『聞き書 ふるさとの戦争 徴用は山河に及び』(青木暢之・畑矢健治著、農山漁村文化協会、19950630)
内容
まえがき 1 | |||
<1994年8月から12月まで8部構成で中国新聞社会面に「ふるさとの戦争」として連載> | |||
ブナの翼 9 | |||
航空機用材に次々伐採 9 巨木相手 3尺ノコひく 12 軍から「増槽」製作命令 14 アルミ不足窮余の木製 17 尾翼試作マルニに白羽 20 山も戦場並みの厳しさ 22 本炭増産老人も子供も 25 なべ、かま、大鐘も供出 28 難問…金属並み木製機 31 学徒の手で接着剤調合 強度試験や設計手探り 36 完成したが日の目見ず 38 |
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報国の海 41 | |||
島の男たち船ごと徴用 41 機雷の大河緊張の航海 44 タンカーに変身南洋へ 47 質二の次で機帆船量産 50 恩賜の帆柱で士気鼓舞 53 造っては沈む南洋材船 56 薪を搬送高瀬舟が復活 59 徴用盾に休業の舟動員 61 二代の南洋行父は戦死 64 帰らぬ船埋もれた戦死 67 |
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二世の優勝旗 71 | |||
移民の子ら故国で快挙 71 山陽中に米編入生集う 74 英語でパス、本場の技 77 奔放なプレーで快進撃 79 黄金時代忍び寄る戦雲 82 帰米・開戦…収容所ヘ 85 敵国人特高の監視下に 78 終戦はさみ両軍で通訳 90 国籍の違い兄弟敵味方 93 海越え青春の誇り今も 95 |
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動物も植物も 99 | |||
児童らウミホタル集め 99 軍命で発光成分を研究 102 決戦に備え松の根掘る 104 松をフル活用燃料確保 107 兵器の材料ブドウ増産 110 対潜作戦にブドウ成分 112 ヌートリアで軍服毛皮 115 特産ミカン伐採麦畑に 118 防寒着用にウサギ飼育 120 ヒガンバナ糊用に採取 123 薬に菓子に活用試みる 126 決戦下「野草も食糧に」 158 食糧増産へ児童も動員 131 |
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隔絶の島 135 | |||
国策でハンセン病隔離 135 自給自足病おし農作業 138 田舎に子を残し入園 141 退園し病友と結婚・被爆 144 療養所名ばかり重労働 1S7 三交代で「病友」を看護 150 絶望の歳月刻み半世紀 153 兄・伯父失い孤独な戦後 156 |
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山の飛行場 159 | |||
特攻機出撃へ秘密基地 159 延べ15万人夜間も工事 162 木の枝利用し偽装工作 165 立ち退きそして娘の死 167 滑走路用に畑削ら黶@170 出撃前の特攻機隠す 173 峠に監視哨村も非常時 176 出撃命令出ぬまま終戦 178 |
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上殿のナイン 183 | |||
準優勝その後3人戦死 183 2度目召集翌月に被爆 186 つめと髪の毛だけ帰る 189戦場で球友に救われる 192 共同墓地足遠のュ遺族 195 石工の伝統徴兵で細る 198 療養中に無念の災害死 201 教え子戦死悔やむ教師 204 |
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写真の伝言 207 | |||
「弾よけ」に奉納数万枚 207 山越え長男の無事祈願 210 漁師の父アユの慰問袋 213 兄弟従軍再会かなわず 216 銃後の1S歳煌C兵団ヘ 219 青年学校で歩兵の訓練 222 山や田守り竹やり訓練 224 外地へ出発新妻が弁当 227 妻のため「絶対死なん」 230 子残し夫戦死弟と再婚 233 親の祈り孤島に届かず 235 |
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あとがき 239 | |||
止