『核兵器のない明日を願って-広島県被団協の歩み』(河野通宏[著]・広島県原爆被害者団体協議会[編・刊]、 20010126)
内容
章 | 節 | 見出し | ||
1 | 原爆と被爆者 1 | |||
1 | 原爆投下 | |||
原爆地獄 3 救われなかった命 5 二次被爆の恐怖 7 家族破壊の悲劇 9 |
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2 | 原爆症 13 | |||
恐怖の原爆症 13 原爆熱傷 14 原爆外傷 16 放射線傷害18 |
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3 | 後遺症・後障害 20 | |||
原爆ケロイド 20 原爆白血病 22 原爆白内障 23 悪性腫瘍(癌)25 |
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4 | 廃虚の中で 27 | |||
苦しみを背負って 27「無」との闘い 28 冷たい視線 30 |
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5 | 苦悩は消えず 33 | |||
繁栄の陰で 33 DNAの傷痕 34 遺伝影響への不安 36 拾えぬ遺骨 38 外国人被爆者と在外被爆者の嘆き 39 |
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2 | 広島県被団協の歩み 43 | |||
1 | 原爆地獄からの再生 45 | |||
プレス・コードに抗して 45 講和条約締結 48 高まる原水爆禁止の声 50 ヒロシマの再生 52 |
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2 | 被団協の誕生 55 | |||
動き始めた被爆者 55 初の原爆被害者大会 57 国会請願行動へ 58 県被団協結成 60 日本被団協発足 62 結集した被爆者 64 |
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3 | 被爆者運動の前進 67 | |||
援護法要綱を発表 67 原爆医療法の成立 71 原水禁運動の進展 72 国際世論との連帯 74 平和会館誕生 75 |
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4 | 分裂と対立の時代77 | |||
表面化した政治色77 決定的分裂へ 78 被団協の分裂 81 原点に立って 83 日本被団協内のしこり 84 |
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5 | 試練を乗り越えて 87 | |||
援護法へ運動強化 87 核競争激化に挑む 89 被爆者支援を強化 91 平和会館、財団法人に93 |
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6 | 協調の時代へ 95 | |||
協調の芽生え 95 五・一九合意 97 混乱と反発 99 動き始めた共同行動 101 |
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7 | 苦難への挑戦 104 | |||
日本に核兵器が 104 衝撃の基本懇答申 105 均衡論を打破する 107 広がった署名運動 109 高まる核戦争の不安 110 |
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8 | 飛躍をめざして 112 | |||
平和会館移転 112 広島市に被害者の会誕生 113 援護法要求運動を再生 115 広がる核廃絶の叫び 116 世界のヒバクシャと連帯 117 被爆体験を語り伝える 119 「被爆者の森」建設 120 |
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9 | 沈痛の中の前進 123 | |||
核軍縮へ 123 理念なき援護法成立 124 森瀧さん逝く 126 伊藤理事長就任 128 沖縄へ交流団 129 意義ある平和祈念館を 130 原爆ドームを世界遺産に 132 |
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10 | 平和な明日を求めて 134 | |||
在朝被爆者と交流 134 印パと交流 135 ヒロシマ・ガイド発行 137 伊藤理事長から藤川理事長へ 138 原対協をただす 139 被爆二世に期待する 141 県被団協小史 143 |
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3 | 地域原爆被害者の会 | |||
原爆被害者の会の紹介 149 追悼 191 |
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4 | 被爆者運動と被爆者援護の歩み 211 | |||
1 | 恐怖と苦難の十年 213 | |||
壊滅した医療 213 占領解除と援護法の施行 215 原対協の発足 216 国家補償の援護法を 218 |
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2 | 原爆医療法の制定 220 | |||
世論の後押し 220 原爆医療法施行 222 法改正へ高まる声 223 小手先だけの法改定 226 国の怠慢裁かれる 228 |
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3 | 原爆特別措置法の成立 230 | |||
初の被爆者実態調査 230 手当制度の創設 232 援護法要求を体系化 234 |
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4 | 冷酷な被爆者行政 240 | |||
被爆者手帳一つに 240 画期的判決 242 基本懇の冷酷答申 243 |
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5 | 被爆者援護法の制定 246 | |||
自民党政権の崩壊 246 被爆者援護法施行 247 厳しい認定制度 249 外国在住被爆者の叫び 250 |
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5 | 核兵器廃絶運動の歩み 253 | |||
1 | 原水禁運動の発展 255 | |||
占領下の闘い 255 立ち上がるヒロシマ 257 第一回原水禁世界大会 259 核実験中止を 261 運動の分裂と再生 262 |
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2 | 核狂乱に挑む 264 | |||
(一)核軍拡と核拡散 264 抗議電報と座り込み 265 海外平和行脚 267 (二)核狂乱 269 抗議のハンスト 270 ヒロシマの深化を 271 太平洋非核化 273 反核のうねり 275 |
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3 | 核軍縮の時代へ 278 | |||
被爆の実相普及 279 ヒバクシャ交流 281 非核化の闘い 83 |
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6 | 核兵器のない明日を 85 | |||
加害と被害を超えて 287 援護法に込めた思い 288 被爆体験をつなぐ 290 平和利用を考える 291 平和を行動する 293 祈念 295 |
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7 | ヒロシマと生きて(座談会) 311 | 1 | ||
付録 ヒロシマをめぐる動き 359 | ||||
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