『国連と日本』(河辺一郎、岩波新書、19940120)
内容
章 | ||
はじめに | ||
1 | 国連総会で揺れる米国の姿勢 | |
賛成率が10%だった米国 | ||
米国をなぞる日本 | ||
米国の国連利用はなぜ可能になったか | ||
2 | 「国連中心主義」の本音と建前 | |
なぜ「連合国」が「国際連合」と訳されたのか | ||
冷戦の一コマとしての国連加盟 | ||
加盟促進のためのアジア・グループ入り | ||
安保条約改定の便法として | ||
打ち捨てられる国連中心主義 | ||
日本外交の本音と建前 | ||
3 | 「平和国家」日本の実像 | |
反核日本から反・反核日本へ | ||
なぜ日本は核軍縮に反対したか | ||
非核地帯への矛盾した対応 | ||
対米関係の取引材料として | ||
4 | PKOの軍事化と日本 | |
妥協措置としてのPKOの限界 | ||
経費負担を渋り、PKOを押さえつける日本 | ||
文民利用を妨害し軍事化を進める日本 | ||
PKO協力法の裏で行っていること | ||
「平和への課題」が出される前に成立を | ||
「平和への課題」はどこが問題か | ||
5 | 人権問題、紛争解決と日本 | |
植民地独立ー日本は安保理で何をしているのか | ||
国内紛争に対しては日本は何もしない | ||
加発途上国の人権問題を抑え込む日本 | ||
国内への姿勢も後向き | ||
6 | 何のための国連改革か | |
国連改革とは何か | ||
日本はなぜ「国連改革」を推進したか | ||
これで財政貢献といえるか | ||
苦戦続きの安保理選挙 | ||
日本はなぜ安保理に他薦できたのか | ||
常任理事国になって何をするのか | ||
おわりに | ||
止