鱗片 ヒロシマとフクシマと

『鱗片 ヒロシマとフクシマと』( 堀場清子著、ドメス出版、20131220)

内容

No.
1 悪夢のはじまり 12
 怯える日々 12
大本営発表&隠す報道 14
メルトダウンしたか! 18
再臨界は? 22
SPEEDIの怪 37
さらなる隠蔽と詐術 47
2 犠牲のシステム 56
 被曝は発掘の瞬間からはじまる 56
仲間はみな肺癌で死んだ 57
放射能の粉塵はナミブ砂漠をわたって 60
イヴォンヌは闘う 62
司法は変われるか 67
放射能汚染は、無罪! 74
無力者の“美徳” 82
3 原爆投下 85
 原子野にて 85
世界への警告 95
被爆者はいない? 106
略奪者たち 111
日本政府は被爆者を遺棄した 113
木の葉のように焼かれて ABCCの実像 120
被爆者に国家補償を 133
原爆投下は国際法違反 137
人類に対する罪 150
科学者も軍首脳も原爆使用に反対だった 157
洗い流された放射能 170
アメリカの核戦略に追随する 174
ヒロシマとフクシマと 182
4 核と生命は共存しえない 188
 曼珠沙華 188
禁句とされた「原子爆弾」 200
一望の原子野、日本じゅうが見た 212
悲痛!温品版 224
占領軍到着の日々 234
二週間の空白期間 236
占領軍の検閲始まる 240
変転する平和祭 266
朝鮮戦争と原爆作品 283
幻のフィルム 290
まがりなりに「独立」はしたものの 298
貫いた例、そして蹴散らされた数々の例 309
最後の機会に 315
5 責任を問う 317
 罪なきひとびとの上に 317
国に見捨てられた 323
被曝、そして関連死 326
低線量被曝の恐怖 334
放射能と闘う 344
甲状腺が危ない 349
子供たちの疎開を! 363
ふくしま集団疎開裁判 366
刑事責任を追及せよ 380
6 原発ゼロの日 400
 究極の破局が眼前に 400
それでも再稼働 410
地元も同意は得られたか 416
泊、止めれば、みな止まる!! 421
原発は地震で壊れた 431
7 放射能を食べる 448
 濃縮される汚染 448
安全基準値さえなかった 458
ようやく新基準となったが 469
信頼関係の問題なんです 478
.8 湧きあがる脱原発の声 487
 国民は働いている 487
さようなら原発17万人集会 500
「原発ゼロ」の民意 511
安保の障壁 518
9 内なるデーモンを呼び醒ませ 523
 戦時下へ逆行する政治 523
「屈辱の日」、海をこえて怒号ひびく 533
経産省前テントへ攻撃はじまる 538
鬼の袖を、旗幟に立てる 544
あとがき 560
私の近況 562