「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1984年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1984年

M D NEWS1
01 、映画「ザ・デイ・アフター」日本で公開.
01 岩手県被団協など、被爆者特別訪問調査を実施.
01 19 日本被団協、武智鉄二に映画「高野聖」が「被爆者を冒涜するもの」と抗議文を送る.
01 22 日本被団協中央相談所、被爆者相談事業講習会を福島県郡山市で開催.35人参加.
01 25 政府、昭和59年度予算案を決定.
02 04 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロックの相談事業講習会を開催.80名参加.
02 10 日本被団協中央相談所、北海道ブロックの相談事業講習会を函館市で開催(~11日).40人参加.
02 12 福岡県被団協、第4回相談員研修会を開催.「被爆者要求調査」の現況などを討議.63名参加.
02 18 日本被団協、第159回代表理事会を開催(~19日).
02 19 日本被団協、日本を核戦場にするトマホーク配備反対のアピールを発表.
02 20 日本被団協、被爆者援護法制定をめざす2月中央行動.のべ1200人参加.
02 22 江戸屋猫八(本名・岡田六郎)、被爆者健康手帳の交付を受ける.
02 25 原爆判決20周年記念第1回学習会.
02 25 日本被団協、被爆者要求調査票をこの日現在で1263枚集める(長崎=782,千葉=262,東京=78,大阪=57,静岡=45,富山=12).
02 25 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を和歌山県田辺市で開催(~26日).
02 28 山口「ゆだ苑」、被爆者絵画展を山口市民会館で開催(~30日).1500人が来場.
03 02 練馬区内の被爆者の会など、原爆を裁く練馬平和法廷を開催.1300人が参加.(国民法廷)
03 05 静岡県被団協、原水爆被爆絵画展・映像展を静岡駅前・プラザビルで開催(~6日).
03 26 日本被団協、「いま,被爆者が願っていること-被爆者要求調査の中間まとめ」を発表.3000人分の調査票の集約.
03 26 日本被団協、3月中央行動を実施(~28日).のべ1200人が参加.
03 27 日本被団協、「ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ」交流集会を家の光ビルで開催.300名参加.
03 30 野党5会派(社・公・民・共・社民)、原子爆弾被爆者援護法案を国会に共同提出.
03 30 原水爆禁止84年世界大会準備委員会、発足.
04 05 森井忠良議員、衆議院社会労働委員会で野党5会派共同提案の原子爆弾被爆者等援護法案の提案理由を説明.
04 06 日本被団協、自転車振興会から59年度補助金の内定通知を受ける.
04 06 静岡県被団協、福井県小浜へ一泊旅行を実施.41名参加.
04 09 熊本県原爆被害者の会、トマホーク反対を各支部に呼びかける.
04 14 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を徳島で開催(~15日).
04 22 山梨県被団協、総会.
04 27 広島県安芸地区原爆被害者団体連合会、定期総会.
04 30 福岡県被団協、総会.
04 30 神奈川県被団協、総会.
05 10 米ユタ州・ソルトレーク連邦地裁、ネバダ核実験の被害住民の訴えを認め連邦政府に賠償を命じる判決.
05 12 大分県被団協、第29回定期総会.
05 12 全日本民主医療機関連合会、第4回被爆者医療交流集会を大阪で開催(~13日).
05 13 原爆被爆者中央相談所、第27回理事会を開催.
05 13 長野県原水爆被災者の会、諏訪市で総会.
05 14 、国際ペン東京大会開幕(5日間).
05 14 岡山県被団協、総会.
05 17 日本被団協、映画監督ワトキンスの訪問を受ける.
05 18 、第五福龍丸展示館前で平和行進の出発式.日本被団協顧問行宗一参加.
05 19 千葉県被団協、総会.
05 19 、原爆判決20周年第2回学習会.
05 20 日本被団協、第161回代表理事会を開催.
05 20 埼玉県被団協、第12回総会.
05 22 6か国首脳、米ソ首脳に核軍縮を訴える共同声明を発表.6国=インド・メキシコ・タンザニア・スウェーデン・ギリシア・アルゼンチン.
05 26 大阪府被団協、総会.
05 26 長崎被災協、第21回定期評議会を開催.
05 26 茨城県原爆被爆者協議会、定期総会を開催(~27日).
05 27 東京都被団協、総会.
05 27 長崎被災協山口会長ら、トマホークくらな県連絡センターの要請をうけ5・27佐世保集会に出席.
05 28 三木元首相など、核軍縮を求める22人委員会を結成.
06 03 静岡県原水爆被害者の会、第26回定期総会を開催.
06 04 日本被団協代表、ソ連大使館で3月中央行動での要請書に対するチェルネンコ書記長の回答を受ける.
06 06 東京江戸川区の親江会、総会.
06 09 、反核国民法廷シンポジウムを東京で開催.30人参加.
06 16 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第7回定期総会を開催.
06 16 日本被団協、第29回定期総会を開催(~17日).死没者・遺族調査の中間報告,932人分回収.市民団体平和行進の通し行進者行宗一激励の特別決議.
06 18 日本被団協、政府と国会に要請行動.90人参加.
07 、第4回母と子の原爆展で鎌倉市民法廷を開催.(国民法廷)
07 01 反核・日本の音楽家たち、名古屋コンサートNO2を開催.
07 01 、厚生省の機構がえで公衆衛生局は保健医療局にかわる.
07 05 反核・日本の音楽家たち、「演奏家たちのメッセージ」を東京日比谷公会堂で開催.
07 05 神奈川県議会、神奈川県非核兵器宣言を可決.
07 08 山口県被団協、第28回定期総会を開催.
07 10 反核・日本の音楽家たち、大阪第7回愛と平和のコンサートを開催.
07 11 長崎青年会議所平和問題委員会、原爆と平和についての学習会を開催.
07 13 反核・日本の音楽家たち、「オーケストラメッセージ」を日比谷公会堂で開催.
07 14 、原爆判決20周年第3回学習会.
07 15 大分県被団協など、反核・軍縮・平和を語るシンポジウムを開催.
07 19 衆議院社会労働委員会、政府提案の被爆者特別措置法改正案を可決.
07 26 東村山市の児童劇団「ゆかいな仲間」、「ヒロシマの詩」を市立公民館で上演.
07 29 東友会、第20回原爆犠牲者合同慰霊祭を東海寺で開催.
07 30 、映画「生きるための証言」を東京で特別公開.
07 30 日本被団協、被爆者要求調査のまとめを発表.
07 31 日本被団協、ミホ・シボ・シンマ(仏在住)歓迎会.
08 01 、原水爆禁止1984年世界大会の国際会議とラリーを東京で開催(~3日).
08 01 美術家平和会議など、第32回平和美術展を都美術館で開催(~14日).
08 02 参議院社会労働委員会、政府提案の特別措置法改正案の質疑をおこなう.
08 05 原水爆禁止1984年世界大会準備委員会、広島市中央公園で開催された全体集会で「被爆者援護法の即時制定を要求する決議を採択.
08 05 反核・日本の音楽家たち、長崎国際平和コンサートを開催.
08 05 日本被団協、被爆者援護法の実現をめざす被爆者と市民のつどいを広島県婦人会館で開催.100名参加.
08 06 渡部厚生大臣、広島市の記者会見で85年度に予定している被爆者実態調査は,死没者調査を含む総合的なものにしたいと語る.
08 06 秋田県被団協、秋田市で総会を開催.
08 06 鳥取県被団協、鳥取県原爆死没者追悼・平和式典を丸山墓苑原爆慰霊碑前で開催.県知事・市長など138人が参加.
08 09 日本被団協、東京労音より15万円のカンパを受ける.
08 09 、原水爆禁止1984年世界大会長崎のひろば.
08 10 反核・日本の音楽家たち、神戸夏のサロンコンサートを開催.
08 11 群馬県被団協、群馬県原爆犠牲者慰霊式を前橋市嶺公園の原爆碑前で開催.
08 18 核軍縮22人委員会、平和シンポジウムを開催.120名参加.
08 18 群友会、第27回定期総会を上信越・草津温泉で開催(~19日).60名参加.
09 富士宮市議会、核兵器廃絶平和都市宣言を採択.
09 02 千葉県松戸市原爆被爆者の会、結成会.15名参加.
09 06 山口「ゆだ苑」、第10回原爆死没者追悼・平和式典を江良の原爆死没者の碑前で開催.100名参加.
09 09 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を岡山で開催.65人参加.
09 09 千葉県市川市原爆被爆者友愛会、結成式.9名参加.
09 15 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を仙台市で開催.45名参加.
09 22 日本被団協、第164回代表理事会.被爆40周年に向け運動方針を決定.全国行脚など.
09 29 、名古屋城天守閣再建25周年記念の名城博開幕(~11月25日).被爆者手帳で入場料は半額.
09 29 、原爆判決20周年第4回学習会.
09 30 広島県安芸地区原爆被害者団体連合会、大会を矢野町公民館で開催.500人参加.
09 30 福岡県相談所、第2回相談員交流会を開催.
09 30 日本被団協中央相談所、東海北陸ブロック相談事業講習会を富山県宇奈月温泉で開催(~10月1日).80人参加.
10 02 肥田舜太郎、自分の体験記の仏訳版出版の記者会見のため訪仏(~11日).
10 07 千葉県海上町原爆被災者の会、研究会を開催.
10 13 日本被団協中央相談所、九州ブロック講習会を沖縄で開催(~14日).130人参加.
10 15 国際民主法律家協会、第12回大会をギリシア・アテネで開催.日本代表,国民法廷運動を紹介し大きな反響を呼ぶ.
10 20 、みんなでつくる反核・平和のひろば
10 21 日本被団協中央相談所など、健康教室を開催.100名参加.
10 24 日本原水協、国際シンポジウムを開催(~25日).
11 02 日本被団協、日本生協連と援護法について懇談会.
11 04 山口「ゆだ苑」、新納骨堂の起工式を挙行.
11 05 日本被団協、厚生省に60年調査について申し入れ.
11 10 広島県被団協(両方)、広島原爆被害者大会を開催.両被団協が揃うのは20年ぶり.200名参加.
11 16 日本被団協、第165回代表理事会(~17日).
11 17 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催(~18日).「原爆被害者の基本要求」を発表.
11 17 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催(~18日).
11 18 日本被団協、芝田進午よりノーモアヒロシマコンサートの収益金20万円の寄贈を受ける.
11 19 日本被団協代表80人、政府・各政党に要請行動.
11 22 、東京で原爆被害者調査推進のための学習会.
11 23 広島の相談員の会など、第3回学習会.講師岩佐日本被団協専門委員.
11 23 日本原水協、被爆者援護・連帯全国活動者会議を広島市で開催.
11 25 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を大阪で開催.180名が参加.
11 27 愛友会、県内被爆者行脚を名古屋市から開始.12月21日現在,33首長・80余の地方議員の賛同署名を獲得.
11 27 神奈川県原爆被災者の会、研修会を箱根で開催(~28日).「基本要求」を学習.70名参加.
11 29 奈良市民生協、日本被団協に奈良県被団協の再建に役立てて欲しいと100万円を寄贈.
11 国際平和ビューロー(IPB)、日本被団協を85年度のノーベル平和賞の候補に推薦することを満場一致で決定.
12 大阪被団協、府知事・府議会議長・各党に被爆40周年記念事業計画への550万円補助を要請.
12 02 日本被団協、健康寝具販売会社ジャパンライフ全国研修会の場で参加者から集めた224万円の寄贈を受ける.
12 03 日本被団協、IPBよりノーベル平和賞推薦についての書簡を受け取る.
12 06 原水禁中野区民会議、核兵器廃絶・平和を守ろう中野区民会議を開催.長広会会長が出席し原爆被害者の基本要求について30分説明.
12 08 筑波学園都市研究機関労働組合協議会、語りつごう-戦争体験のつどいを開催.茨城県被団協副会長,被爆体験を語る.
12 08 、鎌倉市民法廷再演.(国民法廷)
12 08 長崎被災協、米艦船テキサス・カールビンソンの横須賀入港についてレーガン大統領に抗議文を送付.
12 08 日本被団協、被爆問題市民団体懇談会の各団体代表を招き「基本要求普及・実現のための懇談会」を開催.
12 09 、原爆判決20周年連続学習会最終回として総括シンポジウム.
12 10 厚生省、千葉県船橋市・梶原昌子(長崎被爆)の原爆白内症による認定申請への却下処分(昨年7月末)に対する異議申立について口頭審査を行う.
12 11 浜松市議会、原爆被爆者援護に関する意見書を全会一致で採択.
12 13 東京都生活協同組合、原爆被害者の基本要求についての学習会を開催.20人参加.