戦後地域民主主義の歩み

『戦後地域民主主義の歩み』(天野卓郎、溪水社、19900320)

内容

”昭和”の終焉と歴史意識
戦後責任と昭和史への問い
1 戦後の混乱
2 地域を自立の拠点として
地域部落問題の研究活動
1 部落問題研究会の成立と展開
2 「国民的課題」と部落問題
3 就職差別と進路保障の課題
映画「橋のない川」上映と市民運動
1 部落解放の教育と市民運動
2 「広島”橋のない川”を見る会」活動の一齣
3 「差別の現実」と上映運動
地域史と地域民主主義の課題
1 部落解放と被爆者救援・反核の運動
部落解放と平和
部落解放と被爆者救援の運動
2 差別撤廃へ不断の努力を
3 近代”地方史”研究に求められるもの
”地方史”と地域の歴史
地域と国民的歴史学運動
歴史認識の方法と主体
4 地方史編さんと国民の歴史意識
歴史研究者と国民の歴史意識
ヒロシマの歴史研究状況
”地域”の歴史的課題
あとがき