記・体験記を中心に」展を開催。-8月28日。
07 24 埼玉県被団協など、「97平和のための戦争展」を浦和市で開催。-28日。2万2000人が参観。
07 26 京都府被団協、「原爆と人間展」を原爆慰霊碑のある霊山観音で開催。-27日。
07 28 第14回世界青年学生祭典、キューバで開催。-8月5日。日本代表団、会場で「原爆と人間展」を開催。
07 28 日本ユーラシア協会、「日本文化の日」の催しをカザフスタン・アルマイトで開催。ヒロシマ・ナガサキの原爆写真展示など。
07 29 写真家・中谷吉隆の個展「広島・戦後10年」、東京都内で開催。-8月31日。
07 29 島根県被団協、「原爆と人間展」を松江市内で開催。-31日。8月5日-7日。合計で2000人が参観。
07 30 島根県原爆被爆者協議会、「ヒロシマ・ナガサキ原爆展-核兵器のない世界へ」を松江市内で開催。8月5日-7日、大型店「サティ」で開催
07 30? 写真展「瀬戸の傷痕-ヒロシマ」、岡山市西大寺の緑川洋一写真美術館で開催。-9月7日。
07 31 福岡県被団協など、97平和のための福岡の戦争展を福岡市内で開催。-8月3日。2700人が参観。
08 01 第4回平和のための戦争展in大分、大分市内で開催。-3日。
08 01 京都府被団協、「原爆と人間展」を地下鉄御池駅ギャラリーで開催。-7日。
08 01 三重県浜島町福祉課・教育委員会、原爆展を開催。-31日。
08 02 北海道北広島市、「ヒロシマ原爆展-平和の灯に願いを込めて」を同市内で開催。-6日。
08 02 東京都・墨田区折鶴会、「原爆と人間展」を区役所ホールで開催。4日間。850人が参観。
08 06 核戦争防止マレーシア医師会議、同国で原爆写真展「ヒロシマ・恐怖と希望」を開催。
08 06? 広島市佐伯区の家電販売店の一画にある野の花美術館、「市民が描いた原爆の絵」展を開催。-9日。
08 11 広島市、9月2日から米ニューヨーク市立大学で開催される「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」で展示される被爆資料の発送作業を開始。
08 11 広島市、全国原爆被爆教職員の会など6団体の企画で14日からマレーシアで開催予定の「原爆展」に対し、展示理念が不明確であるとして、被爆資料の貸し出しが出来ないことを通知。
08 13 京都府被団協、「原爆と人間展」を宮津市役所玄関ロビーで開催。-15日。
08 14 愛知県被団協など、「原爆と人間展」を名古屋市内で開催。5日間で5000人が参観。
08 14 沼田鈴子、マレーシアで戦争展の一環として開催されたフォーラムで被爆体験を証言。
08 14 マレーシアの華僑団体「マレーシア中華大会堂総商会」、クアラルンプールで「戦争の恐怖-すべての戦争と核兵器のない世界を目指して」展を開催。-17日。期間中約440人が訪れる。
08 15 オン・カティン・マレーシア副内相、クアラルンプールで開催中の戦争展を見学。
08 15? 香川県原爆被害者の会、「戦災・原爆写真展」を高松市役所ロビーで開催。1981年に始め、今回が17回目。
08 22 京都府被団協、「原爆と人間展」を「向日市平和のつどい」に合わせて開催。
08 22? 広島県・吉舎町中央公民館、「原爆絵展」を開催。-31日。
08 22? 広島県・三次市平和人権センター、「被爆資料とパネルでみる原爆展」を開催。-26日。
08 23 「平和のための広島の戦争展」、広島市・県民文化センターで開催。-26日。
08 23 「97平和のための広島の戦争展」、広島市内で開催。3回目。-26日。
09 02 広島・長崎両市、「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」を米・ニューヨーク市立大学リーマン校で開催。-10月9日。
09 02? 日本被団協、原爆展パネルの英露版を作成。生協ひろしまが翻訳資金を援助。
09 05? 米カリフォルニア大学院生・直野章子、ワシントンのアメリカン大学で原爆展を開催した経緯を記した「ヒロシマ・アメリカ」を出版。
09 17 長崎被災協、日本被団協が制作した原爆展用パネル「原爆と人間展」を被爆者会館で公開。
09 19 群馬県高崎市、「長崎原爆被災展と平和美術展」を開催。
09 25? 広島県西城町のショッピングセンターで「平和ポスター展」。-28日。
09 26? 広島経済大学の学生グループ「ネパール学校建設支援愛好会」、10月に同国で原爆展開催を計画。
10 04 東京都中野区で「中野まつり」。-5日。被爆者の会など、「原爆と人間展」を開催。
10 16 岡まさはる記念平和資料館、従軍慰安婦問題などをテーマとした写真展を開催。-31日。
10 22 日本被団協、2200の非核自治体に「原爆と人間展」パネルをつかい原爆展を開くよう依頼文書を送付。
10 22 「不戦兵士の会」など3組織、写真展「国連と核軍縮」を米ニューヨークの国連本部で開催。-11月20日。
10 23 石川県被団協、「原爆と人間展」を金沢市で開催。6日間。
11 01 広島平和記念資料館、企画展「公園の下に眠る街、爆心地・中島地区」を開催。-31日。
11 03 第23回生協まつり、大阪府立大学で開催。平和コーナーで「原爆と人間展」。
11 07 富山県大島町の中央公民館で「原爆と人間展」。-15日。約500人が参観。
11 08 大分県日田の昭和女子高校、学園祭を開催。-9日。県被団協提供の「原爆と人間展」パネルを展示。
11 10 吹田市原爆被害者の会(吹閃会)、「原爆と人間展」を市役所ロビーで開催。-14日。1000人以上が参観。
11 14 米の「平和を目指す退役軍人の会」、前年8月にミズーリ州コロンビアで開催された広島・長崎両市の原爆展のパネルを譲り受け、アイオワ州グリネル大学で原爆展。約1か月間。
11 21 生協ひろしま、英国の「ポートシーアイランド生協」(ポーツマス市)へ日本被団協が作製した原爆展パネル「原爆と人間展」1セット(約40枚)を独自に英訳して発送。
11 21? 広島市、来年にインドの2都市で原爆展の開催を計画。
11 27 生協ひろしま、ロシアのボルゴグラード州消費組合へ日本被団協が作製した原爆展パネル「原爆と人間展」1セット(約40枚)を独自にロシア訳して発送。
11 30 和歌山県那賀町の紀ノ川農協、紀ノ川収穫祭を開催。その中で「原爆と人間展」を開催。約1000人が参観。
12 11 東京都被団協・東友会、「原爆と人間展」を都政ギャラリーで開催。-13日。712人が参観。
12 14 広島経済大学のネパール学校建設支援同好会のメンバーら11人、原爆写真展などを開催するためネパールを訪問。16-18日にカトマンズで開催した原爆展には1000人が来場。
12 15 関寛治元広島大学平和科学研究センター長、死亡。70才。