放射能-原子戦争の脅威

『放射能-原子戦争の脅威』(日本原水協科学委員会<編>、三一書房、19600822)

内容

まえがき
新しい時代と科学者 9
各爆発実験による放射能汚染 17
1 概説 17
2 放射性降下物と気象 28
3 土壌と農作物の穂宇佐Yの宇汚染 43
4 人体中のストロンチウム90とセシウム137 55
5 核爆発の探知 60
放射線の生物学的影響 69
1 放射線の生物学的影響 69
2 放射線の遺伝学的影響 80
広島・長崎の被害
1 原爆はどのような物理的被害を与えたか 93
2 原爆症の実態 109
3 被爆者の現状 117
ビキニ水爆実験の被害者 127
人類みなごろしの原水爆戦争 139
ロケット兵器の発達 153
1 発展する戦略ミサイル技術 153
2 軍事衛星の登場 160
3 ICBM対抗兵器の開発 166
4 日本のロケット開発 171
原子力開発政策をめぐって 177
原水爆禁止を要求する科学者の運動 183
<付録>
バートランド・ラッセル他10名の学者の署名をもって発表された声明(いわゆるラッセル・アインシュタイン声明)
ゲッチンゲン宣言
世界の科学者による核実験停止協定締結の要請(いわゆるポーリング声明)
声明 日本学術会議第六回総会 19500428
声明 日本学術会議第十七回総会 19540423
ウィーン宣言 原子科学者の第3回パグウォッシュ会議 19580914-21、オーストリア、キッツビュール、ウィーンにて
<著者紹介>
江川友治
 小川巌雄
小川修三
岸田純之助
草野信男
小沼通二
坂田晶一
佐久間澄 広島大学理学部教授
 庄野直美 広島女学院大学助教授
杉原芳夫 広島大学医学部助教授
 西脇安
畑俊雄
広川俊吉
 藤本陽一
牧二郎
矢野正
 山縣登
 山手茂 広島女子短期大学助教授