「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1985年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1985年

M D NEWS1
01 03 、核戦争国際法廷,ロンドンで開催(~6日).日本被団協代表参加.
01 12 被爆問題市民団体懇談会、会合を開き被爆40周年に向けて活動を再開することを確認.
01 14 東友会、「各国首都の市長あてに被爆者が書簡をおくる」行動を発表.
01 19 長崎被災協、第4回拡大理事会を開催.
01 20 長崎被災協、松浦市で被爆者のつどいを開催.10年ぶり.21人参加.
01 20 日本被団協中央相談所、健康・生活相談会を奈良市で開催.
01 26 北海道被団協、役員会を開催(~27日).
01 三重県原水爆被災者の会、県内行脚を開始.
02 01 原水禁国民会議、結成20周年記念レセプションを開催.
02 02 東友会、都内行脚を開始.
02 04 岩手県被団協、県内行脚を開始.
02 09 日本被団協、第166回代表理事会を開催(~10日).
02 13 日本被団協、宗教NGO例会で「基本要求」を説明.
02 14 長崎被災協、県内網の目行脚をスタートさせる.
02 15 日本被団協、原水禁国民会議・総評と懇談.
02 17 香川県原爆被害者の会高松支部準備会、発足.
02 18 被爆問題市民団体懇談会、会合.
02 18 福岡県被団協、岩佐幹三を招きロンドン法廷報告会を開催.
02 19 日本被団協、「日ソ共同声明と核兵器廃絶の展望を語る懇談会」(共産党主催)に出席.
02 21 厚生省、昭和60年度被爆者実態調査第1回調査委員会を開催.伊東日本被団協代表,死没者調査を要求.
02 26 日本被団協、2月中央行動.
03 01 平和博物館、被爆者運動支援の「チャリティロードショー」を渋谷スタジオパルコで開催(~3日).
03 01 反核・日本の音楽家たち、「ジャズメッセージ85」を渋谷・テイクオフセブンで開催(~3日).
03 04 日本被団協、広島・長崎・沖縄から全国縦断行脚を出発させる.
03 04 日本被団協、全国縦断行脚広島出発集会を平和公園原爆慰霊碑前で開催.120人参加.
03 11 佐賀県被団協近藤会長、米・ソ・英・仏・中国・インドの6か国大使館に核兵器廃絶を求める決議文を手渡す.
03 12 全国行脚沖縄コース、愛媛県八幡浜から四国入り.
03 16 日本被団協中央相談所、被爆者相談事業講習会を栃木県・鬼怒川温泉で開催(~17日).関東ブロックの代表70人が参加.
03 16 長崎被災協、春の学習会を開催.
03 17 、科学万博-つくば博,開幕(~9月16日).被爆者手帳呈示で特別割引入場券.
03 23 日本被団協3代表委員、「被爆者への訴え」を発表.
03 24 、愛媛県新井浜市に核兵器廃絶都市宣言を記念するモニュメント完成.
03 25 埼玉県議会、被爆者援護法制定を求める意見書を全会一致で可決.
03 25 長野県議会、被爆者援護法制定を求める意見書を全会一致で可決.
04 03 野党5会派、原爆被爆者等援護法案を衆議院に提出.
04 12 森井忠良、衆議院社会労働委員会で野党5党共同提出の援護法案の趣旨説明をおこなう.
04 15 日本被団協、中央行動を実施(~17日).のべ1000人参加.
04 15 日本被団協、全国行脚集結集会を水道橋・労音会館で開催.500人参加.全国行脚の成果-首長の賛同署名1181人,議長の賛同署名980人,援護法促進決議183議会,援護法制定国会請願署名227596人(4月23日現在).
04 17 日本被団協、中央行動総括集会を八重洲・国労会館で開催.「ジャズメッセージ85」の阿川泰子から100万円,平和博物館を創る会から10万円が寄贈される.
04 28 日本被団協西ドイツ派遣団(肥田・加陽)、出発(~5月13日).
04 30 厚生省、被爆者実態調査委員会.
05 日本被団協、大江健三郎よりカリフォルニ大学で開催された「ヒロシマ週間」の講師謝金2000ドルを寄贈される.
05 03 日本被団協ギリシア派遣団(谷口・中沢・池田)、出発(~5月17日).
05 09 85反核市民平和大行進、東京・夢の島を出発.
05 25 日本被団協、第30回総会を開催(~26日).被団協独自の原爆被害者調査を実施することを決定.
05 25 日本被団協被爆者中央相談所、第8回定期総会.
05 26 奈良県被爆者の会、再建総会を開催.70人出席.
05 29 厚生省、原爆被爆者実態調査委員会と専門委員会の合同会議を開催.
05 30 衆議院社会労働委員会、恒久平和への決意及び被爆者対策充実に関する決議を全会一致で可決.
05 31 日本被団協中国派遣団(伊東壮)、出発.6月15日帰国.
06 02 福岡県被団協など、ヒロシマ・ナガサキの証言交流集会を福岡市で開催.50名参加.
06 04 中国国際交流協会、世界平和擁護フォーラムを開催(~6日).日本から宇都宮徳馬・伊東壮ら7人が招待される.
06 06 日本被団協訪米代表団(山口仙二ら10人)、出発.
06 06 日本被団協核保有国派遣団訪米団(山口仙二ら10人)、出発.6月20日帰国.
06 07 参議院本会議、政府提案の被爆者特別措置法一部改正案を可決.
06 15 福島県原爆被害者協議会、再建総会.
06 24 呉市議会、被爆者援護法制定促進の意見書採択.
06 26 被団協核保有国派遣団訪ソ代表団(伊藤サカエら5人)、出発.7月4日帰国.
06 29 新潟県被団協、第20回定期総会を湯沢温泉で開催(~30日).
07 01 岩手県被団協など、岩手県被爆問題市民団体懇談会を開催.5団体代表15人が参加.
07 03 広島市議会、核兵器廃絶広島平和都市宣言を決議.
07 05 大分県被団協大分市支部婦人部、発会式を挙行.
07 06 日本被団協、第169回代表理事会(~7日).
07 07 福岡県被団協、記念講演と映画の集いを開催.400名参加.
07 11 千葉県議会、被爆者援護法制定促進の意見書を採択(県議会としては6番目).
07 14 青森県連合青年団、第2回平和行動を実施.県原爆被害者の会,被爆者を派遣して協力.
07 20 宮城県の暁第16710部隊入隊者、13人会を結成.
07 20 朝日新聞、被爆40年にあたり世論調査.援護法支持87%.
07 29 、第6回ノーモア・ヒロシマコンサートを東京・朝日生命ホールで開催.
08 01 日本弁護士連合会、被爆者援護に関する第二次報告書を総理大臣・厚生大臣などに提出.
08 02 、原水爆禁止1985年世界大会(~9日).
08 02 日本被団協ギリシア派遣団(2人)、出発(~11日).「平和・いのち・文明を守るためのアクロポリス・アピール」の参加要請による.
08 04 日本被団協ウィーン派遣団(2人)、出発(~14日).
08 05 日本被団協、被爆者・遺族大会を広島県婦人会館で開催.400人参加.席上,ソ連・ゴルバチョフ書記長からの返書を受け取る.
08 06 、南仏・ソルグ市に「1945年8月6日公園」が誕生.
08 08 日本被団協、被爆者・遺族大会を世界大会第2分散会「被爆者援護法制定の実現をめざして」に組み込んで長崎市で開催.1000人参加.
08 09 熊本県原爆被害者の会苓北支部、核兵器廃絶祈念碑の竣工除幕式と慰霊祭を挙行.
08 09 、原水爆禁止世界大会・長崎(総会),「原爆被害者援護法制定のための特別決議」を採択.
08 09 日本被団協、長崎の原水爆禁止世界大会の席上で中国首相からの返書を受け取る.
08 10 長崎原爆青年乙女の会、結成30年のつどいを天宝閣で開催.50人参加.
08 23 厚生省、昭和61年度概算要求をまとめる.
08 25 群友会、第28回総会を磯部温泉で開催.80名参加.
08 25 大阪被団協、被爆40周年の記念式典を開催.大阪城公園の平和祈念碑を除幕.
08 31 日本被団協中央相談所、被爆者相談事業講習会を松江市で開催(~9月1日).80人参加.
09 06 山口県「ゆだ苑」、第11回原爆死没者追悼・平和式典を開催.
09 07 日本被団協、第170回代表者会議.
09 07 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催(~8日).「原爆被害者調査」の原案を発表.
09 15 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を長崎県小浜で開催(~16日).145人参加.
09 24 、広島市で厚生省調査の説明会.
09 26 広島県安芸地区原爆被爆者連合会、被爆40年の大会を開催.
09 29 日本被団協核保有国派遣団訪中団(伊東壮ら9人)、出発.10月5日帰国.
10 03 厚生省、この日現在の生存被爆者の実態調査を実施.
10 05 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロックの相談事業講習会を越後湯沢で開催(~6日).45名参加.
10 11 ノーベル平和賞選考委員会、核戦争を防ぐための国際医師会議に85年平和賞を送ることを発表.
10 12 山口県被団協・ゆだ苑、英国派遣団の竹内会長の壮行会を開催.80人参加.
10 19 日本被団協核保有国派遣団英仏派遣団、出発.英=7名,仏=5名.28日帰国.
10 19 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロックの相談事業講習会を名古屋市で開催(~20日).100人が参加.
10 30 、江戸川区民法廷を開催.1200人参加.(国民法廷)
11 厚生省、原爆被災(死没者)関係資料収集協議会を設置.
11 01 日本被団協、原爆被害者調査の開始について記者会見.
11 09 日本被団協中央相談所、東北ブロック講習会を盛岡で開催(~10日).80人参加.
11 16 日本被団協、第171回代表理事会(~17日).
11 17 日本被団協、ジュネーブ米ソ首脳会談に代表(山口仙二・小西悟)を派遣.24日帰国.
11 18 日本被団協、原爆被害者調査への協力を市民団体・平和団体に要請.
11 18 日本被団協、11月中央行動.政府・各政党に50人が要請.
11 20 沼津市議会、援護法制定促進の意見書を採択.
11 23 日本被団協中央相談所、四国ブロック講習会を高知で開催(~24日).40人参加.
12 12 日本生活協同組合連合会、大衆運動対策委員会で原爆被害者調査への協力を確認.
12 15 日本被団協、この日現在で援護法決議をあげた議会数を集約.6県246市町村.
12 16 福岡市原爆被害者の会、忘年親睦会を開催.
12 18 全日本民主医療機関連合会、原爆被害者調査のための学習会を開催.
12 19 、栃木県知事,援護法制定促進に賛同署名.これで栃木県の全自治体首長が署名.
12 22 新友会、会長千田数雄を偲ぶ会を開催.60名参加.
12 28 政府、昭和61年度予算案を決定.