日本の志

『日本の志』(船橋洋一、新潮社、2003/02/15)<作業中

はじめに
再建と和解 13
1.ディプロマチック・センス 吉田茂『回想十年』 14
2.ベトー 『昭和天皇独白録』 22
3.東京裁判は戦争の継続 清瀬一郎『秘録 東京裁判』 30
4.ウェル・ダン 大久保武雄『海鳴りの日々』 37
5.デリバティブ 宮澤喜一『東京―ワシントンの密談』 45
6.貿易は最大の平和の使者 高碕達之助『高碕達之助集』 53
7.ABC型  松本俊一『モスクワにかける虹』 63
8.民族的節操 屋良朝苗『屋良朝苗回顧録』 71
  9.井戸を掘った人 田川誠一『日中交渉秘録』 79
10.インタルード 岡崎久彦『隣の国で考えたこと』 87
国際化と世界化 95
 1.ダーティ・フロート 細見卓『激動する国際通貨』 96
2.一国生活主義 石川良孝『オイル外交日記』 104
3.第3の開国 中曽根康宏『政治と人生』 112
4.「国益」とルール 畠山襄『通商交渉 国益を巡るドラマ』 123
5.盾 林岳司『内側から見た湾岸危機』131
6.普通の国 小沢一郎『日本改造計画』 139
7.プレゼンス UNHCR『世界難民白書2000』 149
8.サムライ 秋野豊『ユーラシアの世紀』 157
人間と市民 165
1.ダイヤモンド・ダスト  藤原てい『流れる星は生きている』 166
2.イニシアティブ 犬養道子『お嬢さん放浪記』 174
3.虚勢 西部邁『60年安保 センチメンタル・ジャーニー』 182
4.殺されたくない 関谷滋・坂元良江編『となりに脱走兵がいた時代』 190
5.帰国子女 天谷きみこ『とんでったブーメラン』 198
6.ママちゃま 澤田美喜『黒い肌と白い心―サンダース・ホームへの道』 207
7.ハイカラ病 石牟礼道子『苦海浄土』 216
8.架け橋 近藤妙子『北京の30年』 225
9.黒い爪 高橋昭博『ヒロシマ いのちの伝言』 234
生活と文化 234
1.世界中の青空を集めた  『東京オリンピック作戦に参加した自衛隊員の手記』 244
2.冒険とスポーツ 堀江謙一『太平洋ひとりぼっち』 253
3.鉄腕アトム 手塚治虫『ぼくはマンガ家』 261
4.自然発酵世界基準 茂木友三郎『「醤油」がアメリカの食卓にのぼった日』 269
5.シーダー(種まく人) 平松守彦『一村一品のすすめ』 277
6.オノラリイ・ホワイト 深田祐介『新西洋事情』 285
 7.新米の日本人 ラモス瑠偉『魂 HEART』 293
戦後志  未完の成功物語 302
あとがきに代えて