社会調査-歴史と視点

『社会調査-歴史と視点』(石川淳志・橋本和孝・浜谷正晴編著、ミネルヴァ書房、19940410)

内容

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はしがき
社会調査史の開拓者群像
1 チャールズ・ブースと「貧困調査」
2 マックス・ヴェーバーの織物労働調査
3 シカゴーモノグラフの経験的地平
4 ロバートーリンドのミドルタウン調査
5 横山源之助と社会観察
6 島崎稔の社会調査
戦後日本の社会的現実と社会調査
7 戦後出発期における労働調査
8 生活調査の戦後的展開
9 戦後農村社会と農村調査
10 環境問題の社会調査史
11 原爆被害者問題の社会調査史
1 原爆被害者調査史の基本視点-隅谷三嘉男・中鉢正美・石田忠と厚生省訓査
2 中野清一「原爆影響の社会学的調査」-兄弟関係と人間関係の順位
 3 山手茂「原爆被害の諸要因の構造的関連」―原爆症と貧困の悪循環
 4 伊東壮「原爆被害の全体像」―いのち・くらし・こころ
 5 米山桂三他「被爆地広島にみる社会変動」-個人・家族・地域社会の解体-再組織過程
 6 湯崎稔「爆心復元・被災綜合調査」-人間的生の全体的崩壊
 7 近沢敬一・船津衛「山口県被爆者実態調査」―被爆者の精構造の特質
 8 石田忠「原爆体験の全体像」<死>と<生>の意味
 9 継承と課題
社会調査史研究の方法論的視座
12 社会調査史研究の視角
13 社会調査史の方法的視点
【資料】文献にみる社会調査史の構成・視点・方法