『部落問題と原爆の町 ふくしま百年のあゆみ』(田阪正利編、部落問題研究所、20000501)
内容
若い人たちへの贈り物 | |||
苦楽をともにしたあゆみ | |||
推薦の辞 | |||
序にかえて 軍都・広島と庶民 | |||
一 軍都・広島の形成 15 1 鎮西鎮台第一分営/2 鉄道と港湾の整備/3 専制的権力の確立 二 兵役と暮らし 22 1 日本の軍事行動/ 2 兵役と労働力/ 3 戦争犠牲者と国の責任 三 戦費調達と県民の生活 31 1 戦費/ 2 戦争と県民の生活 四 軍備拡張の思想 36 1 日清戦争・その後/ 2 軍備拡張の思想 |
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Ⅰ | わが町「ふくしま」 | ||
一 広島市と福島町-地勢と産業 41 1 デルタの町/ 2 軍需/ 3 川田村から福島町へ 二 底辺の暮らし 50 1 缶詰工場/ 2 年季奉公/ 3 乳幼児死亡 三 戦前の福島の活動1 組織的活動 60 1 福島町民一致協会の活動/ 2 県水平社福島支部の活動 四 戦前の福島の活動2 課題別活動と町民有志の活動 67 1 夜学校と福島小学校/ 2 青年団と子供会活動/ 3 福島の医療機関/ 4 福祉・医療及びその他の活動 五 総括 79 1 戦前、福島の解放運動のあゆみ/ 2 戦前から戦後の活動へ/ 3 福島町と「解同」 |
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Ⅱ | 福島の原爆災害 | ||
一 被害者と加害者 91 1 弔いと祈り/ 2 終戦の詔勅/ 3 アメリカの良心 二 劫火 98 1 学徒動員/ 2 救護活動/ 3 それから 三 若い人たちに伝えたい-未解放部落被爆者の手記 105 1 差別と貧乏/ 2 若い人たちに伝えたい 四 福島町の被害 113 1 建物の被害/ 2 人的被害/ 3 総括 |
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Ⅲ | 原爆症 | ||
一 原爆症の解明へ 123 原子爆弾災害調査研究特別委員会の結成 二 菊池日記 127 1 菊池日記/ 2 遭難/ 3 巡回診療 三 米軍による原子爆弾障害調査 134 1 リボーの日記/ 2 原爆による人体影響の調査/ 3 調査資料の収集と加害調査 四 原爆行政 142 1 原爆行政/ 2 プレスコード/ 3 原爆傷害調査委員会(ABCC) 五 被爆者とともに1 151 1 ブラックボックス/ 2 治療研究体制の再建/ 3 死の灰/ 4 原水爆禁止署名運動 六 被爆者とともに2 159 1 負の遺産/ 2 原子爆弾後障害研究会/ 3 被爆者運動の発足/ 4 NGO被爆問題シンポジウム |
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Ⅳ | 福島の被爆者 | ||
一 福島被爆者の会の活動 173 1 福島被爆者の会の結成/ 2 福島被爆者の会の活動/ 3 運動の発展/ 4 手記集『壁』の発行 二 貧困と被爆の後遺 182 1 老人実態調査から/ 2 病院のカルテから |
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Ⅴ | 戦後、福島の解放運動 | ||
一 戦後の福島 190 1 戦後の福島/ 2 太田川放水路改修反対闘争 二 「住みよい町づくり」の運動 195 1 診療所・病院建設と生協運動/ 2 子ども会活動/ 3 住環境の整備とその影響/ 4 高齢者福祉の運動/5おわりに |
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参考資料 | |||
あとがき |