山本康夫『歌話と随想』(真樹社、19650720)
内容
章 | 見出し | 備考 |
1 | 短歌とともに | |
相聞歌の変遷 9 万葉集を味わいつつ 25 啄木短歌の普及性 44 松倉米吉の生活歌 51 現代短歌批判 54 格調と字余り歌 58 炉辺歌話二十章 62 受刑者の歌 77 短歌への伊藤整発言 79 態度の確立 80 作品としての価値の問題 82 よい短歌の第一条件 83 推敲と改作 84 文学作品の通俗とは何か 85 歌集出版の意義について 86 新風歌と短歌大衆 88 前衛歌の後退 89 短歌を亡ぼすもの 90 小野十三郎氏の詩談 92 中堅歌人の意欲を 93 休息と作歌 94 楽しい歌壇へ 95 宗匠主義の排除 96 |
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2 | 広島と原爆 | |
幻(慟哭の手記)98 | ||
被爆壊滅から再起した中国新聞社と共に 103 | ||
皮膚のない裸群 108 | ||
原爆歌集「広島」の企画 111 | ||
推薦された歌集「広島」 112 | ||
歌集「広島」の注目作品 114 | ||
原爆歌集「広島」に親しんで 119 | ||
原爆関係歌論評について 121 | ||
原爆病院で逝った加納節尋氏を悼む 123 | ||
3 | 随筆と旅記 | |
生田春月と信州渋温泉 126 亡き妻の記 129 悲傷の中の思索 135 或る灰色の記録 140 歌碑を訪ねて 143 詩の島「宮島」 147 鶴の渡来地「八代」 149 国立広島療養所 151 三滝公園の秋色 153 秘境栗谷三倉峡 155 青海島と秋吉台 159 富士五湖から白糸の滝へ 165 出雲大社紀行 167 浅間叙情 170 裏千家今日庵 173 |
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4 | 随想片々 | |
花鳥風月 176 中秋の名月 178 廃園 179 発音考 180 旅のエチケット 182 佐佐木信綱先生を憶う 184 環境 186 短歌会のこと 187 タンキスト 188 |
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5 | 国語改革の線にそって | |
短歌も現代かなづかいで 189 短歌表記法の正常化192 短歌用語の問題 193 現代かなと当用漢字 194 現代国語標準表記法へ踏み切ろう 195 現代表記法の推進 197 現代表記法と新聞 199 新聞用語の歩み 200 快速調の用語統一 203 |
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跋 | ||
富永義照「山本康夫の原爆詠と人間性」 | ||
山本節子「山本康夫の処女歌集『萓原』」 | ||
山本康夫「あとがき」 218 | ||
止