第1回原爆被爆者調査団会議開催案内
1959年2月16日
拝啓
原爆被爆者調査の件について、調査団員となることを御承諾いただき、御礼申しあげます。
2月8日に第1回調査団会議を開き、次のように決定致しましたので御報告します。
一、調査案骨子の件
調査委員会決定「被爆者調査案」(同封別紙)を諒承
二、調査団員(広島側のみ)
石井金一郎(広島女子短大)、庄野博允(女学院大)、大西典茂(女学院大)、北西允(広島大学)、大江志乃夫(広島大学)、山手茂(広島女子短大)、小久保均(文学者)、仮井節子(広島女子短大)、長本伸枝(ABCC)
その他二、三の人について検討し、本人の意向を確かめ、次回調査団会議にはかることになった。
三、調査票
同封別紙調査票を決定
ついては、次の調査団会議を次の次第で開きます。御多忙中を恐縮ですが、実質的には調査の出発点となる会議ですから、万難を排し御出席下さるようお願い致します。
時日 2月22日(日)午後2時~6時
所 広島女子短大紫水会館(電停宇品13丁目下車、正門入って左手の建物)
議題 調査分担、調査票説明
昭和34年2月16日
原爆被爆者調査団
代表 石井金一郎
なお、同封葉書に御出席の有無を御記入のうえ、御返送下さい。