オバマも救えないアメリカ

『オバマも救えないアメリカ』(林壮一、 新潮社〈新潮新書〉、20110620)

プロローグ
1 オレもオバマに投票したよ
―2人の教え子との対話
2 あそこの住民は簡単に人を殺す
―最も危険な街WATTSを歩く
3 ここはゴーストタウンになりかかっている
ースプリングスティーンが歌った街で
4 メキシコナンバーの車には近づくな
ー国境にて
5 黒人はいつだって虫けらのように扱われる
ーオスカー・グラント事件
6 祖父のように景観になろうと思う
ー黒人格闘家ヴァーノン・ホワイトの志
7 トロントに観光で来られるなら金持ちだ
―カナダの移民たち
8 このままだとデトロイトは地獄になるよ
ー物乞いたちの生活
9 まずは高校を卒業させてやりたい
ー10代のホームレスを見守る人たち
10 オバマは希望を与えようとしないじゃないか
ー故郷・シカゴを歩く
11 オバマは理想主義者で、現実が見えていないよ
ー移民たちの明暗
12 政治家が何を話そうが、オレは全く興味ないね。あんまり人間を信用すると、痛い目に遭うよ
―元世界チャンプの諦念
エピローグ