正しい日本史

『正しい日本史』(奈良本辰也編、河出新書、19560405)

内容

一 史前編
1 最古の人類とそのころの日本島
2 石器時代の人々
3 弥生式文化と農耕生活
4 古墳は何を物語るか
二 古代編
1 最初の歴史の本
2 太古の社会
3 出雲と筑紫と大和
4 卑弥呼女王
5 御間城入彦
6 好太王の碑
7 「べ」の民
8 むほんと争い
9 歴史の流れ
10 蘇我馬子
11「天皇」のはじまり
12 神武紀元のおこり
13 土地なき民
14 中臣鎌子
15 奈良の都
16 強続と僧侶
三 中世編
1 中世の始め
2 摂関の政治
3 地方のようす
4 院政
5 源氏と平家
6 時の移り変り
7 朝廷と幕府
8 貞永式目
9 都鄙のありさま
10 神風
11 天皇の御謀叛
12 足利尊氏
13 南朝と北朝
14  南北朝の合一
15 熊沢天皇の正体
16  室町幕府
17 民衆の歌声
18 将軍と人民
19  応仁文明の乱
20  都の復興
四 近世編
1 まえがき
2 新しい時代の動き(1)
3 新しい時代の動き(2)
4 戦国時代
5 城下町
6 都市と農村
7 大名家法
8 信長と秀吉
9 皇室と将軍
10 キリスト教
11 少年使節
12 対外貿易
13 徳川時代へ
14 幕府と大名
15 慶安御触書
16 都市生活と商業
17 町人の力
18 鎖国
19 文治世時と学問
20 改革三たび
21 蘭・露・英・仏・米
22 世界は動く
23 通商条約結ぶ
24 幕府病あつし
25 世界史を知れ
五 現代編
1 まえがき
2 雄藩の力
3 公武合体論
4 百姓一揆
5 マニュファクチュア
6 時代は移る
7 薩長連合
8 革命戦争
9 明治維新
10 資本主義への道遠し
11 農民に約束されたるもの
12 民の父母と天皇
13 大名と新政治
14 上からの指導
15 西南戦争
16 自由のさけび
17 欽定憲法
18 新しき産業へ
19 労働者の生活
20 大陸政策第一歩
21 日露戦争
22 悲劇の文化
23 清国をめぐって
24 ヨーロッパ大戦と日本
25 軍閥の歴史
26 政党と軍部
27 日本経済と財閥
28 労働問題と社会問題
29 挙国一致体制
30 敗戦と我等のつとめ
31 その後にきたるもの