『水を風を光を 日本YWCA80年1905-1985』(日本YWCA80年史編集委員会、日本キリスト教女子青年会、1987/05/25)
内容
章・節 | 見出し | 備考 |
序にかえて」 | ||
1章 | 日本にYWCAが生まれるまで1900~1905年 | |
1 | YWCA運動のはじまり | |
「ミッションの世紀」の推進力 女性解放思想の展開 英国YWCAができるまで 米国YWCAの歩み学 生YWCAの誕生 世界YWCAの創設 |
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1 | YWCA運動のはじまり | |
「ミッションの世紀」の推進力 女性解放思想の展開 英国YWCAができるまで 米国YWCAの歩み学 生YWCAの誕生 世界YWCAの創設 |
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2 | 世界YWCAの記録に残る日本 | |
宣教師たちの活躍 世界YWCA初代総幹事レイノルズ来日 「日本のバーミンガム」にYWCAを 世界YWCA、初の幹事派遣 |
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3 | 日本国内でも気運たかまる | |
創立委員会の結成 キャロリン・マクドナルド、日本の土を踏む 機関誌「明治の女子』創刊 公私立の女学校に種をまく 東京YWCA発会式を挙行 会則をつく |
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2章 | 創設期の息吹き一九〇六~一九一二年 | |
1 | 夏期修養会始まる | |
シルヴァ・ベイの出会い 修養会実現へ向けて 第一回修養会の感動 |
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2 | 東京YWCAの活動始まる | |
寄宿舎事業に着手 エマ`カフマンの来日 |
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3 | 学生YWCA運動の発展 | |
世界の学生キリスト者との交わり キリストに在りてひとつ 学生YWCAの組織化すすむ |
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4 | 日本人女性としての目覚め | |
4 日本人女性としての目覚め 54 河井道子の訪欧 日本のYWCAは日本人の手で |
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3章 | 社会的関心への目覚め19391924年 | |
1 | 働く女性たちとともに | |
女工への働き 看護婦への働き 職業婦人への働き |
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2 | 実践への意欲にもえる | |
修養会の発展 さかんな聖書研究会 「旅行者の友」事業始まる 「最も小さい者のために」幹事餐成に力を入れる |
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3 | 第一次世界大戦とYWCA | |
戦争の悲惨につき動かされる 露国児童救済 移民女性のために マクドナルドの辞任 シベリア慰問事業 |
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4 | 関東大震災から富士岡荘建設まで | |
幹事養成科始まる 「平和博」に婦人休憩所をおく 二つの募金 関束大農災 月島事業 森の中の富士岡荘 |
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5 | 市YWCA次つぎに誕生 | |
横浜YWCA大阪YWCA神戸YWCA京都YWCA外国人幹事の働き在米日本人YWCA | ||
4章 | 建設時代へ1925~1936年 | |
1 | 第一回全国総会を開く | |
「光によって光をみる」河井道子の辞任 学生会員の資格問題 全国幹事会の歩み |
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2 | 女子労働問題と取りくむ | |
「女工哀史」の時代 名古屋インダストリアル・センター 「友の家」活動から名古屋YWCAへ 婦人労働問題に関する調査 農村へ、海浜へー友の家夏のプログラム 各市YWCA有職婦人部の働き 全国で労働週間を守る 大阪YWCA、夜間女学校を開校 |
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3 | 暗雲が近づく中での国際活動 | |
日中関係の窓口として 国際会議へ代表を送る 学生YWCAとSCM運動 平和への願いをこめて 世界総会の開催地、中国に決まる 世界総会延期1ひろがる暗雲 第五回全国総会-世界YWCA会長、総幹事を迎えて「青年の 平和への願い」ー学生部 セイロン会議でのわかちあい 創立三〇周年を迎える |
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5章 | 戦時下、苦悩の時代1937~1945年 | |
1 | なお平和への道を求めて | |
「非常時局」を迎える 世界の友人たちの励まし 国際晩餐会で平和を考える 農村婦人の問題を取りあげる 第七回全国総会「婦人の地位と貢献」研究会 エキュメニズムヘの強い関心 国際会議に代表を送る |
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2 | キリスト教団体としての模索 | |
戦時下最後の第八回全国総会 戦時下の修養会 戦時下の市YWCAのうごき 窓が閉ざされてゆく中で |
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3 | 戦局拡大に耐える | |
全国代表者会 青年会員の動員始まる 中国に幹事を派遣 上海のYWCA設立 きびしい試練の中で 幹部錬成会 動員体制に組みこまれる |
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4 | ウッズモール訪日報告 | |
日本への道 日本YWCAの全般的情況 |
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6章 | 敗戦から立ち上がる1945~1952年 | |
1 | YWCAの使命を再確認 | |
建物のほとんどすべてを失う 戦後初めての欝任委員会「万国祈祷週」を守る 『女性新聞」発刊 女教師研究会を開く 再出発した中央委員会 植村環、平和使節として渡米<> 世界の友とのきずな |
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2 | 新鮮な世界の風を送り込む | |
世界の指導者を迎え、戦後初の総会 世界婦人円卓会議 物心両面の惜しみない援助 学校YWCA再組織と修養会の復活 YWCAと社会的責任 かけがえのない指導者を喪う |
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3 | 全国にひろがるYWCA | |
会館をもたない市YWCA第1号-湘南YWCA 農村にYWCAを!西遠グループ 教師研究会と植村報告会から生まれたYWCA ジーン・ベッグと呉YWCA 幼児教育で新分野を開拓 |
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4 | 新しい全国運動をめざして | |
機関紙「YWCA』の創刊 | ||
平和への道を!青年フォーラム開く | ||
新民法と女性の地位に目を向ける | ||
7章 | こだまする平和を求める声1953~1960年 | |
1 | 新たな希望を抱いて進む | |
今こそYWCAが働くとき ギフト`ショップと国際交流-横浜YWCA 大阪YWCAユースセンター 京都YWCA西陣センター設立 名古屋YWCA、伊勢湾台風救援活動 神戸YWCA生活部 肢体不自由者水泳を開始-東京YWCA |
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2 | 平和を希求するキリスト者女性の声、世界に | |
第五福竜丸事件と原水爆禁止の訴え 創立五〇周年を祝う 女の一生健康展 ブルソナ 博士講演会の感動 記念式典と第一二回全国総会 世界総会「平和に関する声明」採択 光をみようーアジア婦人会議開く |
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3 | つよまる全国運動 | |
初の全国会員会議を開く BGセミナーの歩み マザース・カレッジ開講 |
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4 | 平和憲法を守るために | |
教育二法案に憂慮 警職法改正に反対の声をあげる 安保改定問題とYWCAの姿勢 各市、学校YWCAで署名運動 米国YWCAへのアピール |
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8章 | 変革への力となるために1961~1970年 | |
1 | 新陣容で明日の社会をめざす | |
「人間の尊重」を掲げる 「平和のとりで」全国で上演 「キリスト者と憲法」研究会始まる 核実験再開に警鐘 波紋をなげるー世界総会で問題提起 平和を願い地道な努力 歴史を担う青年の課題-全国青年会議 「時を知る」ー 歴史責任を問い直す |
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2 | 世界ファミリーの一員として | |
世界YWCA相互援助プログラムに参加 リーダーを送り出す アフリカヘの道「留学生の母親」連動始まる |
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3 | 転換期のただ中に立つ | |
試されたYWCAの姿勢 YWCAの革新 「会員資格問題」と会則改正 会員問題の経過 新しい決断の総会 会則改正とその後 学生YWCAの解体 中高YWCAの再編 |
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9章 | 核時代における平和を求めて1971~1985年 | |
1 | 「核」否定の思想に立つ | |
「ひろしまを考える旅」始まる 中高生「ひろしまを考える旅」 「核」否定を会員運動に―第8回総会 「核」否定の思想に立つ アジアの中の日本-全国幹部委員研修会 「原爆の図」の前で 「ひろしま」を世界的視野でとらえる 全国各地で原爆絵画展開く |
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2 | 国内、国外でひろがる運動の輪 | |
地方都市に新しいYWCA誕生 「核」否定、世界総会の議題に 70周年を迎える 消費文明から心の文明へ 被爆問題国際シンポジウムに協力 軍備増強に反対の声をあげる |
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3 | ともに生きる世界を求めて | |
3 ともに生きる世界を求めて 410 世代をこえた出会い―会員会議 「この日…新しく」 ひとつになった平和への若い力-国際青年プログラム 「ひろしま」を若い心にうけとめる 六日間の野尻キャンプ YWCA全国募金始まる 青年層とともに シンガポール世界総会と青年会議 世界YWCAユース・コーディネーター来日 日本YWCAユース・コーディネーター誕生 生命を選ぶー80周年記念プログラム |
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付章 | 資料 | |
日本YWCA声明、要望書 日本YWCA会則 全国総会一覧 憲法研究会一覧 加盟YWCA、中高YWCA |
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あとがき | ||