原子力の将来

『原子力の将来』(H.W.ブレークスリー 著、山屋三郎訳、朝日新聞社刊、19471220)

内容

1 最初の炸裂地點
4 沙漠の像言
7 「ゼロ」の探検
13 「取扱い注意」
17 放射線の威力
23 原子爆弾の「影」
25 原子爆弾の製造
29 天然のウラニュームが安全な譯
34 周知の原理
38 原子爆弾の限界
43 極地作戦
48 十人に一人の死
51 原子の開裂
56 萬物は原子よりなる
60 夢想家と原子時代の将来
66 解けざる謎
71 原子研究の先駆者たち
76 リーゼ・マイトナーの物語
78 小さな水滴
81 科學の発達は必然
86 爆弾の「売込み人」
90 アインシュタインの見透し
92 大統領の先見の明
94 大學の参戦
98 一年に一個のパナマ運河
104 見透しの困難
109 ウラニュームの分離
112 協力の賜もの
117 原子の火
125 三年がかりの火
130 錬金術とプルトニューム
134 金属の魔術
137 科學者の活躍
148 「面倒のない」動力工場
154 沙漠中に湖水を造ることも可能か?
158 ウラニュームの新資源
162 「新しい」放射線
165 殺人線の防御法
171 放射線と癌腫
175 飲んだ水は何処へ行くか?
178 躍進する醫學の前後
181 秘密の漏洩防止
185 流言の防止
190 秘密の厳守は教会へも
194 科學者は語る
198 唯一の救済策
201 原子力研究に貢献した人々
204 原子爆弾の圖解
210 著者略歴