核時代Ⅱ文化と芸術

『核時代Ⅱ 文化と芸術』(芝田進午、青木書店、19870701)

内容

序文
1 核時代の文化的・芸術的展望
I 核時代の文化的展望-日本の暑い夏 2
一 東京の暑い夏 2
二 ヒロシマ・ナガサキの暑い夏 7
三 “反核文化”の暑い夏 11
II  核時代の文化的展望II-世界の地理的‐文化的ビジョン 17
III  核時代の文化的展望III-大国中心主義をこえて 21
IV 核時代の芸術的展望-”反核芸術”論序説 28
一”反核芸術”の形成 28
二 ”反核芸術”の特殊性と普遍性 31
三 ”反核芸術”の世界史的意義 39
2 被爆者の証言と詩とドラマ
I 被爆者の証言-反核文化の原点 52
一 『木の葉のように焼かれて』によせて 52
二 一粒の麦、もし死なずば 56
II  二人の被爆詩人のこと 60
III  歴史を創る樹-『ヒロシマ母の記』の意味 63
IV  ヒロシマの子と母の歌 69
V  核時代の二つのドラマ 75
一 藤川健夫作「傷だらけの手」を観る 75
二 藤川健夫作「青春を返せ!」を観る 77
3 核時代の音楽
I 『反核・日本の音楽』によせて 82
II  ”原爆音楽”の歴史的意義 87
一  ”原爆音楽”の意義と作品 87
二  ”原爆音楽”の特徴 91
三 現代の民主主運動と音楽 97
III 核時代の音楽についての感想 103
一 人間の尊厳のための音楽-林学の作品によせて 105
二 反核オペラ「おこりじぞう」によせて 105
三 長崎国際平和コンサートを聴く 106
四 荒川の”草の根”コンサートを聴く 108
五 「原爆を許すまじ」の普遍的意味 110
六 反核コンサートの二つの課題 114
七 音楽をつうじてのさまざまなジャンルの統一 116
 八 ナッパーズ讃-ヒロシマの国鉄労働者の歌 120
4 核時代の陶彫芸術
I  思想および芸術的労働としての陶芸 122
一 思想としての陶芸 122
二 芸術的労働としての陶芸 124
II 核時代の新陶彫芸術 127
III 北一明の創造の世界 130
一 北一明における創造 130
二 ”死の芸術”と生の芸術” 131
三 反核陶彫芸術のたえざる創造 133
四 この人を見よ! 135
五 核時代の思想家にして芸術家 136
六 核時代のプロメテウス 137
七 慣れを許すな! 139
八 核時代の造形 140
IV 核時代の芸術的表現-北一明の芸術カレンダーの思想 142
5  核時代の文化としての「新しい考え方」
I 核時代の文化としての思想・歴史意識・科学 146
一 研究課題としての人類絶滅の阻止 146
二 核時代と歴史意識の転換-”ヒロシマ紀元三七年”によせて 149
三 核時代の生命哲学 151
四 日本の科学者の国際的責任 153
II 核時代の文化としての人権意識 156
一 ヒロシマとパレスチナ-イスラエル政府のジェノサイド犯罪 156
二 ジェノサイドの世界からの脱却 160
三 核時代の憲法 163
四 ヒロシマとパールハーバー 165
五 史上最大の差別者 167
III マルクスの復活-核時代のマルクス 170
6 核時代の文化としての言葉・教育・報道
I 核時代の言葉 184
一 生きのこるための動員 184
二 言葉と政治 187
三 言葉と政治・再論-「核兵器」「核戦争」という言葉をめぐって 190
II 核時代と教育の課題-とくに外国語教育の改革のために 194
一 「万物絶滅」の危機の時代 194
二 教育の課題 197
三 外国語教育の課題 200
III  核時代に生きる学生のために 202
一 生存のための運動と研究を! 202
二 ”神を信ずる人びと”とともに-カトリックの学生に訴える 203
IV 核時代の報道 210
一 原爆報道に期待すること 210
二 再び原爆報道に期待すること 215
7 核時代の出版文化
I 核時代の出版文化 220
一 史上最大の”焚書”の危機 220
二 核時代の出版文化 222
三 二種類の”書物”の存続のために 227
II 核時代のための書評 230
あとがき 245