「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1979年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1979年

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01 12 被爆問題市民団体懇談会、被爆者援護法要求2000万署名国民大運動を記者発表.
01 21 広島県被団協、広島市内で第1回街頭署名行動.第2回は2月25日,第3回は3月25日に実施.
01 22 日本被団協、2000万署名への協力を求めるアピールを発表.
01 29 社会保障制度審議会、原爆二法を再検討する専門機関の設置するよう厚生大臣に答申.
02 17 東友会、渋谷駅頭で署名宣伝行動を実施.
02 19 日本被団協、2月国会要請行動を市民団体の応援を得て実施(~20日).303名参加.
03 11 石川県被団協、臨時総会.
03 17 新潟県被団協、新潟市で街頭署名.394名の署名を集める.
03 17 新潟県議会、原子爆弾被爆者援護法の制定に関する意見書を採択.
03 19 栃木県被団協、定期総会を日光で開催(~20日).
03 19 被爆問題市民団体懇談会、初の国会陳情行動を実施.
03 25 愛媛県被団協、第11回原爆死没者墓前祭を開催.
03 28 米国スリーマイル・アイランド原子力発電所で事故.
04 01 広島県被団協事務局次長高橋昭博、広島原爆資料館館長に就任.
05   肥田舜太郎・谷口稜曄、日本原水協の訪独団に加わって西ドイツの16都市をまわる.
05 02 被爆問題市民団体懇談会、会合を開き,2000万署名運動の到達点の分析と今後の運動の進め方を協議.
05 08 日本被団協、5月行動を実施(~9日).
05 16 市川房枝・中野好夫など21人、「5・16合意文書=原水爆禁止運動の前進のために」を発表.
05 24 愛友会、県内被爆者行脚を開始(~6月4日).
05 26 長崎被災協、第16回定例評議委員会.
06 06 日本被団協、機関紙「被団協」(1976年5月31日創刊)第6号を発行(以後月刊となる).
06 08 原爆被爆者対策基本問題懇談会、第1回会合.メンバー=大河内一男,緒方彰,茅誠司,久保田きぬ子,田中二郎,西村熊雄,御園生圭輔
06 09 日本被団協中央相談所、第2回定期総会.
06 09 大学生協東京地連、被爆者援護法と原水禁運動についての学習会を開催.
06 09 愛媛県松山各界連絡会議、伊方の原発調査をおこなう.
06 10 日本被団協、第24回定期総会を開催.
06 12 被爆問題市民団体懇談会、開催.
06 15 日本被団協、中国ブロック会議を鳥取県で開催.
06 17 東京被団協、第22回総会.
06 17 静岡県被団協、第21回定期総会と創立20周年記念式典を開催.
06 29 原水爆禁止1979年世界大会実行委員会、発足.
07 04 原爆被爆者基本問題懇談会、第2回会合.
07 06 日本被団協代表委員行宗一、日本科学者会議第14回定期総会で来賓として挨拶.
07 07 平和のつどいを都留文科大学で開催.
07 13 日本弁護士連合会人権部会、被爆者問題特別委員会を設置.
07 19 山梨県の被爆者など、御坂町でちょうちん行列をおこない,その中で被爆の実相と援護法を訴えるスライドを上映.30人参加.
07 24 原爆被爆者基本問題懇談会、第3回会合.
07 31 原水爆禁止1979世界大会(~8月9日).、
07 静岡県被爆者の会など、広島・長崎原爆写真展を清水市で開催.
08   アキバ記者、初めて広島を取材.
08   愛媛県原爆被害者の会松山支部、市内居住の被爆者とその子弟に対する実態調査を実施(~9月).670人に調査表を送り162人分回収.
08   東友会事務局長田川時彦、ヒロシマ・ナガサキの被爆写真パネルとともに東欧へ平和を訴える旅.
08 01 世界大会国際会議,「被爆者の実相の普及,被爆者の援護連帯,援護法実現」をテーマとした第2分科会を開催(~2日).
08 05 日本被団協、東ドイツ平和評議会から「砂時計」と題する少女像を寄贈される.国際連帯の初の実りとして事務局に保管.
08 05 世界大会・広島で「被爆者援護連帯をめざして」の討論集会を広島市・見真講堂で開催.800人参加.
08 06 北陸放送、石川県被団協の動向を中心に4つの番組を放送.石川県では画期的事件.
08 08 長崎被災協、全国の被爆者と語り合う「交流の夕べ」を開催.30人参加.
08 08 世界大会・長崎で「被爆の実相の普及・被爆者援護法実現のための集会を開催.「国民への訴え」を発表.長崎市民体育館に1260人参加.
08 09 佐賀県被団協、被爆体験を語る会を佐賀市内の観光ホテルで開催.40人の被爆者が参加.同会としては初めての試み.
09   茨木市原爆被害者の会、原爆展を開催.2日間で1万人近くが入場.
09   静岡被爆者の会焼津支部(志友会)、原水爆展を市内繁華街で開催.
09 02 安芸地区被団協、創立23周年大会を矢野町公民館で開催.550名参加.
09 08 日本被団協、代表理事会を開催(~9日).基本懇の意見聴取にそなえるための対策委員会を設置.
09 15 山口県被団協など、基本懇メンバー緒方彰をゆだ苑に招いて懇談.
09 21 神奈川県藤沢市議会、援護法制定促進を決議.
09 23 原水爆禁止運動の統一をめざす静岡県民準備会、久保山愛吉「追悼のつどい」を焼津市で開催.
09 25 神奈川県茅ケ崎市議会、援護法制定促進を決議.
09 29 「三宅泰雄科学論集」全4巻の完結を祝う会を日本青年館で開催.
09 29 茨木市原爆被害者の会、原爆展を開催(~30日).1万人が入場.
09 29 核兵器禁止を願う科学者フォーラムなど、NGO被爆問題シンポジウム2周年記念合同研究会を日本青年館で開催.100人参加.
09 30 神奈川県大和市議会、援護法制定促進を決議.
10   愛知県被団協豊橋支部、豊橋まつり(20~21日)の協賛行事として空襲を記録する会や生協などと「平和都市をめざす豊橋市民展」を開催.
10   ヒロシマ・ナガサキ原爆展,宮城県内を巡回.
10 08 佐賀県被団協、長崎原爆写真展を佐賀市内のデパートで開催.写真展は県内初.
10 11 原爆被爆者基本問題懇談会、第4回会合.
10 18 静岡県原水爆被害者の会浜松支部、原爆写真展を市内のデパートで開催(~24日).3500人が入場.この写真展は5月から県内10市1町で開催されたものの最終展示会.12回の入場者は2万6781人.
10 20 東京被団協、研修・交流集会を神奈川県大山で開催(~21日).27人参加.
10 23 神奈川県議会、被爆者援護法制定促進の意見書を採択.
10 26 鳥取県被団協、県被爆者対策課・医療関係者との3者懇談会を倉吉保健所で開く.14人参加.
10 28 千葉県原爆被爆者友愛会、原爆犠牲者慰霊碑を千葉市猪鼻公園内に建立.
11 02 ヒロシマ・ナガサキ原爆展岩手県実行委員会など、原爆展を盛岡市など5市で開催(のべ28日間).入場者27991人.
11 08 東独記録映画班、広島入り.「ヒロシマ」を撮影.
11 15 安芸地区被団連13人、長崎を訪問.
11 17 日本被団協、第128回代表理事会を開催(~18日).援護法要求骨子の改定版を作成することを決定.
11 17 日本弁護士連合会、第22回人権擁護大会を福岡市で開催(~18日).国家補償原理の被爆者援護法制定促進の決議を採択.
11 23 日本YWCA、第20回全国総会(~25日).被爆者援護法制定推進などの方針を決定.
11 27 被爆問題市民団体懇談会、会合.
12   日本弁護士連合会、被爆者援護法に関する報告書を作成.
12 02 石川県原爆被災者の会松任支部など、原爆写真・体験画展を市民会館で開催(~4日).入場者900人.
12 04 原水爆禁止1979年実行委員会、国家補償の精神にもとづく被爆者援護法の早期実現を大平首相などに要請.
12 06 原爆被爆者対策基本問題懇談会、第5回会合.広島市長荒木武・日本被団協伊東壮・広島県被団協森滝市郎・伊藤サカエ・長崎県被災協葉山利行から意見を聴取.
12 08 東友会など、浅草で援護法制定2000万人街頭署名を実施.
12 12 北大西洋条約機構(NATO)合同理事会、核装備強化のため新型ミサイル・パーシング2の配備を決定.
12 15 日本弁護士連合会被爆者援護法に関する調査研究委員会、報告書を発表.
12 19 原水爆禁止1979年世界大会実行委員会、被爆者援護法制定をめざす国民集会を赤坂の都市センターで開催.500人参加.
12 31 神奈川県原爆被災者の会、2000万人署名の自主目標7万を突破.