ドキュメント:1985年8月6日

ドキュメント:1985年8月6日<作業中

 

できごと 備考
徳島市在住の被爆者、同一プールでの遊泳5000キロを達成。
南太平洋での核実験を禁止し、核廃棄物や放射性物質の海洋投棄も禁止。南太平洋フォーラムで署名。
広島電鉄、「電車内被爆者の集い」を開催。電車内で被爆した37人が参加。
中曽根首相、広島市で、被爆者援護法の制定は必要ないとの見解を再表明。
「被爆者代表から要望を聞く会」、広島市で開催。被爆者代表ら、中曽根首相に被爆者援護法制定などを要請。
増岡厚相、広島市で、南米在住被爆者健康相談実施のため、10月にブラジル
広島県知事・市長、広島市で、中曽根首相・増岡厚相に被爆者援護措置の拡充強化を陳情。
中曽根首相、広島市内の原爆養護ホームを慰問。
島原市立第二中学校生徒ら、同市長に、被爆者にと千羽づるを寄託。
中国総領事、日赤長崎原爆病院を慰問。
日赤長崎原爆病院、過去一年(1984.8.1-1985.7.31)の被爆者診療概況をまとめ発表。
広島・長崎双方の原爆投下に参加した B29の搭乗員、来広し、平和祈念式に参加。
広島市、原爆死没者慰霊式・平和祈念式典を挙行。約5万5000人が参列。
第67回全国高校野球選手権大会に出場する広島工選手ら、原爆投下時刻に、大阪市で黙とう。
広島県警交通部、平和祈念式・灯ろう流しに伴い、交通規制を実施。
ジーン・ラロック米海軍退役少将、来広し、平和祈念式に参列。
福山市の国鉄職員、来広し、平和祈念式のもようなどを写真撮影(20年前から撮影を継続)。
「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(広島市主催)、同市で開催(約 55000人参加し、過去最高)。中曽根首相参列。在外被爆者初めて献花。
広島市の原爆投下時刻に、長崎市で、サイレン吹鳴。
全米教会協議会(米最大の宗教団体)から、広島市の平和祈念式に声明文届く。
今年 4月に死亡した在米被爆者クニコ・ジェンキンズ、原爆慰霊碑の死没者名簿に記載され奉納。
広島市の川で、原爆犠牲者慰霊の灯ろう流し。
被爆四十周年原爆犠牲者慰霊・世界平和祈念旬間、長崎市で開始(15日まで)。
広島市で、同市医師会原爆殉職会員・医療従事者慰霊祭。
広島市で、電気通信関係原爆死没者慰霊式。
鳥取県原爆被害者協議会、鳥取市で被爆40周年原爆死没者追悼・平和式典を開催(300人参加) 。
広島市で、県立二中原爆慰霊祭。
広島市の平和記念公園内原爆供養塔前で、原爆死没者慰霊祭(広島戦災供養会主催)。
広島市で、広島市女原爆忌追悼会。
ローマ法王、原爆記念日で、原爆犠牲者のための特別ミサを実施。
広島市で、広島県職員原爆死没者慰霊祭。
巡業中の広島市で被爆した移動演劇隊「桜隊」の慰霊追悼会、東京都で開催(約 100人参加)。
広島市の動員学徒慰霊碑前で、動員学徒原爆追悼式。
広島市の旧内務省中四国土木出張所殉職碑前で、慰霊祭。
広島市の平和記念公園で、「嵐の中の母子像」供養。
広島県被団協、広島市で被爆40周年追悼法要。
広島市の第一県女慰霊碑前で、慰霊祭。
広島市の慈母碑前で、原爆死没者慰霊祭。
広島市で、広島市女職員・生徒原爆死没者慰霊祭。
「原爆犠牲新聞労働者の碑-不戦」、広島市に建立され除幕式(約 100人参加)。
広島市で、旧中島町の第40回追悼法要(約 200人参加)。
広島市で、広島女高師・同付属山中高女・第二県女三校合同原爆死没者慰霊祭。
東広島市の養護施設広島新生学園で、原爆死没者らの慰霊碑を建立し、除幕式。
広島市の西本願寺広島別院で、全戦没者追悼法要。
大竹市原爆被爆者協議会主催第三回原爆死没者追悼・平和祈念式、同市で開催(約 250人参加)。
広島護国神社で、原爆慰霊祭。[天皇]
広島市の旧市立第一高等女学校慰霊碑に、原爆犠牲者名を刻んだ銘碑 2基建立され、除幕式(約 500人参加)。
市立第一高等女学校慰霊碑の銘碑(中島町・平和大橋西詰)
広島市で、国鉄職員原爆死没者慰霊祭。
広島市の左官庁周辺縁故者供養塔前で、原爆犠牲者慰霊法要(約30人参加)。
不戦の碑-原爆犠牲新聞労働者の碑(加古町・河岸緑地)
吉田町原爆被害者の会の無名戦没者慰霊碑(高田郡吉田町)
原爆の碑(安芸郡府中町)
庄原市の原爆慰霊碑前で、原爆犠牲者追悼慰霊祭。
広島市の天神町北組慰霊碑前で、慰霊祭(約70人参加)。
広島市の郵政関係職員原爆死没者慰霊碑前で、慰霊式。
広島県高田郡吉田町原爆被爆者の会、原爆死没者のための慰霊柱を建立し、慰霊式典開催。
広島県安芸郡府中町に原爆慰霊碑完成し、除幕式(約 200人参加)。
広島市の広島大学関係学校追悼碑前で、原爆犠牲者慰霊祭。
広島新生学園慰霊碑(東広島市)
広島市の川内村義勇隊慰霊碑前で、慰霊祭。
広島市の広島郵便局原爆殉難碑前で、原爆殉職職員慰霊祭。
広島市の天理教広島教務支庁で、原爆死没者慰霊祭。
「韓国原爆被害者協会」、ソウル市で、原爆犠牲者追悼式を開催(約 150人参加、18回目)。
元陸軍兵士、保管していた長崎市の被爆遺物「天使の石像」を返還するとの意向表明。[原爆遺跡]
広島女高師付属山中高等女学校同窓生ら、被爆直後、治療を受けた似島での医療活動を聞く会を広島市で開催。[原爆遺跡]
「被爆者証言の集い」、広島市で開催。被爆者55人が体験発表(聴衆約 500人)。
YMCA国際平和研究所、平和記念公園で、核兵器の脅威を訴える野外ギャラリー開催。
米・N・Y紙、日米関係意識調査(原爆投下、真珠湾(パールハーバー)攻撃などについて)結果を掲載。
広島市の雑貨店経営者、友人の作った原爆詩を、平和祈念式参列者らに配布。
原爆記録映画会、長崎市の公民館で開催(8,9日も)。
科学万博・国連平和館の大壁画「平和のキャラバン」制作参加費、割引き(9日も)。
画家たべ・けんぞうによる立体構成の作品展「ヒロシマの日・満40周年記念展」、東京で開催(18日まで)。テーマ「平和な日常生活にしのびよる核戦争」。
スウェーデン・ゲーテホルグで、染色工芸家による原爆作品展開催(25日まで)。
広島で被爆した浄土真宗西本願寺布教使・稲葉道善、原爆慰霊碑前で、琵琶の弾き語りで、原爆の惨状訴え。
「第六回原爆犠牲者にささげる音楽の夕べ」(同実行委主催)、広島市で開催(聴衆約 600人)。
米の指揮者レナード・バーンスタインら、被爆40周年を記念して、広島市で「広島平和コンサート」開催(聴衆約1800人、 7日も。11日はウィーンで最終公演)。
原爆をテーマにしたオラトリオ「鳥の歌・ひろしま」、大阪市で上演。
東京の私立成城高校OBら、広島市の原爆供養塔前で、鎮魂歌「めぐり来る原爆の日に-」合唱。
ラジオ番組「それぞれの平和宣言~原爆資料館対話ノートから」(NHK)放送。
テレビ番組「鶴」(被爆した旧制広島一中生徒を取材)(中国放送)、放送。
テレビ番組「ヒロシマ・ナガサキの役割」(広島テレビ)、放送。
テレビ番組「被爆40周年・アメリカ・核・ヒロシマ『40年目の断層』」(中国放送)、放送。
テレビ番組「奇蹟の再会」(電車内被爆者の再会の記録)(テレビ新広島)、放送。
テレビ番組「ウィズYOU『平和への提言 ジャック・レモン』」(中国放送)、放送。
ラジオ番組「被爆40年次の世代への伝言」(HNK)、放送。
テレビ番組「被爆40年~爆心地・生と死の記録」(NHK)、放送。
テレビ番組「ナイス11『平和宣言と広島の役割』(広島テレビ)、放送。
テレビ番組「被爆40年特集『夏の詩・永遠のみどり』」(NHK)、放送。
テレビ番組「ニュースセンター9時『原爆の日 世界はヒロシマをどう伝えたか』」(NHK)、放送。
テレビ番組「ドキュメンタリー『夏炎』 第一部ヒロシマへ・軍都は流転する(再) 第二部天に焼かれる・被爆作家大田洋子(再) 第三部歳月・ヒロシマ40年 第四部ヒロシマ・日本・地球-人類に未来はあるのか」(広島テレビ)、放送。
ラジオ番組「ジャーナル・ステーション」(広島FM)、平和祈念式典の模様を中継放送。
テレビ番組「ズームイン!!朝! 『ヒロシマ40年目の夏・大江健三郎を迎えて』」(広島テレビ)、放送。
テレビ番組「戦争を知っていますか『子どもたちへのメッセージ・広島』」(NHK)、放送。
テレビ番組「ズームイン!!朝!」、平和祈念式の模様などを中継。
テレビ番組「被爆40周年特集・ひろしま630スペシャル 平和宣言にみる戦後40年」(NHK)、放送。
テレビ番組「朝のホットライン 被爆40年目の再会」(中国放送)、放送。
テレビ番組「こんにちは!長崎」(テレビ長崎)、広島・長崎の二重被爆者を取り上げ、放送。
米3大テレビネットワークのABC・CBS・NBC、広島市での「平和祈念式」を、全米に衛星中継(米への生中継放送は初めて)。
NHK、中国など民間放送、平和祈念式の模様をテレビ中継。
テレビ番組「被爆40年ヒロシマの願い」(ホームテレビ)、放送。
テレビ番組「ニュースアイ」(広島テレビ)、原爆記念日の広島市の模様を放送。
テレビ番組「被爆40周年特集『いつまでも絶えることなく・次の世代へのメッセージ』」(NHK)、放送。
テレビ番組「被爆40周年特集『原爆の絵は訴える』」(NHK)、放送。
テレビ番組「もう少し生きたい-ガンと闘う在米被爆者の記録」(中国放送)放送。
、南仏・ソルグ市に「1945年8月6日公園」が誕生.
原水爆禁止 ’85世界大会「ヒロシマのひろば」、広島市で開催(約1万人参加)。核兵器廃絶を訴えるアピール採択。折り鶴平和行進実施。
日本原水協、広島市で、独自集会「核兵器全面禁止・廃絶 8.6国際共同行動 デー広島集会」を開催(約6000人参加)。
原水協・被爆者懇談会、広島市で開催。
平和を語る青年のつどいなどの呼びかけで、原爆投下時刻に広島市でダイ・イン(約 600人参加)。
「仙台七夕まつり」で「平和を祈る七夕・市民のつどい」、「ノーモア・ヒロシマ」を願って、ツルの吹き流しを展示。
英のCNDグループ、反核デモ実施(ロンドンなどで47人逮捕)。
米・サンフランシスコ市議会、全米から寄せられた折りづる約3000羽を市役所ホールに特別展示。
「ストップ・ザ戦争への道!ひろしま講座」、独自の平和宣言文を作り、平和公園周辺で配布。
日本青年平和友好祭長崎県実行委員会、長崎市に「非核自治体宣言」の早期決議などを要請。
広島市の平和団体「ワールド・フレンドシップ・センター」などでつくる「ヒロシマ・デー・国際電話プロジェクト」、電話を通じて海外15カ国に同時中継。
広島県愛瓢会、 8月 6日の平和祈念式に参列する核保有国代表にヒョウタンを贈り、核廃絶を訴え。
非核平和都市宣言をしている東京・中野区、大阪・枚方市など、広島市の平和祈念式に住民を派遣。
環境保護団体「グリーンピース」、米国会議事堂の改修工事用クレーンに横断幕を掲げ、核廃絶を訴え。
日本生協連、各地の子供連れの母親らによる平和運動交流会、開催(約 200人参加)。
女性の反核グループ、広島市で「女たちが創る 8.6ヒロシマのつどい」開催(約 120人参加)。
米の市民グループ「生存のための動員」など、全米45カ所の核施設に抗議デモ(10日まで、計 150人余が逮捕される)。
「フィリピン非核連合」など、マニラで集会開催。
西独ムートランゲンで反核デモ(18人逮捕)。
民間のスポーツ団体、「広島-長崎マラソン」開催(9日、長崎着)。
日米の大学生による平和シンポジウム、安芸郡府中町で開催(約80人参加)。
呉市の延崎保育所で「愛と平和の集い」開催。
世界平和連帯都市市長会議協賛特別展、長崎市で開催(11日まで)。
長崎国際文化会館、無料開放(15日まで)。
米が、広島・長崎への原爆投下直後、ソ連に核攻撃する図上計画を検討していたことが判明。
広島市の特別名誉市民ノーマン・カズンズ、広島市で16年ぶりに原爆乙女と再会。
米大統領、原爆投下40周年で声明を発表。 5日の発言より穏やかな表現で原爆投下を正当化。
ソ連共産党機関誌、1945年の米の原爆投下についての論説を掲載。