日の丸・君が代の戦後史

『日の丸・君が代の戦後史』(田中伸尚、岩波新書、20000120)

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はじめに
1 占領下の「日の丸」・「君が代」-1945~1949
1  「日の丸」への曖昧さ
2  「君が代」への軋み
3  天皇の新しい舞台
4  民衆の違和感
2 再定着化をめぐる攻防-1950~1957
1  右傾化と天野発言
2  〈緑の山河〉誕生物語
3  「日の丸」・「君が代」問題の形成
3 押し出された「日の丸」・「君が代」-1958~1968
1  学習指導要領への登場
2  高度成長時代への社会変容
3  薄らぐ抵抗感
4 強制と抵抗の狭間で-1969~1981
1 「まわれ右」事件
2  法制化と処分のはじまり
3 「君が代」から「国家」へ
4  ジャズ風「君が代」演奏事件
5 裏切られた沖縄-1982~1988
1  狙い撃ちされた沖縄
2  抵抗と復帰のシンボル
6 義務化と抵抗-1989~1998
1 新指導要領での義務化
2  少数者への想像力―京都・「君が代」訴訟
3 「日の丸」・「君が代」のない街―国立市民のとりくみ
4  内心の自由をとり戻す闘い―北九州・ココロ裁判
7 法制化へー1999年
1  法制化の発端
2  原因とされた広島
「三脚整理」
教育批判と是正指導
問題の社会化
監視社会の到来か
3 論議の中で明らかになったこと
若い世代は考える
1 海外体験子女の疑問
2 「日の丸」「君が代」を語る
付表
主な山椒文献・資料等一覧
あとがき 田中伸尚