『軍縮と国際協力のためにーストックホルム平和大会の記録』(軍縮と国際協力のための世界大会日本準備会編、日本平和委員会、19581225)
内容
はしがき | 日本準備会事務局長 阿部行蔵 | ||
「軍縮と国際協力のための世界大会」の概要 | |||
出席の諸代表-戦争に対する一致した反対-大会の重要議題-討論の結集点-分科会と活動グループ-経済の分野において-文化交流のために-数多くの大会がなぜ必要か?-民族独立の問題-平和のための協力 | |||
開会の辞 | |||
平和は体制の相違を超えて | アルトゥール・ルンドクヴスィト(スエーデン) | ||
大会基調報告 | |||
1 | 軍縮の諸問題について | フレデリック・ジョリオ=キュリー(フランス) | |
2 | 軍縮討議の分析 | ジョン・D・バーナル(イギリス) | |
附属文書 | |||
その1 首脳会談の議題にかんする諸提案 | |||
その2 1957年における軍縮にかんする諸提案の要旨 | |||
その3 軍縮問題年表 | |||
3 | 平和5原則に従えば戦争は根絶する -政治協力について- | ラメシュワリ・ネルー(インド) | |
4 | 国際経済協力について | オスカー・ランゲ(ポーランド) | |
5 | 文化交流促進の活動を | アルトゥール・ルンドクヴィスト(スエーデン) | |
6 | 民族独立と平和 | オルガ・ポブレーテ(チリー) | |
7 | 国家の偉大さは人間の福祉にたいする関心の大きさによって決まる -平和勢力の協力について- | ジェイムズ・G・エンディコット(カナダ) | |
平和運動の全般的諸問題 | |||
1 | 1平和運動は戦争という病気を予防し治療する運動である | 郭沫若(中華人民共和国) | |
2 | 平和の問題点はどこにあるか | イリヤ・エーレンブルグ(ソ連) | |
3 | 平和運動の中に冷戦を持ちこませてはならない | アマニュエル・ダスティエ(フランス) | |
4 | 平和のための行動の統一 | ルチオ・ルザット(イタリア) | |
5 | 一にも、二にも、三にも団結 -労働者階級と平和- | スギリ(世界労働組合連盟) | |
平和運動と経済協力 | |||
1 | 国際経済関係の新紀元 | アロンソ・アキラル(メキシコ) | |
2 | 軍縮と国際協力を求めるソ連経済 | ネステロフ(ソ連) | |
ハンガリー・ナジ処刑問題をめぐって | |||
1 | 人権問題に関心をはらえ | カルル・ボネヴィエ(ノルウェー) | |
2 | 意見の相違と平和運動の団結 | ピエール・コット(フランス) | |
3 | ナジ事件を冷戦の道具とするな | ジョセフ・ダルヴァス(ハンガリー) | |
西欧諸国の平和運動 | |||
1 | 西ドイツの情勢と平和運動 ) | クララ・マリー・ファスビンダー(西ドイツ | |
2 | われわれの生命はわれわれの手中にある | ハンス・イヴァント(西ドイツ) | |
3 | 統一された民主的平和ドイツを | ワルター・フリードリッヒ(東ドイツ) | |
4 | フランス平和運動の進む方向 | フランシス・ボスク(フランス) | |
5 | イギリスの核兵器反対運動 | ロバート・ルトスレー(イギリス) | |
6 | オーストリアにおける平和運動の組織形態 | フランク・ハートレー(オーストラリア) | |
民族独立の運動と帝国主義に反対するたたかい -アジア、アフリカ、アメリカ- | |||
1 動乱の中東から【その1】 陰謀渦巻く都から独立のとりでの都へ |
サファ・ハフェル(イラク) | ||
2 | 動乱の中東から【その2】 レバノン人民は必ず勝利する |
ジョージ・ハンナ(レバノン) | |
3 | 地獄と化したエデンの島、キプロス | ジョン・ポタミティス(キプロス) | |
4 | アジア・アフリカの叫び【その1】 国際協力の生きた実例、アジア・アフリカ |
ユーセフ・エル・セバイ(アジア・アフリカ連帯委員会) | |
5 | アジア・アフリカの叫び【その2】 アルジェリアのたたかいは独立達成のときまで続く |
アルジェリア民族解放戦線代表(アルジェリア) | |
6 | アジア・アフリカの叫び【その3】 人民の意志こそ奇蹟を生む |
モハメッド・カメル・エル・ビンダリ(アラブ連合共和国) | |
7 | アジア・アフリカの叫び【その4】 積極的行動への3つの提案 |
サヒブ・シン・ソケイ(インド) | |
8 | アジア・アフリカの叫び【その5】 国をあげての平和運動 |
シラジュディン・アバス(インドネシア) | |
9 | アジア・アフリカの叫び【その6】 戦争挑発の危機のなかで |
韓雪野(朝鮮民主主義人民共和国) | |
10 | 中南米の声【その1】 ラテン・アメリカの後進性の原因 |
アルベルト・T・カセロ(アルゼンチン) | |
11 | 中南米の声【その2】 ラテン・アメリカを平和地域に |
ホセ・ラファエル・ガバルドン(ヴェネゼラ) | |
日本からの報告 | |||
1 | 力の政策の現段階と平和運動の中心的課題 | 平野義太郎(日本) | |
2 | 各国の大衆運動強化とその間の積極的協力関係の確立 | 安井郁(日本) | |
3 | 沖縄のたたかい | 瀬長亀次郎(日本) | |
閉会のことば | ジョン・D・バーナル(イギリス) | ||
各国代表団参加者数 | |||
参加者の職業別構成 | |||
国別参加者数 | |||
参加国際団体代表数 | |||
アピール・決議・声明・勧告等 | |||
アピール | |||
大会議長団から提出された決議 | |||
中東情勢にかんする世界諸国民へのアピール | |||
国連へのアピール | |||
首脳会談即時開催にかんする決議 | |||
軍縮委員会の宣言 | |||
政治協力にかんする委員会の声明 | |||
政治協力にかんする委員会の民族独立の問題にかんする決議 | |||
政治協力にかんする委員会のドイツ問題にかんする声明 | |||
経済協力委員会の勧告 | |||
文化委員会の勧告 | |||
文化委員会の作家、芸術家にたいするアピール | |||
文化委員会の世界ジャーナリストへのアピール | |||
平和勢力の協力にかんする委員会の勧告 | |||
付 世界平和評議会新役員一覧 | |||
日本選出世界平和評議会評議員 | |||
日本における準備状況 | |||
日本提案 | |||
1 | 政治提案 | ||
1 軍縮(核兵器禁止を含む) | |||
軍事ブロックの廃止、平和地域の設置についての提案 | |||
3 国際関係の改善と国際協力についての提案 | |||
4 大国会談の開催についての提案 | |||
2 | 経済提案 | ||
3 | 文化提案 | ||
1 文化交流についての勧告案 | |||
2 世界平和運動10周年記念コンクールについての提案 | |||
4 | 組織提案 | ||
付:日本平和大会宣言 | |||
日本代表団名簿 | |||
解説 | |||
軍縮と国際協力のための大会の成果 | 日本平和委員会理事長 平野義太郎 | ||