“戦争と科学”の諸相 原爆と科学者をめぐる2つのシンポジウムの記録

『”戦争と科学”の諸相 原爆と科学者をめぐる2つのシンポジウムの記録 叢書インテグラーレ 002』(広島大学総合科学部編、市川浩, 山崎正勝責任編集、丸善、2006/02/28)

内容

部・章
1部 公開シンポジウム 核開発の国際史-核時代の幕開けにおける科学者の社会的責任
第1章 アメリカの物理学者-第二次世界大戦における核兵器および社会的責任…8
ローレンス・ベイダッシュ
第2章 ソヴィエトの核科学者たちの倫理的モティヴェーションについて…25
イーゴリ・S・ドロヴェニコフ
第3章 ドイツ”ウランの科学者”たちの意図と行動…37
マーク・ウォーカー
第4章 日本の戦時核開発と広島の衝撃…48
山崎正勝
第5章 コメントと討論…59
ウォルター・グルンデン/沢田昭二
2部 国際シンポジウム ニ○世紀における戦争・冷戦と科学・技術-国際共同研究の展望
第6章 基調報告”戦争と科学”をめぐる諸問題…107
常石敬一
第7章 戦時中の日本における科学者動員…121
田中浩朗/河村豊
第8章 ”ドイツの科学は前進する!”-第二次世界大戦期ドイツ兵器研究の成功…132
ヘルムート・マイエル
第9章 核時代における科学者と政治的積極主義の賭…144
ジェシカ・ワン
第10章 ソ連邦科学アカデミーと戦争…159
エドゥアルド・I・コルチンスキー
第11章 ”醜いアメリカ人”-冷戦期アメリカの技術援助計画…176
スチュアート・ウィリアム・レスリー
あとがき 89
講演者紹介 193