『人類は生きねばならぬ 森瀧市郎の歩み 核時代を乗り越えて 森瀧市郎追悼集』(森瀧市郎追悼集刊行委員会<広島平和会館内>19950720)
内容
章節 | 見出し | ||
第1章 | 森瀧市郎とヒロシマの歩み 13 | ||
第1節 | 原爆地獄を乗り越えて 15 | ||
新制広島大学 15 平和問題研究会 18 手記集『原爆の子』 21 精神養子運動 23 ビキニ・第五福竜丸事件 27 百万人署名運動 29 広島原水協の発足 30 原水禁大会広島準備会 32 英国への「語り部」派遣 33 世界大会へ広島の準備 34 直前まで紛糾した海外代表入国 36 初の原水禁大会 37 日本原水協の発足 38 広島県被団協の結成 40 日本被団協発足 42 援護法要求と原爆医療法 44 英国核実験への抗議 47 「政治的行動」 50 1960年安保闘争の中で 52 第6回世界大会 54 |
|||
第2節 | 統一を願い続けて 56 | ||
分裂への前兆 56 ソ連核実験 59 核実験に抗議して座り込む 61 シュバイツァー博士との出会い 64 分裂前夜 67 再生の努力むなしく 70 原水禁運動ついに分裂へ 73 被災三県連絡会議の結成 77 原水禁国民会議の結成 81 被爆者援護法を求めて 83 海外への平和行脚 86 運動統一への動き 89 総・共合意 91 五・一九合意 93 |
|||
第3節 | ヒロシマの世界化と非核未来を求めて 99 | ||
非核太平洋 99 地獄の答申 102 ローマ法王来広 104 戦域核配備 106 広がる反核の波 109 第2回国連軍縮特別総会 111 非核都市宣言 113 ゴルバチョフ政権誕生 115 旧ソ連、核実験凍結 117 初の中国訪問 120 ヒバクシャ連帯 122 核軍縮へ 124 チェルノブイリ原発事故 126 INF全廃 128 核被害者世界大会 131 核燃料サイクル反対 134 核実験全面禁止を 137 東欧民主化の波 140 病床と核実験制限の報 142 湾岸戦争 144 プルトニウム輸送 146 START調印 147 核拡散 150 「頑張って」の言葉残して 152 ヒロシマとともに 156 心よ、届け!158 |
|||
第2章 | 遺稿 161 | ||
被爆30周年を迎えて 163 1、核絶対否定 163 2、援護法 165 3、非核武装宣言、全面核停 168 4、統一 170 四国電力伊方原発訴訟における原告側「準備書面(一二)」の意味するもの 172 ヒロシマ74往復書簡 178 ―生へのあいさつ― 「力より愛の原理を」 哲学者、原水禁国民会議代表委員 森瀧市郎 178 「互いに手をとろう」 ノーベル平和賞受賞者 フィリップ・J・ノエルベーカー 180 死者の記憶 185 座り込み10年・その前史と理念 186 二学生の死―アデモラ・トーマス君への手紙― 194 短歌遺作 203 |
|||
第3章 | 森瀧さんを偲ぶ | ||
ここに哲学者がいる 大江健三郎 213 森瀧先生を追想して 伊藤満 215 原水禁運動での森瀧先生とのかかわり 安部一成 219 森瀧市郎先生の思い出 行安茂 227 森瀧先生と原水禁運動 若松繁俊 231 森瀧市郎先生を追悼する 坂本国明 240 森瀧先生と私 船田民雄 247 森瀧市郎先生 金子一夫 252 平和への一筋の道 松岡敬八 256 幻の平和会談 李実根 260 弱輩、森瀧先生にソクラテスを講義する 鶴寂 266 森瀧先生の想い出 廣野房一 271 枚方の小学生に”反核”を語りかけて下さった森瀧先生 関山域子 273 森瀧先生、こんにちは 田村順美江 278 |
|||
第4章 | お別れ会に寄せられた追悼の言葉 283 | ||
村山富市(日会党中央執行委員長) 285 平岡敬(広島市長) 287 本島等(長崎市長) 287 上杉佐一郎(部落解放同盟中央本部委員長) 288 韓徳銖(在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会議長) 288 丹光節子(広島県被爆教職員の会事務局長) 289 石黒寅毅(牧師) 289 佐々木本晃(広島県立三次中学校時代の教え子) 290 梶山敏子(広島子どもを守る会代表) 291 武内利忠(原爆の子友の会) 292 ジャネット・ゴードン(国際平和と自由のための女性同盟共同議長・全米被曝者協会会長・ネバダ「市民の声」会長) 294 口ザリー・バーテル(国際公衆衛生問題研究所所長) 296 コリン・アーチャー(国際平和ビューロー=IPB=事務局長) 297 デイビット・マクレイノルズ(戦争抵抗者同盟事務局) 297 リディア・ポポバ(社会・環境同盟=SEU=) 298 サーロー・節子(JFSカナダ・トロント) 298 カール・フィッシャー(アメリカ社会党=SPUSA=共同議長) 299 ソランジュ・フェルネ(欧州議会議員・国際平和ビューロー=IPB=副会長) 299 デリー・レフリー(イギリス核軍縮運動=CND=事務局長) 300 ジャッキー・カバソ(アメリカ西部諸州法律財団) 301 パトリシア・チルトン(欧州核軍縮運動=END=、欧州公共政策研究所) 301 ウラジミール・ヤキメツ(ネバダ・セミパラチンスク運動) 301 |
|||
第5章 家族が語る「森瀧市郎」 303 | |||
夫・市郎への思い 森瀧しげ 305 父の遺志を継いで 森瀧健一郎 311 お義父さん・お祖父さん・モリタキさん 寺尾浩次 316 慈の源 寺尾安子 321 父と生きて 森瀧春子 331 |
|||
付録1 | 森瀧市郎演説・報告関係資料 343 | ||
分裂大会となった第9回原水爆禁止世界大会で広島県原水協理事長として行った「広島県原水協の提案による基調報告」 343 原水爆被災三県連絡会議主催による「原水爆禁止・被爆者救援・核武装阻止・軍備全廃を世界に訴える広島・長崎大会」で広島県原水協理事長として行った基調演説 352 被爆20周年原水爆禁止世界大会で大会代表委員として行った基調演説 363 被爆30周年原水爆禁止世界大会・国際会議で日本側代表として行った基調演説 369 被爆40周年原水爆禁止世界大会で行った主催者あいさつ 373 |
|||
付録2 | 年表 378 | ||
あとがき 422 | |||
森瀧市郎追悼集刊行委員会 1995年7月 | |||
宮崎安男、近藤幸四郎、金子哲夫、下畠準三、栗栖武士郎、森滝春子、河野道宏、横原由紀夫 |
止