富山県被爆者協議会

富山県被爆者協議会(紀親会)<作業中

富山県原爆被害者の会

1957年11月9日

『原水爆禁止広島協議会機関紙ひろしま』(一九五六年二月二五日)

富山県原水協では県厚生部長の協力もえて原爆被害者の調査を全県下の市町村当局に依頼し進めているが現在十三市町村から回答があったのに、被害者はわずかに三名しか発見されず、原水協は首をかしげている。というのは二十五年の国勢調査では富山県下に一三四名の被害者がいることになっており関係者の周辺でも五、六名の被害者がいることがわかっているのに、市町村の調査で何故三名しかあらわれないのか不思議だというわけ。

Y M D NEWS1
54 05 16 第2回全国PTA大会(富山市)、原子兵器生産使用禁止を決議。
55 03 05? 山本伊精(富山県在住)、原爆症との診断を受ける。呉で兵役に服し広島で約2カ月間死体かたづけと焼け跡整理に従事。(毎日新聞)
55 08 01 原水爆禁止富山県民大会、富山市公会堂で開催。約2500名が参加。「被爆者にたいする救援活動をつよめること」などを討議。
55 11 24 吉川清、原水爆禁止運動富山県協議会結成大会(於高岡市公会堂)に山田アヤとともに参加。
57 11 09 富山県原爆被害者の会、結成。(「被団協連絡」NO.2)
60 05 富山県被爆者福祉協会、結成.
77 06 11? このほど富山県福岡町で被爆者援護のカンパ活動開始。今年で10年目。
77 07 28 富山県原水協・原水禁解散し、「原水爆禁止富山県民連合」(仮称)の結成世話人会、富山市内で開催。
80 07 18 富山県の社会福祉協議会、広島市に被爆者援護見舞金を寄付。
80 08 09? 富山県の福岡町、原爆被災者の福祉向上にと長崎市に寄金。
83 05 12 富山県東礪波郡の利賀中学校生徒ら、修学旅行で来広し平和学習。
83 07 99 5月に修学旅行で来広し平和学習をした富山県の利賀中学校生徒に、広島市の一市民から、励ましの手紙届く。
84 02 25 日本被団協、被爆者要求調査票をこの日現在で1263枚集める(長崎=782,千葉=262,東京=78,大阪=57,静岡=45,富山=12).
84 05 24 富山県の精神薄弱者更生施設「野積園」の園生ら、修学旅行で長崎市を訪れ、原爆資料館など見学。
84 09 30 日本被団協中央相談所、東海北陸ブロック相談事業講習会を富山県宇奈月温泉で開催(~10月1日).80人参加.
85 08 02 広島市立舟入高校演劇部、「国際青年年記念・富山国際高校演劇祭」で原爆をテーマにした演劇「銀輪のうた」を上演。
86 05 04 富山県立富山高校などの演劇部、カナダの「B・C芸術祭」に参加。核戦争をテーマにした演劇「寿歌」(北村想原作)を上演。
87 07 30 日本原水協などによる国民平和大行進、島根県側からリレーされ、三次市を出発(6 月11日、富山市を出発)。
90 08 04 木下恵介監督の作品を上映する映画観賞会「木下恵介-その人と映画」、富山県で開催(5日まで)。原爆をテーマにした「この子を残して」などを上映。
94 03 17 富山県立富山女子高校の修学旅行一行、長崎市内で市内の合唱団が渡辺千恵子の思いを歌でつづった「平和の旅へ」を聞く。
95 08 03 日本原水協などの「原水爆禁止国民平和大行進」の東京-広島コース、富山-広島コース、広島市の平和記念公園に到着。約600人が参加して国民平和大行進集結・「平和の波」開始集会を開催。
95 10 23 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロック被爆者相談事業講習会を富山市内で開催。-24日。130人が参加。
96 03 17 修学旅行で長崎市を訪れている富山県立富山女子高校2年生代表、故渡辺千恵子の半生を描いた手づくりの絵本を千恵子の兄・広志に届ける。
97 03 06 「核兵器のない世界を-ヒロシマ・ナガサキ核実験被害究明の国際シンポジウム」、富山県高岡市で開催。約250人が参加。
97 11 07 富山県大島町の中央公民館で「原爆と人間展」。-15日。約500人が参観。
98 07 29 日本原水協などによる「国民平和大行進」富山ルートの行進団、広島市の平和公園に到着。一行は、6月4日に富山県朝日町を出発。
99 08 03 東京と富山をスタートした「原水爆禁止国民平和大行進」、広島市に到着。
99 12 10 富山県高岡市の竹中製作所、長崎市から大修復を請け負っている平和祈念像の手首の点検を、同市職員から受ける。