戦争の教え方 世界の教科書にみる

『戦争の教え方 世界の教科書にみる』(別技篤彦著、朝日文庫、19970615)

内容

まえがき 11
1 日本は教科書の後進国
2 戦争とは何か
3 人間はなぜ殺し合うのか
4 戦争を分析する眼
5 愛国心とナショナリズム
6 テクノロジーの功罪
7 「ヒロシマ」の書き方
西ドイツ空襲の惨禍
まるで他人事の日本の教科書
終戦直後のフランスと最近のイギリスでは
ある日本人医師の報告―西ドイツ
人類の知恵の悪用―インド
トルーマンのモラルを討議する―アメリカ
被爆者が目撃した光景―オーストラリア
毛沢東の総攻撃命令―中国
冷めた視点―フランス
アインシュタインの警告
もし水爆がシドニーに落とされたら
8 勝利の幻滅を教える
9 国柄をうつす教科書事情
10 争いの解決法
中世の「闘争による審判」
スイスのカントン〈州〉
力による平和の限界
インターナショナリズム
国際連盟と国際連合の弱点
フォーレンバッハの国連暴力論
ケネディの平和部隊
ローマ法王のスピーチ
ガンジーとネルーの政策
インドの教科書が説く平和
11 ヒューマニズムの精神
 テレビの影響
戦争用語のうそ
1分間に100万ドルの軍事費
ベトナム戦争の記述
地球はスーパーマーケットかスペースシップ(宇宙船)か
むすび
あとがき
引用外国教科書一覧
解説(伊ケ崎暁生)