『いのちあるかぎり 原爆と未解放部落』(福島地区被爆者の会編、兵庫県部落問題研究所刊、19850520 )
内容
| 著者 | ||
| 藤川春雄 | はじめに | |
| 戦争・差別・貧困 | ||
| 高橋信雄 | 軍都広島 | |
| 戦争のあゆみと一本の線路 軍都広島への道 軍港宇品から戦場へ 戦争とはなんだったのか 食料の補給もない戦場で すべての物を奪いつくす すべての物を焼きつくす そして殺しつくす-「三光」作戦 | ||
| 手記〔その1〕 | ||
| 田中ハル | ピカに夫を奪われて | |
| 和佐田政一(仮名) | 米騒動と原爆で差別がわかった | |
| 堀川俊市 | 三重苦のわたしらの現状 | |
| 高田春子 | 娘を奪ったあの日 | |
| 滝川ヨネ子 | 若い人たちに伝えたい | |
| 炎と瓦礫の中で | ||
| 金崎是 | 原爆と未解放部落 | |
| 三滝山の無縁仏 炎と瓦礫の中で-わたしの体験 原爆による福島地区の被害状況戦前の部落の生活とわたしの生いたち部落差別を解消し、平和で豊かな日本を | ||
| 手記〔その2〕 | ||
| 山中幸雄 | 悲しき被爆二世 | |
| 前畑チヨノ | 日本が戦争さえしなければ | |
| 大崎ヨシ子 | 一ケ月もたって掘り出されたわが子 | |
| 宝神実人 | まちがいなくわが娘だった | |
| 森本範雄 | 太陽の光もなんにもない | |
| 川口ユミ子(仮名) | そりゃ生き地獄です | |
| 藤井イマコ | 助かるとは思いませんでした | |
| いのちあるかぎり | ||
| 田阪正利 | 未解放部落の健康と医療 | |
| 福島診療所創設のこと 部落と健康 健康へのあゆみ これからの課題 | ||
| 佐藤秀之 | 非核の日本を-若者たちは今 | |
| 平和と核兵器廃絶は全人類の願い 深まる核戦争の危機 広がる反核運動の輪 若者たちは今 | ||
| 手記〔その3〕 | ||
| 丸岡ユキ | 二人の息子をかえして! | |
| 川田芳夫(仮名) | みんなの力で! | |
| 滝本静 | いのちあるかぎり | |
| 中島カヨ | 子どもや孫には平和な世界を | |
| 広田美千代 | 戦争を二度とおこさないために | |
| 平田路雄 | 原爆と森永ヒ素ミルク中毒のなかで | |
| 古賀昭子 | 被爆二世にも手帳を! | |
| 中西はるゑ | あとがき | |
| 金崎是 | あとがき(福島地区被爆者の会会長) | |