『新版ナガサキ―1945年8月9日』(長崎総合科学大学平和文化研究所編、岩波書店、19950720)
内容
まえがき 鎌田定夫(長崎総合科学大学平和文化研究所) | |
Ⅰ | 歴史と殉教の街-長崎 1 |
1 長崎の街 2 2 世界への窓-長崎 6 3 島原の乱 10 4 阿茶さん、唐人屋敷、唐船 14 5 市民自治の街・長崎 18 6 長崎の祭り 22 7 明治維新と長崎 26 8 長崎の要塞化 30 9 中国大陸への侵略と長崎 34 10 壊滅前夜の長崎 40 |
|
II | 原爆と長崎 45 |
11 原爆がつくられるまで 46 12 原爆をどこに投下するか 50 13 長崎をおそった原爆 54 14 八月九日一一時二分 58 15 灼熱地獄と化した長崎 62 16 犠牲者は外国人の中にも 66 17 家も、学校も、病院も 70 18 解明しつくされない被害 74 19 ポツダム宣言の受諾 78 20 原爆使用は必要だったのか 82 |
|
III | 八月九日、あの日の記憶 87 |
21 閃光の下で 88 22 〝死の同心円〟 92 23 消えた街並み 96 24 爆心圏の学校 100 25 〝浦上五番崩れ〟 104 26 いしぶみは語る 108 |
|
IV | 長崎を最後の被爆地に |
27 占領下の平和運動 116 28 第五福竜丸の衝撃 120 29 「もういやだ」-被爆者運動の展開 124 30 分裂より統一を 128 31 風化に抗して-反抗証言と原爆被災復元運動 132 32 若者と教師たち 136 33 長崎のこころと文学 140 34 長崎をゆるがす佐世保 144 35 いま核兵器が使われたら 148 |
|
V | 行動への決意 153 |
36 地獄を生きる -山口仙二・谷口稜曄の場合154 37 死者たちの怒りを背に -下平作江・池田早苗の場合 160 38 漂流から抵抗へ -福田須磨子の回心 164 39 怒りと祈りのはざまで -永井隆・秋月辰一郎・片岡津代 168 40 ナガサキの中の朝鮮・中国 -李奇相・朴玟奎・徐正雨たち174 41 憎しみをこえて -元連合軍捕虜たちの証言 180 42 「生ける屍」から平和の旅へ - 渡辺千恵子の不屈の生涯-184 43 戦争と暴力、核冷戦を終わらせるために 188 44 明日に向かって -被爆五〇年、若者たちは今192 |
|
長崎年表 197 | |
「ナガサキ」参考文献 202 |
止