『極限の中の人間—極楽鳥の島』(尾川正二<おかわまさつぐ>、国際日本研究所、19690525)
内容
部 | |||
序に代えて 西治辰雄 | |||
<原子爆弾によって荒廃した広島の一角、宇品の山寨然とした仮設の校舎で、尾川兄との最初の出会いはつくられた> | |||
1 | 序幕 | ||
<地図 東部ニューギニア> | |||
2 | 転進 | ||
3 | 人と人 | ||
4 | 戦野 | ||
5 | 自然と人間 | ||
6 | 終戦 | ||
1 | 玉砕宣言 | ||
2 | 流言 | ||
3 | 戦争と人間 | ||
<広島に落とされたという、とてつもない爆弾のことを聞いた>pp.246-247 | |||
4 | 処刑 | ||
5 | 髑髏隊 | ||
6 | 武装解除 | ||
7 | 配流 | ||
8 | 奴隷 | ||
9 | 人間模様 | ||
10 | 自由 | ||
11 | 帰鳥 | ||
12 | 権威と秩序 | ||
13 | 二人の老人—浦賀港- | ||
14 | 浦賀検疫所 | ||
<外地の家は、すでに失われていることを知った。外地に生まれ、育って、故郷を失っていたのである。広島郊外の伯母にあてて、とにかく電報を打った>p.284 | |||
15 | 招集解除 | ||
16 | 廃墟—広島- | ||
あとがき | |||
<帰還後1年間、ほとんど病床ですごした。広島県安佐郡安村、農家の納屋の一隅である。> | |||
止