ヒロシマと右翼暴力団<運営委員会の発表(1969年8月6日)>

ヒロシマと右翼暴力団<運営委員会の発表(1969年8月6日)>

出典:『議事要録 (第15回原水爆禁止世界大会)1969年』p75
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昨日の文化大集会に参加するために本体育館に集ってきた世界大会代表団ならび一般広島市民にたいし、右翼暴力団が数次にわたり襲撃し、多数の負傷者を出す・・・
自動車でのりつけ・・・樫の棒をもっておそいかかり、ところ構わずなぐりつけ頭や腕腰に負傷させた。福島、大阪、埼玉代表団員数名は、頭を五つハリ、六つハリも縫うという相当な重傷をおいました。
この事件で最も重視すべきことは、暴力団があばれまわっているのを警察は、これを制止せず、むしろ傍観的態度をとっていたということ
わったしは事件後ただちに、徳毛広島県原水協常任理事とともに県警本部に厳重抗議し、警察のこのような無責任な不当な態度を追求し、犯人の即時逮捕を要求・・・
かつて、1960年の安保闘争を前にしての第5回原水禁大会のときもこの広島で暴力団が、わが平和行進団を襲撃し、多数の負傷者を出したことを忘れることはできない。